ELICA's IKI

カテゴリー: 乗馬

  • 乗馬 Day 62: 駈歩練習

    乗馬 Day 62: 駈歩練習

    2023年8月29日 火曜日 アン乗馬クラブ パートナーはダンツキャスト。

    ゆとりを持って出発したはずだったが、ギリギリになってしまった。到着すると古参のかたが、馬の手入れを教えてくれると言う。「乗馬クラブの手入れは手入れじゃないからさ」と。このかたはもしかしたらレースライダーだったかもしれない。体型的になんとなくそんな感じ? 本物を知ることのできる貴重な機会。次回はもっとゆとりを持って到着しよう。

    のんびりダンツくん

    さてダンツくん、例によってめんどくせー常歩。速歩もなかなか続かず、安澤先生が励ましてくれても今日は難しかった。なにしろ暑いし。と、先生は、ラチ周りの笹竹の長いやつを一本、パキッと追って、追い鞭代わりにし(!笑)やっと走り出してくれた。が、それでも落ち着いて2周ほどできるまでずいぶんかかりました。

    駈歩練習

    で、駈歩。
    正反動は練習しなくていいですか?と先生に尋ねると、
    「正反動は馬も疲れるので、駈歩しちゃいましょう」とのこと。

    お尻の運動だから。

    駈歩のスタートである、ストップ、後退4歩、まではうまくいくのに、どうしても「手綱を張る」が「手綱を引っ張る」になってしまう。

    冒頭のたらたら常歩の最中に「手綱を張る」をこっそり練習してもいいな。

    駈歩がなんとか始まったら、手綱を合わせるのはだいぶできるようになってきた。

    なにが進歩って、スタート時の恐怖心がもうないこと。

    だから手綱を合わせることに集中はできるのだが、肘が上がり過ぎたり、手綱を引っ張り過ぎたり、と、集中しているのに「うまくできない」状態。
    わは四肢の動きに関してとくに不器用なので、練習あるのみです。そこへさらに「右脚を使う」が加わります(左回りなので、外足である右脚で、けしかける)。

    「先生、初歩的な質問です。脚を使うって結局どういうことですか?」
    「踵だけ、ちょいっと当てるんです」

    サンヨーに通っていた頃に発見した、バレエの1番のようにつま先を外に向ける動きを入れる、ということみたい。これを手綱を合わせるのと同時にやるなんて、めちゃくちゃ難しい!
    家でバランスボールで練習すべし。

    それでも、一度、とってもいい感じで気持ちよく乗れた時がありました。

    もしかしてダンツくん卒業?

    終わってから、先生が
    「次はサウスウィンドに乗れますね」。

    なんと、ダンツくんを一旦卒業かもしれません。

    ダンツくんは、動き出しがのんびりなので、わのような初心者でも安全ですが、むしろだからこそうまく乗りこなす上級者が乗れる馬でもあるそうです。が、わの指示だとどうしてものんびりのままなので、もう少し走ってくれるサウスウィンドが、次の練習段階には良いかもしれないとの判断のようです。

    「ひえ、新しい馬なんて無理です〜」
    「そこまで乗れれば大丈夫ですよ」

    一旦軽速歩をダンツくんが始めてくれれば、わの乗り方は悪くないらしい。がんばろう。

  • 乗馬Day 61: 調馬索に戻り…

    乗馬Day 61: 調馬索に戻り…

    2023年8月22日 アン乗馬クラブ ダンツキャスト

    朝一に間に合うよう、5時半起床、乳飲子犬の世話6時半に出発して馬場へ。

    鞍を鞍倉庫から出して準備する。その間、安澤先生がダンツ君を洗蹄場へ引き出してくれる。固く絞った布で身体を拭き(ブラッシングにするときとの違いがわからぬ。どうやって判断するんだろう)、鞍を乗せまする。

    馬装の順序

    1 ジェルパッド。前方後円墳の状態でね。頚椎と胸椎の間くらいに先端がくるように

    2 ゼッケン。それよりも首の方へ

    3 羊毛パッド。裏にふわふわの羊毛がくるようにね。馬のためで人間のためじゃ無いからね。これは頚椎の根本をしっかりカバーするように

    4 鞍を載せる

    5 腹帯をつける(腹帯は先生がつけてくれた)

