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【TRS】Cambridge

久しぶりのtravelingシェイクスピア、
今回はケンブリッジからお届けします。

最初にキングスクロス駅からケンブリッジに到着する前の電車の中で、私が『十二夜』からオリビアのセリフを読んでいます。

ケンブリッジについてから、私の人生で最も重要な人物の1人であるNicholas Barterさんがケンブリッジを案内してくださり、また『夏の夜の夢』から最後の妖精パックのセリフを、見事なケンブリッジ英語で朗読してくださいます。

途中で、ケンブリッジの卒業生ならではの、秘密の学生時代の話など英語でニコラスさんがしゃべってくれています。
私が日本語でキャプションをつけましたのでそれも併せてお楽しみください。

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Chinese Ink Calligraphy

I am practicing Chinese-ink calligraphy so called Sho-do.
The other day, I had a chance to make some cards of words of Shakespeare in Chinese-ink caligraphy.

As my new book called Actin and Directing Shakespeare has been published, I had a celebration event.

There, I wanted to thank the special participants who came to that party, and here they are!  

Lovely words of Shakespeare on Japanese thick paper card called ShikiShi.

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息こそ全て Breathing is the Thing

【稽古風景:息】

7月5日の『今あなたに知ってほしいシェイクスピア』(略して、いまシェ)の稽古をしています。

稽古でもワークショップでも授業でも、受けている人から、こういうことはみんなも知りたいと思うという言葉をよくいただくので、できるだけシェアしていこうと思います。

先日は相手役のルーサーさんに、息の使い方で演技の違いを実感してもらいました。
そして二人で、だよねー、と思ったことをお伝えしましょう。

皆さんはせりふの前に息を入れますか?
それともせりふの後に息を入れますか?

変な質問だと思いますか?
だったら、息の使い方をちょっと勉強することをお勧めします。
新刊『シェイクスピアの演技術』56ページ、「声と息」の項で書いておきました。

ところがね、この使い方をしていても、うまくいかないことがあるんです。

トレーニングが演技に活かせない とんでもない理由

本人は、せりふの前に息を入れているつもりでも、実際は、せりふの後に息が自動的に戻ってきてしまう人がいるのです。

そうすると まるで溺れている人が息を焦って吸いにいくような呼吸になり、結果として 溺れている人が焦って喋っているような喋り方=演技になってしまいます!(怖)

あのね
呼吸練習(呼吸だけに特化したトレーニング)のときは ほとんどの人が問題ないのです。よくできている。
だから 仕組みとしては理解しているはずなのです。

ところが、いざ せりふになると途端に、呼吸練習をする前の、とってつけたような芝居がかった臭い演技に戻ってしまう。

なんで?

なぜ仕組みを理解しているのに、呼吸練習ではできるのに、ことばを入れて呼吸と組み合わせて、という「気持ちを入れない練習タイム」にはできるのに、いざ心理を加えた「演技」のときはできないのだ?

その原因は

なんだと思いますか?

なんと、顎を上下する癖!
それが原因だったんです。

ふいご ってご存知ですか?
アコーディオンでもいい。とにかく、閉じているものは開くと そこに空気が入ってきます。
喉も同じで、顎を下げた状態から顎をあげると自動的に息が入ってきちゃうんですね。

なんでしたら、ぜひちょっとやってみてください。
息をとくにするつもりにならず、口をポカンと開けただけの状態で顎を上下するだけです。
ね。息が自動的に出たり入ったりしますでしょう?

それがせりふの息をコントロールできない超最悪の原因なのです!

現代の日本人は、テレビのキャスターもタレントさんもみーんな揃ってうなづきながら喋ります。たぶん、そうすることで、しっかり伝えてる感が 気分的に 生まれるから。

けれど、それをしてしまうと、演技には全く不向きなんです。

普段からうなづきながら喋ってしまう癖を、演技のときにも捨てられなくて、そのために、せりふの後や文節ごとに息があっぷあっぷと自動的に入ってきてしまう。

で、なぜそれがいけないか?

