ELICA's IKI

投稿者: ELICA MIWA

  • ため息が出ちゃった最初の人 [Shakespeare For You]

    ため息が出ちゃった最初の人 [Shakespeare For You]

    🎭 this is the third man that e’er I saw; the first that I e’er sigh’d for.

    シェイクスピアの名セリフを少しずつ紹介する試み、以前からやってみたくて、ルーサーさんのリサイタルが終わって字幕作業から解放されて、おまけに外では梅も咲いているし、つい、はじめてみた。

    TikTokで作成すると、いろんなところにシェアしやすいというので、やってみました。

    今日のセリフは、『テンペスト 大嵐』からミランダ。

    「これは私がみた三人目の人類、そしてため息が出ちゃった最初の人」

    ミランダは、無人島で、知っているのは父親プロスペロゥとその奴隷キャリバンのみ。
    そりゃファーディナンドを見れば、ため息も出るでしょう!

    このファーディナンドは、それはそれは、どうしようもないボンボンで、まー、結婚相手には向かない人なんすけどね。

    #shakespeare #shakespearequotes #tempest #miranda

    Info Box

    三輪えり花の演技レッスンは『英国の演技術』『シェイクスピアの演技術』(玉川大学出版部)、や『インプロ:自由な行動表現』『クラシカル・アクティング』(而立書房)などで学ぶことができます。
    大人気のオンラインレッスンを受けたい人はお問い合わせくださいね。

  • 善行は涙で書かれる [Shakespeare For You]

    シェイクスピアの名セリフは私の今日を明るくしてくれたり、勇気をくれたり、慰めてくれたり、教訓を与えてくれたりする。

    そんな不思議なシェイクスピアの名セリフたちのひとつを原文でご紹介します。

    『ヘンリー八世』(日本ではほとんど上演されませぬが、だからと言って名作でないとは言えません)から、4幕2場、グリフィスのセリフです。

    彼は、公妃キャサリンに、その息子である枢機卿ウォルジーの死を告げ、その様子を語ります。

    その際、

    「人の悪行は真鍮にて生き、善行については、我々は水で記録するものです」と始めます。

    悪行は永遠に刻まれ、善行は葬式の涙とともに流れてなくなってしまうことを言ったものとされています。

    面白いことに、シェイクスピアは『ジュリアス・シーザー』でアントニーに真逆のことを言わせています。

    どっちをとるかは、あなたの考え方次第。

    原文

    🎭Men’s evil manners live in brass. Their virtues
    We write in water.

    — Griffith, Henry VIII, 4-2

  • 茶道奮闘記 21 玉椿七宝棚

    茶道奮闘記 21 玉椿七宝棚

    2024年2月9日、裏千家 麗扇会にて丸卓の薄茶稽古。麗宝先生。

    3本柱の棚のレッスン。棚の名前は「玉椿七宝棚」。

    これは、上下の板が楕円、中央にもう一段あって、それは凹んだ菱形をしている。水差しを置く下の板にも、その凹んだ菱形で木の色が異なるように細工してある。(イラストは、紫にしてあるけれど、実際は、白木な感じです)

    調べてみると・・・雑学辞典

    玉椿の木で作成したもので、裏千家15世 鵬雲斎(ほううんさい)汎叟(はんそう)宗室(そうしつ)と言う人が好んだ棚だそうで。玉椿でできているので「玉椿」。全体で、七宝円の形なので「七宝」と呼ぶ、だそうで。

    丸卓のような、二本柱との最大の違いは、最後に水差しに水次から水を入れる際、水差しを少し点前に引き、蓋は「右で持ち上げ、左で10時を持ち、次に右で2時を持ち、そのまま正面にたてかける。終わったら、同様に、右手で2時、左手で10時を持って蓋をする」です。かな?

    今日は、お茶を準備するところも少しやりました。

    茶巾を水に晒し、絞って、折って、茶碗に仕込む。折り方まであるなんて〜!です。

    演技にも学びの段階があるといいよね

    演技もまずはそれくらいきっちり所作をやった方がいいのかもしれない。上流階級のドアからの入り方から椅子に座るまで、とか。実際、わの演技レッスンでは、そういうことを最初のうちにするのです。せりふのいいかたも含めて、「最初はこれが基本」を教本にする方法を考えたくなってきました。著書『英国の演技術』で、身体と声と台本読解の基本中の基本は、書きましたが、「これをここまでやってまず1段階」がわかるといいのかなあ、と。

    今日は、着付けも習いました。半幅帯です。む〜。いろいろ忘れましたよ。でも家で練習してみます。

    そして、着付けで来た和服のまま、お茶の練習をさせていただきました。楽しかった!

  • 茶道奮闘記 20 マルジョク(丸卓)棚

    茶道奮闘記 20 マルジョク(丸卓)棚

    2024年1月26日。麗宝先生。

    注! 茶道奮闘記は、三輪えり花がお茶初心者でレッスンを憶えておくためのメモです。そもそも記憶頼りのメモなので、間違い・誤解もたくさんあります。決して真似しないでください。また、どうせ間違い・誤り、たくさんありますので、それらを正すコメントも不要です。レッスンで直していきますので〜。暖かく見守ってくださいませ。

    棚を使うお手前。中でも、花器を本来置くための円形の二段棚を使ってお茶を立てるのを「丸卓(マルジョク)」といいます。

    最初に「水差しを運んで」と言われ、運びまして、どうしたと思いますか?

