体の声を聞く

「あくびをしたくなったら、我慢しない」

かつて、ある授業中、先生からこう言われました。
英国王立演劇アカデミーRADAの身体表現の授業です。

【WHAT 目的】
体の声に敏感になること。

そして、体が休みたいと言っている声を聞き逃さないこと。
それができるようになって初めて、自分で自分をコントロールできるようになる。

というのは、

休みたい→休む→元気になる→活動できる→活動する
サイクルができるからです。

【HOW 方法】
元気に活動するには、休むことが大事。

ところが現代人は会社や学校に、自分の都合とは関係のない時間帯で動かなくてはならない。今は幸か不幸かコロナ在宅で、かなり自らの都合で時間を使い分けることができるようになりました。

ところがところが、

ゲームもあるしネットフリックスもあるし、夜寝る前にひたすら画面を見続けてしまうこともまた起きているわけです。

そして、授業中や仕事中に眠くなってしまう。

自分の時間内に、自らの体の声を聞いて休むことをやめてしまうが故、人と時間を共有する社会生活の中で、本来出せるはずの力を発揮できない、本来成長できるはずの成果を捨てざるを得ない。

そんなトラップ(罠)にはまり込んでしまっていないだろうか?

【Live Interaction】
体の声を聞きましょう

今、あなたの体はなんと言っていますか?

気持ちの変化も身体から

一方、体の状態を変化させることで気持ちを変化させることもできます。

それが「ステイタスの法則」

今大流行りのインプロのもっとも重要なスキルの一つです。

聞きやすい話し方

7月も半ばに近づき、大学の授業は試験が始まっています。私の担当する授業はどれも表現力なので、人前であるキャラクターを演じるのが試験。

そこで今日は、聞きやすいと言われる話し方のポイントをご紹介しますね。

【Action 目的】
聞き取りやすさのポイントを知る

聞き取りやすさのポイントでよく言われるのは2点。

1 声の大きさ
2 滑舌(かつぜつ)

です。

「よく聞こえない」と誰かに言われると、つい声を大きくしてしまいがちですよね。

しかし!

本当に声を大きくすれば済む話かというと・・・

違う!
断然、違うのです。

【How 方法】
聞きやすくなる本当の理由

どんなに声を大きくしても、2番目に挙げた滑舌がよくないと、やはり「よく聞こえない」と言われてしまいます。

滑舌とは、言葉の明瞭さのこと。

ほとんどの言語は、母音と子音の組み合わせでできている。(母音だけの音もあれば、子音だけの音もあります)

それらをはっきり発音できると、聞きやすくなります。

で、ここが面白いところなのですが、

滑舌を明瞭にするために、実は、実は、実は・・・

心の持ち方

がめちゃくちゃ重要なのです。

心(または気持ち)が縮こまっていると、口を大きく動かせないからです。

ここで私が言う「口」とは、唇、舌、口の中、頬、口の開け方、など口に関係するあらゆる筋肉群を指します。

何しろ、声を出すというのは、野生動物にとっては大変危険な行為。だから人間にとっても、声を出すって、実はとっても怖いことなんですよね。

よほど、ここは声を出しても大丈夫なところだ、と納得していないと出せない物なんです。私だってそうです。

心が楽にならないと口は大きく動かせない。

逆に、心が楽になると、声を出すことに不安がないから、口を大きく動かせる。
口を大きく動かせると、口の中が広がって響きが生まれます。

そうなると、それが音を増幅させてくれますから、そのまま「大きな声」にもなるわけですね。

【Live Interaction】

「私はここで喋ってOK!、大丈夫。死なない」と唱えてから喋り始めてみよう。

心の持ち方を楽にするには、ステイタスのスキルを身につけるのが近道です。
7月16日(金)と7月30日(金)の夜8時から2時間、オンラインでワークショップをやりますので、ぜひどうぞ。一緒に練習しましょう。

詳しくはこちらのURLから
https://club.elicamiwa.com/ws/146/

感動を生む方法

梅雨の晴れ間に、ベランダの人工芝を取り替えました。

昨日のうちに、古い人工芝を引き上げて、その下に溜まっていた埃や泥を水洗い。一晩で乾くかな、と思ったら、今朝はまだ濡れていたので、ベランダに雑巾掛けをして水気を取って、お昼ご飯まで自然乾燥。綺麗に乾いてくれたので、雨の降らないうちに、とさっさと敷いてしまいました。我ながらよくできたのは、排水溝に沿って、半円で切り取ったところです!

人を感動させる方法

さて、今日は、人工芝とは全く違う、スピーチの時の緩急のお話。
舞台や映画を観て「感動した!」と感じた経験はあなたも、きっとお持ちですよね。

台詞でも、演技でも、そして、スピーチでも、観衆・観客・視聴者を感動させられるプロは、一体どんな秘密を持っているのだろう?知りたくはありませんか?そして、あなたも「話がお上手ね」と言われるようになりましょう。

感動ポイント=ストーリー?

