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タグ: 正反動

  • 乗馬 Day 52: いろいろ少しずつ進歩

    乗馬 Day 52: いろいろ少しずつ進歩

    2023年5月9日 晴れ。パートナーは歯の治療が終わって絶好調のダンツキャストくん。私の乗馬前に放牧されていましたが、私がやってくると近づいてきてくれた。嬉しい! しかしこのポカポカ陽気で、お目目はとろ〜ん、やる気なし。まあいいや、のんびりいきましょう。今日は正反動を練習したい。

    そういえば、スタートとストップは常歩の場合は指示を伝えられるようになっている。指示を伝えられなかったときと一体、何が違うのか、わからぬ。

    常歩

    常歩をしながら、坐骨の左右を前後させることで方向転換するのを密かに練習する。カーブの時に指示通りのタイミングで指示通りの角度で回ってくれるかどうかで、いろいろ試しているのだ。前回は、くーっと時間をかけて坐骨を動かしたが、今回は、それが効かなかったので、馬の歩調に合わせてリズムを刻む感じで坐骨を動かすと、うまく回ってくれた。

    軽速歩

    軽速歩では、上達したんじゃないかと思える点がいくつか。

    まず、体が上がる時の踵の感じ。
    これまでは、最初の頃は経つだけで落ちそうで怖かったのが、次は、真下にグンと踏ん張って立つようになり(でも頭の中では、足を踏ん張ることで鞍が馬の背中に食い込むわけで、良くないんじゃないかとは察していつつ)、相模原乗馬クラブでは常に落馬しないように踵を下げておく練習をしたのですが、その結果、自分の足を前に向かって踏ん張ることが多くなり、鎧がどんどん土踏まずに下がってきてしまったり。

    アンに来て、座った時にお腹を抱え込む(サンヨーですでにこれは耳では聞いていた。ちっともできなかったのだが)のがなんとなくわかるようになってきました。

    そしてこの日は、座った時に馬のお腹を抱え込む際、鞍に私のお尻がピタッと吸い付くような感じで、振動をほとんど馬に与えない感覚が何回か掴めるようになったのです!

    体が上がるときも「立つ」より「上がる」感じになってきました。

    馬のコントロール自体はまだまだで、先生が来ると「わ、先生きた〜さぼってませんよ、速歩でっせ」とポクポク動き出しますが、先生が遠くにいると「今日は暑いっすね〜」みたいな感じで常歩になります。「がんばれ〜ダンツ〜頼むよ〜」と私。馬が勝手に動いてくれる間にバランスや脚を練習できますが、馬を動かすのはまだまだなのです。

    正反動

    正反動は、調馬索なしで馬場を大きく使い、練習しました。

    気持ち的には最初から鞍ホルダーなしで行けそうだったのですが、先生からはホルダーを持って始めるように指示を受けます。なぜなら、ホルダーを持たないとどうしても前傾してしまうので。

    正反動のやり方を教える海外の動画を見ても、かなり後傾。なるほどなあ、とイメージはあるのですが、なかなかできない。

    それでも、ホルダーを持っていればすんなり後傾できるようにはなりました。前回は、ホルダーを手離すこと自体が冒険のような気持ちでしたが、今回は、その恐怖心は無し。手綱の時にどれだけ後傾していられるかを掴むためにホルダーと手綱を交互に練習しました。

    あるとき、すごく軽やかに乗れるようになった時があって、なぜだろう、と思ったら、あ、骨盤の前後運動だ、と気づきました。先生は「馬の歩調に合わせたリズムで鞍をお尻で押す」とおっしゃっています。なるほど、骨盤を前後させるリズム運動ですね。その動きだけ取り上げると、ちょっとエッチな感じの動きです。乗馬にもダンスにも、そして生殖にも必要なこの動きは、実は恥ずかしくもなんともない、とても大切な動きなのでしょうな。

    あとで海外動画で学習すると、実際はただの前後運動ではなく、馬の後肢の左右に合わせて、前左、前右、前左、前右、と動かしていくことが必要になるそうです。なるほど。この動画の先生が
    「馬に、静止して乗るのは不可能。乗り手は馬と一緒に歩いたり走ったりしなくてはならないのです」
    と言っていました。本当にそうですね。というわけで、「きちんと姿勢正しく乗る」のはもちろんですが「一緒に歩く(走る)坐骨と骨盤」を持つことが非常に大事だとわかりました。おかげで正反動、「あれ、かなり跳ねずにいい感じで乗れたんじゃありませんか?」と感じられました。嬉しい。

