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表現力と感情表現

感性を育てよう!

感性を育てるワークショップを開きます。

5月から開いている、毎月テーマを決めてのオンライン演技ワークショップ。
8月は、あなたが本来持っている感性を育てるワークショップになります。

新型コロナウィルスはますます予断を許さない日々になってきましたが、そのような中、ZOOMでオンライン演技ワークショップを開催しております。

これが ありがたいことに大変好評で、多くの方から喜びの声をいただいており、嬉しい限りです。

そこで 今月もZOOMオンラインワークショップを開催します。

今月のテーマは

【感性を育てるセンス・アクティング】!

なんらかの理由で表現力を発揮したいあなたなら、
あなたが本来お持ちの感性を 自由にはばたかせたい、
と思っているに違いありません。

けれど現代の私たちは いろいろな理由をつけて
心の奥底の地下牢に感性を閉じ込めてしまっているのです。

子供の頃は あんなにいろいろなことに感動していたのに、
今は、自分の感性がどこにあるのかも無視して、

振り付けどおりにやる、
楽譜通りにやる、
台本通りにやる、
演出家の言う通りにやる、

それが「表現」だと勘違いをしているパフォーマーの
なんと多いことか!

でも私は知っています。

あなたには、素晴らしい感性があるはずなのです。
それを眠らせておくのは本当にもったいない。

台詞や楽譜や振り付けを気にせず、
そこから一旦離れ、

あなた自身の感性を再び掘り起こしましょう。

水をやりましょう。
芽が出てくる喜びを感じましょう。

日常でもできる感性のエクササイズが英国の俳優訓練にあります。

少し試してみませんか?

詳細は、

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岸田國士を読むワークショップ

7月は、8日、14日、18日と、オンラインで演技ワークショップを行いました。

参加者の声

7月8日のワークショップに参加させていただきました。充実した時間をありがとうございました。オンラインでの開催の場合、地方に住んでいても移動にかかる時間を考慮せず、ワークショップの間の時間さえ都合が合えば参加できるので、参加が身近なものになり嬉しいです。
今回のワークショップはひとつの物語を通して考えることができたのが魅力的でした。また、何度もセリフを読む機会があったので、セリフを読みながら表現の工夫に挑戦したり、解釈を深めたりということを実践できる、とても充実したワークでした。本当にありがとうございました。
(MHさん 学生)

えり花さん
そしてWSご一緒できた皆様ありがとうございました。
本当~に楽しかった
とても難しい台本だと思っていましたが、時代背景やそれぞれの立場を加味するだけでこんなにも言葉の発し方に違いが出て『登場人物の印象』=『物語の印象』も変わるのか…と思いました。
又、小さな画像を介したお相手にどうすれば
①自分の気持ちが伝わるか
②お相手が次の台詞を言い易くなるか
を考えて台詞を発して普段はあまり使わない想像力を使えた時間でした。
えり花さんの分かりやすい解説・アドバイスとご一緒した方のお陰です。
相手の立場になって考える…昨今とても大事な課題だと思いますので役者さんだけでなく色々なジャンルの方に受講をお薦めしたいです。
私も今回のWSで学んだ事を今後の生活・仕事に役立てます。
(HSさん 鍼灸師 東京)

今月のテーマは
岸田國士の短編を演読する

少人数限定で、台本を声に出して表現をする「演読」を行います。

2時間ちょっとで、皆さん、とっても上手くなりました!!

短編とはいえ、岸田國士は初めて読むと、
「なにこれつまらん」

が、読み方と心理がわかれば、
「なにこれ、おもしろい!」

に一気に変わる、不思議な作品ばかり。

一旦、謎解きの方法がわかると、他の作品も一気に読みやすくなる、つまり、演じやすくなるのです。

参加者の声

今日も沢山の気づきをいただきました。ありがとうございました。自分1人で読んでいる時にはイメージも曖昧、こんな事で聞いている人に伝わるかなぁ…と、⁇だらけでした。えり花さんのアドバイスで、ひとこと一言、ことばの意味が鮮明になっていきました。また、相手をしてくださる方がいてセリフのやり取りが出来るのは、こちらも気持ちが入りやすく、楽しく学べました。皆さんその気にさせてくださってありがとう!
朗読へのチャレンジ、色々試してみたいと思います!普段使わないお上品なことばに顔が引きつりそうでしたが、お相手をしてくださるお二人に助けられました。色々な学びが子供たちとも沢山シェアできそうですよね 
1人で黙々と読んでいるより、今日のように皆さんと声を出し合うと、色々学びがあり、えり花さんの適切なアドバイスにも助けられ、物語がとてもクリアになりました。とても楽しい時間でした。
ありがとうございました 
(KAさん 英語コミュニケーション指導者 奈良)