    6 頭絡をつけ、腹帯とを「マル管(まるかん)」で繋ぐ。先週、この綱の名称がわからなかったが、先生が、どなたかの乗ったあとでこんがらがったその綱をほどきながら「まるかん」と呼んでいた。「マルカン」自体は、2個ついている丸い輪のことだと思う。綱の名称は何ていうのかまだ不明。ちなみに、頭絡はまだ先生がつけてくださる。

    マイ拍車

    こうして少しずついろいろ学びながら、馬場へ連れ出す。ダンツ君、もう行きたくな〜い感まるわかりです。

    今日もGoProを用意して、またがり、常歩スタート。あとからGoProで見ると、実に実に実にゆっくりだ。ゆっくりすぎるだろ。乗っているとあまりそう感じないのよね。もっと馬を勧められるようになりましょう。

    そうそう、今日は初めてのマイ拍車を装着しました。実は拍車と拍車をブーツにつける革紐をセットする方法がわからなくて、今日乗った時のは、まるで出鱈目です。(帰宅してからネットで調べて、ちゃんとやり直しました。やり直したのがこちら。ちゃんと家で予習してから来ようね)

    軽速歩の練習

    せっかくマイ拍車をつけましたが、ダンツ君はものともしません。軽速歩を練習しようと思っても、5歩くらいでいやいやしてしまいます。26歳だからね〜。でも今日は朝方に大雨が降ったりして、この夏の中でも過ごしやすい方なんだけど。いや、湿気がすごい。大きく馬場をつかっていまして、手前を変えて直進したりなど、常歩状態では綺麗にターンして綺麗に直進して、ができたかな、とは思います。が、速歩になると、とにかくあまりに動いてくれないので、先生がついに調馬索を取り出しました。あちゃ〜、調馬索に戻っちゃいました。

    「あさいちはね、動きたがらないからね」

    と慰めてくださる優しい安澤先生です。

    それでも軽速歩で回り続けるのがなかなか大変でした。

    駈歩の練習

    なんとか継続できるようになったら、正反動の練習はすっ飛ばして駈歩練習へ。

    ここでも、止まって4歩バックして止まる、まではできる。いい感じ。で、そこからのスタートで

    ・私は、手綱を引き締めてしまっている。引き締めるのではなく、はみから手元までのたるみをピント張る。おそらく、それによって馬がそこから離れようと首を前に引っ張る気持ちになる瞬間に、わの右脚を後ろへ引く。それによって馬が右の後ろ足を前に出す。この二つの連動によって駈歩になっていくものと思われる。
    あとは手綱を馬の首の動きに合わせていく。馬の首は、背中の伸縮と連動している。後ろ足で地面を後ろへ蹴った時、首は前に向かう。前足も前方の地面に向かって伸びる。伸びたら、後ろ足を前に戻すし、前足も戻る。両足がお腹の下に縮まる。そこからまた後ろ足が後ろへ地面を押すように蹴る。きっとこんな感じで動くんだろうな。

    もっともっと乗らなくては掴めないだろうなあ。わは1週間に一度のペースでしか来られないので、のんびりいきましょう。

    なんとか調馬索つきで駈歩で一周できたので、今日はここまでかなと思ったら、調馬索なしで軽速歩で大きく回る練習をさせてくれた。手前を変えて2周。なんとかできました。やれやれ。

    乗馬後のお世話

    お世話して鞍などもちゃんとしまっておしまい。

    いやいや、実は鞍を外す時、鞍だけ持ったはずなのに、わの腕力が足りなくて、もちあげるというより引きずる形になり、結果的にジェルパッドまで一式全部動いてしまい、持っていた鞍以外が下に落ちてしまった。む〜。腕力がんばれ。

    今日はポカリもおやつもなく、ダンツ君、お水ばっかりでごめんね。でも水浴びは嬉しそうだったね! 蹄油(ていゆ)はつけなくて良いとのことなので、そのままにして馬房へ。

