バイカル湖に一番近い街、リストビヤンカはバイカル湖の生態・地理の研究の本拠地でもあります。
ここにあるバイカル湖博物館は、バイカル湖の成り立ちから、AIと動画と特撮を交えてものすごくおもしろく紹介してくれます。
博物館というものが本来は娯楽のための施設ではなく、研究のための施設なのだということがよくわかります。研究素材を持っているので、それを一般公開してもいいよ、という理念で、私たちは貴重なものを見せてもらっているわけですね。
お写真でもご紹介します。
朝は少し和らぎました、マイナス14度です。
ホテル・イルクーツク最後の朝食です。
欲張ってたくさんとってしまいました。
が、チーズ数枚とサラダとフルーツなので、許してケロヨン。
凍らないアンガラ川をホテルの部屋から眺めるのも今日が最後。
必ずまた来ます!
中央の写真は、シベリア鉄道の創始者の像。
これから線路を敷いていくべき、はるか東を見据えています。
登る朝日の方を向いているのですよ。かっこ良過ぎない?
そして、♫雪の白樺並木♪ を通って、
バイカル湖に最も近い街、リストビヤンカへ向かいます。
チョウザメ:バイカル湖のチョウザメは残念、食用キャビアは取れないそうです。
中央は、身体の90%が油分でできていて、温かいところだと溶けて無くなってしまうという透明な魚。
バイカル湖の生態系は まだまだ謎に包まれているところは多いのですが、研究は日々進んでいます。
水深1700メートル。
生き物の大半は、ずっと水面の方にいます。
昔から潜水して研究していたのですね。
勇気あるなあ・・・
シベリア鉄道とバイカル湖は切っても切れない間柄。
どうしても線路を引くんだ!
冬は氷の上を列車が走りました。
夏はフェリーが、列車をお腹の中に入れて運びました。
根性あり過ぎ。
バイカル湖近辺に生きる獣たち。
白いウサギだけは、特殊なアルビノです。
あと、おそらく、普通のヒグマもいるはずです。
そういえば、ホテルのロビーで巨大なヒグマの剥製が売られていました。
バイカル湖の目玉といえば、バイカルあざらし!
元は北極海と繋がっていたバイカル湖が土地隆起でアザラシや鮭が取り残された、と私は思っていたのです。
が、この博物館に来て、それが間違っていたことがわかりました。
元々は大地だったものが、亀裂が入ってバイカル湖になって行ったのですって! まるで逆でした。
(この辺り、動画で説明しています)
ということは、どっから来たの、このアザラシは?
ね。不思議ですよね。
どうして、まるで繋がっていないはずのところに、似たような、それでいて特殊なものが、生まれるのでしょう?
宇宙の成り立ちとおなじくらい不思議です。
バイカルアザラシは、極度に深い湖に住んでいるせいだと思うのですが、泳ぐ時、首が完全にボディに埋もれます。
まるで魚雷かファットボーイ状態になります。
その正面顔がめちゃめちゃかわいい。
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アテンドさん、通訳さん、運転手さん、ツアーの仲間の皆さん、ありがとうございました! また必ず会いましょう!
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