    駈歩

    最後は調馬索をつけて駈歩の練習。駈歩をスタートさせるために、

    停止→常歩→停止→後退り4歩(なぜか確実に4歩です)→手綱を短くして、それから両脚でトンっ。

    です。ダンツくんの場合は、「今度はカンターの練習ね」と思うとあとは自ら動いてくれるので、練習の始めどきしかこれを練習できません。

    一方、わかりやすいのは、ダンツくんとの練習では、彼は4分の3周で辞めてしまう癖があるので、きちんと1周させられれば「なかなかよくできた」ことになる点です。

    常歩 Walk から駈歩 Canter。速歩 Trot から駈歩 Canter も練習しました。

    が、ダンツくんが先読みしているので、手綱を絞った途端に「ひゃっほー」と走り始めるので、あまりコントロールが効いているとは言えないと思います。

    そして、鞍ホルダーから手を離して、手綱だけの練習です。先生が「最初から手綱だけでいきましょう」とおっしゃる。前々回のような恐怖心は無く、「うむ、やってみよう」という気持ちで臨みました。しがみつくことはなかったのですが、まだまだ必死感はあり、手綱を持つ手が胃のあたりまで上がってしまいます。次からはこの解放ですね。

    クールダウンでゆっくり一周。走り出しそうになるのを宥めながら。

    ダンツくん、私にも慣れてきて、レッスン後に洗蹄場へ戻る際も私が話しかける言葉に「え、そーなん?へー」みたいな感じです。これまでと明らかに違うと申しますか、なんだかダンツくんがこちらの話に耳を傾けているという感じがするのです。不思議。全身を拭き上げる時も、最初の頃の「君はどこで何をやるつもり?」と常に私の行方をなんとなく気にしている感じも無くなり、頭を素直に触らせてくれます。今日は顔を近づけておでこゴッツンコまでできました。かわいい!

    次回も、より乗れるように体力つけよう。今日はそれこそ「馬と一緒に走る・歩く」を続けたために、かなり疲れて、途中でギブアップしそうになりました。終わってみたら汗びっしょり! 次からは着替えとタオルが必要です。ちなみにシャワー室も完備。素晴らしいクラブです。ロッカーもいただいているから、名前シールを貼っておこうっと。

  • 乗馬 Day 51:跳ね上げられた

    乗馬 Day 51:跳ね上げられた

    2023年4月25日 晴れ。まだ4月なのに、かなり暑くなりました。
    今日のパートナーは、フライトエンジェル。アン乗馬クラブの最初のレッスンで乗せてもらった馬です。その時は、なんかちょっとおっかない馬だな、と思ったのを憶えています。
    ダンツキャスト君は歯の治療をしたところなので、ハミを使う乗馬はお休みです。

    ダンツキャスト君のおかげでだいぶ乗馬に馴染んできたせいか、今日のフライトエンジェルちゃんは、初回よりは、ちゃんと乗れたと思います。

    写真は、動きが早くてさすがのiPhone13 ProMax でもブレるエンジェルちゃん。

    が、隣の緑化センターが途中から電動草刈りを始め、その音に怯えてしまうエンジェルちゃん。両耳をペタっと後ろに寝かせてしまう。これは怒っているか恐怖か、とにかく乗馬モードではないなと感じ、安澤先生に、「エンジェルちゃん、耳が完全に寝ていいます!ちょっと危ないのではないかしら」と尋ねると「大丈夫大丈夫、癖だから。な」とポンポン。む〜〜〜〜。それでも緊張が伝わってくるのがわかる気がする。それともエンジェルちゃんの耳が寝ることで私が緊張し、それがエンジェルに逆に伝わるのか?