    今日もありがとね、ダンツくん

  • 乗馬 Day 60: Sitting Trot まあまあの出来

    乗馬 Day 60: Sitting Trot まあまあの出来

    2023年8月16日、相模原のアン乗馬クラブ。日本での乗馬回数がちょうど60回目になりました。極端に運動神経の鈍い三輪えり花にしてはがんばっております。

    5時半に起きて犬の世話をして6時半に出発(昨夜は遅かったから3時間しか寝ていない)。8時からの乗馬レッスン。と思ったら、わの予約は8時半だった。とほほ。車の中で15分ほど仮眠する。


    支度:

    ダンツくんを引き出してきて鞍を載せるまでを先生がやってくださった。が、きっとこの一連を自分でできるようにならないといけないのだな。次回、どのタイミングでどうするのか、尋ねよう。
    今日は、先生が鞍を載せるまえに、硬く絞ったタオルで全身を拭く、という作業のみ。
    ブラッシングする日と、この水拭きの日とがあるのはなぜだろう? 何を根拠に判断?

    軽速歩と正反動を駈歩の練習

    2週間空いてしまうと1からやり直しになってしまうな。

    軽速歩の手前を合わせるのが今日はなぜかうまくいかなくって、毎回スタートするたびに逆足になってしまった。先生に指摘される前に自分で気づけるようにならねば。

    エンジンがかかるまでかなりノロノロなダンツ君らしく、今日も最初の常歩はともかく、速歩になると入り口付近で立ち止まっていたけれど。
    軽速歩は、立つ(踏ん張るところ)にリズムがいってしまった。座る(抱え込む方)に意識を向けないとダメです。

    そうそう、発見があった!

    進む時、私の視線が馬の首に落ちていると、止まる。私の視線を遠くにすると止まらずに進むことがわかった。

    なるほど!

    正反動はなかなか良くできた。大きく一周するコースで。上半身は後傾。骨盤の動きは馬のお尻の動きに合わせて。肩の力を抜いて、手綱に寄りかからず。背筋ができてきたのかな。いい感じです。どこも擦りむかなかったし、弾みそうになったとき、後傾を意識することができた。ただ、後傾を意識すると一時的に骨盤運動が止まる。次回はこれを改善したい。骨盤運動を続けながらの体重移動。

    いよいよ駆け足。

    「手綱をぴんと張って」の指示を出すときのその「ぴんと張る」のがどうしても引き絞るになってしまうので、ダンツくんかわいそう。手綱を短く持ちすぎる上に怖いから腕が体に寄ってしまって、ダンツくんの首が伸びてくれないのだ。だからすぐに止まる。

    ちなみに、駈歩の指示の前の「ストップ、後退り4歩」はわりとうまくできるのだ。

    そのあとの実際のスタートは、先生の声がけにダンツが従っているのではないかと思う(涙汗)。手綱を緩めに持ってやってみるのだけれど、馬の首が、駈歩で前後する距離と同じに保って動かすとき、今度はゆるゆるになっちゃって止まる。なんとかそれができても、脚を動かすところまで意識がいかないので、止まる。今日は半周もできなかった。

    でも最後には、手綱を動かしながら(合わせながら)右脚で(左回りしているので)けしかけるのが「3歩ほど」できました。う〜む。運動神経皆無の三輪えり花、焦らず一つずつ願張ります。

    帰宅してから、そうだ、バランスボールの上でこれの練習できるじゃんと思ってやってみた。腕を動かしながら、右脚を後ろへ蹴るのを繰り返す練習。あ、キックボードに左足で乗って右足でキックして進むみたいな感じ。その際に腕を合わせていく。

    お世話:

    W先輩が手伝ってくれて、またもいろいろ教わった。ありがとうございます〜

    ・ゴム長靴でお世話しよう。乗馬ブーツをすぐに脱いでそこでゴム長靴に履き替えられるよう、洗蹄場にきた時から用意しておく。なるほど。荷物を置いておくと邪魔になるかと遠慮していたのだが、逆だった。じゃあ、庭仕事用のゴム長靴を持ってきましょう。

    ・今日はポカリ粉末を持ってこられなかったのだが、Wさんが上げてくださった。感謝!

