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  • 乗馬 Day 21: 日の出乗馬クラブLesson 2

    乗馬 Day 21: 日の出乗馬クラブLesson 2

    2022年5月11日火曜日、日の出乗馬クラブで2回目のレッスン。

    ここは東京サマーランドの並びにあってすぐそばを網代トンネルが通っています。山田大橋から網代トンネル近くに きたら消防自動車がこちらに二台、交差点の向こう側に二台台止まっています。トンネル内で何かあったのでしょうか。でも割と静かで動きがなかったので、もう終わって片付けをしているのかもしれない。

    4時10分前ぐらいについて、前のかたのレッスンを眺めます。なかなか前の方が終わらず、私は4時15分ぐらいまで待っていました。15分を回った頃に女の先生(のりこ先生と言う)が、「三輪さん、こっちこっち、と呼ぶので、ヘルメットと手袋をつけて、馬場に向かいます。どうやら今の人がレッスンで乗っていた馬にそのまま乗るらしい。

    アシスタントの女性が、(私はただの会員ですおっしゃっていましたが)、この馬はシュガーという雌だと紹介してくれる。眠そうなシュガー。彼女が馬を抑えてくれて私は騎乗し、鎧の長さを調整する。

    のりこ先生がやってきて、
    「鐙の長さの調整は動いてる馬の上でもできないとね。サンヨーではそういうことを教えなかった?」
    「私は初心者中の初心者のクラスで、やっと止まって鐙の長さを調整するの教わった位までですので。」

    それからのりこ先生は調馬策をつけます。

    シュガーもまた、先日のセサミのように何の指示も出さないのにてくてく歩き出してしまいます。

    「歩き出せの指示出してないんですけど汗」。
    「いいのよそれで。」

    マジか。

    「サンヨーでは調馬策つけて載ってた?」
    「付けたり付けなかったり。常歩の時はつけずに、軽速歩するるときにつけたりです。」
    「あ〜あ、調馬策の使い方何もわかっちゃいないんだ。」

    のりこ先生、ストレートだなぁ・・・
    きっと、調馬策の使い方にもいろいろやり方や流儀があるのだろうなと。

    「調馬策をつけているときはね、馬に乗るバランスを見つける練習なの。」

    なるほど。

    「まず三輪さん手綱を引っ張りすぎ。手綱は引っ張るためにあるんじゃないの。」

    そりゃそうですよね。力で勝てるはずがないもの。

    「馬に乗る時はどうしたらいいの?」

    まずこの質問の意図がわからない。
    心を落ち着けて、とかだろうか、踵は地面と並行に、だろうか、手綱の握り方だろうか。
    質問が大雑把すぎる。
    でもこの手の質問は私も演技指導する時、よく尋ねる。
    正解が欲しいわけじゃ無くて、質問について考えることに意義があるのだ。
    結局、こう答えた。

    「踵から膝を通って股関節、そして頭が乗っているところまでが ストンと繋がって下まで落ちていること」
    「そうです。真っ直ぐ一本スッと落ちているように」

    真っ直ぐ!の理想的な意味

    因みに、RADA(英国王立演劇アカデミー) では 「まっすぐ straight という単語は嫌う。

    イラン・レイシェルのムーブメントの通訳をしている時、
    イランが head to heel, energy up! と言うのを、
    わは同時通訳だったから俳優に瞬時にイメージが沸くように「頭から踵まで真っ直ぐに」
    と訳していたら、すぐにイランが、なんて訳したの?と聞くので、
    straight と答えると、

    「straight は禁止!ほらみんな、真っ直ぐ!という言葉で身体に緊張が走り固めてしまった、なんか別の言い方はない?」

    というエピソードがある。

    みんなの体のエネルギー加減を直ぐに見抜くイランもすごいけど、「真っ直ぐ」という日本語の持つ功罪について深く考えるきっかけになった。
    真っ直ぐ天を目指して伸びる木とか、良いイメージも多いが、こと自分達の体に関しては、心や筋肉の伸びやかさを抑え込んで固めてしまう傾向が見られる。

    そこで、身体のことで頭から踵までに関して我々が考えた訳語は

    「上下に伸びてゆく」

    である。

    であるから、他の方が指示に使う「真っ直ぐ」の時、体を固めず伸びやかに上下に伸びていくことを常に心がけるのだ。
    こういうことが日本人の身体感覚に備わって行くとみんな動きも心もすごい楽になると思うよ。

    乗馬の話に戻ろう。

    「では、もっとちゃんとした乗り方をやりましょう。まず鐙から足を外してね。そうしたら両方の足をがに股で股関節開くように開いて。」

    おおこれは新しい!
    八王子乗馬クラブをはじめ、どのクラブでも基本的には股関節は内旋回。乗馬パンツも内側に皮が張ってあり、そこが当たるように乗ろうというわけ。だが、ここ日の出乗馬クラブではまず股関節は外へ開く。

    なぜ?