息を操縦できない 魔の因果関係

まず 
息が肺の下の方に落ちていかない

すると
胸が持ち上がった状態で短い浅い息しかできなくなる

すると
息が浅くて短いので、せりふには足りない

だから
もっと無理して吸い込もうとしてしまう

すると
切羽詰った気分になる

だから
切羽詰ったような演技しかできない

つまり
微妙な気分や意味や感情やトーンの違いを表現できない

おまけに
声は上ずり、ただ一本調子で叫ぶだけな感じになってしまう


声を枯らす

結局
切羽詰った気分だけが観客にも伝わる

だから
物語は伝わらない

そのうえ
枯らした声に観客も疲れてしまう

だから
演劇ってうそくさい
疲れる
ガキの遊び
と思われてしまう

だから観客が減る

ほら!
顎の上下で息が意図せざるところで入ってきてしまう癖のために、こんな因果関係が!!

いちどご自分が演技しているところを動画に撮って、どれほど顎の上下で芝居してるか、チェックしてみてください。

呼吸を、自分の意思で、自由自在に操縦できるようになれば、演技はかなりすごいレベルになる!

でも、顎の上下の癖がある限り、呼吸練習が本番(演技)では役に立たなくなってしまうの。

癖から離れよう。

で、癖から離れるためには、自分の体がどんな風に動いているかを知って、それを操縦できるようにならなくちゃいけないのだ。
(その話はまたいずれ)

7月5日は、ルーサーさんがどんな風に体を息を操縦しているか、その目でしっかり確かめられます。
http://acture.biz/event/asobigatari/2019/04/14/acting-and-directing-shakespeare/

【今日のライブインタラクション】

顎を上下して喋る癖に支配されていませんか?

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科白?台詞? Lines in Japanese

【科白?台詞?】

シェイクスピアの科白を演じてみたい人のための『今あなたに知ってほしいシェイクスピア』は7月5日。

「せりふ」という日本語の語源を調べていて、面白いことがわかりました。

「せりふ」という発音は日本語なのに、漢字で書かれる時の「台詞」または「科白」は中国語由来だと言うのです。
(それを知らないうちに、私は感覚的にひらがなの方が好きで、『シェイクスピアの演技術』でも「せりふ」とひらがなで書いております)

まず「台詞」について。

「台本」の「台」とそこに書かれている、喋るべき言葉を示す「詞」。または、「土台」になるべき言葉という意味で、「台詞」。
というように考えていました。

次に「科白」について。

「白」は、「告白」「自白」に使われるように、実は「言葉で吐露する」という意味があります。
「科す」は、「罰金を科す」など、罰と組み合わせで使われますよね。
なので、「科白」に「白」が使われるのは理解ができるのですが、なぜに、罰にまつわる「科す」が使われるのかが、謎でした。

そこで!

「せりふ」の語源を調べたつながりで、「科白」の「科」への謎を解明すべく、

漢字の違いを調べてみました!

今回、お世話になったのは、日本語不思議時点、漢字文化資料館、劇作家別役実の過去発言(はてなぶろぐ)などです。ありがとうございます。

まず「台詞」

これはなんと「舞台詞」、つまり、舞台の言葉、という意味で、「舞」の字が省略または抜け落ちたもの、だそうなんですよ。これは日本語由来説と中国語由来説と二つありました。

次に「科白」

これが面白かった!

「科白」の「科」は、なんと「しぐさ」の意味だというのです。おお。だから、「仕草と言葉」という意味で「科白」なんですな。

「台詞」だと、言葉そのものしか意味しないが、「科白」だとそこにどんな仕草を含めるかまでをなんとなく念頭に置く漢字です。

そう思うと、日常で、たとえば一向に借金を返してくれない人が
「あと1日待ってください」
とか言うのにたいして
「そんなせりふは聞き飽きた」
なんて返したりするときは、「決まり文句」「おきまりの文言」という意味ですから、「台詞」のほうがふさわしいですね。

一方、舞台で俳優が使うときは、

「そのせりふはどういう気持ちでいうの?」
と考えるのに、どうしたって仕草も含まれます(ここで、仕草を含めて考えられない俳優は、ちょっと自分のすべきことを考え直した方がいい)から、「科白」を使う方がふさわしい感じがします。