    ・頭絡(とうらく)を外し、無口(むくち)をつける。前回は、無口をかけてから頭絡を外そうとしてこんがらがった(涙笑)。今回は、頭絡を外してから無口をかけたのだが、頭絡についている手綱以外の綱、あの腹帯に繋がっているやつをどう外せばいいのかわからず、結局こんがらがった。Wさんが、腹帯を外して、とアドバイスしてくれた。腹帯を外すも、腹帯についているこの綱をどう外せばいいのかわからずさらにオロオロする。

    まず水をやる。

    腹帯をはずす→腹帯と頭絡を繋げている綱を外す→頭絡を外す(この時点で馬が完全フリーになるのだが、いいのだろうか。なんだか先に無口をつけることをどこかで読んだ気もする)→無口をつける

    鞍を外す(横のバーに一時的にかけておく)

    丸洗い開始。右足元から始め、太ももの内側の大動脈をまず冷やす→太ももから背中、首元。反対側からも同様に。最後に心臓のあたりへ行くように。(今日はWさんが石鹸もかけていた。よってそれをあとから流し落とすのも必要。石鹸をかけるか否かはいつ誰が決めるの?)鼻息が荒いようならさらにうち太もも大動脈を冷やし続ける。

    水落とし用具「汗こき」を使って水分を落とす→乾いたタオルでよく拭く。とくに膝から下は大事なので水分が残らないようにしっかり拭く。
    ・乾かしている間に、脚のプロテクターを洗ったりする。
    ↓ 
    蹄油(ていゆ)塗布

    オヤツタイム!バナナをあげたよ。動画も撮ったよ。→ 馬房へしまう。

    実はわはここまでしかしたことがなく、そのままシャワーを浴びて着替え、まだ洗蹄場にいるWさんにおつかれさまでした、と声をかけると、まだ終わってない。とのこと。は? おお!鞍の世話が残っているそうな。

    E「えっ、やったことがありません」
    W「やってください」
    E「方法がわかりません。やったことがないし、おそわったことがないので」
    W「じゃあ鞍をしまって」
    E「しまう場所はどこにありますか?」

    まるで知らないのに、やれとはいかに!
    もちろん、Wさんに悪気はなく、3月から来てるんだからいい加減知ってるでしょ、との気持ちなのでしょう。毎回彼女に会うわけでもないしね。私だって先生に「この後、他にやることありますか」は尋ねてきたつもりだけれど、優しい先生は「ああ、いいですよ、やっておきます」で今まで来てしまったのだ。

    というわけで、今日は鞍のしまいかたを教わりました。

    ・ゼッケンは干すので、まだしまわない(きっとそのうちに、これの洗い方や干し方やしまいかたも知るべきなのだ。先にネットでしらべておこうか)

    ・鞍は、鞍小屋があり(初訪問)、その一番奥にこれを置く

    E「これがダンツくんの鞍ですね?」
    W「いや、初心者用の鞍」

    なるほど。

    W「本当は鞍にも油を入れるんですが、今日はもういいです。このあと乗る人もいるかもしれないし」
    E「本当は鞍に油を入れるとのことですが、それはどうするんですか?」
    W「自分でお手入れセットを買って、こういう丸いスポンジで拭きます」
    E「そのお手入れセットや油は何を買えばいいのでしょう?」
    W「む〜。まだいいです」

    そのあと、ワセリンの青い蓋の容器が目に入ったので、ワセリンでいいらしい。これもネットで調べてみよう。

    ・ハミを水洗いする。革の部分は濡らさないように、水拭きがいいかと思っていたのだが(たしかここでも最初にそう習った)バケツに水を溜めて洗うことを勧められた。ほかのかたもそうしていた。なるほど。→ハミを拭き、その水分を吸ったタオルでそのまま頭絡の革部分を拭く→頭絡を所定の場所に掛け置く。頭絡に手綱を通してひっかける方法を、日の出乗馬クラブ以来で教わった。えーと。(当時描いたイラスト再掲)

