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  • 乗馬 Day 73: はじめての落馬

    乗馬 Day 73: はじめての落馬

    2023年12月19日 ミホノブースターとイベントの多い時間であった。

    突然の駈歩ダッシュと、ついに初めての落馬!

    その名に恥じぬブースターダッシュ

    安澤先生ももちろんいらして、普通に常歩で始める。
    隣の緑化センターでは、男性がビニール紐で簡易ビニールハウスを組み立て中。それが気になるらしく、耳を立ててそちらを見ている。が、普通にのんびり常歩。気が立つような雰囲気も全く感じられない。頭も下がっていてハミ受けできている感じ。

    では、速歩。
    たらんとしていた手綱をすっと張って両脚で軽くトン。

    と、えーー〜〜っ 心の声

    名前に相応しいブースターダッシュ。

    おいおいおい。

    えーっ!心の声

    とにかく鎧の上に立ち、バランスをとって腰を落として、手綱を左右に揺らして(車と同じで、直線ダッシュを軽減する)wo wo wo と低い声で言い続ける。

    別の馬の調教で馬場の奥にいたKさんも、立ち止まってこの声がけをしてくれて、ミホちゃんも馬場の奥まできたらもうどうしようもないので立ち止まった。

    ふ〜。

    安澤先生もてくてく迎えにきてくださり、はみを持って元の位置へ。
    わたくしは降りた方がいいのかと思ったが、そのまま乗っている方が良い、と。

    お二人とも、わたくしが拍車を強く当てすぎたせいだと思っていらっしゃったが、自分としては拍車を当てるか当てないかのうちに、もう飛び出された気がする。あの緑化センターの簡易ビニールハウスから逃げたかったのではないかと思うのだが。以前、調馬策で駈歩しようとして跳ねられた時も、同じ場所でそうなったっけなあ。

    意図的に落馬

    いずれにせよ、今日は拍車無しで行こう。

    わたくしも心臓が落ち着かないので、調馬索をお願いした。

    調馬索が来るのを待つ間、常歩で回っているべきなのだが、距離を動かしたくなくて、小さめの輪乗りで。

    で、調馬索で常歩、軽速歩、正反動、と一連やってみるのだが、どうもミホちゃんが落ち着かないのが感じられる。ペースが荒れるし、常歩もそわそわする感じがしていた。

    頭は下がっているし、落ち着いたようには見えるらしい。

    しかしわたくしはちょっと不安に思い、今日はもう常歩だけでもいいです、とお伝えする。

    で、また常歩スタート。
    と思ったところでなんと、調馬索ついているにも関わらず、しかも常歩のつもりだったから脚もまるで使っていないのだが、いきなりブースターダッシュをしようとし、以前、駈歩を嫌がった時のように身体を右へ右へと倒して捻る。

    わたくしも前回のように一緒に右へ傾きながらついていけば良かったのだが、中央にいたいという補正の気持ちが働いて、結果として馬の背から離れてしまう。

    わかります?
    馬は右へ倒れるように捻っている。
    わたくしは中央にいようとする、つまり、馬の左側に浮いてしまったわけ。

    それで右足の鎧が先に外れ、なので、もう落ちることに決めた。
    脳内はすぐに、どこから落ちるべきか計算を始め、背中を丸めてお尻から着地するようにした。

    それで、できるだけ低く低く左の鎧と手綱を持ったまま体を下げていく。この判断ができたのが我ながら素晴らしい。

    ただし、馬の高さが思ったよりもあって、左のお尻の筋肉で着地するつもりが、仙骨の左寄りあたりで着地したことになった。

    頭を丸めていたので、馬がどちらに行ったか見えず、脚が近くにないことだけは願った。

    仙骨左端で着地してすぐに馬は近距離にいないことを認識して、身体を起こした。

    ちょっと打った痛さはあるが、無事である。家で足の小指を椅子にぶつける時よりずっと平気。

    ラッキーだったのは

    調馬策が着いていたために、スピードはなく、ねじれによってお尻と鎧が馬から離れた時点で、意図的に落下を決めたのが一番の幸いであった。これがパニックの中でコントロールを失って落とされていたら、怖いよね。

    それにしても、前回のねじりの時はもう少し冷静だったから落とされずにバランスでついていくことができて落ちなかったが、今日はのっけで飛び出されたためか、こちらにも恐怖心が残っていて、対応しきれなかった。

    あと、ミホちゃんは前回、わを落とせなかったことで、今日こそ落としてやるという気持ち満々だったような気もする。ぷんぷん。

    今後の対策

    すぐに、安澤先生がミホちゃんに乗って、調教し直すのだが、先生を拝見していても、ミホちゃんがすぐに飛び出しそうになる様子が見て取れて、うむ、こんな状態のミホちゃんは、わたくしにはまだコントロールできないな、と思った。

