演劇的ブログ未掲載イベントを振り返る

2022年度も終わり、明後日から2023年度が始まりますね。三輪えり花のブログが馬だけになっているので、ちゃんと表現活動しているのを発信しますよ〜。

アイルランド情報続々

2022年の12月にアイルランドのお芝居を上演したことはご存知かと思います。ご来場くださった皆様、本当にありがとうございました。コロナ禍で、同じ国際演劇協会日本センター主催公演がひとつまるまる上演不可能になったこともあり、最後まで心配でしたが、無事に閉幕いたしました。本当に皆様のおかげです。

で、アイルランドに視察に行ったときの動画もブログもたくさん残っているのですが、10月の帰国後はリハーサルでてんやわんや、本番後は後始末でてんやわんや、2月は税金でてんやわんや、と言った具合でまだまだ残っております。順次発表していきますので、楽しみにお待ちくださいね。

先にすでに発表している分をご案内します。

上記動画の次の日のツアーのブログ
https://elicamiwa.com/blog/2023/02/26/travel-ireland-6-wild-atlantic-way-cliffs-of-moher/

年明け

2023年年明けて、例年通り、奈良(飛鳥)にある、私の守り神、三輪神社へ初詣。今年は他に橿原神宮、石上(いそのかみ)神宮、興福寺(猿沢池)へ。石上神宮はたしか珍しい鶏たちがいるのだ。彼らは飛ぶ。騒ぐ。喧嘩する。めちゃくちゃ強い。そして飛鳥時代から崇拝されている。


節分で一念発起

2月3日の節分には、一念発起して、和の素養を学ぶことにしました!これまで洋風のものはいろいろ手を出したり学んだりしましたが、和に関しては本当に疎く、そこが三輪えり花のネックだったのです。防衛庁裏にある、和の芸事を、日舞・書道・茶道・華道・お箏・三味線、とすべて好きなだけ好きな時に学べる方式で教えている、麗扇会という素晴らしいところがありまして、そこで日舞と書道を始めました。書道はコロナ禍直前に始めましたが、コロナ禍でバタバタしてしまったので仕切り直しです。和に関してはしきたりもなにもまったくわからない外国人と同じ状態なので、外国人にも教えているここは懇切丁寧で助かります。

痛みが魔法の様に消えたのは…

2月7日は誕生日でした。

その後、なぜか身体中の骨が痛くなってしまい、体全体がぎっくり腰のような症状で、押しても伸ばしても痛い、いや、それすらできず、一つの姿勢から別の姿勢に移るとき、全身を庇いながら、ギシギシと音を立てるような背骨や腰骨や首を抱えて、弱り果てました。口内炎も多数できてきたので、せめて口内炎だけでもなんとかしようと、ビタミンBを摂りました。アリナミンEX Plus です。そして痛みに耐えかねて横になっていると、あらあらまぁ! 背中の骨が一個ずつなんだか柔らかくなってふわっと落ちていく様な感覚に襲われまして、痛みが嘘の様に消えました。不思議に思って、アリナミンについて調べてみると、ホームページに、体内のめぐりを改善するビタミンBの威力が書いてあり、納得しました。いや〜、年だな、寝ているうちのぎっくり腰か、と思っていたのが、ただのビタミン不足! ビタミンすごい。

あれこれ

そうこうしている間、3月にルーサーさんのリサイタルで歌わせていただく2曲を練習したり、参加している各種部会・理事会のZOOM会議・会合があったり。

レッスン生が無事に合格

そうそう、レッスン生が今年も立派な劇団研修所に合格しました。異なるジャンルから台詞劇がメインのところへの希望だったので、心配しましたが、一年かけてじっくり英国の演技術を学び、素晴らしい成績を残しました。これから研修所でますます輝く成長ぶりを期待しています!

通訳

私の今を作ってくれた、Royal Academy of Dramatic Art の元校長 Nicholas Barter (ニックさん)がコロナ禍開けで来日! 有志がなにかワークショップを、と企画し、私が通訳をすることになりました。都内のおしゃれな大学のビジネス系大学院で、私の友人の俳優が教えている「芸術鑑賞」のクラスの学生たちです。このクラス、鑑賞というよりも、自分たちで作品作りをするのがメインという、とっても演劇意識の高い学生たちを育てていて、ワークショップはとても面白かった。私は久しぶりの通訳だったので、うまくできるかかなり心配していましたが、無事に務めを果たすことができました。ビジネス系の人たちは、私も明治大学で教えていますが、経営者たちが演劇を通じて相手を理解するコミュニケーションを身につけていくのはとても大切だと思います。

この数日後に、ニックさんと、RADAを日本に呼ぶ元の一つとなった、演出家の吉岩正晴さんと、モーニングカフェをしました。二人がいなかったら今の私はありません。本当に感謝しています、とお伝えすると、「あなたがいなかったら、私はワークショップができませんでしたし、これほど長く続けることもできませんでした。お互い様です」とおっしゃる。この日、私の劇団昴のボスもそうおっしゃってくれたが、3人とも、本当に人格のできた人たちです。ありがとうございます。

歌いました

3月12日は、Luther ヒロシ市村のリサイタルでした。モーツァルトのオペラ『魔笛』からパミーナとパパゲーノのデュエットをやらないかと持ちかけてくださり、それを歌いました。また、別のオペラ『コジ・ファン・トゥッテ』のドラベッラのひとつめのアリアも歌いました。少しずつ上達していくのが嬉しい。つまり、自分でどこが今の課題なのかが掴めるようになってきたのです。このリサイタルのあとのレッスンでは、本番でできたところ、できなかったところ、改善点を復習しました。次は『蝶々夫人』の「ある晴れた日に」に挑戦します。わ〜。


新しいレッスン生

新しいレッスン生も増えました。バレエの演技表現をやりたくて、とネットで検索してくださった方。『シェイクスピアの演技術』を図書館で手に取り、これは買うヤツだ、と買って下さった挙句に、これを習いたい!と連絡を下さった方。などなど。演劇は本当に面白い。

以上、こんなことがこの3ヶ月の間にありました。海外から企画も持ち上がっているので、新年度も楽しくなりそうです。この先の三輪えり花の活動にもご期待ください。演劇好きの皆さんがワクワクする様な企画をお届けしていきます。

Laugh, Love, Live!
ELICA MIWA


Comments

“演劇的ブログ未掲載イベントを振り返る” への1件のコメント

  1. 吉岩正晴のアバター
    吉岩正晴

    うわぁ、私のことまで書いてくれて、ありがとうございます!
    ニックとは40年を超えるお付き合いで、わが人生における最高最良の友です♪

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