ELICA's IKI

タグ: ダンツキャスト

  • 乗馬 Day 66: ダンツくんお弔い

    乗馬 Day 66: ダンツくんお弔い

    2023/10/01
    これまで私を辛抱強く乗せてくれて、馬に乗る初歩を教えてくれた26歳のダンツキャスト号が亡くなったことを先週、知り、今日は花束にススキを入れてもらい、バナナも買って、乗馬へ向かいました。

    安澤先生に一言断ってから、ダンツくんにお花とバナナを手向けにいきます。厩舎の扉を開けた途端に悲しくてたまらず、声をあげて号泣してしまいました。ほんとにほんとに可愛かったダンツくん。最初がつれなかっただけに、そして私の指示のわからなさ加減に癇癪を起こしたりしつつ、1周しては「このくらいでいいっすか」的に止まったり、首を振って鼻息立てながらカンターしてくれたり、本当に思い出がたくさんあります。お手入れするごとに少しずつ距離が縮まっていき、頭をこつんと寄せ合うことができるようになった時は嬉しかったなあ。ダンツくん、大好きなバナナ、食べてね。

    その後、レッスンでは、サウスウィンドくんで軽速歩と正反動の練習。主に軽速歩 posting trot でしたが、なかなか気持ちよく乗れました。

    お手入れ後、クラブハウスへ戻ると、先生がケーキとコーヒーを出してくださった。ダンツくんの思い出アルバムをブログに載せた話をすると、Fさんという小柄な、しかし元気の良い明るいかたがそこにいて、見てまーす、とおっしゃった。嬉しい。彼女もニュージーランドで外乗を楽しんでいたとかで、楽しくお話した。

    先生、ごちそうさまでした。

  • 乗馬 Day 65: ダンツくんとのお別れ 思い出アルバム

    乗馬 Day 65: ダンツくんとのお別れ 思い出アルバム

    2023年9月26日 今日はとてもとても悲しいことがありました。

    アン乗馬クラブに来てからずっと辛抱強く私のパートナーでいてくれた26歳のダンツキャストが亡くなってしまいました涙涙涙。

    今日を含め3回ばかり、ダンツくんは右脚の調子が悪いとかで、サウスウィンドに乗っていました。一通りレッスンが終わり、お世話もし終えてサウスくんに人参をやろうと厩舎へいくと、ダンツくんの姿が見えません。あれ? 近寄って覗くと、敷き藁がない!何が起きたか瞬時に悟って、心臓が止まりそうになりました。もう少し中を覗き込むと、お仏壇が置かれていました・・・。

    3週間前にサウスウィンドに乗る時は、厩舎まで行きまして、お隣がダンツくんでしたから「今日は君には乗らないんだよ〜」と声をかけた、それが最後になってしまった。かわいいかわいいダンツくん。帰りの運転のときも涙が止まりませんでした。私を育ててくれたダンツくん。訳のわからない手綱捌きに癇癪を起こした日もあったね、ごめんね。でも辛抱強く軽速歩、正反動、駈歩で少しずつ乗れるように私を導いてくれたダンツくん。悲しくてたまりません。

    一方、嬉しいこともありました。
    今日のパートナーは3回目のサウスウィンド。3回目にして調馬索なしで乗ることができました。しかも、正反動も、鞍ホルダーに捕まらず、手綱だけで乗れたのです。バランスボールで後傾と、後傾しながらの腕と骨盤の動きを練習した甲斐があった。坐骨で鞍を前へ前へ、と安澤先生は仰るのだが、私の感覚では、水を手でかいて進むときのように、馬の背中を後ろへ後ろへ漕いでいくような感じでいると、馬もよく進むし、バランスもとりやすいし、無理がない漢字です。どっちなんだろう。もっと検証してみたい。

    さらに、学びもありました。
    馬の洗い方、です。

    馬の洗い方

    朝7時半過ぎに到着すると、元ライダーらしいおじ様が、馬の手入れについて教えてくださった。ちょうどサウスウィンドの蹄鉄が落ちてしまって打ち直さなくてはならなかったので、安澤先生がそれに取り掛かっている間に、手入れを教わることができました。

    絞ったタオルで、被毛の間をゴシゴシする。表面だけ拭ってもダメよ。

    すぐにタオルが汚れるので、きちんと畳んで、どの面を使ったかわかるようにし、こまめに水を変える。汚れた水と汚れたタオルで拭いても意味ないからね。

    まず顔から拭く。全身を三分割する感じで、顔と首、前足と前側胴体、後ろ足と後ろ側胴体と、わけるとタオルも使いやすい。

    膝から下はとても大事。四角柱と捉えて、AB面、CD面と拭こう。その際、必ず膝の上あたりを押さえておく。力は入れなくても良いが触れていることで馬の急激な動きを察知できるよ。

