ELICA's IKI

カテゴリー: 生き方と愛と心

  • 感謝していますか

    バイカル湖シリーズ、ウラジオストックからイルクーツクへ、なかなか進みませんが、楽しんでますか?

    毎回が長くなるので、メルマガでお読みになるのは大変かと思い、こちらではダイジェストだけにして、詳細はブログでお読みいただく方式に変えますね。

    今日のブログでは、シベリア航空の機内食を食べながら、1986年にロンドン大学の大学院に留学した頃に数回使ったアエロフロートの思い出を書いています。
    まだソヴィエトの時代です。

    なんというか、自分が激動の歴史の中にいたという感覚って不思議ですね。その中で、本当にいろいろな人とで出会ってきたことをあらためて思い出します。

    【遊び心Today】
    感謝が足りなくなったら、ある時期のことを思い出してみよう。どんな顔が思い浮かびますか?

    詳細ブログはこちら

  • バイカル湖3:未来の量子力学学者の話

    バイカル湖3:未来の量子力学学者の話

    成田出発からイルクーツクのホテルに到着するまでの動画はこちら

    前回は、成田空港での免税店でのライブインタラクションを使ってお買い物が楽しくなった話をしました。

    今日は、シベリア航空の機内のライブインタラクションの話をします。

    ご覧の通り、シベリア航空はまるでモリアオガエルのような緑。

    成田を15:25に出て、2時間半でウラジオストックに到着します。

    座席には、スチュワーデスを呼ぶボタンもなければ、もちろん映画などを見る座席画面などは一切なし。
    寝るしかありません。

    機内はかなり混んでいて、窓際になったわたしの隣は日本人の若い男性が2名。

    すぐ隣の人は、ヒューエイのパッドを開いてしきりに忙しそうになにかを眺めている。
    横目で見ると、シグマだのガンマだの難しい数式がずらずらと並んでいます。
    ただの数式ではない、どうやら原子力の方程式のようです。

    原子力の研究者なんだな、学会でもあるのかな、ロシアの原子力研究所に勤めているのかな。
    しかも手元に分厚いピンチョンの本まである。

    そのうちに高度が安定し、食事タイムに。

    食事タイムとは言っても、このウラジオストック便では、距離が短いので軽食のチーズサンドだけ。

    ドリンクは、トマト、オレンジ、紅茶、珈琲、水、炭酸水。

    機内アルコール摂取禁止。
    ヴォートカの国だから、酔っ払いが出て大変なことになったのでしょうか。

    トマトジュースは濃厚で美味しかった。サンドイッチは、機内ですぐに乾いてしまうが、食パン自体はもちもちしていて、なかなか美味しい。

    それも食べ終わり、お茶の時間になったので、ふと横の人に話しかけました。

    私:数学の学者さんですか? 

    学生:いえ、学生です。

    ポツリポツリと会話をしていくと、彼は、京都大学の大学院生。量子力学の研究とか。

    私:量子力学とは、ニュートリノとか、あれですね、スーパーカミオカンデとか。

    学生:うわあ!すぐそれが出てくるなんて、よくご存知ですね!

    私:こんな感じの鏡のある部屋をそれが通り抜ける速さを見るんですよね、行きました。

    学生:いいなあ、僕はまだ行ってないんです。

    私:いま大学院生ということは、3.11の頃は中学生か小学生ですよね。どうして原子力を?

    学生:高校までは哲学に行こうと思ってたんですが、研究しても研究分野が狭そうで。それなら、なにかもっといろいろな方面から研究できそうな量子力学に、と。

    私:なのに、この厚さ5センチの本までお読みなのですね、ピンチョン。

    学生:ご存知ですか。

    私:残念ながら名前だけ。この分厚さの本を持っての旅行ってすごいですね。

    学生:キルギスとカザフスタンに行くんですが、待ち時間が長いので、長い小説でも、と。

    私:キルギスへの旅行? じゃあさっき読んでいた原子力方程式は、学会のためとかではないのですか?

    学生:学会はそれこそコロナのせいで閉会になってて。あの方程式は初歩ですよ。好きでよく読みます、時間潰しに。

    私:方程式を読むのが娯楽というわけですか?