    いずれにせよ、常歩、軽速歩、馬場の半分を使って回ります。エンジェルちゃん、本当に怖がりで、先生のそばに行こうと、円はどんどん小さくなるし、最後は中央にいる先生のところに行って止まります。はい、相変わらず私はコントロールできていません。とほほ。

    それにしてもエンジェルちゃんに乗ってみると、ダンツくんののんびりさがよくわかります。エンジェルちゃんは常歩もペースが早くて、これは速歩になっちゃうんじゃないかな、とさえ思いました。速歩も上下がかなりあります。なるほどね〜。いろんな馬に乗るのも面白いものだな。怖いけど。

    軽速歩、正反動までそのままおこない、たっぷり練習。手綱だけの正反動がだいぶつかめてきたような気がします。

    次は調馬索をつけて駈歩の練習。停めて。バックして。スタート。これは何回かできました。駈歩にスムーズに入ってくれるのは良いのですが、わりとすぐに止まります。でも鞍ホルダーから両手を離して、手綱だけで乗るのも少しずつ練習。

    しかしだんだんエンジェルの機嫌が悪くなってくるのが伝わってくる。それは私が乗っているからというよりも、電動草刈機の車がどんどん馬場に近づいてくるからのようです。そしてついに、一回跳ね上がりました。わお。その時は、鞍ホルダーに掴まっての駈歩練習中だったので、ロデオのようになったかもしれないけれど、全く不安や恐怖は私にはなく、ちょっとつまづいたかな、くらいにしか感じませんでしたが、安澤先生の方が心配になったらしく、かなりエンジェルちゃんをなだめ、私のことも気遣い、さすがに「うん、電動草刈機がどんどん近づいてくるし、今日はこの辺にしますか」と。どんな感じに跳ねたのか、外から見てみたかったな。馬をつれて戻る時、ほかの会員のかたに「今日は跳ねてね、ちょっと大変そうだから」とおっしゃっていた。エンジェルちゃんは、洗蹄場へも連れて行かず、馬房の中で鞍の上げ下ろしをします。メスだから、他の馬を興奮させないためなのかしら、それともエンジェル自身がやっぱり神経質な馬なのかな。

    というわけで、今日は、

    ・違う馬に乗って、常歩や速歩の違った感じを体験した

    ・正反動がだいぶできるようになった

    ・駈歩はまだまだ練習中

    ・馬の信頼はまだまだ得られていない

    などを学びました。

    次の課題? もう何もかも課題。常歩で、骨盤指示だけで方向を出す練習をしたいし、軽速歩の座る抱え込みを練習したいし、手綱だけの正反動。ここまでもう少し「よしよし」と自分で思えるようになりたい。駈歩はその次でも良いかな〜。

    写真は、やっぱり、どんなにがんばってもぶれてしまうエンジェル

  • 乗馬 Day 50:鞍ホルダーから手を離せた日

    乗馬 Day 50:鞍ホルダーから手を離せた日

    2033年4月19日火曜日。今日は大ニュースがありますよ。
    ぱんぱかぱーん! ダンツキャストくんのお誕生日です。
    そして!
    私は、調馬索での駆け足練習の際に、鞍ホルダーから両手を離すことができました!

    指導は安澤先生、パートナーはダンスキャスト。先週乗馬ズボンを下さったWさんが青草を切ってらしたので、まずお礼にちょっとしたお菓子を差し上げて乗馬の準備。青い新鮮な草を準備していたのは何故かと言うと、なんと今日はダンスくんのお誕生日だからです! 26歳。人間で言うと何歳になるのかな? 長い草だと喉に引っかかってしまうので、10センチ位の長さに切ってまとめて手のひらであげます。若い馬は永井宏子さん、40センチの草もバリバリ食べてしまうそうですが、ダンツくんはお年なので噛みきれないのだそうです。でも青草が大好きで、すっかり緑の口紅状態のお茶目なダンツくん。

    乗馬準備

    私はまだ鞍を載せることができません。もうちょっとダンツくんと仲良くなってからのようです。特に腹帯を閉めるのを馬は嫌がるものなので、先生も私に口周りに近づかないように、と指示します。次回はもう少し早く到着して、前足のプロテクターをはめたりしてみようかな。

    乗り込み

    馬場に入る前に新鮮な青草だのバナナだのりんごだの食べてお腹いっぱいのせいか、ダンツくん、もうすっかりやる気がありません。手綱を引いて馬場まで連れて行くのですが、首をいつもよりも格段に下げたままのったりと私の後をついていきます。おめめも眠そうです。もっとりんご食べていたいのね。乗り込む際、体重を馬の背中全体に預けてバランスをとってから、右足をまたぐというのをやりたいのですが、まだぎこちなく。鞍に体重を預けところになかなか行けません。乗り込んでからの鎧の長さ調節はイギリス時代に習いましたし、サンヨーガーデンでも復習したのでできるのですが、ここではまだ安澤先生がやってくださいます。鞍の前側にある膝当てよりも膝が前に出ないくらいがちょうど良いらしい。