・・・けれど、現代の日本語の感覚で

「科白」「科」が、「しぐさ」という元の意味よりも「罰を科す」という、あまり好ましくないイメージが強いので、私はあまり使いたくないかな。

と、おもうと、やまとことばのひらがなのまま「せりふ」と使うのが好きです。

漢字の使い方含め、ことばにこだわる三輪えり花は、やはりことばにこだわるシェイクスピアと相性がいい、と自負しております。

思い込みではない言葉の感覚、

昔の読み方も、現代の感覚も、両方合わせてシェイクスピアを感じられる、三輪えり花のワークショップ型公演は7月5日。

俳優を志す人、俳優としてさらに力をつけたい人、好奇心いっぱいの素敵なビジネスマン、教養を楽しむ女性たち、遊び心あふれるリタイヤーズ(リタイヤされた皆様)、ぜひぜひ遊びにいらしてください。

『今あなたに知ってほしいシェイクスピア』は7月5日。
http://acture.biz/event/asobigatari/2019/04/14/acting-and-directing-shakespeare/

【今日のライブインタラクション】

あなたは、科白・台詞・せりふ、どちらを使いますか?

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セリフの意味を調べてみたら Why SeRiFu?

【「せりふ」の意味を調べてみたら・・・】

シェイクスピアの科白を演じてみたい人のための『今あなたに知ってほしいシェイクスピア』は7月5日。
http://acture.biz/event/asobigatari/2019/04/14/acting-and-directing-shakespeare/

せりふ。

お芝居やテレビや映画で、役者さんが暗記して言う、台本に書かれてある言葉のこと。

ところで、なんで「せりふ」って言うん?

ふと思って調べてみました。
広辞苑、大辞林などの辞書は、言葉の意味は載っていますが、語源までは出ていません。が、Wikipediaや語源由来辞典、漢字文化資料館などのサイトなど、いろいろ出ていました!

「せりふ」という発音は、江戸時代初期、競り言う(言ふ)が、使用するうちに短くなったもの、という考えが一般的なようです。

これに対して私の違和感は、

・・・でも、喋って短くなるなら、「せりう」という感じになるのではないかなあ・・・
です。
反論じゃなくて。
言葉に出してるうちに短くなるなら、「言ふ」と書いて「言う」と発音するように、「せりいふ」は「せりう」になる気がする、という程度の身体感覚です。
でも、意味的にはよくわかる。お芝居の中でのせりふ、たがいに競り合うように喋る感、ありますものね。

別の説としては、

江戸時代初期よりも古く、「世 流布」、つまり世の中に流布するという意味で「せるふ」「せれふ」とも。

使い方の中には、

「そんなせりふは聞きたくない」「おきまりのせりふだね」という、別に芝居の台本に書かれているわけではないのに、「せりふ」という言葉を使うときもあります。

古い使い方だと、

歌舞伎の世話物「五大力恋緘(ごだいりきこひのふうじめ)」に、「今夜中にせりふしてくださんせにゃなりませぬ」と、支払いをするという意味で使われているそうです!(goo辞書より)

いやー、なかなか、これぞ、というものが見つかりません。舞台で発する書かれた言葉、として考えるなら、やはり歌舞伎系の芸能が発展し始めた江戸時代初期に、舞台で競り合うようにして喋る「詞」を指したのでしょうか。

ちなみに歌舞伎系よりも古い芸能、

能の場合は、

「詞」のことは「謡(うたい)」と呼び、「喋る」よりも「歌う」方向で捉えています。

シェイクスピアも

英語の原文では韻律があることを考えると「謡」に近いものがあります。

日本語翻訳の科白でも、

英語原文の韻律を活用すると、結構いい演技ができるんです。

七月五日、『今あなたに知ってほしいシェイクスピア』では、ワークショップ型公演でその秘密をお伝えします。
シェイクスピアを喋る俳優にぴったりの、目からウロコの自信作企画です。

我こそは、とおもうかたはぜひ遊びに来てくださいね。
http://acture.biz/event/asobigatari/2019/04/14/acting-and-directing-shakespeare/

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雲の上からブリティッシュ・エアウェイズをご紹介 British Airways Premium Economy Seats

トラベリング・シェイクスピアという動画のシリーズを作っています。第2弾は雲の上から。

ご覧になったら、ぜひチャンネル登録をお勧めします!