    学生:ええ、楽しいです。

    私:友人の作曲家が、ある日、寝そべって分厚い本を読んでいたので、何読んでるの?と聞いたら、ベートーヴェンの第6番交響曲と言ったんですよ。そしたら、本当にオーケストラの楽譜を読んでいたんです。録音されたものを聞くよりも、自分で楽譜を読んで自分の脳内で音を再生するんですって。そのときも、楽譜を実際に目で読むことを娯楽にしている人がいることに驚きましたが、ここには原子力方程式を読むのが娯楽の人がいるわけですね。

    学生:楽譜を目で読むんですか、すごいですね。

    こんな具合に、わたしも、演劇の話や、象徴と具象の話や、言葉と心理の話などをした。

    お互いに全然知らない分野の全然知らない話を、しました。

    わたしは名刺を渡してきたけれど、彼は名前さえ最後まで告げなかった。

    (入国管理用の紙に記載する時に名前は見えたのだけれど・・・ごめんなさいね、演出家なので、いろいろ即座に目に飛び込んできてしまうのよ)

    こちらの質問には愛想よく答えるけれど、とくにこちらに質問をするでもなかった。
    わたしのほうが質問をしていて、彼が答える、という感じ。

    かなり社会性の限られた人なのかもしれない。学者肌にはよくあること。

    いやそれよりも、その頭の中には、答えるべき答えの量が多すぎて、整理整頓して会話をするには短い時間じゃ足りないからあえて答えるのを控えている、という感じでもあった。

    分厚い小説をアナログで読み、方程式を趣味にし、キルギス、カザフスタン、イラン、インドを旅して回る将来の科学者

    未知の国へ一人旅する性質はあるのだから、人間が嫌いというわけではあるまい。

    でも、その国の人とどれだけ交流するかはわからない。

    わたしも一人旅をしたい時は、体験よりも「観察」に集中することだってある。

    社交的でないからと言って人を判断してはいけない。
    そのとき、社交的になりきれない何かわけがあるだけのことだ。

    長くなったので、続きは次回。

    【遊び心Today】
    社交的になりたくない時は、どんなとき?


    1. 始まるよバイカル湖日記
    2. 出発から到着までを動画で
    3. 未来の量子力学者の話
    4. ロシアの東京、ウラジオストック
    5. ソヴィエト時代の回想
    6. イルクーツクはマイナス17度
    7. マイナス19度のイルクーツクの夜明け
    8. 幹線道路のトイレ事情
    9. イルクーツクからバイカル湖に到着する4時間を8分の動画に
    10. バイカル湖でいただくモンゴル料理
    11. モンゴルの暮らしを絵で見てみよう
    12. 世にも美しいバイカル湖の動画を追加しました
    13. 馬首岩の鏡面凍湖
    14. 磨いたかのように丸っこくツルツルになる氷
    15. 不思議な凍った光景たち
    16. 巨大な氷柱と異世界への入口
    17. キラキラの氷の洞窟!
    18. オリホン島に泊まってみたよ
    19. 生まれ変わる息ストレッチ
    20. 夢のように美しい氷の洞窟!
    21. 聖地パワースポット氷の洞窟へ
    22. 動画で奇巌をEnjoy!
    23. 北の岬でここでしか味わえない魚を食す
    24. 世界で一番美しいクリスタル氷の山に埋もれてみたよ
    25. バイカル湖でウォッカと回転
    26. 心が先祖返りするほど美しいブリャート共和国の文化
    27. なんて美しいイルクーツク!
    28. ロマンのシベリア鉄道と超可愛いバイカルアザラシ
    29. シベリアにいた日本人と美しく楽しい湖のくらし
    30. ウラジオストック
    31. お食事特集
    32. お土産特集

      アテンドさん、通訳さん、運転手さん、ツアーの仲間の皆さん、ありがとうございました! また必ず会いましょう!
  • その名刺、肩書きが多すぎやしませんか?

    その名刺、肩書きが多すぎやしませんか?

    今日も名刺の話です。

    残念な名刺その2

    肩書きだらけで、ちょっと変。


    ここ数年に起業した人に多いようです。

    わたし自身、「演出家・俳優・脚本家・翻訳通訳(英日)」と記しているので、とやかく言えないのですが・・・

    とくに気をつけたいのは、免許系の肩書きの羅列が多い場合です。

    「すごいな、いろんなことができるんですね」という相手からのびっくりを引き出すことはできますが、あまりにたくさん肩書きがあると、仕事の契約に結びつく確率が低くなります。

    こんなにいろいろやっていて、
    忙しそうだから頼めないな、
    いや、
    移り気なのかな、
    それとも、
    一つの肩書きじゃ仕事になってないのかな、

    と勘ぐられてしまうかもしれません。

    わたしの場合を例にとって説明しますと、「演出家・俳優・脚本家・翻訳通訳(英日)」のような名刺は、単に「へー、いろんなことができるんですね」あどの会話を始めるきっかけにしかなりません。