    常歩で学べること

    常歩が異様に遅いダンツくん。おかげで私は、坐骨のバランスや骨盤の傾きや踵の深さやつま先の引っ掛け具合や肩など、落ち着いてチェックします。どんな時間も無駄にしないのだ。

    今日の前半は馬場の奥でドレサージュをコーチと練習している方がいらしたので、手前半分を使います。それにしても奥のかたの馬の蹄の跡が見事な円形になっていて、それだけでもすごい!と思います。私なんかまだ蹄跡がめちゃくちゃです。埒いっぱいにね、と安澤先生からの指示。なるほど。

    軽速歩で右手前&左手前

    ダンツくん、軽速歩には、相変わらずなかなかなってくれなくて、どうしたって私の指示というよりは安澤先生が近づいてくると「やっべ」と心の声が聞こえるほど明確に速足を始めるダンツくん。

    彼は門のところに来ると立ち止まりたい。

    つまり、まず私の課題は、私の指示で速足にさせることと、それを1周以上持続させること。

    今日の軽速歩はなかなかうまくいかなかった。半周で止まってしまって。私の脚の使い方や座り方に何か気に入らないところがあるのだろう。先生は「いやいやべつに」とおっしゃるが。自覚としては、まだ膝周りで締め付ける感じがある。できるだけ自由にしているのだが、頭でいろいろ考察していると体とバラバラになる。

    「しゅっしゅっ」と息を吐くリズムをつくるとダンツくんもそのリズムになってくれて、なんとか長めに乗れるようになり、軽速歩を緩めずに方向転換(右手前、左手前)もできた。尤も、せっかく方向転換までは良かったのに、前方の埒に到着して回りはじめようとすると止まってしまうんだけれど。

    正反動

    軽速歩から流れで正反動。
    正反動。英語では sitting trot なので意味がわかりやすい。

    つまり、速歩での馬の背骨の上下運動を逃すために、わざと放り上げられて落ちて座るのを、2拍で繰り返す軽速歩 は posting trot (イギリス英語の言い回しには結構不思議なものがあるが、これは「ポスト」がもともと「立っている」という古い意味があるため。アメリカ英語的には standing trot とも言う)なのだが、

    放り上げられずに、馬の背中から離れず座ったままでいるのを sitting trot と言うのです。

    で、これは坐骨で乗っていることが本当に大事で、さもないと、尾骶骨かあるいは坐骨より前の男女共にあのちょっとえっちな箇所を傷めてしまいます。でもきちんと坐骨で乗っていられれば、全く問題ありません。だからこそ、常歩と軽速歩とで常に坐骨にいられるように練習するのが大事。私は家でバランスボールで練習します。

    これまでも正反動は、軽速歩からの流れでそのまま練習というときもありましたが、私はただボンボンとバスケットボールのように弾むだけでした。このクラブで調馬索で安全な状態で、鞍ホルダーを使って後傾することを知り、そこから「なるほど」が始まりました。乗馬動画で乗り手の骨盤の動きを見てイメージトレーニングもします。

    今までは正反動の「後傾」を保てずに、ひたすら鞍ホルダーに掴まって、まるでロデオですか、という感じでしたが(ロデオとは、アメリカの西部劇で暴れ馬や暴れ牛から落ちないように掴まっているのを競争する、あれ)、

    今日は、後傾の感じもつかめてきたので、鞍ホルダーから手を離してみました。まず、恐怖心が減っています。バスケットボールみたいに弾むのではなく、鞍と一緒に動き、足の裏で反動を逃すという感じが掴めてきました。少しお尻は浮き沈みしますが、なんだかイギリスの映画で観るような、貴族がトントントントンと馬に乗ってやってくるようなイメージで乗っている私がいました。やったー(花火)

    が、速足を続けさせるために円を描いて乗っている外脚を使わなくてはならないのですが、そこまでまだ意識が行きません。脚をつかおうとすると前のめりになって跳ね上げられてしまいます。これが次の課題だな。

    調馬索で駈歩

    sitting trot を手綱でできるようになったので、次は調馬索で駈歩の練習。

    停止→数歩後退→手綱を張って→両脚で合図。

    後退まではいい感じで行けるようになりましたが、手綱を張ってからスタート、というのがよれよれです。手綱をまだ、まるで操れていない。左右の長さが違ってしまうし、長くなりすぎた際に短く持ち直すなどが、下を向いてガイド(手綱には、ギターのフレットのように、革で2インチごとにガイドがついているのです。それによって左右同じ長さかどうかわかるのだ)の数を数えたりしなくてはならない。とほほ。

    さて、安澤先生の言うことならきくダンツくんは調馬索がついていることもあって、ちゃんと左方向へ駈歩を始めてくれます。長い鬣(たてがみ)がなびいて本当にかっこいいのだ。これ、外から見てみたい。あ、馬場には鏡もあるのだが、とてもじゃないがそれをみているゆとりは、ない! 