    はい、よくできました。

    実は今日は、GoProを持って行って、わの乗馬を記録してみたのだ。来週までに見ておこう。

  • 乗馬 DAY 59:  いまひとつ

    乗馬 DAY 59:  いまひとつ

    5時半起床、犬の世話。6時に餌をやってトイレなどさせて6時45分に出発。ギリギリでアン乗馬クラブに到着すると、わの予約が入っていない!!!
    あ〜そっか、手書き壁掛けカレンダーの7月の予定日に書いちゃったから、8月で曜日がずれたんだ。無理なら出直そうと思ったが、ダンツくんで9時過ぎから大丈夫とのことなので、乗る。

    8時からは障害の練習をしている女性がいて、それを見ていた。かっこいいなあ、障害。ひとつを跳ぶまでに駈歩でいくのか、速歩でいくのか、の違いがあったり、二つを立て続けに跳ぶんだけど、二つ目を飛んだ後の馬の興奮とか、テレビやYouTubeで見るのと鼻息加減が迫力がある。これくらいはできるようになりたいなあ。

    今日はあまりうまくいかなかったな。いや、軽速歩はとてもうまくいったと思う。が、正反動がいまいち。お尻を合わせようと思うと脚の指示が疎かになる。今日は姿勢を正そうとしてもあまりうまくいかなかった。実はちょっと左腰が痛い。そして駈歩は最もダメ。ゴム長靴のせいらしい。ふむ〜。

    前回までゴム長靴で良かったのに、今日からゴム長靴だとイマイチなのはなぜ? 

    おそらく、少しうまくなったせいだと思う。これからは革靴でしっかりコントロールを効かせていくのが課題なんだ。実は本日、ゴム長靴にしたのは、ジーンズ生地のジョッパーズが分厚くて、革の長靴には入らないからなのだ。次回は本来のジョッパーズに戻ろう。

    それにしても、
    「手綱をピンと張って、張ってから、ゴー!」
    らしいのだが、ピンと張るのと、引っ張ってしまうのとの差がわからぬ。引っ張ってしまうと後退りまたはストップになってしまうし。ダンツくん、ごめんよ〜。

    終了後、今日は、人参とバナナとポカリスエットを持ってきているので、まずはポカリを水に溶かして飲ませる。美味しそうに飲んだ! それから丸洗い。前回、教わった通りに。とても気持ちよさそう。良かった良かった。糞もしたので、それも掃除。最後に人参とバナナをあげてみんなハッピー!

    次回はもっともっと上手くなりたい。

  • 乗馬DAY58: はじめての馬装&はじめての丸洗い

    2023年7月19日晴天酷暑 

    朝5時半に起き出し6時半に家を出て8時半からのレッスンに備えたよ。
    昨夜は、明日は朝早いからときちんとブーツや着替えの準備をして、ブーツかかとの詰め物を確認して、意気揚々と玄関に用意してあったの。

    朝早い下りの道路はまだまだ空いていて、8時にクラブに着きました。で更衣室に入って、はたと「あれっ、なんか忘れた。え。ブーツがない。どわぁ」

    裸足でゴム長の巻

    先生はすでにすでに馬場に出て、1人のレッスンをなさっている。しょんぼりして近づき、先生に相談すると、更衣室にあるゴムのブーツは使っても良いとの事。合わせてみるとちょうどいいのがありました。しかし、今日履くべき靴下をブーツの中に入れて準備していたので、当然靴下もありません。裸足で乗馬ブーツです。

    それでも朝早いのが無駄足にならなくて良かったと胸を撫で下ろしつつ、前のレッスン生を眺めながら待ちます。ちなみにレッスン見学は、Clubhouseの冷房の効いた涼しい窓辺から馬場を見降ろせるのです。

    はじめての馬装

    前の方が終わると先生

    「じゃぁダンツ君を出して準備して」

    「えっ、まだ準備と言うものをしたことがありません。馬房|にしまえますが、出したことがありません」
    すでに暑さで汗だくの先生が馬房からダンツ君に無口(むくち)を付けて出すのを見て憶えます。ダンツ君が洗蹄場へ来たら、無口の両側に鎖をつけて、待ちます。