    裏掘りをするなら、左側から右の足もやろう。手前の脚を交差するので決して蹴られないから安全。

    お尻や股の間は、馬の機嫌を見ながらやる。手元を見ずに、馬の耳を見る。後ろ足の膝上あたりから始めて股の間に登っていく時、シュッと首を振ったり耳を立てて横目でこちらを見ようとする時、そこは嫌だぜ、と言っている。

    安全、安心、清潔。人間にも馬にも。

    ダンツくんとの思い出アルバム

    こうして、気持ちよくレッスンが終わって、厩舎に行ったら、ダンツくんの死を知った。本当に悲しい。あっという間。痛かった右脚からの腫れが原因らしい。苦しかったね、ダンツくん。
    よくがんばったね、ダンツくん。

    思い出アルバムを作ったよ。
    ちょっとずつ仲良しになっていく様子が本当に愛しい。

    ↑ 2月15日 初めてダンツくんに乗せてもらった日
    ↑ 2月21日 ダンツくん、まだ知らんぷり

    ↑ 2月28日 一緒に写真を撮る気になってくれたダンツくん

    ↑ 3月7日 防寒具がとっても似合う、なかなか美男子のダンツくん

    ↑ 3月14日 一緒に写真を撮るのが気に入ってフレームに入ってくれるようになったダンツくん

    ↑ 3月22日 まだちょっと距離がありますダンツくん

    ↑ 4月4日 やっと笑ってくれたダンツくん。顔も近くなってきました

    ↑ 4月12日 愛くるしい顔で鼻面を近づけてくれるようになったダンツくん

    ↑ 4月19日 カメラにポーズをとってくれる、26歳のお誕生日を迎えたダンツくん

    ↑ 

    5月9日 やった〜ドアップまで顔を近づけさせてくれたダンツくん。
    「ほら一緒に撮るよ〜」と言うと、ちゃんとシャッターまで待つのだ。

    ↑ 5月30日 雨が多くて日が空いちゃった。それでも憶えていてくれて近くでお写真撮っても、もう首を居丈高に上げないダンツくん。

    ↑ 6月1日 やっと鼻面もしっかり触らせてくれるようになったダンツくん

    ↑ 6月7日 厩舎にて。手前から3番目に顔を出しているのがダンツくん。

    ↑ 6月21日 先週は違う馬だった。今日は首を垂れて擦り寄ってきてくれるダンツくん

    ↑ 6月25日 ダンツくんの豊かなお尻。お茶目にぺろりとするまでなつきました!

    ↑ 7月11日 ちゃんとカメラ目線のダンツくん

    ↑ 7月19日 あっかんべーで遊んでみせるダンツくん。今日は初めての丸洗い日でした。

    ↑ 8月5日 ドアップいただきました、カメラ大好きダンツくん

    ↑ 8月16日 こんなに仲良くなりました。タイマーで撮影。ここまでくっつけるなんて夢のようです。

    ↑ 8月22日 最高に素敵な写真が撮れました!

    ↑ 8月29日 仲良し。これがダンツくんとの最後の1枚に。涙

    ダンツキャスト、ダンツくん、天国の美しい野原を好きなだけ駆け回ってね。I love you, always.

  • 乗馬 Day 49:アン乗馬クラブに入会

    乗馬 Day 49:アン乗馬クラブに入会

    2023年4月12日、アン乗馬クラブ(神奈川県相模原)に入会しました! これまでも結果として毎週のように乗っていましたが、入会して馬のお世話もしながらインタラクションを図り、もうすぐ還暦ですが、少しでもうまく乗れるようになります。

    目標は

    調馬索なしで正反動と駈歩ができること。
    20センチくらいの低い障害を超えられること。
    一人で乗り降りができること。

    このあたりまでは行きたいな。運動神経が人よりものすごく鈍いので、1年以内にできるかどうかはわからないけれど、まずはこれを目指します。

    本日のキャスト

    指導:安澤先生 パートナー:ダンツキャスト

    マスコットドッグの「つる」。なんと本名は「ジャスミン」であることが判明(笑)。驚いたのは、今日の入会を知ってか、自ら私に寄ってきて背中をむけて寄りかかってお座りしたのだ。えええええっ! これまであれほどギャン泣きしていたのに。

    乗馬はモノレール

    今日の練習は、正反動と駈歩。ただ、私は今日、シークレットミッションを持っていたのだ。少しずつ見ている君管の乗馬レッスン(英語サイトのお気に入りがいくつかある)で、骨格を示しながら、馬の骨格の上に人間の骨格を乗せて乗馬の仕組みを解説するものがあった。そしてわかったのだ。乗馬は、モノレール! 

