乗馬 Day 17: サンヨーガーデン Lesson 10

2022年3月30日水曜日、サンヨーガーデンで10回目のレッスンを受けてきました。
12回チケットなので、後2回!

今日は初めてのお馬さん、オリオンです。

あ、俺、写真、好き。

担当はI川先生。
二人組レッスンのパートナーはTさん。
I川先生は円馬場の中に入らず、脇から指示を出して、私たちがちゃんと馬をコントロールできるかを確認。

オリオンはかなりのご高齢で、満身創痍のテーピング馬。
「わ〜、わたし、初めてのお馬です」
「体験レッスンではよく使われるんですよ」
というくらい、のんびりゆったりさんです。
が、ライリーやアルシェと違って、4本の足の踏み方が全部違う。
なので、「ぽっく、てっく、ことっ、よいしょ」という感じで進む。
(わっかんねーよね汗)
でも、わにはちょうど良いので、先週教わった「脚は触れるだけで良い」を念頭に置いて、じっくり練習。

後ろにつく日で、この手慣れたお馬さんは、
「はいはい、後についていきますよー」
とすぐにスタートしようとするので、そこは一旦止めて、こちらが動いてほしいタイミングで脚を使ってみると、ちゃんとそうなった。やった〜

ただし、すぐについて行こうとするのを止めただけで、オリオンはついていくタイミングを待っていただけかもしれないぞ。

徐々にペースを上げるために、脚をもう少し長めに出すか、小刻みに出すか、を試す。

乗馬ポイント:脚を使わない時間より使う時の方が多い

脚を使って、その指示に従ったら緩めるんですけど、じゃあその後はずっと脚を使わなくても良いかというと、休んでいる時間ってあまり無くて、わりとしょっちゅう使っていると思います。

と、I川先生。

それを思うにつけ、そして、ドレサージュで実に「何もしていない」ように見えてコントロールができるはずなことを思うと、鍵は「触っていない時間」を作れるかだろうし、「ほんのちょっとこの辺触るときは」という指示の出し方が大事になるのだろうな。

だから、「何もしないでいる状態とは」をできるように、両足ぷらん、が、本当の意味で、できるかどうかがポイントなのだろう。

軽速歩は、先週教わったように、並足と指示が違うわけでは無くて。。。

乗馬ポイント:軽速歩になる理由

止まっている。
→ 脚がお腹に振れる。
→ 馬「お腹くすぐったい、歩く」
→ わ、褒める。
→ 馬「褒められた。へー」
→ 馬、二、三歩でペース落ちる。
→ わ、脚触る。
→馬「お腹くすぐったい、歩く」
→ わ、褒める。
→ 馬「褒められた、ふーん」
→これをもう数回繰り返すと、
馬「お腹くすぐったい時、ひょこっと歩を進めると褒められる。なるほど」
→ 全体になんとなくペース上がってくる。
→ たぶん馬も上がったペースに慣れてくる。
→ ペースが上がっても、脚がお腹に振れると、
馬「ほい、ひょい」っとペースを上げる。褒められる。なるほど感高まる。面白くなる。
→ さらに脚がお腹に振れると、
馬「もっとかい?ほれほれほれ」と速歩になる。

こんな感じで速歩になるらしい。

オリオンは、おじいさんだから、速歩もゆっくり気味。
I川先生が円馬場に入り、長い鞭でゆらりゆらりと速歩の指示を出す。
わはまだまだなのだ。

立つ座るのタイミングが取れない。
いつまでもずっと馬からお尻が跳ね上げられない。
それはそれで、内股部分の密着度が感じられて、けっこう乗れた気分。

なんでもオリオンは上下に跳ね上げないタイプなのだそうだ。
あぁ、それで、跳ね上げられずにでも速歩っぽく乗っていられたのだな。

オリオンは、ここで行われるAクラス(初心者クラス)のレッスンに慣れているので、次に何が行われてどのくらいで止めるのか、よくわかっている。
I川先生の「じゃあ後一周したら戻りましょうか」でもう耳がぴくっとそっちを向き、中央に戻りたそうにするけれど、ちゃんとそのまま円周を動いてくれた。

オリオンがパターンを知っていたのか、わが動かしたのか、よくわからないけれど、気持ち的にはなんだか「割と乗れたんじゃない?」と思えた日であった。

そして、頭絡(とうらく:ハミと手綱を繋ぐもの)を外して洗って元に戻しました。
その間、オリオンは、わがちゃんとできるかどうかめちゃくちゃ心配そうに見ていて、最後にかけるところもちゃんと確認してた。

乗馬ポイント:頭絡の外し方

サンヨーガーデンレッスンの7回目で、頭絡の外し方を、見せてもらいました。
 その日のレッスン:
https://elicamiwa.com/blog/2022/03/15/horse-riding-day-14/

そのときは見せてもらっただけなので、やってみるのは今日が初めて!

まず、ベルト部分のバックルを二箇所外し、そこまでは良し。
それから、
首の下から右腕を回して馬の右耳辺りの革紐を掴み、左手は左耳あたりの革紐を掴み、そこから、つるんと外す。

ハミを洗って、拭いて、そこまでは良し。
それから、保管釘にかけるときは、
おでこ部分の革紐に、手綱を三重折くらいにして、間に通してひっかける。
手綱は決して床や地面につかないように。(これは普段もそう。そこに馬や人間の足が引っかかる事故多発でおまけにそれは馬や人の生命にも関わる)
頭絡は、できるだけ、馬の頭にかかっている時と同じ形を保つつもりで。

なるほど。

終わってから、駐車場でTさんと立ち話。
スラリとして綺麗なTさんはスラリとして綺麗な白いポルシェでにこやかに帰っていかれました。

【Live Interaction】
指示を出す前に、指示を出していないで楽な状態をデフォルトにする。


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