    どうしていいのかわからずただ待っていると、W(渡会)さんが到着。私がしどろもどろしているのを見て、すぐに察し、

    「まずダンツ君の背中の埃を払う」

    なるほど。巨大な靴ブラシのようなものでダンツ君の背中の藁クズとか埃とかを払います。

    そこへ一休みなさった先生がやってきて、ダンツ君の前足につける脛当てを用意し、それをつけます。

    「じゃ、鞍を乗せて」

    「やったことがありません。憶えます」

    1から教えてもらいます。

    はじめての鞍の載せ方

    1. 一番最初、裸の背中に白いジェルパッドを敷く。ジェルパッドは前方が直線、後方が丸く切り込んであって、そう、前方後円墳の形をしているわけだ。なので、丸くなってる方をお尻側、まっすぐ切ってある方を首側にして背骨にかけます。
      この時、頸椎の麓あたりまでジェルパッドが来るように。
    2. その上から、ゼッケンと先生がお呼びになった、大きめのキルトの紺色の布パッドをがばっとかぶせます。
      それは頸椎の麓をちゃんと包む位のところまで載せます、
    3. それからもう1枚、白いもこもこの大きめのパッド(これも前方後円墳)をその上にかけます。
    4. そしてその上に鞍を乗せます。
      鞍はとても重いです。鐙なども付いてセットになった塊を、よっこらしょと持ち上げ、がばっと背中にかけます。まだ場所がはっきりしないので、先生が直します。
    5. ゼッケンのお腹側には腹帯ストラップ留めが付いているので、腹帯用のストラップをそこを通してから腹帯をつけます。
      腹帯の向こう側は先生がつけてくれたので閉める加減とか、ちょっとわかりませんでした。
    6. 頭絡をつけます。
      頭絡についているハミを馬の歯の間にかませるのは私はまだできなくて、先生がやっているのを見ています。
    7. それからダンス君をおとなしくさせておくための、首を下に張っておく革紐をつけます。
      馬は、首を前に伸ばして走るので、初心者の私の場合は、馬の首がいつも下を向いているようにするんですね。なので頭絡の顎の下から腹帯にかけて、真ん中に皮紐通します。

    いろいろ、もう数回やってみないと加減がわからないと思いますが、取り急ぎ、はじめての鞍乗せ、馬装完了でした。パチパチパチパチ。

    ダンツくんは元気そうですが、放牧されるのかなあと思ったら、洗蹄場に連れてこられて、ハミをさせられてからは、しょんぼりして首を垂れ、目をとぼとぼさせていました。働きたくないオーラを全身から発しています。

    常歩(なみあし)スタート

    鞍に跨るのはだいぶ上手くなりました。
    そもそも、先週、ロングブーツのかかとに新聞紙を詰めて踵を高くし、ブーツの脚と私の脚の長さのバランスが良くなると、膝を曲げやすくなり、すっと簡単に鐙に足をかけることができたわけです。今まではブーツの脚が長すぎて膝を曲げられなかった、それゆえ、なかなか足を鎧にかけづらかったし、そこで踏ん張って跨るなどの一連の動作がガチガチでできなかったんですな。。ほんのちょっとの事なんですが、こんなに違うってこと自体にびっくりです。

    ダンツ君が常歩で、のろのろとなんとなく馬場を一周している間、先生は埃が立つ馬場に水を撒きます。先生が水を撒く準備をしに馬場を出て行ってしまうと、ダンツ君は立ち止まってしまいました。先生が来るとまた歩き出すんですよね。結局、先生がいるから安心して動く、あるいは先生がいるから仕方ねーなと思って動くかのどちらかです。要するに、私の指示で動いているわけではない、と。く〜。