    乗ってみた先生も、やはり、「なるほどあのビニールハウスだねぇ」とおっしゃっていた。

    それにしても、わたくしを落としても反省の色なし、ということはやはりわたくしを落としたくてやったことなのだろう。ミホちゃんに成功体験をさせてしまった、とほほ。

    本当はミホちゃんにこのまま乗り、わたくしを落としても意味ないよ、と伝えなくてはならないのだろうが、流石にわたくしの実力ではそれは無理。なので今日はここまで。15分も乗っていないうちにミホちゃんのバラエティに富んだブーストぶりを体験した。

    レッスン代は今日はいらないよ、と先生はおっしゃってくださり、お言葉に甘えたが、今日も学びはたくさんあった!

    捻り対応はできるようになりたい。
    ・鞍についていく。補正しようとしない。馬が勝手に補正するから。馬と同じように動く。ジェットコースターと同じだ。対抗しようとすると怖くなる。行く方向へ自ら行くくらいだとゆとりを持って対応できるだろう。

    一方、今日の初めてのブースターダッシュにはよく対応したと思う。
    ・手綱を両手で引き締めない(かえって逃れようとして速くなる)。左右へ動かすことで直線へ向かう動きを阻害する。
    ・腰を浮かしたおかげで膝で動きを吸収できた。まず立ち上がるのが良いかどうかわからぬが、常歩からのねじりで落ちてしまったのも、立つつもりになっていなかったせいじゃないかと思う。でも先生は常に後ろへ後ろへ体重をかけて座り続けていらした。本当はそうであるべきなのかな。
    ・落ちるかも、と心配しない。馬の動きについていく。ブーストに慣れる。
    ・自分の脚が何をしているのか、もっと認識して、冷静にコントロールできるようになりたい。

    心配なのは、ミホちゃんが、私と恐怖を一体化して記憶してしまうこと。次回から怖いことになってしまう。

    どうせ冬だし、腰回りにクッションを着て、調馬策で訓練を続けて、捻って逃げようとした時に、耐える方法と、落ちる方法と、両方練習するのもありだな。

    柔道は受け身から学ぶじゃない? 乗馬も落馬の方法から学ぶといいんじゃないかしら。
    とりあえず後で君管で落馬の仕方やパターンを見ておこうっと思う三輪えり花。

    ミホちゃんはすぐに冬ジャケを着せてもらって、拭いたりのお世話も無しで良いそうだ。お水は3杯も飲んだ。馬房へ連れて行き、結局、バナナをあげました。来週もよろしくだよー!

    この後、少し打ち身が出るかもしれないけど、まずは無事で良かった。

    次の日談:
    着地点となった仙骨の左側は、強く押せば「あ、ここね」とわかる程度で、腰、脚、腰椎、腸腰筋すべて、問題ありません。
    でももっと身体を柔らかくしたいな。

    来週、これが起きることを見越して、対応できる冷静さを持ちたい。

  • バイカル湖3:未来の量子力学学者の話

    バイカル湖3:未来の量子力学学者の話

    成田出発からイルクーツクのホテルに到着するまでの動画はこちら

    前回は、成田空港での免税店でのライブインタラクションを使ってお買い物が楽しくなった話をしました。

    今日は、シベリア航空の機内のライブインタラクションの話をします。

    ご覧の通り、シベリア航空はまるでモリアオガエルのような緑。

    成田を15:25に出て、2時間半でウラジオストックに到着します。

    座席には、スチュワーデスを呼ぶボタンもなければ、もちろん映画などを見る座席画面などは一切なし。
    寝るしかありません。

    機内はかなり混んでいて、窓際になったわたしの隣は日本人の若い男性が2名。

    すぐ隣の人は、ヒューエイのパッドを開いてしきりに忙しそうになにかを眺めている。
    横目で見ると、シグマだのガンマだの難しい数式がずらずらと並んでいます。
    ただの数式ではない、どうやら原子力の方程式のようです。

    原子力の研究者なんだな、学会でもあるのかな、ロシアの原子力研究所に勤めているのかな。
    しかも手元に分厚いピンチョンの本まである。

    そのうちに高度が安定し、食事タイムに。

    食事タイムとは言っても、このウラジオストック便では、距離が短いので軽食のチーズサンドだけ。

    ドリンクは、トマト、オレンジ、紅茶、珈琲、水、炭酸水。

    機内アルコール摂取禁止。
    ヴォートカの国だから、酔っ払いが出て大変なことになったのでしょうか。

    トマトジュースは濃厚で美味しかった。サンドイッチは、機内ですぐに乾いてしまうが、食パン自体はもちもちしていて、なかなか美味しい。

    それも食べ終わり、お茶の時間になったので、ふと横の人に話しかけました。

    私:数学の学者さんですか? 

