茶道奮闘記 20 マルジョク(丸卓)棚

2024年1月26日。麗宝先生。

注! 茶道奮闘記は、三輪えり花がお茶初心者でレッスンを憶えておくためのメモです。そもそも記憶頼りのメモなので、間違い・誤解もたくさんあります。決して真似しないでください。また、どうせ間違い・誤り、たくさんありますので、それらを正すコメントも不要です。レッスンで直していきますので〜。暖かく見守ってくださいませ。

棚を使うお手前。中でも、花器を本来置くための円形の二段棚を使ってお茶を立てるのを「丸卓(マルジョク)」といいます。

最初に「水差しを運んで」と言われ、運びまして、どうしたと思いますか?

・・・

一番上の棚に置きました。

ぶー!

そこは違います!!

そういえば見たことがありますが、1番上の棚には棗を飾ってあるものです。水差しは下に置きます。のっけから水差しを1番てっぺんに置くお茶目なElicaえり花でした。

初めから水差しと棗は飾っておき、そこにお客様が入ります。

そこからスタート。

お茶碗(中に茶筅茶巾上に茶杓)を持って入るときに「おうすを差し上げます」と、真のお辞儀でご挨拶します。

今日はもうひとつ失敗。

茶室に入る際に袱紗を腰につけるのを忘れて進め始めました。そういう根本的な事を忘れないようにしましょう。

お茶碗類を運び込んだら・・・

えーと、ここで茶碗類は一旦、勝手付?それとも水差前の左側に置いて良いのかな?

棗を降ろして、水差前の右側に置く。いずれにせよ、茶碗と棗が並ぶ。

おっと、建水と柄杓はいつ運び込むのだっ❓

と、考えると、さきにお茶碗は、勝手付ですね。

棗を棚正面、水差しを頂点にした右下に置く。

再び茶碗を持ち、これがちょっとややこしかった。勝手付にあるから、左で持つのだが、一旦右に持ち替えてから、あらためて左手で持って、棗と並べて三角形を作るのだ。たしか。

はい、ここで水屋に戻り、建水と柄杓を運び入れるよ。

ここでは、運び入れたら、襖を閉めるのだが、入ってから襖の方へ向くときは、左足を右足の前に掛けおいて右回りでくるり。建水は、柄杓を横1文字の状態で膝前に置き、閉める。再び建水を持ち、立ち上がったら右足を左足にかけおいて左回りにくるり。

お棚に向かって進み、座る位置は、炉の北西の角に、お客様がその45度のところにいるので、そちらに膝頭が向くように。ここも内隅狙いで、それが両膝の真ん中の延長上にくるように。建水は「手なりで」つまり、自然に置けるところに置く。

柄杓をつまみあげ、正面で構えてから、改めて左手で持ったままぐっと体を左に向けて、建水の中の蓋置を右手で取り、それを、炉の南西の角の畳、3目3目のところに置き、柄杓を、合を上にしてぱたんと置く。

建水をもう少し前に出し、着物の裾を直す。

茶碗を膝前に置く。棗を膝と茶碗の間に置く。

ここから先は平点前とほぼ同じ。

柄杓の扱い注意点

!柄杓は、お湯を汲むときは、2と3の指で上からつまみ上げて、親指を潜らせたその流れでお湯を汲む。

!釜の口が立っているときは、柄杓の縁をその釜の口にひっかける、つまり合はお湯の中に沈むかも、な感じで置く。が、釜の口が立っていないときは、そこに合を掛け置く。

茶碗の中をきれいにして、いよいよ茶杓を手にしたら「お菓子をどうぞ」

順序忘れるなあ

いろいろ順序立てがわかってきたが、突発的に「なぜここでこれ?」がまだ理解できないのが水差しの蓋を取るタイミング。お茶を茶碗に入れて、棗と茶杓を元に戻したら、そこで水差しの蓋なのだっけな?いや、せっかく入れたお茶にお湯を注いでからだっけな?

む〜。

お道具をしまう飾り方

わ〜と思ったのが、最後にお道具をしまって行く際、柄杓と蓋置を飾る点。棗のお道具拝見の際に、棚の上には、柄杓と蓋置を「入」という字の形になるように置く。これを「入り飾り」と言う。わお!道具で漢字を書くなんていかにも日本的だ!

そして、拝見後の棗は、水屋へ持って入ってもいいし、飾って帰ってもいいんだけど、飾る場合は、柄杓を中心線にした右側に、蓋置と十字になるように置く、これを「とんぼ飾り」と言う。うーむ、素敵だ!

そうそう、あと、「水次(みずつぎ)」という作業がひとつ加わる。お手前が終わったら、大きなやかん(陶器のおしゃれなやつ)に茶巾を載せて、両手で持って運び込む。それで最後にそこから水を、水差しに移すのだ。

まだまだいろいろ抜け落ちている。また次回を待とう。

ここまでは、書道と合わせて練習してきたのですが、英語で演技・演出動画を撮る際に、和服だといいな、と思い、次回は、着付けと茶道を合わせて練習することにしました。

次も楽しみです。


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