三輪えり花さんのワークショップ、ずっと気になっていたんですが、やっぱり受けて良かったです!
初めて台本を読んだ時と、あることをアドバイスしていただいた後のセリフの表現の仕方では、格段に登場人物の気持ちを考えられるようになりました。
自分だけで黙々と読んでいたら、よくわからなかった意味が、お相手の方とセリフを言い合うことで、情景が鮮明になってきて、楽しく表現できていく感じを味わえました。
今回、演技することとは別に、朗読の奥深さを体験させていただきました。あらためて、ことば(単語)の意味をなぞればOKではなく、そのことばの背後から何を読みとるか、いろいろ考えるおもしろさを子どもたちと体験できたらなぁと思い、これからの活動に生かしていきたいです! 的確なアドバイスでとても勉強になりました。
子どもたちに「気持ちをこめて!」と言う前に、物語のことばからどんな絵を思い浮かべているのか、想像してみようと思います。
(JYさん 英語コミュニケーション指導者 広島)

いわゆる 朗読 なら、棒読みになってもいいのですが、演読 とは、耳で聞くラジオドラマを想像してみてください。
声優のアフレコとも似ています。

棒読みではダメで、耳で聞くだけで誰かがそこで喋っている、そこにリアルにドラマが生まれている ことを伝えなくてはなりません。

こう書くと難しそうですが、ポイントは、遊び心です。

私の生きるテーマが遊び心ですからね。

ちなみに 演じる の英語は play で、俳優 のことは player とも言います。
(Actor は職業のことで、player は実際にその場にいて演じている人のこと、と思えばいいです)

参加者の声

えり花さん、楽しくかつ大人だからこそ楽しめるワークショップありがとうございました!!
いやはや本当に大真面目かつ必死に役を演じてましたが、コメディと聞いてかなり笑いました。
岸田國士さんのこの作品について調べたりしてみましたが、改めて面白い作品だなあとじわじわ実感しています。それにしても皆さんの表現力が素晴らしく、またまた刺激をいただくことができました。
(YEさん 英語コミュニケーション指導者 仙台)

三輪えり花様
7/18 WSご参加の皆様
豊かな時間をいただきました。
ありがとうございます。
「豊かさ」の秘密は、
「遊び」があったこと。これは間違いないでしょう。楽しい時間でした。
そして、男と女の複雑なやり取りの妙味を皆様から教わったからだと思います。思いを言葉に乗せて運ぶ-難しいですね。現実の生活でなかなか味わえませんよ、このようなやり取りは。
ボクはそもそも僕の演じた登場人物に同情的ですが、WSを終えてなおさら同情しています。
またの機会を切望いたします。
(STさん 英語教授 東京)

みなさん、まさにplayer で、そして驚くほど言葉が自然で、うむ、このまま芝居の稽古に入って公演ができるかも!と思いましたよ。

これをきっかけに、どんどん せりふを喋る楽しさ を知り、人生をプチハピネスでいっぱいにしていってください。

オンラインだと遠方から参加できるので、リアルでは会えない方々がいらっしゃいます。
たとえリアルが戻っても、オンライン演技ワークショップは続ける意義を感じています。

8月も企画しているので、楽しみに発表をお待ちくださいね。

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バレエ・アクター、オペラ・アクター、セリフ・アクター

コ・コロナ時代のインタラクションを演出家が提案。「いつ」というキーワード。で、ここのところお送りしておりますが、今日はとても大事な話をひとつ:

アクター? ダンサー? シンガー?

先日、ロシアバレエ界と通じていらっしゃる方から面白い話を聞きました。

ロシアでは、バレエダンサーと言わず、バレエアクターと言うのですって!

オペラでも、オペラシンガーと言わず、オペラアクターと言うのだそうです。

せりふ劇の俳優の場合は、プレイアクター(だったか、ロシア語表現だと少し違うかもしれないが)。

わたしはそれを聞いて、思わず膝を打ちました。

なんと素晴らしい考え方でしょう!!