    今日のクラブは、人がいっぱい、駐車場も満車。みんな涼しい時間帯狙っていらっしゃるんですね。ダンツくんの後から別の馬さんがやってきてさっさと速歩を始めます。すると、速歩を始めた馬を見たダンツ君、自分も速歩しなきゃと思ったらしく、ちょっと雰囲気が速歩っぽくなりました。が、私が、まだ先生がいない時に速歩を始めてしまうことに恐怖があるので、常歩のペースを保ってもらって、坐骨での方向転換や骨盤の前後揺れの感覚を練習します。

    軽速歩

    最初は右回りで軽速歩。ダンツ君、よく止まります。馬場の一部に、ほんのちょっとだけ上り坂になってる瞬間があるんですけど、そこに来るともう止まります。なんて怠け者なんだ! 入り口で止まり、坂で止まり。ダンツ君、全くやる気がありません。
    それに彼は右回りが苦手です。なので左周りへ八の字で転回します。

    左周りのことを左手前と言うの?右周りのこと右手前? はい、そうです。

    左手前の系速歩は、普通にいい感じで進みました。外回りの脚が上がる時にお尻を上げる、というタイミングが、乗り初めからうまく合うようになってきたのか、いちいち注意されなくなりました。特に考えているわけでは無く、なんとなくここかなと思って合わせると合っているようです。

    が、この「なんとなくここかな」を、もう少し明確に認識して、意図的に合わせられるようになりたい。お尻の感覚で、どっちの脚が上がっているかがわかるようになりたい。

    さて、軽速歩を続けるうちに、入り口付近で止まる事はなくなり、上り坂もちゃんと通過してくれるようになりましたね。止まらずに動けるようになってきてから正反動の練習です。

    あと、まだまだまだまだ軽速歩を出すのに先生の掛け声が必要です。私の指示でダンツ君が動いてるわけでは無い事は明白です。早くなんとかしたい。ダンツ君は、今は速歩の練習ですね、とわかると、手綱を持つだけで、すぐに速歩に入ってくれる。便利と言えば便利。だが、指示を出していないのに勝手に始められてし合うわけで、指示の練習にはならない。最初の指示の時が1番の練習どころなのに、まだまだです。

    正反動

    正反動は、お尻の波をうまく鞍の波に合わせられるようになりました。

    体を倒して後でバランスを取る。
    えーと、お尻は鞍の中央に安定しているのですが、骨盤を後傾させ、その後傾の角度通りに上半身が後ろ上方に向かって伸びていく感じ。床に足を伸ばして座って、上半身をすっと伸ばしたまま、股関節から後ろ斜めに倒してキープ、という感じです。
    腹筋、背筋、僧帽筋、揃って、馬が前方に向かうエネルギーに従って後方へ。物理で言うと、速度に合わせて三角を作るといいますか、馬が前に向かう分、私は後ろへ倒れる。馬の首と私の頭と鎧とで、全体としてきれいな二等辺三角形を作る、そういう風にバランスを取るとうまく鞍とお尻が合うようです。

    しかしながら、鞍とお尻を一体化させることに一生懸命で、まだまだ脚を使うことができません。脚で抱え込んで逃す、に集中すると骨盤の動きがギクシャクする。また、坐骨で馬を前へと押し出す、と先生に教わるのですが、いまひとつ連動がうまくいかない。坐骨で鞍を押し出す物理は理解できるのです。馬の脚の動きで、鞍が上下する。鞍が沈めば骨盤は後傾し、鞍が上がれば骨盤が前傾する。この、骨盤が後継した瞬間に、そのエネルギーをそのまま使って、次に骨盤が前傾するタイミングで、坐骨を前に送るというのを、意図的に動かすことができればいいんですけど。まだ鞍の動きの通りに、それに沿って坐骨が動いてるだけ。意図的に坐骨を前へ送るってことがまだできていません。
    脚で抱え込むと、それができなくなり、坐骨を使おうとすると抱え込むことができなくなり。ダンツ君も、「ちょっと待ってそれわかんないから」と止まってしまいます。

    それでも徐々に長く正反動で乗っていられるようになりました。

    お尻はほとんど跳ねません。大丈夫です。跳ねそうだなと感じたら、後傾することができるようになりました。最初の頃は後傾するためにホルダーを引っ張り続け、ホルダーを外しても手綱を引っ張ってしまっていましたが、今はもうしていない。