    そのうちに先生が、「もう右手も離せるんじゃないですか?」と。むー。恐怖心は減っているし、右手で必死に掴まっている感じもないし、左手はいい感じだし、鞍との接点も良い感じだし、確かに。しかし、いざ鞍ホルダーから離そうと思うと、その頃には1周が終わりそうで、ちょうどダンツくんは「はいこのへんで」と速歩に戻ってしまう。何度もそれがありつつ、やっと右手を鞍ホルダーから離す!離せた!3ペースほど駆けられた! おお、感動。

    「スタートから掴まらないでいきましょう」ななななんと。「できますよ」に励まされて、やってみた。ドキドキする。ホルダーから手を離して、手綱だけいつも落ち着いた場所で持って、引いて(張って)両足で合図。ダンツくん駈歩スタート。おお、できました! ホルダーから両手が離れています。つまり、手綱だけで(いや、調馬索ついてるけど)、ダンツくんの駈歩の首の動きに合わせています。馬を駆っている、というやつです。それを三輪えり花がやっています。わお、できた、嬉しい、めちゃ嬉しい。胸がいっぱい。

    調馬索つきですが、できました。次はいつ調馬索を外して駈歩ができるか、です。もうしばらく正反動だけの練習が続くのではないかな。あとは手綱、坐骨。速歩の指示と維持。

    運動神経と恐怖心

    馬から落ちたことはありませんが、馬の高さは知っています。そして三輪えり花はものすごく運動神経がにぶいのです。筋肉もないし、支えたり咄嗟に守ったりのようなことに関して自分ができるとは1ミリも思えません。だから、この高さから落ちたらひとたまりもない、とマジで思っています。だから慎重ですし、ちょっとでも馬のスピードが速くなると、もうコントロールできないのではないかとの恐怖が先立ち、停めたくなってしまいます。調馬索がないと怖いという意識もあります。全ては「私にはこの馬をコントロールできない」と感じていることからくるものでしょうが、なかなか先へ進めません。本来は毎日お世話をして仲良くなることこそが大事なのではないかしら。それでもこうして少しづつできることが増えていくのはとても嬉しいです。

    ダンツキャストのお誕生日会

    今日はお誕生日のダンツくん。ハミを外し、頭絡をつけて(その間に鞍は先生がはずす)、前脚のプロテクターを外し、体を拭いて、バースデーソングを歌いながらりんごをあげました。Wさんがダンツくんの馬房にバースデーケーキを作っていました。すごい! ダンツくん、馬場から出るときも元気ないし、馬房に戻る時も元気ない。走る時はがんばってくれたけど・・・。馬房に入って、バースデーケーキに気づくも、皆が期待していたようにがっつくわけでもなく、ちょっと眺めてから、ゆっくり食べ始めました。やっぱり青草が一番だね!

    おまけ:馬から目を離すな

    水をとりにロビーまで行った際、馬場にM先生がモンちゃんという馬を放牧していた。モンちゃんはロデオ系で跳ねたり蹴り上げたりがすごい。すごい勢いで走ってくるかと思うとビョンビョンロデオして、元気いっぱい。お顔は可愛いので、怒っているとかではなく、動きたくて仕方ない、生命力溢れる様子。かと思うとピタっと静止。あきらかにゲームを楽しんでいる感じ。うちのROMEOみたい。Mさんがいなくなると一人でポツネンと立っていましたが、私がロビーの階段を降りてくると興味津々で近づいてきた。私はこう見えて無闇に馬には触らないので、馬が首を埒から出して私に鼻面を近づけてふんふんするに任せていた。馬がそれに飽きたらしいころに背中を向けて帰ろうとすると、ガツんとものすごい音が。ふりかえってみると、なんと埒の柱が折れている。何が起きたのだ?ぶつかったの? 上から見ていたWさんが降りてきて、蹴ったと言っていました。