    乗馬ポイント:股関節は開く。えっ!?

    その後におっしゃったことが、

    「内股で乗っていると馬の背中を両方からきゅっとつまみ上げてるみたいになっちゃうのね。」

    確かに!

    「その、つまんでる部分を少し開いてあげると、ほら、軽くなるから馬の動きが良くなったでしょう。」

    なるほど。
    背中を後ろから摘み上げない。
    このイメージは大変に納得できる。それで今日はずーっと股関節を開いて載っていましたとも。

    乗馬ポイント:違うことを言われたら自分で理由と目的や目標をつなげる

    以前にも書いたが、わは演技や表現力や発声を教えているゆえ、相手の今いる状態に合わせて、どう言ってあげれば、今の課題を解決に導くことができるかを常に考えて、いろいろな伝え方やエクササイズをする。目指すものはあるのだが、そこへ至る道筋はいろいろ試す。富士山に登るのに、いろんなルートがあるし、経験値や体力によって装備や方法が異なるのと同じなのだ。
    だから、乗馬において、異なる先生方が「違うことを言う」のも、おそらくどの乗り方でも最終的に「こうして乗るグッドポイント」があり、そこへ向かっている道中、わの状態から言い方やエクササイズをいろいろ変えているだけだとわかっている。こちらは常に最終的に何が良いのか、最終目標を見据えていく必要がある。

    (多くの俳優だけではなく、習い事をする生徒というものは、教え方が違うだけで先生方を比較し、あの先生はダメだこの先生は古い、と不満を並べがちだ。が、実は、その学生たちこそ、さまざまな情報を自分で考えて結びつける知能を使わない怠け者なのだ)

    乗馬ポイント:馬との接点はひとつだけ

    「股関節を開いて乗ってみるとね、馬のある1個の背骨に人間のある1点が接しているのがわかるでしょ。その上でバランスをとっているのよ」

    なるほど、それを訓練するには最適な乗り方だ。

    まるで馬の背骨の上に尾てい骨の先端が乗っかっていて、その上でやじろべえのようにバランスをとっている状態。
    坐骨という広い部分で捉えるのではなく、さらにそのセンターを、より意識すること。

    乗馬ポイント:内側からバランスを感じる

    「三輪さんはとってもいい人ね、わかるのよ私。私がしゃべっていると私の顔を見るわね。でもそれじゃ違うの。馬に乗っているときは・・・」
    「はい馬の行き先を見ます。」
    「違うの。」

    ???

    「馬に乗っているときは、頭のバランスを感じるのよ。尾骶骨の一点から踵、頭が乗っている、常にバランスよく乗っている」

    あーなるほど!!

    頭のバランスを心の中で見るとき、顔は正面を向く。
    それを第三者が外から見ると、騎乗している人が前を見ているような格好になるから、教える人もつい最も手っ取り早く「前方を見て」って指導しがちなのだな。

    これは、アレクサンダーテクニックで考える、「踵が地面の下の方へ行きつつ、頭が高いところで浮かんでいる」とバランス感じながら歩くエクササイズと似ている。
    歩いている時、姿勢がよくなるが、決して前方を見ることに集中しているわけではなく、意識は身体のバランスを感じて、それを内側から眺めている感じだ。

    イラン・レイシェルのムーブメント授業で、イランは常に
    「でも左右遠くを見て〜」
    を組み込み、我々が内面を見ながら外の世界とも繋がるように導いていく。
    今日の日の出乗馬クラブの「頭のバランスを意識し続ける」は、その始まりの一歩ですな。

    乗馬ポイント:下に!下に!で馬とリズム作り

    「そしてそのセンター部分が下に、下に、下に、と重く落ちていく、落ちていく、落ちていくと感じてみて。そのリズムで馬はリズムを捉えて動く。馬に乗るうえで一番大切なのはリズム。リズムが1番大事」