    ただ、手綱をちょうどいい感じで張った状態にしておくのも、まだできていません。手綱を良いバランスで張っておこうとすると、手が胃のあたりまで来てしまいます。本当は鞍の前の縁のところに置いておきたい。

    駈歩

    いよいよ今日も駈歩の練習です。前回、はじめての調馬索無しでの駈歩でした。今日もやってみます。正反動での恐怖心がなくなったので、駈歩をやりましょう、と言われても平常心で「はい」と答えられました。始める前、一瞬、できるかな?と不安がよぎりましたが、走り出してくれたら、坐骨と手を馬の首のリズムに合わせていくだけなので、かなり楽しく乗っていられた気がします。

    これも先週は最大で半周程度できただけだったのですが、今日は1周半まで続られました。といっても馬場の半分での1周半ですけれど。まぁこうして、少しずつ進歩していきます。

    いろいろ怖くなくなったのはとても良いと思います。

    はじめての馬体丸洗い

    今日は暑いので冷たいお水をかけてあげます。

    夏の馬体丸洗い方法と順番

    1. とにかく馬装を先に外す。
    2. お水を飲ませる。
    3. 馬の右側、お尻の側からホースで水をかける。
      太い血管があるあたりを中心に、火照った体を冷ましていく。水が嫌いな子もいるので注意深く始める。
      お尻という一番大きな筋肉から始め、徐々に前方へ。
      隣の馬房に水がかからないように丁寧に。(足を濡らしたくない馬もいるので、乾いた床がある番号をキープしておく。また、隣の馬に水がかからないよう、他の方に水がかからないよう、細心の注意を払う。
    4. 右半分が終わったら左半分を同じように行う。首などの大きな部分をとりあえず冷やしたら
    5. 脚や足の泥などを落としてあげる。
    6. 扇風機で風を送りながら、再び大きな筋肉に水をかけ、お尻の穴や、太ももの内側の大きな血管の辺り、首を念入りに。
      ダンツ君の鼻息がフガフガしなくなったら、火照りが冷めてきた証拠なので、それをチェックする。
    7. 毛並みの水切りをする。
      ステンレス製の、まん丸い輪っかのついた棒を使って毛並みに沿って、水分をこそげ落とすようにする。全体の大きな水分を払ってしまう。
    8. 大きなバスタオルで、全身を拭き上げる。
    9. 最後に小さいタオルを何枚も使って足膝から下の部分が冷えたりしないようにしっかりしっかり拭きあげます。

    ここまでが馬体の丸洗い。

    はじめてのポロ掃除

    洗ってる最中にダンツ君はリラックスしたのか、たくさん糞をしました。馬の糞のことをポロもしくはボロと呼ぶようです。大きなちりとりと大きな箒で掃除します。後ろ足の下にあるので、蹴られないよう、大きなちりとりは遠くに置き、ポロを少しずつ脚下から掻き出します。それからそれらをちりとりの方へ掃いて行き、所定の場所に廃棄します。

    このように、実際に馬に乗っている時間よりも、馬のお手入れをする時間のほうがずっと長いのです。でもそれが大事ですね。

    気がつくと鞍が消えていたので、どなたかがしまってくれたに違いありません。次は鞍をどこから出してきて、最終的にどこへしまうのか、背中に乗せたジェルパッド等の始末(洗濯)等はどうするのかなど教わらなくてはなりません。

    最後に恒例の記念撮影。ダンツ君もずいぶん私に慣れてくれました。

    お水に入れるポカリスエット粉末や、おやつのにんじんは、各自持ってくることになっているそうです。次は、私もポカリスエットの粉袋と、にんじんとバナナを持っていきます。自分の分の水も、保冷袋に入れて洗蹄場のすぐそばに置いておけるるようなので、次はそうしようと思います。

    次に持ってくるものリスト

    • ブーツ!
    • 靴下
    • 保冷袋
    • にんじんスティック and or バナナ
    • ポカリスエット粉末剤
    • お世話用に、短いゴム長

    おまけ:まさかのあっかんべーなダンツ君