    ・・・

    一番上の棚に置きました。

    ぶー!

    そこは違います!!

    そういえば見たことがありますが、1番上の棚には棗を飾ってあるものです。水差しは下に置きます。のっけから水差しを1番てっぺんに置くお茶目なElicaえり花でした。

    初めから水差しと棗は飾っておき、そこにお客様が入ります。

    そこからスタート。

    お茶碗(中に茶筅茶巾上に茶杓)を持って入るときに「おうすを差し上げます」と、真のお辞儀でご挨拶します。

    今日はもうひとつ失敗。

    茶室に入る際に袱紗を腰につけるのを忘れて進め始めました。そういう根本的な事を忘れないようにしましょう。

    お茶碗類を運び込んだら・・・

    えーと、ここで茶碗類は一旦、勝手付?それとも水差前の左側に置いて良いのかな?

    棗を降ろして、水差前の右側に置く。いずれにせよ、茶碗と棗が並ぶ。

    おっと、建水と柄杓はいつ運び込むのだっ❓

    と、考えると、さきにお茶碗は、勝手付ですね。

    棗を棚正面、水差しを頂点にした右下に置く。

    再び茶碗を持ち、これがちょっとややこしかった。勝手付にあるから、左で持つのだが、一旦右に持ち替えてから、あらためて左手で持って、棗と並べて三角形を作るのだ。たしか。

    はい、ここで水屋に戻り、建水と柄杓を運び入れるよ。

    ここでは、運び入れたら、襖を閉めるのだが、入ってから襖の方へ向くときは、左足を右足の前に掛けおいて右回りでくるり。建水は、柄杓を横1文字の状態で膝前に置き、閉める。再び建水を持ち、立ち上がったら右足を左足にかけおいて左回りにくるり。

    お棚に向かって進み、座る位置は、炉の北西の角に、お客様がその45度のところにいるので、そちらに膝頭が向くように。ここも内隅狙いで、それが両膝の真ん中の延長上にくるように。建水は「手なりで」つまり、自然に置けるところに置く。

    柄杓をつまみあげ、正面で構えてから、改めて左手で持ったままぐっと体を左に向けて、建水の中の蓋置を右手で取り、それを、炉の南西の角の畳、3目3目のところに置き、柄杓を、合を上にしてぱたんと置く。

    建水をもう少し前に出し、着物の裾を直す。

    茶碗を膝前に置く。棗を膝と茶碗の間に置く。

    ここから先は平点前とほぼ同じ。

    柄杓の扱い注意点

    !柄杓は、お湯を汲むときは、2と3の指で上からつまみ上げて、親指を潜らせたその流れでお湯を汲む。

    !釜の口が立っているときは、柄杓の縁をその釜の口にひっかける、つまり合はお湯の中に沈むかも、な感じで置く。が、釜の口が立っていないときは、そこに合を掛け置く。

    茶碗の中をきれいにして、いよいよ茶杓を手にしたら「お菓子をどうぞ」

    順序忘れるなあ

    いろいろ順序立てがわかってきたが、突発的に「なぜここでこれ?」がまだ理解できないのが水差しの蓋を取るタイミング。お茶を茶碗に入れて、棗と茶杓を元に戻したら、そこで水差しの蓋なのだっけな?いや、せっかく入れたお茶にお湯を注いでからだっけな?

    む〜。

    お道具をしまう飾り方

    わ〜と思ったのが、最後にお道具をしまって行く際、柄杓と蓋置を飾る点。棗のお道具拝見の際に、棚の上には、柄杓と蓋置を「入」という字の形になるように置く。これを「入り飾り」と言う。わお!道具で漢字を書くなんていかにも日本的だ!

    そして、拝見後の棗は、水屋へ持って入ってもいいし、飾って帰ってもいいんだけど、飾る場合は、柄杓を中心線にした右側に、蓋置と十字になるように置く、これを「とんぼ飾り」と言う。うーむ、素敵だ!

    そうそう、あと、「水次(みずつぎ)」という作業がひとつ加わる。お手前が終わったら、大きなやかん(陶器のおしゃれなやつ)に茶巾を載せて、両手で持って運び込む。それで最後にそこから水を、水差しに移すのだ。

    まだまだいろいろ抜け落ちている。また次回を待とう。

    ここまでは、書道と合わせて練習してきたのですが、英語で演技・演出動画を撮る際に、和服だといいな、と思い、次回は、着付けと茶道を合わせて練習することにしました。

    次も楽しみです。

  • 茶道奮闘記 19 平点前一旦修了!

    茶道奮闘記 19 平点前一旦修了!

    麗宝先生、平点前。2024年1月12日。新年初稽古。

    柄杓を内角狙いでおくこと。

    3目3目のところに棗を置く(お道具拝見の時)。

    膝でぐいぐい向きを変える。

    などなど、いろいろなんとなく思い出しながら進められるようになってきました。

    すると、お稽古が終わってから、先生より

    「次は平点前を一旦終了してお棚へ進みましょう」とのこと。

    わー!

    1つ先へ進めるって嬉しいことですね。

    演劇も、これを終えたら1つだけすすみましょう、となる仕組みを作れば、達成感ややるべきことが明確になるかもしれない。