    学生:いえ、学生です。

    ポツリポツリと会話をしていくと、彼は、京都大学の大学院生。量子力学の研究とか。

    私:量子力学とは、ニュートリノとか、あれですね、スーパーカミオカンデとか。

    学生:うわあ!すぐそれが出てくるなんて、よくご存知ですね!

    私:こんな感じの鏡のある部屋をそれが通り抜ける速さを見るんですよね、行きました。

    学生:いいなあ、僕はまだ行ってないんです。

    私:いま大学院生ということは、3.11の頃は中学生か小学生ですよね。どうして原子力を?

    学生:高校までは哲学に行こうと思ってたんですが、研究しても研究分野が狭そうで。それなら、なにかもっといろいろな方面から研究できそうな量子力学に、と。

    私:なのに、この厚さ5センチの本までお読みなのですね、ピンチョン。

    学生:ご存知ですか。

    私:残念ながら名前だけ。この分厚さの本を持っての旅行ってすごいですね。

    学生:キルギスとカザフスタンに行くんですが、待ち時間が長いので、長い小説でも、と。

    私:キルギスへの旅行? じゃあさっき読んでいた原子力方程式は、学会のためとかではないのですか?

    学生:学会はそれこそコロナのせいで閉会になってて。あの方程式は初歩ですよ。好きでよく読みます、時間潰しに。

    私:方程式を読むのが娯楽というわけですか?

    学生:ええ、楽しいです。

    私:友人の作曲家が、ある日、寝そべって分厚い本を読んでいたので、何読んでるの?と聞いたら、ベートーヴェンの第6番交響曲と言ったんですよ。そしたら、本当にオーケストラの楽譜を読んでいたんです。録音されたものを聞くよりも、自分で楽譜を読んで自分の脳内で音を再生するんですって。そのときも、楽譜を実際に目で読むことを娯楽にしている人がいることに驚きましたが、ここには原子力方程式を読むのが娯楽の人がいるわけですね。

    学生:楽譜を目で読むんですか、すごいですね。

    こんな具合に、わたしも、演劇の話や、象徴と具象の話や、言葉と心理の話などをした。

    お互いに全然知らない分野の全然知らない話を、しました。

    わたしは名刺を渡してきたけれど、彼は名前さえ最後まで告げなかった。

    (入国管理用の紙に記載する時に名前は見えたのだけれど・・・ごめんなさいね、演出家なので、いろいろ即座に目に飛び込んできてしまうのよ)

    こちらの質問には愛想よく答えるけれど、とくにこちらに質問をするでもなかった。
    わたしのほうが質問をしていて、彼が答える、という感じ。

    かなり社会性の限られた人なのかもしれない。学者肌にはよくあること。

    いやそれよりも、その頭の中には、答えるべき答えの量が多すぎて、整理整頓して会話をするには短い時間じゃ足りないからあえて答えるのを控えている、という感じでもあった。

    分厚い小説をアナログで読み、方程式を趣味にし、キルギス、カザフスタン、イラン、インドを旅して回る将来の科学者

    未知の国へ一人旅する性質はあるのだから、人間が嫌いというわけではあるまい。

    でも、その国の人とどれだけ交流するかはわからない。

    わたしも一人旅をしたい時は、体験よりも「観察」に集中することだってある。

    社交的でないからと言って人を判断してはいけない。
    そのとき、社交的になりきれない何かわけがあるだけのことだ。

    長くなったので、続きは次回。

    【遊び心Today】
    社交的になりたくない時は、どんなとき?