    わたしが背中を向けたところを後足で跳ね上げたのだろうか。もしも埒が間になかったらと思うと、かなり危ない。馬房や洗蹄場に入れるときも、馬房だから、狭いから、と馬を見ないで先へ入る人もいますが、必ず馬の様子を見ながら回し入れる、と動画で学びました。埒があっても、じゅうぶん距離が離れるまで、馬の様子を見ておかなくてはならないな。

  • 乗馬 Day 49:アン乗馬クラブに入会

    乗馬 Day 49:アン乗馬クラブに入会

    2023年4月12日、アン乗馬クラブ(神奈川県相模原)に入会しました! これまでも結果として毎週のように乗っていましたが、入会して馬のお世話もしながらインタラクションを図り、もうすぐ還暦ですが、少しでもうまく乗れるようになります。

    目標は

    調馬索なしで正反動と駈歩ができること。
    20センチくらいの低い障害を超えられること。
    一人で乗り降りができること。

    このあたりまでは行きたいな。運動神経が人よりものすごく鈍いので、1年以内にできるかどうかはわからないけれど、まずはこれを目指します。

    本日のキャスト

    指導:安澤先生 パートナー:ダンツキャスト

    マスコットドッグの「つる」。なんと本名は「ジャスミン」であることが判明(笑)。驚いたのは、今日の入会を知ってか、自ら私に寄ってきて背中をむけて寄りかかってお座りしたのだ。えええええっ! これまであれほどギャン泣きしていたのに。

    乗馬はモノレール

    今日の練習は、正反動と駈歩。ただ、私は今日、シークレットミッションを持っていたのだ。少しずつ見ている君管の乗馬レッスン(英語サイトのお気に入りがいくつかある)で、骨格を示しながら、馬の骨格の上に人間の骨格を乗せて乗馬の仕組みを解説するものがあった。そしてわかったのだ。乗馬は、モノレール! 

    馬の脊椎の両脇に人間の坐骨が乗る。わかる? 一本のレールの両脇を車輪が挟む感じ。レールは椎骨群でできているから鎖状に動くわけだが、それを両脇から挟む坐骨が方向を作る。左坐骨が右坐骨よりも前に出れば、挟まれた脊椎は右を向くし、その逆も然り。つまり、坐骨がゴーカートのハンドルの役目をするのだ。だから、脚を使おうがハミを操作しようが、基本中の基本は坐骨。なるほど!

    というわけで、今日は、常歩でいるときに、手綱を使わず(持つだけ)坐骨の向き調整だけで方向を変えられるかを試したかったのだ。ダンツくんはこの馬場を私よりずっとよく知っているし、埒(らち)に沿って長方形に回ることも知っている。それでも、いつから回り始めさせるかとか、どの辺まで埒に近づけるかとかを、坐骨でできるんじゃないか、とやってみたわけです。

    できました〜。

    驚くのは、坐骨の下には三重くらいになった分厚い革の鞍があり、鞍の下には脊椎を痛めないようにクッションだの毛布だのかなりいろいろ敷いているのです。それなのに、こちらの坐骨の動きが伝わるんですよ。すごいですね、馬。きっとこれを速足や駈歩でできるようになるべきなのだな。

    軽速歩

    まだまだダンツくんの好きなように発進されたり止まったりに振り回されております。上手い人の動画を見てイメージするのも大事。

    正反動

    調馬索をつけて行いました。なかなか右手が鞍から離れてくれない。離そうと身構えると前のめりになってしまうので正反動にならない。もっと腹筋、腹直筋。もっと背筋、腰筋。

    駈歩

    調馬索をつけて行いました。停止。数歩後退。そして、両脚同時にえいやっと放つ。が、これをするためには手綱が必要で、それをすると鞍ホルダーに掴まれず、なんともはや。正反動よりも明らかに乗りやすく気持ち良い。が、きっと正反動ができていないといろいろ都合悪いことがあるのだろう。正反動でかつ方向を変えたりすることができるようになる必要があるんだろうな。

    先輩からのギフト

    私が入会に来ることは何人か、お目にかかった方々にお伝えしてあったのですが、今日はそのうちのお一人Wさんが、乗馬ズボンをギフトしてくださいました! ジーンズ素材でやわらかく履きやすそうです。

    先生からは個人ロッカーも頂きました。

    なんか入会したって気になってきました!

    ありがとうございます!!

    今日も楽しかったね!