    鞍との唯一の接点を、下に、下に、とのりこ先生の声に合わせて感じていたら、突如としてシュガーが速歩になった。
    わは思わず先生を見て、
    「のりこ先生、いま、指示出しましたよね?」
    「出してないわよ。接点と下に、のリズムがうまくいったからシュガーがその状態になっただけ」

    まじか〜すごいぞ。これの練習が楽しみだ。

    が、
    何しろ鐙に足が載ってないものだから、わはお尻でしか乗っていない。馬につかまるところが何もないのだ。それでちょっと軽速歩をすると、すぐにお尻が右側へ落ちてしまい、「先生落ちま〜す。」と言って止めてもらうしかなかった。

    乗馬ポイント:旋回方向とボディが向く方向は逆

    「落ちるときは大抵ラチ(柵)の方向でしょ?」
    「つまり旋回する外側へってことですね。」
    「旋回する時、方向が生まれるでしょ。どっちを見るの?」
    「行く先を見ます」
    「だから落ちるのよ」

    なるほど!

    例えば左回りしていくと思って、顔を左へ向けると背骨が自ずと左へ捻れていき、それは骨盤が右方向へ動くことを促す!

    なので旋回する時は、旋回とは逆の方向へ背骨を回していくようにする。

    おおおおお。
    なるほど、落ちない。

    ただし、これは右手と左手でジャンケンをするようなもので、慣れないとチグハグでいろいろ考えなくてはできない。
    で、考えているうちにも馬は動いていくので、あたふたしてしまう。
    結局、左旋回のシュガーの上で、おへそを右へ向けようとする動きを入れるために、
    しかもよりによって鎧なしなので、
    骨盤の回転に左脚が持っていかれて上がってきてしまい、馬のお腹を妙に締め付けることになってしまった。

    要練習。

    乗馬ポイント:日本語は誤解しがち

    尾てい骨の先端に体重を流し落とそうと「下に下に」。
    これは、ずっと下に押し続ける意味ではなく、「下に! 下に! 下に! 下に! とリズムを与える事のようだ。

    サンヨーガーデンで、「脚を当て続ける」ことをわは「脚を細かく何度も何度も当てること」だと思っていた。
    が、レッスンのずいぶん後半で、
    「ぷらんとほったらかしにしているはずの脚を、馬のお腹に触るようにする(=当てる)、そしたらそのままにしておく」
    ことであった。

    このように、言葉の誤解はいつも起こりうる。
    今回は、「下に下に」は「ずっと継続して座り込み続ける」のではなく「下に、下に、下にというリズムを与える」ことなのである。ですよね?

    日本語難しいね!

    「バランス一点で乗るには、方法は二つ。ひとつ:筋肉で力づくで乗る。もうひとつは:1年くらいかけるつもりでじっくり練習して体得する。考えてみて」

    ・・・わは力づくで短期間で派にみえたのかなあ? 
    運動神経が極端に人より劣っているから、時間をかける以外にないんだけど・・・。
    日の出には10回チケットで来ていて会員になっていないから、会員勧誘のつもりなのかなあ・・・。
    舞台のリハーサルや本番の月など、来られない時もあるから、非会員のチケットの方がありがたいのだけれど。

    で、その日はレッスンは終わり。
    時計を見ると、16時35分。
    え〜と、20分しか乗ってないんですけど・・・。

    ま、いっか。
    教わった内容は濃かったから。

    練習にはならなかったけれど、概念は知った。

    そして次回からのお時間も、小高先生に16時を勧められたにもかかわらず、お昼間または朝早くに入るように提案されて、そうなった。

    ま、いっか。

    (わの人生は、結構、ま、いっか、の連続なのである)

    【Live Interaction】

    演技のボディと乗馬のボディとの共通点のなんと多いこと!

  • 乗馬 Day 20:日の出乗馬クラブ Lesson 1

    乗馬 Day 20:日の出乗馬クラブ Lesson 1

    2022年5月6日金曜日、日の出乗馬クラブの平日レッスンに通い始めました。
    4月中に既に予約してあったのですが、到着したらひどい雨で乗れず、そのまま満席と連休とで今日になってしまいました。サンヨーガーデンで最後のレッスンが終わってから3週間以上空いてしまってちょっと不安なスタートです。

    私の今日のパートナーは、セサミ君。白地に胡麻塩模様の入った、セサミという名前通りの、とてもきれいな大きな馬です、もとは障害競技の馬だとか.

