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タグ: ヴェロゥナの二紳士

  • 愛の翼で飛べるんだもの [Shakespeare For You]

    愛の翼で飛べるんだもの [Shakespeare For You]

    こんにちは、三輪えり花です。

    今日の一言シェイクスピアは、
    危険だと言われたらあなたは?『ヴェロゥナの二紳士』からジュリア:

    🎭A true-devoted pilgrim is not weary
    To measure kingdoms with his feeble steps; 
    Much less shall she that hath Love’s wings to fly, 

    🎭 本当に信心深い真の巡礼なら疲れたりしないの
    神の広い王国をか弱い足で一歩ずつ進んでもね;
    なら、その人が疲れるはずないでしょ、愛の翼で飛べるんだもの、

    【演じ方】

    ジュリアは、侍女のルチェッタにミラノまでプロテウスに会いに行くつもりだと打ち明けます。ルチェッタは、旅路が長く辛いことを指摘。その答がこれです。

    私ならこれを演じる時、先生役になるでしょう。巡礼というものは、とルチェッタに教え諭すの。

    巡礼に例えている点で、彼女はプロテウスを神格化しています。ロミオがジュリエットを神格化したのと同じですね。思い込みが強すぎることがわかります。

    また、「愛の翼」というフレーズが出てきましたね。シェイクスピア、好きなんですね、これ。

  • この俺は、俺にとって・・・[Shakespeare For You]

    この俺は、俺にとって・・・[Shakespeare For You]

    結果として一番大事なのは?『ヴェロゥナの二紳士』からプロテウス:

    🎭I to myself am dearer than a friend.

    🎭この俺は、俺にとって、友達よりも大事だ。

    【演じ方】

    究極的に、誰が大事か、ですよね。辛いけど。自分自身ですよ、そりゃ。

    動画で私は「で、何か問題でも?」と演じましたが、罪悪感いっぱいに演じてもいいのです。

    シェイクスピアのことば、弾けてますね。
    キャラクターを借りるといろいろな意見を言うことができます。

  • 自分自身を失うしかない? [Shakespeare For You]

    自分自身を失うしかない? [Shakespeare For You]

    こんにちは、三輪えり花です。

    今日の一言シェイクスピアは、

    選択肢が持つデメリットを考える場面。『ヴェロゥナの二紳士』からプロテウス:

    🎭Julia, I lose, and Valentine I lose;
    If I keep them, I needs must lose myself.

    🎭ジュリアを失う、ヴァレンタインも失う。
    でも二人を手元に置けば、俺は自分自身を失うしかない。

    【演じ方】

    なにかを選ぶ際、メリットを考えますね? 次にデメリットを考えますね?
    シェイクスピアに限らず、キャラクターを演じる時、私は、最初に結果を知ってそれを観客に解説するよりも、喋りながら観客と一緒に発見することを好みます。

  • 最初は確かに可愛いと思った [Shakespeare For You]

    最初は確かに可愛いと思った [Shakespeare For You]

    恋した相手を何に例える?『ヴェロゥナの二紳士』からプロテウス

    🎭At first I did adore a twinkling star, 
    But now I worship a celestial sun.

    🎭最初は確かにチカチカ光る星をひとつ可愛いと思ったものだ、
    だけど今は天を支配する太陽を崇める。

    【演じ方】

    最初に好きになった相手ジュリアは、無数にある星の中の一つで、ミラノ大公の姫は天上の太陽。かわいがる気持ちから、崇める気持ちへ。愛のスケールが大きくなって、自分がそこへ跪いているイメージですね。

    ジュリアかシルヴィアを演じる場合も、このイメージを実際に演技に出していくのか、考えてみましょう。

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  • 以前の恋の思い出は [Shakespeare For You]

    以前の恋の思い出は [Shakespeare For You]

    それまでの気持ちが傍へ押しやられていくとき。『ヴェロゥナの二紳士』からプロテウス。

    🎭Even as one heat another heat expels, 
    Or as one nail by strength drives out another, 
    So the remembrance of my former love 
    Is by a newer object quite forgotten. 
    Is it mine eye, or Valentine’s praise, 
    Her true perfection, or my false transgression 
    That makes me reasonless to reason thus?

    「熱は別の熱によって取って変わられる、
    釘は、その力で、先にあった釘を押し除ける、
    そんな感じで、俺の以前の恋の思い出は
    新しい物体のおかげで、すっかり忘れられてしまった。
    俺の目のせいか、ヴァレンタインの褒め言葉のせいか、
    あの人の完璧さが本物のせいか、俺の気の迷いのせいか、
    こうも理由をつけなくちゃならないくらい俺は理性を失ってしまった」

    【演じ方】

    ヴァレンタインがウキウキと去り、ひとりになったプロテウスは、それまでのジュリアへの想いが、新しい物体によって押し除けられてしまったことを感じています。人間シルヴィアを物体に喩えなくてはならない気持ちって、どんなものでしょう? ただの女性蔑視ではない視点を持ちましょう。

    まず、今の自分の状況をなんとか分析しようとして演じてみる。

    次に、これきっと親友を裏切ることになると未来を予想して苦悶の中で演じてみる。