雲の上というのはいろいろ考えますね。

映画を見てゲームをするだけでは勿体無い。

眠るのもとてもいいと思います。

読書や画面から目を休めて、字を書くのもやめて、ぼーっと考えが浮かんでは消えるのを感じる。

それがじつは心と脳のリフレッシュになるのです。

【今日のライブインタラクション】

飛行機に乗らなくてもぼーっとする時間を持ってみよう。
__________
『シェイクスピアの演技術』が発売になりました。発売を記念して誰でもセリフが喋れるようになるワークシートをプレゼントしています

↓ こちらからお申し込みください。無料です

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羽田空港でシェイクスピア Shakespeare

もっと良く、と頑張れば頑張るほど、そもそもすでに良かったものを、台無しにしてしまうものだ。『リア王』よりオルバニー公のせりふ。Striving to better, oft we mar what’s well.—Albany, KING LEAR 1.4

Travelling Shakespeare というシリーズが始まりました。
これは三輪えり花が旅をしながら、それぞれの場所でシェイクスピアのセリフをランダムに紹介するというもの。

第1弾はロンドン行きの羽田空港から。

h皆さんがチャンネル登録してくださると、私もますますやる気が出ます。ぜひチャンネル登録をお願いスマッシュ!

【今日のライブインタラクション】

もっと「良くしよう」と思って、手元にある「良いもの」を台無しにしてはいませんか?

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言葉の力と発言の自由

相手に大きな反省を促したい時も
ウィットで表現することを心がけよう。

言葉の力と発言の自由と
ネット社会での暴力について、
数回にわたってお送りしてきました。

発言の自由は
ユーモアをもっての享受力と
ともに存在してこそ
健康、健全だと言えます。

【今日のライブインタラクション】

ウィットで表現する練習をしてみよう


ウィットが散りばめられたシェイクスピアの台詞。

喋ってみたいけど、何しろ量が膨大で、難しそうで、ウィットを発見するなんて無理ムリ!

そう思っているあなたへ。

三輪えり花の新刊『シェイクスピアの演技術』は発売まで秒読み段階。

見本が届いたときの動画はこちら↓

ウィットのある台詞が知らないうちに喋れるようになっているワークシートを無料でプレゼント。

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ユーモアとウィット

相手を論破することよりも、

相手とともに話を深めていくことを

得意とする英国では、

ユーモアを介して進められる

高い知性をウィットと呼びます。

いま、私は、「高い知性」と言いました。

これは、学歴尊重という意味ではありません。

学歴があってもユーモアのかけらもない人は沢山います。

ユーモアを持って

ウィットで返すことできる高い知性は、

考え方のスイッチひとつで、

だれでも持つことができます。

【今日のライブインタラクション】

ウィットという言葉を調べてみよう


『シェイクスピアの演技術』は見本も届いて発売まで秒読み段階。

今なら無料で、この新刊書籍をさらに使いこなすワークシートをプレゼント中。

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ユーモアが鍵になる

言葉の力は強大だ。

だからこそ発言の自由は危険。

だから、多くの権力者が発言の自由を封じようとしてきた。

それを先人たちが命をかけて変えてきた。

文字通り、命をかけて。

民主主義はその上にある。

で。

今はインターネットの時代。

匿名で誰でも気ままに言いたい放題、
好きな言語で発信できる。

幸か不幸か、他の動物と同じように、
人間は、上(今より良い状態)を目指す生き物だ。

だから、上にいる人に憧れる。
羨ましいと思う。
いつか自分もあんなふうになりたい、と夢を見る。

それが、活動の原動力になる。

でも、どこかで自分を諦めてしまうと・・・

上にいる人のことを引き摺り下ろしたくなってくる。

それが、嫉妬。
妬み(ねたみ)、嫉み(そねみ)。

相手に直接言えないから、匿名に紛れて、相手を傷つけることを言うようになる。

悲しくないか?

上を目指す生き物であるがゆえの、
上を引きずり落としたい負の欲求。

発言の自由はある。

だから、負の発言もどんどん出てくる。

私たちは、それにどう対応したらいいだろう?

イギリスの宮廷文化に、実は、その鍵がある。

それが、ユーモア。

【今日のライブインタラクション】

ユーモアを持っていますか?