    1. 始まるよバイカル湖日記
    2. 出発から到着までを動画で
    3. 未来の量子力学者の話
    4. ロシアの東京、ウラジオストック
    5. ソヴィエト時代の回想
    6. イルクーツクはマイナス17度
    7. マイナス19度のイルクーツクの夜明け
    8. 幹線道路のトイレ事情
    9. イルクーツクからバイカル湖に到着する4時間を8分の動画に
    10. バイカル湖でいただくモンゴル料理
    11. モンゴルの暮らしを絵で見てみよう
    12. 世にも美しいバイカル湖の動画を追加しました
    13. 馬首岩の鏡面凍湖
    14. 磨いたかのように丸っこくツルツルになる氷
    15. 不思議な凍った光景たち
    16. 巨大な氷柱と異世界への入口
    17. キラキラの氷の洞窟!
    18. オリホン島に泊まってみたよ
    19. 生まれ変わる息ストレッチ
    20. 夢のように美しい氷の洞窟!
    21. 聖地パワースポット氷の洞窟へ
    22. 動画で奇巌をEnjoy!
    23. 北の岬でここでしか味わえない魚を食す
    24. 世界で一番美しいクリスタル氷の山に埋もれてみたよ
    25. バイカル湖でウォッカと回転
    26. 心が先祖返りするほど美しいブリャート共和国の文化
    27. なんて美しいイルクーツク!
    28. ロマンのシベリア鉄道と超可愛いバイカルアザラシ
    29. シベリアにいた日本人と美しく楽しい湖のくらし
    30. ウラジオストック
    31. お食事特集
    32. お土産特集

      アテンドさん、通訳さん、運転手さん、ツアーの仲間の皆さん、ありがとうございました! また必ず会いましょう!
  • 氷点下20度で、息ストレッチをやってみた!

    氷点下20度で、息ストレッチをやってみた!

    実は、シベリアに行っていました。

    広大なシベリアの中の、バイカル湖です。

    今日から、2020年2月のバイカル湖日記を書いていきます。

    まずは、

    バイカル湖に浮かぶ島の上、
    日の出をバックに、
    氷点下20度の中での
    息ストレッチ

    の動画をお届けします。


    三輪えり花の動画が気に入った方は、ぜひ、チャンネル登録を!
    してくださると、と~~~っても嬉しいです。

  • やる気が出ない時は、せりふトレーニング

    やる気が出ない時は、せりふトレーニング

    やる気が出ないときは;

    ① 加圧トレーニングする
    ②トランポリンする
    ③歌う

    これで汗をかくので

    ④お風呂に入る
    ⑤よく噛んで食べる
    ⑥よく寝る

    床に入った瞬間、世の中の不安が押し寄せてきて全然寝つけないときもあります。
    アンテナが鋭い人ほどそうなります。

    そうなったら奥の手、せりふトレーニング

    せりふトレーニング

    気に入った映画やドラマや芝居や詩から、
    気に入ったフレーズを取り出して、
    その気になって言ってみる。

    誰もいないところでできるので、
    本気になって言ってみる。

    歌は選ばない。
    なぜなら、歌の場合は言葉よりもメロディや音の高さや自分の声などに意識をとらわれがちなので。

    ここでは音楽面ではなく、言葉の面に着目します。

    だまされたと思ってやってみよう。

    【今日のせりふ】
    (そりゃもう)
    現状維持か、現状打破か、問題はそこだ。
    (ハムレット『ハムレット』シェイクスピア作)

  • ネガティブな波に対処するには

    ネガティブな波に対処するには

    大切なのは、ネガティブな意識に引っ張られないこと。

    いまはみんなが感情的になっている時期です。

    冷静に見える人ほど、実は感情的に他者をこき下ろしたりしています。

    これは誰か個人に向けて言っていることではありません。

    ツイッターをみても、びっしり、こき下ろし大合戦になっているので、それを憂いております。

    本当に気をつけて。
    その波に巻き込まれないように。

    もちろん、言いたいことは言っていいのです。
    お互いに。

    双方に意見を言う権利はあるのですから。

    でも、自分が発信するときは、
    そこに感情的な言葉を入れ込んでいないか、
    必ずチェックしましょう。

    自分は感情的な言葉を入れていないつもりでも、
    読み手が感情的になっている場合は、
    変なところで揚げ足を取られる危険があります。

    そんなときは、つい反論したくなってしまいますが、放っておきましょう。

    わたしはさらに、
    そのような反応を、その人個人の性格や気質のせいだとは思わないようにしています。

    普段はとても穏やかな人が、
    強い言葉遣いで誰かをこっそり攻撃しているなんて、
    本当に狂った状態、つまり、パニックに襲われているとしか思えませんもの。

    難しいのは、
    「黙っているのは賛成と同じ」
    という考え方がある点です。

    これは、ナチスのユダヤ人虐殺だけではなく、日本での歴史にもよく見られます。

    口を挟んでも反論がめんどくさいので黙っている、そのうちに政治がどんどん虐殺方向に走っていく、今度は口を挟むと自分が殺されるのではないかと怖くて黙っている、という流れですね。

    とにかく、早く収束してくれるといいですね、疫病。

    こんなときこそ遊び心!

    【遊び心Today】
    一度見た映画を見よう。新しい発見があるかもしれない。