わたしの周りでは、歌手だから、ダンサーだから、という言葉の括りに拘って、俳優訓練は要りません、演劇は要りません、というかたが実に多いのです。

役を演じるからには

ここでめざすのは イギリス、アメリカ、フランス、ロシアの舞台芸術の俳優訓練です。

欧米のせりふ劇の俳優たちは、『レ・ミゼラブル』のミュージカル映画や『ブラックスワン』でも実力を見せつけられたように、歌も踊りもかなり高度に訓練しています。ほぼどんなことにも対応できるようになっているのです。

ですから、バレエやオペラの人も、「せりふ劇の俳優ってすごいなあ、あんな風に心と感性がリアルに存在するキャラクターを演じられるようになりたい!」と憧れを持てるんですね。

演劇をバレエやオペラに取り入れましょう、と言うとき、英米仏露の俳優訓練を取り入れましょう、と同義語だとわかってほしい。

そうすると、バレエやオペラやセリフ劇のジャンルに関係なく、物語の役を演じる人は全てアクターである、と言えることがわかります。

この概念を広めていきたい!と、冒頭の話を聞いて強く思った次第であります。

俳優訓練は心と感性の表現

恥ずかしい話ですが、わたしもまた、それぞれの業界での呼び方として、オペラの人には「あなたは歌手として」、バレエの人には「あなたはダンサーとして」と枠を作って演技を指導してきてしまいました。

ここでいう演技とは、心と感性を育て、それをキャラクターに沿って、心底から深く表現することです、上っ面な「それらしさ」ではなく。

それを表現する手段として、それが踊りなのか歌なのか、せりふなのか、に過ぎません。

わたしの教えている東京芸術大学オペラ科では演技の時間を、単位数こそ少ないけれども、必要だとみなして、とても大事にしています。数年前まで教えていた新国立劇場バレエ研修所・オペラ研修所でもそうでした。

にもかかわらず、一般的にはどうしてもバレエやオペラでは、身体的・発声的技術に意識が向いてしまい、心と感性がなおざりにされていると私は感じます。

言ってみれば、悲しい心を表しているべき場面なのに、観客としての私に見えてくるのは「ほら、足が高く上がるでしょ、つま先綺麗でしょ」だったり「ほら、声がよく響いているでしょ、音程を保つことに今、意識を集中しています」という心理ばかりなり、といった具合です。多少よくても「この泣き顔や震える肩、いい感じに見せられているかな」「この振り返り方は悲劇っぽくてかっこいいよな」などの演者の「見せ方計算」心理が透けて見えてしまうのです。

物語表現に必要な、技術と心の天秤

技術は鍛えましょう。もちろんです。

で、心と感性も、鍛えましょうよ。

そのふたつが天秤のバランスをとって初めて芸術家、表現者と言えるのです。

ことに、物語を表現する演者の場合は、演じるキャラクターがいるわけです。

キャラクターを「演じる」からには、それはもう「ダンサー」でも「シンガー」でもなく、それ以上の「アクター」なのです。

こう言うと、バレエやオペラの人は、「え、アクターよりバレエやオペラが下みたいには言わないでほしい」とおっしゃると思います。当然です。

日本のせりふ俳優のレベルを底上げしよう

今度は日本のせりふ劇俳優に対して、きついことを言いましょう。

日本のせりふ劇の俳優は、ほとんどが技術も感性も心の表現も非常にレベルが低い。

せりふ劇俳優の「技術」とは、声、言葉で伝える力、キャラクターや気分で変化できる優れた身体性などですが、多くの人がこれを訓練して技術を伸ばそうとしていません。(いや、本人はやっているつもりかもしれないが、浅い)

たまたま上記のどれかひとつでも訓練している人は、こんどは読解力が足りない、想像力が足りない、感性が足りない、心の動きが足りない。

一方で読解力がある人は、こんどは声を含む身体性が足りない、感性が足りない、心の動きが足りない。

まさに技術もないし感性もないか、技術はあっても感性がないか、感性ばかりで技術がないか、なのです。

これでは、バレエ界やオペラ界のような優れた身体技術を駆使する方々に「演劇は要らねえや」と言われてしまうのも当然です。

ですから、わたしたち日本の俳優は、もっともっと、あらゆる側面で向上心をもって表現者としての自分を磨いていきましょう。

物語を演じる人は皆、アクター

そして、オペラ俳優、バレエ俳優、せりふ俳優、という呼び方が定着するようにがんばるのだ。

いまお伝えしている「5W1Hで乗り切る コ・コロナ時代のインタラクション」シリーズは、物語があってキャラクターの登場する全てのジャンルの作品づくりに通用します。

キャラクターを演じる人はおしなべて「アクター」。

これを意識して使っていきたいと思います。

賛同してくださる方は、ぜひ、意識的に使っていきましょう。

オペラ・アクター、バレエ・アクター、セリフ・アクターです。

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オンラインで演技はかなり楽しい

6月20日に開催した、ZOOMによる演技ワークショップ「はじめての演技」、完了!

