乗馬 Day 68:  ミホくんで調馬索駈歩

2023年10月24日、夕方のライド。パートナーは先週とても乗りやすかったミホノ・ブースター。

今日は早めに着いたので、鞍、綱ハミマルカンのセットなどを出して用意しておく。ゼッケンを乗せ、クッションを乗せ、クラを乗せる。鞍の位置はもっと前の方。腹帯がちょうど前足の付け根で閉まる位の位置に鞍の腹帯の紐がぶら下がってくるような位置です。

馬場まで連れて行き、気をつけて乗ります。
これまでの馬は、長方形の馬場の長辺で跨るのですが、ミホくんに関しては、前回も今回も、短辺で跨ります。

「どうしてこちらの向きでこの馬は乗るんですか?」
「足置き台が怖くてね、長い距離が目の前にあると走り出していってしまうんです」

なるほど、だから、距離が短い方の脇で乗るのか。

「最初の頃は鎧に足をかけただけで、すっ飛んでいってしまう位でね。大変だった」

ひょへー!飛ばし屋くん。

よくぞ先週はゆっくり乗らせてくれました。

常歩

ミホくん、植木屋さんとは反対側の埒のあたりは避けて通る。
サウスウィンドもそうだったな、そして柵に寄せたら横っ飛びしたのだった。こっち側に猫がいるとは聞いているが。
トンボとか蜂とか飛んでくると、大丈夫かなぁと不安になります。
トラクターの音もしているけれど、それよりも、緑化センターのアナウンスの女性の声がスピーカーから聞こえてくるのが気になるらしい。耳をぴんと立ててそちらを見ている。

大きく1周半したところで手前を変えて右回りをします。右回りをしたら馬場を半分だけ使うことにして、軽速歩の練習。先週と同じように、良い感じです。

8の字ループ

そして、今日も8の字ループの練習。
先生が竹の棒をセンターに寝かせて、そこを8の字の交差するところだと思って動く。

大事なのはセンターを直進で進むこと。

はじめに常歩でルートを確認したら、次は正反動でやります。

そういえば、速歩の指示もすぐに出せるようになったし、posting から sitting に移行するのもスムーズに、反射的にできるようになってきました。もう sitting trot で手綱にしがみつく必要を感じていません。嬉しい。

8の字ループもなかなか綺麗にできました。正反動で同じペースで8の字を描き続けるのはとても楽しい。そして正反動でも軽速歩でも疲れなくなってきました。

調馬索で駈歩

最後に「駈歩してみますか?」

ちょっと不安〜。
なので調馬索でおこないます。

馬によって駈歩の出し方が違うらしく、例えばダンツくんの場合は、止まって4歩下がり、そこからGoでした。
サウスくんでは駈歩をせず。

このミホくんは、常歩で手綱を張り、坐骨でエイやっと前へ鞍を押し出すようにして、その際、右足をやや後ろに当てる。

1度目は、わりと軽々と、そう、なんだか自分の体重まで軽くなったような感じで2周できました。

が、2度目から、左回りの駈歩のために右脚を後ろに当て続ける、というのがなかなかできない。

腕は、馬の首の動きに合わせて送ることはできた。
もちろんまだ手首が上がってしまっているので、できるようになるまで先は長いのですが、首の動きに合わせる、というところだけはできたわけだ。

でも右脚に意識を向けると途端にバラバラになってしまい、ミホくんも速歩に落としてしまう。

何度も練習したが、なかなか上達せず。ミホくん、何度も手綱を引っ張ったりして、わけわからない感じになってしまって、ごめんよ〜。もう少し練習させてね、上達するまでよろしくお願いするよ。

正反動が随分らくにできるようになったので、次からは駈歩の練習をがんばろう。少なくとも恐怖心はなくなった。あと、駈歩が速歩に落ちた時、本能的に posting に姿勢を変えて対応している自分がいて、ちょっと驚いた。

最後は、常歩で馬場を1周。安澤先生が、バランスがいいからミホくんでよかったね、とおっしゃた。嬉しい。

お世話は、もう秋なので水で洗うことはなし。汗をかいた鞍の下と顔を重点的におこない、今日は蹄の手入れも無しでよし。前回、Kさんに教わったとおりにゴシゴシやっていたら、ミホくんが首を曲げて歯を剥き出す。あ、そうか、お腹だもんね、ここ。君は繊細だったっけね。なのでさらさら優しく拭いてあげることにしたら、大丈夫になりました。ごめんねー。


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