    馬の脊椎の両脇に人間の坐骨が乗る。わかる? 一本のレールの両脇を車輪が挟む感じ。レールは椎骨群でできているから鎖状に動くわけだが、それを両脇から挟む坐骨が方向を作る。左坐骨が右坐骨よりも前に出れば、挟まれた脊椎は右を向くし、その逆も然り。つまり、坐骨がゴーカートのハンドルの役目をするのだ。だから、脚を使おうがハミを操作しようが、基本中の基本は坐骨。なるほど!

    というわけで、今日は、常歩でいるときに、手綱を使わず(持つだけ)坐骨の向き調整だけで方向を変えられるかを試したかったのだ。ダンツくんはこの馬場を私よりずっとよく知っているし、埒(らち)に沿って長方形に回ることも知っている。それでも、いつから回り始めさせるかとか、どの辺まで埒に近づけるかとかを、坐骨でできるんじゃないか、とやってみたわけです。

    できました〜。

    驚くのは、坐骨の下には三重くらいになった分厚い革の鞍があり、鞍の下には脊椎を痛めないようにクッションだの毛布だのかなりいろいろ敷いているのです。それなのに、こちらの坐骨の動きが伝わるんですよ。すごいですね、馬。きっとこれを速足や駈歩でできるようになるべきなのだな。

    軽速歩

    まだまだダンツくんの好きなように発進されたり止まったりに振り回されております。上手い人の動画を見てイメージするのも大事。

    正反動

    調馬索をつけて行いました。なかなか右手が鞍から離れてくれない。離そうと身構えると前のめりになってしまうので正反動にならない。もっと腹筋、腹直筋。もっと背筋、腰筋。

    駈歩

    調馬索をつけて行いました。停止。数歩後退。そして、両脚同時にえいやっと放つ。が、これをするためには手綱が必要で、それをすると鞍ホルダーに掴まれず、なんともはや。正反動よりも明らかに乗りやすく気持ち良い。が、きっと正反動ができていないといろいろ都合悪いことがあるのだろう。正反動でかつ方向を変えたりすることができるようになる必要があるんだろうな。

    先輩からのギフト

    私が入会に来ることは何人か、お目にかかった方々にお伝えしてあったのですが、今日はそのうちのお一人Wさんが、乗馬ズボンをギフトしてくださいました! ジーンズ素材でやわらかく履きやすそうです。

    先生からは個人ロッカーも頂きました。

    なんか入会したって気になってきました!

    ありがとうございます!!

    今日も楽しかったね!


    ダンツくんが鼻面をふんわりつけてくれてめちゃくちゃ嬉しかった。

  • 乗馬 Day 45: アン5(2度目の1/4)

    乗馬 Day 45: アン5(2度目の1/4)

    2023年3月7日 火曜日、アン乗馬クラブへ。2度目の4回レッスンコースの1度目です。

    指導は安澤先生、パートナーはおなじみダンツキャスト君。

    前回、駈歩(かけあし)まで挑戦したので、今日も。

    カメラ大好きキャストくん。舌が出ちゃったよ。

    つま先を前に向けてまたがる。OK。

    常歩

    常歩スタート、OK。
    ・・・もっともこれはキャストくんが勝手にスタートしたのかも知れぬ・・・。いずれにせよ、最初の頃の何をしても動かないという状態からは変わった。ともかくGood。
    常歩のペースを少しずつ速めるようにやってみた。やっぱりこれもキャスト君にただエンジンがかかっただけのような気もする。

    軽速歩

    軽速歩で何周かする。
    立つ時、まだ足を前へ突っ張ってしまう。

    相模原乗馬クラブで習った、「踵を落としておくこと」をやろうとするとつい、突っ張ってしまう。

    足を前に突っ張るので鎧がどんどん土踏まずまで落ちてきてしまって、結果としてコントロールのできない鎧状態になる。これ、改善すべき点。ちゃんと足を下にプランとしたまま踵を落とすべし。