私たちは何に感動するのだろう?
物語、つまり、話の内容?
もちろん、それもあります。

頑張って報われた話とか、危険を顧みず頑張った話とか、振られても頑張って恋愛成就したとか・・・(願張り好き)。
それらは「ストーリー」と言います。どんな経緯を経て今に至ったのか。それが「ストーリー」です。

でも、どんなにすばらしいストーリーでも、伝え方が不味ければ、感動させられないんですよ。その話に触れた人の反応は、「へー、すごいんだね、よかったね」で終わってしまう。

つまり、感動ポイントは、ストーリーではない!のです。

感動ポイント=サスペンス

感動ポイントは、実は、サスペンスにあります。

と、ここで、あの「チャラララらっ、チャラララらっ、チャーら〜」が脳内再生されたと思いますが(笑)英語の suspense は、サスペンダーのサスペンス、つまり、「中空にぶら下がっている状態」のこと。

すぐに結果がわからず、宙ぶらりんな状態。
次にどこへ向かうのか、先が見えない状態のこと。もっと簡単に言えば「ハラハラドキドキ、どうなるのこれ」を観客(視聴者・観衆・聴衆)に感じてもらえると、それがいずれ感動に結びつくのです。ジェットコースターで、じわじわと頂点に登っていくじゃないですか、あれです。先が見えない感。たとえ、次に落ちていくんだよ、体にベルトはついてるよ、とわかっていても感じる、ドキドキ感。

あれを、スピーチでも演技でも、随所に入れていくわけです。

サスペンスを意識して演じてみよう

スピーチの原稿でも、芝居の台本でも、新聞記事でもなんでも良いので、手近にあるものを、サスペンスを入れることを考えて、声に出して演じてみてごらんなさい。テレビでもドラマでもその目で見てごらんなさい。サスペンス(宙ぶらりんの瞬間)を実にうまく使っています。

文字になっているものを演じるとき、文字が連続して書いてあるので、ついついどんどん喋り進めなくてはという強迫観念に襲われるものですが、そこを我慢して、サスペンスを入れるようにしてみましょう。新しい発見があると思いますよ。

サスペンスがあるから、その後の結果にホッとしたり、なるほど感が生まれたり、そうだったのか感が深く感じられて、そして「いやー、感動した、面白かった」になるのです。


【Live Interaction】
日常会話も、サスペンスを意識してみよう

インプロ・ワークショップ

先週の金曜・土曜におこなったインプロ・ワークショップ。
初めてのかたも、書籍が届いたばかりのかたも、ずっと以前からインプロに携わっているかたも、みんなとっても素敵でした!

このワークショップでは、キース・ジョンストンの『インプロ:自由自在な行動表現』を深く読み込み、指導者・教育者としの力量を伸ばします。

キースが文章にしているキースと生徒との会話文を声に出して読むだけでも、なるほどこういう視点で相手の良さを引き出していくのか!がわかります。

もちろん、書籍内のエクササイズもたっぷり楽しみました。

次回へのリクエストもありましたので、7月をお楽しみに!
演技力を身につけたいかたには、ぴったり。単発より継続していける力をつけたいかたには、体の動かし方から学べる演技力講座があります。

こちら
無料です

インプロWS

昨日の新月には良い願い事を伝えられましたか? 
私は「日の出と共に起きる」を入れたいな、と思っていましたが、なんと昨日のうちに「個々人には睡眠の型があり、必ずしも早起きが当てはまらない人もいる」という記事に出会ってしまい、うーむ、気にしすぎなくても良いのかな、と考え直し、「朝の気持ち良い時間帯にヨガをする」に変えました。

それにしても、梅雨が近づいているというのに良いお天気。
が、
東京ほか多くの地域で緊急事態が続き、家にこもって、習い事にも通いにくい日々が続いています。

こんなときこそ、自宅でできる「動くトレーニングにもなるし、声を出せるし、想像力も伸ばせるし、コミュニケーションの練習にもなる」趣味はいかがでしょう?
そう、演劇です。しかも、インプロ。

インプロとは、improvisation 即興のことです。
突然の事態に、軽やかにすいすいと対応できる能力を伸ばします。
本当に楽しいの。

イギリス人で、インプロという概念を打ち立てたまさに創始者と呼ばれるキース・ジョンストンという人がいます。彼が『インプロ:自由自在な行動表現』という本を書いており、私が翻訳させてもらいました。

その本は、本当に素晴らしくて、人間を育て、自由に人間らしい素晴らしさを発揮して、相手と交流していくには、という本質が、たくさんのエクササイズと共に書かれています。

ともすると、エクササイズだけが一人歩きをしてしまうことに私はやや危機感を覚えておりまして、それで今回は、この本を使って、人間同士の交流と想像力・創造性の本質を探りながら、書かれているエクササイズをやっていこうというものです。

6月18日(金)20時〜22時
6月19日(土)10時〜12時
6月19日(土)17時〜19時
の3回、おこないます。どの回にいらしても大丈夫です。

参加してみたいなと思って、もうちょっと情報が欲しい方は、このURLへアクセスしてくださいな。↓
https://club.elicamiwa.com/ws/146/

今すぐ申し込む場合はこちら↓
https://elicasm.com/ent/e/kwxHnnsJwh8yvdES/

可能性を広げていこうよ