    乗馬ポイント:鞍は大切

    使っている鞍はイタリア製の Amerigo で、オーダーメイドとか。で、聞きました。

    「オーダーメイドというのはどういうことですか?」
    「まず馬のボディーに合わせます。」

    つまり、この馬に乗りますっていうのがわかってないと注文できないのだな。

    「それから人に合わせます。」

    なるほど、クラブの馬ではなく、自分の馬というのを買って、その馬のボディに合わせて、馬に乗せる部分を作り、その上に、乗り手に合わせた座面を作るわけか。

    そうよね。
    中世騎士物語なんかでも、騎士は馬と一心同体。
    いつも一緒にいて、森の中なんかでもまず馬第一で世話をするもんね。
    本来は、そうして苦楽を共にする「パートナー」という状態であるはずなんだ。そうだよね、本当にそうだ。

    これは馬場馬術つまりドレサージュ Dressage 用の鞍です。ドレサージュ用だと鐙が結構長いのです。乗る前に調整しておかないと乗ってから後の調整の仕方がちょっと大変なので、乗る前に出来る限り調整しましょう。

    乗馬ポイント:乗る前に鎧の長さを調整するとき

    調整する時はバックルが1番上に上がってロックされてる状態でその先端に中指を当てて、脇の下まで腕を伸ばした長さを測ります。
    腕を伸ばした長さをはかって、鐙のバックル穴を決め、それで乗ってみて、あーこれより長いなぁあー、とか、これより短い方が乗りやすいなとかを決めます。

    「鞍や鎧によって癖が違うので、だいたい自分の腕の長さで先に取っておいてから、実際に乗って、そしてさらに多少乗ってから変化があるかもしれません。」

    実際、わは腕の長さで測ってから乗ってみて、最初は大丈夫と思ったけれども、乗って1周2週もするうちにちょっと足首がきついなと思いましたので、2穴ゆるくしました。ドレサージュ用の鞍の特徴だそうですが、鐙のベルト穴のビッチが、とても狭い。サンヨーガーデンでベルト穴の感覚は1インチ位ありました。けれどもこちらは半インチの長さでとってあるようです。)

    これらの説明は全て洗蹄場(せんていじょう)で、繋いでいる状態で行われました。その間、セサミは、なんども前足でカリカリして、前へ出よう、出ようとしています。やる気十分!

    「障害をやっていた馬は、やっぱり動くのが好きで、さくさく動きますからね」

    いやほんと。セサミにまたがってまだ手綱もしっかり持たないうちに、ぐんぐんセサミが歩き始めてしまって。やる気満々すぎてちょっとびっくりしました。やる気が充分と言うよりは早くご飯が欲しくて馬房に戻りたいらしい。それでとっとと仕事を切り上げてしまおうとの魂胆でガンガン歩いていたようです。。

    手綱もまともに持ってない状態でセサミが歩き始めてしまったらでも焦る焦る。
    これまでサンヨーガーデンで載っていた馬の一番背が高い子と同じくらい背が高くて、ちょっと恐怖。
    止めよう、止まって、とかなり手綱を引き締めたんですけど、それでもセサミは全然平気で、がしがし歩き続ける。

    「止めたい〜、止めたいんですけど〜」

    乗馬ポイント:止めたいときは

    止めたい時、しっかり手綱を持って心の中で止まるよって言うと自然に止まるんです。

    が、セサミのようにガンガンに歩いてるやる気満々のお馬さんの場合には、私が手綱を引き締めた位ではもう全然駄目で。

    手綱をじんわり引き締めるくらいでは止められない。
    例えば、瞬間的にキュッと引っ張ると、それが刺激として伝わって、「あれ止まれかな」って思うかもしれない。
    だけど、ぬるっとやっていても、指示として受け取らないから止まらない。

    乗馬ポイント:とにかく止めたい時

    手綱だけでやろうとせず、背中を後ろに向かって寄り掛からせる感じで、さらに上に上に上に上に上に後ろに、ひき続ける。

    体重が前にかかると前に進む。
    だから後ろへ後ろへ。

    そのうちに止まりました。

    乗馬ポイント;初めての馬に乗る時は

    初見の馬ですから、と小高先生は何回かおっしゃっていましたが、なるほど、鞍のオーダーメイドの話からもわかるように、本来は、双方の信頼関係が合って初めて「乗せてあげる・乗せてもらう」があり、それが「乗せてあげたい・気持ちよく動かせるようにしてあげたい」の関係に高まっていくことを思うと、初見の馬に乗ることがどれほど馬にとってストレスかは容易に想像できる。