    これは、そこから契約に結びつけるための名刺ではないのです。

    わたしはビジネス・コミュニケーションも教えていますが、その契約を結ぶ可能性のある場所に行く時は、ビジネスコミュニケーションを教える人なんだな、ということがわかる別の名刺を持っていきます。
    だって、演出家・俳優等々 と言われても、どんなビジネスコミュニケーションを教えることができる人なのか、見当がつきませんよね。

    わたしはさらに、NPO法人の理事長もしていますが、そのこともメインの名刺には書いていません。

    NPOの仕事をするときは、専用の名刺を使います。

    たしかに、
    NPO法人の仕事も、
    ビジネス・コミュニケーションも、
    演劇を演出家として俳優指導にあたってきたからこそできることなので、
    それがわかるようにはしますが、
    メインの「演出家」名刺は使わないいのです。

    一方で、演劇関係のお仕事のときは、すでに相手とどんな仕事ができるか、を話し合ってからお渡しする場合が100%ですので、肩書きになにか書いてあるかはほとんど問題ではなく、ただ連絡先のメモのような感じで使います。

    まとめますと、

    ① パーティーなど不特定多数での名刺交換には、会話を弾ませるために、ちょっとそのパーティーのメンバーがよく知らない身体芸術エリアの人だ、ということで、憶えてもらえ、会話の発端になるための名刺である。

    ② 身体芸術の仕事の場合は、すでにお互いに何の仕事で会うのか、ホームページや紹介等で知っているので、メールアドレスや名前の漢字などの確認のための名刺となる。

    ③ 身体芸術以外の、教える仕事などの契約に結びつけるためには、それぞれに特化した契約のための名刺を別に持っていて、使う。

    となるわけです。

    複数枚の名刺を使う人は多いらしく、わたしもかなり多くの方から、複数枚の名刺をいただきます。

    が、複数枚を一度にお渡しするのもまた、肩書き過多と同じで、却ってマイナスですので、気をつけましょう。

    【遊び心Today】
    何種類かの名刺をデザインしてみましょう!

    手書きスケッチでもいいし、
    それぞれに沿ったデザインやキャッチフレーズを考えたりも、
    楽しいですね。


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  • キャッチフレーズは名刺の花・・・ではありますが。

    キャッチフレーズは名刺の花・・・ではありますが。

    今日も名刺の話です。

    会社で名刺を作る人はもうしかたがありませんが、俳優・声優・歌手・ダンサー、そして講師業など、ご自身を売る職業の個人事業主はおそらく、ご自分で名刺をデザインしていることでしょう。

    名刺1枚で自分をわかってもらいたいですもの、最高の1枚にしたいのは当然です。

    でも、ちょっと待って。

    残念な名刺その1

    キャッチフレーズだらけで、ちょっと変。


    ここ数年に起業した人に多いようです。

    どのキャッチフレーズも一応素敵。
    でも、あまりにもいろいろ載っているので、
    かえって、どんな人で、何をしている人なのか、
    わかりにくくなってしまいます。

    おまけにこんな名刺を作る人は、
    迷うタイプの人、決められない人、
    と思われてしまうかもしれません。

    キャッチフレーズは一つにしましょう。

    どのキャッチフレーズが売れるか、
    やってみないとわかりません。

    なので、少量ずつ作って、試してみるのもいいですね。

    次回は、残念な名刺その2をお届けします。

    【遊び心Today】
    あなたのキャッチフレーズは何にしますか?

    もちろん、いくつも作ってOK.
    名刺に印刷する前に、たくさん作って、見比べましょう。


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  • やる気が出ない時は、せりふトレーニング

    やる気が出ない時は、せりふトレーニング

    やる気が出ないときは;

    ① 加圧トレーニングする
    ②トランポリンする
    ③歌う

    これで汗をかくので

    ④お風呂に入る
    ⑤よく噛んで食べる
    ⑥よく寝る

    床に入った瞬間、世の中の不安が押し寄せてきて全然寝つけないときもあります。
    アンテナが鋭い人ほどそうなります。

    そうなったら奥の手、せりふトレーニング

    せりふトレーニング

    気に入った映画やドラマや芝居や詩から、
    気に入ったフレーズを取り出して、
    その気になって言ってみる。

    誰もいないところでできるので、
    本気になって言ってみる。

    歌は選ばない。
    なぜなら、歌の場合は言葉よりもメロディや音の高さや自分の声などに意識をとらわれがちなので。

    ここでは音楽面ではなく、言葉の面に着目します。

    だまされたと思ってやってみよう。

    【今日のせりふ】
    (そりゃもう)
    現状維持か、現状打破か、問題はそこだ。
    (ハムレット『ハムレット』シェイクスピア作)