    ダンツくんが鼻面をふんわりつけてくれてめちゃくちゃ嬉しかった。

  • 乗馬 Day 41: アン 1/4

    2023/01/31 火曜日、2ヶ月ぶりに乗馬!

    乗馬クラブの評判って、なかなかインターネット上にないので、実際に行ってみるしかないのだ。大学の馬術部や競技に出場している方の感想と、私のような初心者の感想と、全然違うはずですしね。

    今日は、相模原にある アン乗馬倶楽部 http://www.ann-riding-club.com/ の4回レッスンの1回目。

    相模原の緑化センターの裏にあります。

    よく吠えるビーグルちゃんの迎えられて、クラブハウスを探していると、洗蹄場(せんていじょう)の修理をしていたおじさんが案内してくれました。

    外階段を登っていくと広々としたティールーム。きちんと整頓されていて、すっきりしています。誰もいないので奥へ向かうと、ロッカールームも窓が大きくて明るく、広々。お手洗いも男女別で清潔で綺麗。たいへんたいへん気に入った。(トイレは大事)

    しばらく待っていると、男性がやってきて、受付をし、馬を用意してくれるとのこと。このかたが先生です。安澤(あんざわ)さん(もしかして、このお名前ゆえに「アン乗馬倶楽部」?)

    パートナーは栗毛のエンジェル。お尻もムチっとして肌はツヤツヤしています。

    安澤先生は、調馬索をつけて、私に正反動のレッスンをつけてくれるつもりらしい。というのも、始まる前に「もう41回目で、正反動に少し入ったところですが、そもそも速歩を出す(常歩(なみあし)から速歩(はやあし)へ移行させること)ことさえできないんです、全然乗れません」と、申告したためかと思います。二ヶ月ぶりだし、初めての場所だし、調馬索付きは当然ですね。

    乗り込みは、つま先前向きで初めてバランスよく乗れました!やった! つま先前向きがなぜ良いか、はこの動画で学びました。

    隣の畑で刈り込みのモーター音がしているのがエンジェルは怖いようで、両耳がパタンと後ろへ倒れてしまっている。この耳は私も怖い。これは調馬索があって良かった。

    脚を使ってスタートさせると

    「体重を後ろへかけるだけでいいですよ」

    なるほど。脚を使うとさっさとトロット(速歩)になる。なんて反応の良い馬なんだ。まずは軽速歩から。

    しかしながら、その刈り込みエンジンの音のせいか、私が乗り慣れていないのが乗りにくいのか、エンジェルはすぐに安澤先生の近くへ戻ろうとしてしまう。

    それでも、常歩さえ通過せずにすぐに速歩になってくれるので、たくさん軽速歩の練習ができるのが嬉しい。座るときに馬に優しくすいつくように座ることができるときも増えてきた。でもまだまだ「立つ」気持ちが強い。上にはね上げられたら座りにいく、そっちなのですよね。

    しばらく軽速歩をしたあと、正反動の練習開始。軽速歩では何も言われなかったので、たぶんある程度は大丈夫な状態だったのだろうと思う。私も恐怖心がなく、外足のタイミングで立つのを合わせることも、うまくいかなかったときに直すこともできたし、気持ちよくリズムを掴めたし、視線は常に行先を見ていられたし。

    一度、エンジェルが後脚を跳ね上げた時があった。

    「手綱を短く引き締めすぎましたね」

    だそうです。それを嫌がったのね。

    「どうして速歩になってしまうのでしょう?常歩にしたいのに」

    「手綱が短いからです。たらんと伸ばすと常歩になりますよ」

    この、手綱の長さに関しては、クラブと先生によっておっしゃることが違う。もしかしたら、馬のそのときの状態によって違うのかもしれない。まだまだ私の中にデータが少なすぎて、どうすればどうなるのかが掴めないだけなのだろう。

    正反動練習では、鞍の前についているベルトを両手で掴むように言われた。掴まなくてもただ座っていればいいのだろうと思っていたが、何度か促されたので、掴むことにした。すると・・・!

    「もっとそっくりかえって」

    え、こんなに?????

    と思うくらいそっくりかえる。後ろへ寄りかかる感じ。えええええ???