    サンヨーガーデンの初心者用の円馬場(まるばば)のように、できるだけ小ぶりに柵がしてあると、馬も行き場がなくて勢いよく走り出すことはできないし、先生がたは調馬索(ちょうばさく)をつけてくださっているので、初見の馬でも何とかなるのでしょう。

    けれども日の出のようなだだっ広い四角い馬場の中では、馬も走ろうと思えば走れるし、そこを円を描いて歩かせようとするのは初心者にはなかなか至難の業です。

    そこで、初見の馬の時は、何かをしようとせず、並足で歩かせながら、その馬の癖をつかみ、その馬が取りたがるペースや、どうしたら止まるのか、得意なのは左旋回か右旋回か、鼻面は正面を向くか、ちょっとどちらかを見る癖があるのか、など、諸々の様子を見ることが大事だと教わりました。

    セサミは右旋回が得意なようで、勝手にてくてく始めたときも右旋回でした。

    人間はほぼ左旋回なようです。
    たしかにスピードスケートも走るかけっこのレースも全部左旋回ですよねなるほど。

    右旋回でもセサミの好きなコースっていうのがあって、割とサクサク進む場所や、乗ったり進む場所があるんだなとわかって、興味深かった。

    乗馬ポイント:ハミ受け

    ストップを何回か練習して、その時先生が「キャリアージュしてますね」と何回かおっしゃる。
    日本語で「ハミ受け」って言うらしい。

    手綱を絞ったときに、馬の方で自分からハミの位置をうまく調整しようとする行動?
    ぐいぐい引っ張ってるんじゃなくて、馬の方で、はいわかりましたと言うかのように、ハミの位置を自分で直しにいく時があるみたいです。

    ハミ受けがしっかり出てるできてる時っていうのが 、英語で On The Bit 。

    そして手綱が短すぎると、ハミ受けをするために馬はちょっと後退りをするんですね。なるほど。
    その動きがドレサージュで後退りとして使われるわけだな。

    つぎに:じゃあちょっと左周りをしてみましょうか。

    右へ振ってセンターへ出てから左へ、逆 S 字型で旋回させる。

    セサミはなかなか左に行きたがらなくて。
    やっと、早く終わりたいからじゃあ左行きますよ、そんな感じでやっと左旋回。

    左旋回の時は、ストップをかけると割とスムーズに止まりました。
    セサミが左があんまり好きじゃないからストップかけられると、はーいって言って止まるんですね。

    そのあたりから、ようやくいい感じになってきて、わも手綱を、どう譲ってあげるかとか、なんか少し自分で操作できたような気がする。

    つぎに:じゃあちょっと軽速歩行ってみますか。

    久しぶりなので、やや恐怖心がありましたが、やってみました。

    セサミは左まわりの時は、やる気がないので、脚を当てるだけでは伝わらず、踵でぽいぽいってやってあげたらやっと動き出しました。さらに速歩にするには、もっとぽいぽいしてみると、なんとなく速歩のリズムにはなる。

    のろいけど。

    でもわにはじゅうぶん。

    立つ座る立つ座る。セットで4回ぐらいできたかできないかですぐ馬は止まってしまう。
    わのぎこちなさっていうのが伝わるんだなぁ。

    乗馬ポイント:軽速歩で立つまえに認識すべきこと

    軽早足で立つとき、馬がどっちの足を出したときに立つか、が実はあるんです。
    (これ、イギリスでやったのを憶えています)

    回転の外脚が浮いた時にお尻を上げる。

    すると進みやすくなるのです。

    日本ではあまり重視しなくなりました、と聞きましたが、わは結構それ大事だと思う。

    で今日はそこまでで。
    たっぷりレッスンしていただいて、本当にありがたいです。
    「セサミとは相性が良いようですね」ですって!
    よかったよ〜セサミ。またよろしくね。

  • 乗馬 Day 19: サンヨーガーデン Lesson 12

    乗馬 Day 19: サンヨーガーデン Lesson 12

    2022年4月13日水曜日 サンヨーガーデンで12回目のレッスンを受けてきました。

    サンヨーガーデンのレッスンチケットは、12枚綴りで、有効期限は6ヶ月。
    12月27日に1回目を始めて、年明け1月12日からほぼ毎週レッスンを重ねてきて、ちょうど3ヶ月でチケットを使い切りました!

