茶道奮闘記 21 玉椿七宝棚

2024年2月9日、裏千家 麗扇会にて丸卓の薄茶稽古。麗宝先生。

3本柱の棚のレッスン。棚の名前は「玉椿七宝棚」。

これは、上下の板が楕円、中央にもう一段あって、それは凹んだ菱形をしている。水差しを置く下の板にも、その凹んだ菱形で木の色が異なるように細工してある。(イラストは、紫にしてあるけれど、実際は、白木な感じです)

調べてみると・・・雑学辞典

玉椿の木で作成したもので、裏千家15世 鵬雲斎(ほううんさい)汎叟(はんそう)宗室(そうしつ)と言う人が好んだ棚だそうで。玉椿でできているので「玉椿」。全体で、七宝円の形なので「七宝」と呼ぶ、だそうで。

丸卓のような、二本柱との最大の違いは、最後に水差しに水次から水を入れる際、水差しを少し点前に引き、蓋は「右で持ち上げ、左で10時を持ち、次に右で2時を持ち、そのまま正面にたてかける。終わったら、同様に、右手で2時、左手で10時を持って蓋をする」です。かな?

今日は、お茶を準備するところも少しやりました。

茶巾を水に晒し、絞って、折って、茶碗に仕込む。折り方まであるなんて〜!です。

演技にも学びの段階があるといいよね

演技もまずはそれくらいきっちり所作をやった方がいいのかもしれない。上流階級のドアからの入り方から椅子に座るまで、とか。実際、わの演技レッスンでは、そういうことを最初のうちにするのです。せりふのいいかたも含めて、「最初はこれが基本」を教本にする方法を考えたくなってきました。著書『英国の演技術』で、身体と声と台本読解の基本中の基本は、書きましたが、「これをここまでやってまず1段階」がわかるといいのかなあ、と。

今日は、着付けも習いました。半幅帯です。む〜。いろいろ忘れましたよ。でも家で練習してみます。

そして、着付けで来た和服のまま、お茶の練習をさせていただきました。楽しかった!


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