7月も半ばに近づき、大学の授業は試験が始まっています。私の担当する授業はどれも表現力なので、人前であるキャラクターを演じるのが試験。
そこで今日は、聞きやすいと言われる話し方のポイントをご紹介しますね。
【Action 目的】
聞き取りやすさのポイントを知る
聞き取りやすさのポイントでよく言われるのは2点。
1 声の大きさ
2 滑舌(かつぜつ)
です。
「よく聞こえない」と誰かに言われると、つい声を大きくしてしまいがちですよね。
しかし!
本当に声を大きくすれば済む話かというと・・・
違う!
断然、違うのです。
【How 方法】
聞きやすくなる本当の理由
どんなに声を大きくしても、2番目に挙げた滑舌がよくないと、やはり「よく聞こえない」と言われてしまいます。
滑舌とは、言葉の明瞭さのこと。
ほとんどの言語は、母音と子音の組み合わせでできている。(母音だけの音もあれば、子音だけの音もあります)
それらをはっきり発音できると、聞きやすくなります。
で、ここが面白いところなのですが、
滑舌を明瞭にするために、実は、実は、実は・・・
心の持ち方
がめちゃくちゃ重要なのです。
心(または気持ち)が縮こまっていると、口を大きく動かせないからです。
ここで私が言う「口」とは、唇、舌、口の中、頬、口の開け方、など口に関係するあらゆる筋肉群を指します。
何しろ、声を出すというのは、野生動物にとっては大変危険な行為。だから人間にとっても、声を出すって、実はとっても怖いことなんですよね。
よほど、ここは声を出しても大丈夫なところだ、と納得していないと出せない物なんです。私だってそうです。
心が楽にならないと口は大きく動かせない。
逆に、心が楽になると、声を出すことに不安がないから、口を大きく動かせる。
口を大きく動かせると、口の中が広がって響きが生まれます。
そうなると、それが音を増幅させてくれますから、そのまま「大きな声」にもなるわけですね。
【Live Interaction】
「私はここで喋ってOK!、大丈夫。死なない」と唱えてから喋り始めてみよう。
心の持ち方を楽にするには、ステイタスのスキルを身につけるのが近道です。
7月16日(金)と7月30日(金)の夜8時から2時間、オンラインでワークショップをやりますので、ぜひどうぞ。一緒に練習しましょう。
詳しくはこちらのURLから
https://club.elicamiwa.com/ws/146/
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