    この日は、I川先生と、真っ白なサラブレッド、ヒーロー君です。

    こんにちは〜

    「この子は本当に素直にいうことききますからね〜。じゃ、右回りでスタートしていてください」

    と、I川先生は馬場の端へ。

    そこで、これまでに教わってきたことを駆使して、やんわりと脚を入れてみる。

    動きません。

    いやいや、言うことを聞いてくれるまで脚を当て続けているんやで。

    落ち着いて(ほんとに落ち着いて)脚をじんわり当て続ける。

    動きません。

    落ち着いたまま脚をじんわり当てるところから踵でポン、までやってみたが、5分以上、ヒーロー、動かず。

    見かねたI川先生がついにやってきてしまった(涙)。
    ね、先生がくるとヒーローは「へい、わっかりやっした〜」と歩き出す。
    苦〜悔しい。

    でもすぐに止まる。

    「指示には敏感にすぐ従う子なんですよ。」

    つまり、わの指示の出し方が違うのだな。
    しかし・・・

    と、ここでI川先生
    「膝に力が入ってますね」

    え?
    わは力を抜く天才やで。
    それにきちんと太ももの内側からお尻のコンセントにかけて乗っている。

    「それに重心がうしろすぎます」

    え?
    わは骨格の専門家やで。
    お尻のコンセントはここのはずだ。

    「鎧を外してみましょう」

    I川先生はしばらくわを見ながら、どうしてもうしろ体重だと言い張る。

    「え〜、これでもですか? この辺では?」
    「まだまだです。なんだか後ろに行ってます。お写真で見てみますか?」

    とガラケーで写真を撮ってくれた。

    なななななんと!
    そこには驚愕の事実が。

    つづく・・・

    ・・・いやいやいやいや、
    ほんとうになんだかそっくりかえっているわが映っていた。

    わお〜〜〜〜

    そして、
    「馬の首に向かって上半身を倒して、両脚を馬のお尻の方へ上げて、要するに馬の上でなが〜くうつ伏せになってみましょう。足を後ろへ上げる時、お腹を蹴らないように気をつけて」

    わ〜。
    うつ伏せ。
    楽しい。
    気持ちいい。

    「それくらい上半身が前に寝ている状態で足を下ろしてきます」

    たしかにかなり前傾。
    これで上半身を上げていなくてはならないとなると、相当に下腹部の腹筋と、腹直筋、腹横筋、および広背筋での支えがめちゃくちゃ大変です。

    「個人レッスンでないとこのような、本当の乗り方の細かいところまで、なかなか教えられないんですよね」

    たぶん、わがいつも乗り方とか詳しく尋ねるので、教えてくれたんだ。

    「こ、これは、今までの11回のってきたことはなんだったんだ、と思える新しい乗り方です!」

    馬に乗るのが運動になるなんて思いもしなかったこれまでの11回。
    でもこの乗り方は、たしかにめちゃめちゃ筋肉使う!!
    筋肉痛確実なやつです。

    なるほど、これが本物の乗り方なんだ。

    H田先生に何度も言われていた、
    「馬のお尻に運んでもらう」
    と、I川先生に何度も言われていた、
    「もっと前のめり」
    との両者の接点がかなり見えてきたぞ。

    乗馬ポイント:重心と上半身の状態

    馬のお尻に運んでもらうからと言って、そっくり返ってはダメだし、前のめりになるからと言って、自分が先に進んじゃダメ。

    乗馬ポイント:お腹の筋肉と上半身の状態

    なんかね、すごくシンプルに言って、ケンタウロス。お尻が馬で上半身が立ってるあいつ、あのケンタウロスになったつもりで馬と一体化する。

    「じゃ、そろそろ軽速歩いきましょうか」

    きんにくよれよれのわは軽速歩に行けるかどうかちょっと不安だったが、いってみた。

    ヒーローはこれまでのレッスンでのどの馬よりも反撞(はんどう。跳ね上げる動きのこと)が大きく、でも滑らかで、こちらが立とうとしなくても、リズムでお尻がちゃんとはね上げられる。

    おおお! これも新感覚です。

    これまでも、

    「立とうとしない!むしろ座りにいく」

    と先生方の指示声をいただいていましたが、どうしても立ちに行かないと、ただどすんどすんされるだけ、という感じになっていました。

    でも、今日は違います。

    立とうとする必要は全くなく、反撞に任せてぽいっとお尻が浮き、だから座りにいくことに意識を向けられました。

    たまにバランスを崩しそうになったりしますし、コントロールできない中で撥ね上げられるので、どこに拠り所を求めたら良いか不安で落ちるかもとの怖さも脳内をよぎったときもありました。