    でも鏡で見ると、なるほど、馬が前に動くからこれだけ後ろへ寄りかかる感じになっても見た目は直立しているようになる。しかしながら、それだけ後ろへ寄りかかろうと思うと、この鞍の前のベルトに捕まらざるを得ない。お尻が弾まないようにするにはどうしたら良いのか、さっぱりわからないまま、とにかく後ろへ寄りかかり続ける。その間も背中が丸くなったり肩が上がったりしないように、できるだけ上半身をリラックスさせつつ、だらけた姿勢にならないように。

    「そして踵で弾みを逃す」

    えええええ???? 
    全く意味がわからぬ。どうして良いかわからぬ。力を抜けば馬のお腹を膝と踵が叩き続けるように脚も弾んでしまうし。踵で逃すって、踏むってことだろうか?踵、踵、そっくり返る。結果、脚が前の方で突っ張ってしまう。

    そしてエンジェルは、3周走ると先生のところに戻ってピタっと止まる。そしてまた常歩なんか通らずにトロットをはじめ、私は正反動でそっくりかえって必死でベルトに捕まって自分を保とうとして、3周するとまた先生のそばに行ってピタッと止まる。・・・面白すぎる。

    調馬索で、3周ずつ(エンジェルの采配で)、しかも走るの大好きなエンジェルで、というのは座り方の練習にはもってこいですね。調馬索が付いているおかげで、馬の鼻先をいつどこへどう向けるかなどは一切考えずに、ひたすら座り方だけに集中できる。しかもエンジェルが走るの大好きで、私に向かって「はい、走りますよ」と言わんばかりの顔で、とっとと走り始める。(そして3周してピタッと止まる)

    いやあ、今日ほど集中して全身の筋肉を使ったことはこれまでにない。たいへんたいへん面白かった。なんかめちゃめちゃ練習した気がする。

    私から何かエンジェルに指示できたところは一つもないのだけれど(常歩にしようと思っても速歩になるし、勝手に止まるし)、速歩を出すのさえできない私には、勝手に速歩を喜んでしてくれる元気なエンジェルのおかげで、たくさん練習できた。乗馬しました!という気分でいっぱいです。

    あと、安澤先生は馬に対してとても優しくて、一度も「蹴る」という言葉を使わなかったし、鞭も使わないし、ひたすら優しくエンジェルに話しかけていたところが非常に好感が持てました。無口なかたですが、教えるポイントは「バランス」「座る」などを、「型」として目指すのではなく、馬とコンタクトをとることを目指すことがよく伝わってきました。

    レッスンが終わる頃にはへとへと。恒例の「お写真撮ってもいいですか」のために、車へ戻り、iPhone をとりだしましたが、えっ!!! う、腕が・・・上がらない・・・。

    いったいどれほどしがみついていたのでしょうねえ。困ったもんだ。とくに左手がひどい。肘より上に前腕が上がらない。とほほ。

    それでもなんとかエンジェルのお写真を撮ろうとするのですが、最初はスマホに興味を示したエンジェルはそれが食べ物ではないとわかった途端にぷいっと向こうを向いてしまいました。見かねた近くのスタッフさん(または会員さん)が撮ってあげましょう、と餌藁まで持たせてくれたのですが、エンジェル、見向きもせず。この乗り手はへたくそだったから知らんわ、というエンジェルの独り言が聞こえてくるようです。

    そんなとき安澤先生がやってきて、

    「背中を拭いてみますか?」

    そこにはぬるま湯とタオルが。えっ!!!!


    馬に触るのは初めてです。なんか触ったら嫌がられるのではないかと思っていつもコワゴワしていました。サドルを載せていたところをこっち側と反対側と両方吹きます。エンジェルは全然平気な感じで私に背中を拭かせてくれました!!あったかい。ムチムチちゃん。つやつやちゃん。大きな動物の艶々の毛並みの生命力が手のひらから伝わってくる。素晴らしい!首も拭いて、首の下をくぐって反対側へ行き、そっちも拭く。「エンジェル、君はきれいだね〜、つやつやだね〜」と話しかけながら。

    この、背中を拭く、をしたせいでしょうか、最後にもう一度写真にトライ、と思ったら、今度は、なんと、ふがふがしてくれました。

    で、エンジェルがふがふがしているのをみた隣の馬までふがふがしたさそうな顔でこっちを見てくれたのがとっても可愛かった。

    2度目のレッスンが楽しみです!

    乗馬楽しい!!

    あとでウェブサイトを確認すると、このエンジェルちゃんは、上級者ドレサージュ用のレッスン馬。道理でサクサク動いてくれたわけだ。

    口から藁、はみ出しています