広島、長野、仙台、香川、都内、とオンラインならではの場所を選ばぬワークショップ。参加者の喜び溢れるお顔です。

おひとり、どうしても接続がうまくいかなかったので、その方にはフォローアップをさせていただく予定です。

が、演技を勉強するうえでは、オンラインでの遠隔ワークショップも、じゅうぶんに成立することを、ご覧の皆様にもご紹介したくて。

「周りに人がいたら、上がってできないかもしれないワークも、部屋に一人だし、と思うと、できるものですね」

という声もありました。

そうなんです。案外、良いんですよ、オンライン演技習得。

もちろん、できないこともたくさんありますが、大勢いる中で無視されて通り過ぎてきたことにフォーカスできる、本当に良い機会なのです。

さて、
今回は、「はじめての演技」と銘打ったにもかかわらず、舞台活動をプロとしてがんがんに行っている人々が参加し、また、子供たちが英語をお芝居を通して体感することで学ぶやりかたの指導をなさっているかたがたとで、かなりハイレベルなワークショップになりました。
複数回参加のかたもいらっしゃって、本当によく伸びました!

『ハムレット』からの「現状維持か現状打破か(生きるべきか死ぬべきか)」の長い独白をまるまるノーカットで挑戦した人々、『十二夜』のオリヴィアのジェットコースター独白に挑戦したかた、

みながそれぞれ一段も二段も階段を登った、喜び溢れるワークショップとなりました。

みなさん、ご参加ありがとうございました。
お疲れさまでした!


あなたも演技を体験してみませんか?
私は、演技は、サッカーやテニス、合唱や書道と同じように
趣味として楽しむことを推奨しています。

心を動かす台詞の数々を声に出して読むことで、人生がなんだか素晴らしくなるのです。

7月のオンライン演技ワークショップのお知らせを近日中にアップします。楽しみにしていてくださいね。

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とっても楽しい「初めての演技」ワークショップ

本日の【はじめての演技】ZOOM ワークショップ、とっても楽しく終了いたしました。

来てくださった皆様、ありがとうございます。

そして、なんと言う進歩でしょう!
エクササイズを一つ行うたびに、
どんどん演技が変わっていくのが素晴らしかったです。

ご覧ください、この喜びの顔! 

いくつかもう感想をいただいているので、ご紹介いたします。

演劇に興味はありながら、ほとんど経験は無かったのですが、はじめての、という枕詞につられて参加を決めました。
プロの方を前に初めは身構えていましたが、自分の表現を受け入れてくださる雰囲気に、なんだ、こんなことからでいいのか、と、前向きになれました。
セリフの解釈のお話も興味深く、セリフをより実感を持って捉えることができました。
そして、やはり、実際に読んでみる、表現をしてみる、他の参加者の方のそれをみる、という機会が持てたのがとても大きく、有意義な時間でした。
また機会があれば参加したいです。
充実した時間を本当にありがとうございました。
(MHさん 学生)

コロナのせいでステイホーム。この3ヶ月電車に乗ることも無くお篭り状態ですが、この状況での素敵なプレゼントが、zoomによるワークショップへの参加。
おかげでえり花さんの[はじめての演技]ワークショップに参加できました。
本日の参加者の方々が、それぞれ何らかの教育関係者で、演劇教育が大切であると考えて積極的に体験しようとされていて、とても刺激をいただきました。
ことば(セリフ)を色んなものにイメージしてその状況で声を出してみること、
お腹から声を出すためのわかりやすい手の使い方。
ラボっ子たちと楽しくできるエクササイズ、
声がけの仕方など、
ディレクターや監督では無く、テューターという立ち位置で参考になることを沢山学ばせていただきました。
ありがとうございました😊💕
(KAさん 英語コミュニケーション講師)

今日は本当に楽しいワークショップでした。
地方にいるため、コロナ危機がなければこのようにえり花さんのワークショップに参加することができなかったかもしれないと思うと、この危機を乗り越えるとまた違った景色がどんどん見えてくるように思え、幸せな気持ちになりました!
そして今日はたくさんの学びがあり、どのことばもエクササイズも早速実戦で使えそうです。
今回のコロナ危機で、子どもの学びを止めないように、と思っていましたが、大人も学びを止めてはいけない、私たちもどんどん貪欲に学んでいきたい、と今日改めて感じました。
様々な地域のバックグラウンドも年齢も違った皆様とご一緒できたこともうれしかったです。
ありがとうございました。
(YEさん 英語コミュニケーション講師)