    「では、そろそろなみあしー」

    で、並足に戻ると

    「よく続きましたね〜。ヒーローはすぐに言うことを聞くので、速歩になるのもすぐなんですが、一方で、ちょっと手綱に力が加わったりするだけで止まってしまったり、案外、すぐに止まるんです。でも、言うことを聞かないから止まるんじゃなくて、止まれの指示があったなと認識して止まるんですよね。だから、これだけ長く軽速歩で乗れたのは、乗り方がなかなか良かったんだと思いますよ」

    おおおおおお、ほ・め・ら・れ・た!

    次は、この腹直筋、腹横筋、広背筋。
    これがしっかりしていないと、ちゃんと「コンセントがはまる位置に戻る」ことができないだろうと想像する。

    いや〜、ありがとうございました!!

    この後は、日の出乗馬クラブでのチケットレッスンへしばらく通います。

    気になる乗馬クラブがまだもう数軒残っているので、そちらも訪ねたい。

    今年は、すでに夏に2本、秋に1本、冬に1本と演出・出演イベントが盛りだくさんの予定なので、乗馬のチケット制は本当にありがたい。きっとまた戻ってきます、サンヨーガーデン。
    本当にありがとうございました!

    最後に、細かいところまで乗り方のご指導をいただき、本当に感謝感謝です。

    【Live Interaction】
    納得いくまで追求しよう

  • 乗馬 Day 18: サンヨーガーデン Lesson 11

    乗馬 Day 18: サンヨーガーデン Lesson 11

    2022年4月6日水曜日、サンヨーガーデンで11回目のレッスンを受けてきました。
    H田先生で、初心者クラスでは唯一雌のお馬ココちゃん。

    鼻筋がスッとして、どことなく柔らかめのお顔です。なのにかなり気が強い。
    ひたすらスタートとペースの作り方を練習しました。

    2週前のH田先生の、「お尻にコンセントがあってそれがきちんとはまっている感じで座る」も意識しました。

    毎週通ってきて、蟻の歩みほどだけど、ちょっとずつわかるようになってきている。
    こういうものって本当は、演技の稽古と同じで毎日毎日数十分ずつをかけて掴んでいくものであろう。
    歌や演技はレッスンを受けていない間、一人で練習できるけれど、馬はそういうわけにはいかないものね。
    でもとにかくおもしろい!乗馬大好き。
    サンヨーガーデンでのレッスンはあと1回!

    やっとちょっと見えた。お顔の毛の感じとか柔らかくてほんのりしませんか?

    【Live Interaction】根気よく

  • 乗馬 Day 17: サンヨーガーデン Lesson 10

    乗馬 Day 17: サンヨーガーデン Lesson 10

    2022年3月30日水曜日、サンヨーガーデンで10回目のレッスンを受けてきました。
    12回チケットなので、後2回!

    今日は初めてのお馬さん、オリオンです。

    あ、俺、写真、好き。

    担当はI川先生。
    二人組レッスンのパートナーはTさん。
    I川先生は円馬場の中に入らず、脇から指示を出して、私たちがちゃんと馬をコントロールできるかを確認。

    オリオンはかなりのご高齢で、満身創痍のテーピング馬。
    「わ〜、わたし、初めてのお馬です」
    「体験レッスンではよく使われるんですよ」
    というくらい、のんびりゆったりさんです。
    が、ライリーやアルシェと違って、4本の足の踏み方が全部違う。
    なので、「ぽっく、てっく、ことっ、よいしょ」という感じで進む。
    (わっかんねーよね汗)
    でも、わにはちょうど良いので、先週教わった「脚は触れるだけで良い」を念頭に置いて、じっくり練習。

    後ろにつく日で、この手慣れたお馬さんは、
    「はいはい、後についていきますよー」
    とすぐにスタートしようとするので、そこは一旦止めて、こちらが動いてほしいタイミングで脚を使ってみると、ちゃんとそうなった。やった〜

    ただし、すぐについて行こうとするのを止めただけで、オリオンはついていくタイミングを待っていただけかもしれないぞ。

    徐々にペースを上げるために、脚をもう少し長めに出すか、小刻みに出すか、を試す。

    乗馬ポイント:脚を使わない時間より使う時の方が多い

    脚を使って、その指示に従ったら緩めるんですけど、じゃあその後はずっと脚を使わなくても良いかというと、休んでいる時間ってあまり無くて、わりとしょっちゅう使っていると思います。

