朝食も済ませて、移動の貸切バスに乗るために外に出た瞬間、
ゴホッゴホッ!
咳が止まらない。すわ、コロナか?
いえいえ、マイナス19度の大気が一気に肺に入ってきたので、肺が異物感を感じて吐き出そうとしたのです。
バスは、朝靄に煙るアンガラ川に沿って進みます。
車内と外の気温の差で、窓は真っ白。
ガラスにカメラをぺたっと貼り付けて写真を撮ると、
そう、周りは私の憧れ、白樺林!
朝8時に出発して4時間。12時にお昼ご飯をいただくカフェに到着。
途中、2時間くらいでトイレ休憩。
このトイレ休憩は、お写真を撮るのも憚られたので、撮影しなかったのですが、なかなか興味深かった。
スペースがあり、小屋があり、
おばあちゃんがひとり、猫と一緒に座っている。
そのおばあちゃんにチップを払ってトイレを使うのだ。
おばあちゃんには、ツアーからチップをはらってあるので、わたしたちはここで払わないでオッケー。
トイレは男女に分かれている。
それぞれの個室が、日本の個室トイレの2倍くらい広いと思ってください。
個室の扉は、地上50センチくらいのところにあり、よっこらしょ、と個室に入る。
ところが、扉の高さは低くて、わたしたちが立ち上がると、胸から上が扉の上に出てしまう。
座面に座ってちょうどいいくらい。
もちろん、鍵はかからない。
(本来は、閉まらなくてはなりません)
あ、バルセロナよりまともでしたよ。
ちゃんと水洗は流れるし。
バルセロナでは、
バルセロナオリンピックのあとでしたのに、
トイレの座面が、悉く破壊され、盗まれていました。
なににするんでしょうね。
よって、座れない。
座れないので、どうにかしなくてはなりません。
楽しい経験でした。
綺麗なホテルに泊まっているだけではわからない、
これが大事。
こういうことを知ることで、
お芝居のキャラクターの生活がわかってくるし、
想像できるようになります。
続きでは、4時間後のカフェ昼食をご紹介しますね。
To be continued…
- 始まるよバイカル湖日記
- 出発から到着までを動画で
- 未来の量子力学者の話
- ロシアの東京、ウラジオストック
- ソヴィエト時代の回想
- イルクーツクはマイナス17度
- マイナス19度のイルクーツクの夜明け
- 幹線道路のトイレ事情
- イルクーツクからバイカル湖に到着する4時間を8分の動画に
- バイカル湖でいただくモンゴル料理
- モンゴルの暮らしを絵で見てみよう
- 世にも美しいバイカル湖の動画を追加しました
- 馬首岩の鏡面凍湖
- 磨いたかのように丸っこくツルツルになる氷
- 不思議な凍った光景たち
- 巨大な氷柱と異世界への入口
- キラキラの氷の洞窟!
- オリホン島に泊まってみたよ
- 生まれ変わる息ストレッチ
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- 世界で一番美しいクリスタル氷の山に埋もれてみたよ
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- 心が先祖返りするほど美しいブリャート共和国の文化
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- ロマンのシベリア鉄道と超可愛いバイカルアザラシ
- シベリアにいた日本人と美しく楽しい湖のくらし
- ウラジオストック
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アテンドさん、通訳さん、運転手さん、ツアーの仲間の皆さん、ありがとうございました! また必ず会いましょう!
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