    と、I川先生。

    それを思うにつけ、そして、ドレサージュで実に「何もしていない」ように見えてコントロールができるはずなことを思うと、鍵は「触っていない時間」を作れるかだろうし、「ほんのちょっとこの辺触るときは」という指示の出し方が大事になるのだろうな。

    だから、「何もしないでいる状態とは」をできるように、両足ぷらん、が、本当の意味で、できるかどうかがポイントなのだろう。

    軽速歩は、先週教わったように、並足と指示が違うわけでは無くて。。。

    乗馬ポイント:軽速歩になる理由

    止まっている。
    → 脚がお腹に振れる。
    → 馬「お腹くすぐったい、歩く」
    → わ、褒める。
    → 馬「褒められた。へー」
    → 馬、二、三歩でペース落ちる。
    → わ、脚触る。
    →馬「お腹くすぐったい、歩く」
    → わ、褒める。
    → 馬「褒められた、ふーん」
    →これをもう数回繰り返すと、
    馬「お腹くすぐったい時、ひょこっと歩を進めると褒められる。なるほど」
    → 全体になんとなくペース上がってくる。
    → たぶん馬も上がったペースに慣れてくる。
    → ペースが上がっても、脚がお腹に振れると、
    馬「ほい、ひょい」っとペースを上げる。褒められる。なるほど感高まる。面白くなる。
    → さらに脚がお腹に振れると、
    馬「もっとかい?ほれほれほれ」と速歩になる。

    こんな感じで速歩になるらしい。

    オリオンは、おじいさんだから、速歩もゆっくり気味。
    I川先生が円馬場に入り、長い鞭でゆらりゆらりと速歩の指示を出す。
    わはまだまだなのだ。

    立つ座るのタイミングが取れない。
    いつまでもずっと馬からお尻が跳ね上げられない。
    それはそれで、内股部分の密着度が感じられて、けっこう乗れた気分。

    なんでもオリオンは上下に跳ね上げないタイプなのだそうだ。
    あぁ、それで、跳ね上げられずにでも速歩っぽく乗っていられたのだな。

    オリオンは、ここで行われるAクラス(初心者クラス)のレッスンに慣れているので、次に何が行われてどのくらいで止めるのか、よくわかっている。
    I川先生の「じゃあ後一周したら戻りましょうか」でもう耳がぴくっとそっちを向き、中央に戻りたそうにするけれど、ちゃんとそのまま円周を動いてくれた。

    オリオンがパターンを知っていたのか、わが動かしたのか、よくわからないけれど、気持ち的にはなんだか「割と乗れたんじゃない?」と思えた日であった。

    そして、頭絡(とうらく:ハミと手綱を繋ぐもの)を外して洗って元に戻しました。
    その間、オリオンは、わがちゃんとできるかどうかめちゃくちゃ心配そうに見ていて、最後にかけるところもちゃんと確認してた。

    乗馬ポイント:頭絡の外し方

    サンヨーガーデンレッスンの7回目で、頭絡の外し方を、見せてもらいました。
     その日のレッスン:
    https://elicamiwa.com/blog/2022/03/15/horse-riding-day-14/

    そのときは見せてもらっただけなので、やってみるのは今日が初めて!

    まず、ベルト部分のバックルを二箇所外し、そこまでは良し。
    それから、
    首の下から右腕を回して馬の右耳辺りの革紐を掴み、左手は左耳あたりの革紐を掴み、そこから、つるんと外す。

    ハミを洗って、拭いて、そこまでは良し。
    それから、保管釘にかけるときは、
    おでこ部分の革紐に、手綱を三重折くらいにして、間に通してひっかける。
    手綱は決して床や地面につかないように。(これは普段もそう。そこに馬や人間の足が引っかかる事故多発でおまけにそれは馬や人の生命にも関わる)
    頭絡は、できるだけ、馬の頭にかかっている時と同じ形を保つつもりで。

    なるほど。

    終わってから、駐車場でTさんと立ち話。
    スラリとして綺麗なTさんはスラリとして綺麗な白いポルシェでにこやかに帰っていかれました。

    【Live Interaction】
    指示を出す前に、指示を出していないで楽な状態をデフォルトにする。