    軽速歩で座る時に馬のお腹を抱え込むようにするのは、だいぶつかめてきたよ。でもまだまだいろんなことがバラバラしている。

    1箇所に気をつけると、他のところがめためたになっているのではなかろうか。ただ、先生は今日は軽早足はよく乗れていると褒めてくださった。

    馬場を広く使っているので、最初の1、2周は、出入り口付近でいつものようにキャストは「はいここまで」と止まってしまうのだが、3周目くらいから軽速足のままカーブをとって回ることもできるようになった。
    そして、軽速歩をしながら、途中で「右手前斜め」で直線を進み(直線が結構うまくできた気がする)、そこから逆回りで軽速歩、もスピードにばらつきはあるものの、キャスト君を宥めすかしながらなんとか走ってもらうことができた。

    また、できるだけ手綱にしがみつかず、両肩をリラックスさせ、両手は鞍の前に置いている感じをめざした。少しずつ進歩はしているようだ。

    正反動

    正反動は馬場の半分だけでゆっくり回ってもらうようにする。
    キャスト君に左回りで正円を回ってもらうのだ。

    体を起こして鞍に吸い付くように座っていようと思うと脚は、ただぶらんとしてしまう。
    脚を使わないとキャスト君は止まってしまう。
    脚を使おうと思うといろんなことがバラバラになってしまう。

    まだうまくいかないな。たまに鞍にお尻がすいつくように乗れる瞬間もあるのだが、そのときは脚が使えていない。必死に手綱にしがみついている感じもある。

    駈歩

    そんなこんなで15分ほど経って、キャスト君も乗ってきたところで、今日も駈歩にも挑戦。

    一旦、ストップさせて一二歩手綱を引き締めて後退りさせてから、両脚トンでスタート。

    キャスト君、きちんと駈歩になってくれます。

    が、わりとスピードが出たので、先生がもっと手綱を左へ引いて円を小さく、と指示。すると今度はキャストはもうこれ以上小さな円は描けないでしょうというくらい小さな円で輪乗り状態。

    「右手を緩めて。右手が強すぎて左へ引く力とバランスがとれない」

    が、右手を緩めるとまたガンガン走り出してしまう。
    一旦ストップしようとしてもなかなか止まってくれない。
    この間、駈歩と速歩と常歩をむやみにいったりきたり。

    停止して常歩にしてもらおうと思っても、すぐ走り出す感じ。

    このクラブでは、ストップの後、馬を常歩にするのに手綱を緩めておくのだが(他のクラブでは速歩のときに手綱を緩めると言うところもあった。でも斯様な指示の違いは私の進歩具合にも依るのではないかと考えている)、キャスト君は、乗ってくると、緩めた手綱を持ち直そうものなら指示も待たずに「よっしゃ〜」と速歩になる君なので、気をつけてはいたのだ。

    今日はそれが駈歩につながってしまって、手綱を持ってもいない(一応持ってはいるがだらんと垂れたままでコントロールを効かしようがない)状態で駈歩が始まってしまったりして結構おろおろした。

    ハンサム君です

    馬のイラつきを感じたら無理しない

    ストップもできない、スタートも勝手に走り出してしまってこちらの指示ではない。これはもう私のコントロールできる状態じゃないな、と感じた。

    恐怖ではないけれど、これ以上乗っても今日はキャスト君はちょっとむしろどうしたらいいのかわからなくてイラついてしまっているのではないかしら、と。

    そこで先生に「今日はもう無理みたいです」と言った。
    まだ時間はわりと残っていたので、先生は申し訳なさそうに、そうですか?と、手綱を取ろうとなさるのだが、先生が手綱を取ろうとするのもキャスト君は嫌がって反抗した。それくらい気が立っていたキャスト君。ごめんな〜。私の指示がめちゃくちゃだから、混乱するわいな。はみもきつかったろうしね。

    なんとか手綱を取っていただいて、降りると、「じゃあ、僕が乗っておきますから、洗い場で連れて行かなくて良いです」と。

    なるほど、私の拙い指示で馬が混乱しているのを、調教師が乗ってもとに戻すのだな。

    安澤先生がお乗りになっても、先生が「おいおい、どうどう」と言わなくてはならないくらい反抗的で飛び上がりそうになる瞬間が何度もあった。

    キャスト君が白目で私を見ているのに気がついて、私が馬場内にいるのが気に食わないのかも知れない、と思い、馬場の柵から出ると、少し落ち着いたようだ。よほど私にイラついていたらしい。とほほ。

    キャスト君に叱られる

    洗い場に戻ったキャスト君を拭いてあげようとした時、キャスト君は正面から首を高く上げて私を睥睨し、それから大きく鼻息を私に向かって「ふんが〜っ」とかけた。

    おいおい、鼻水!! 

    キャスト君に「おめー、もっとちゃんとしろよー、わっけわかんなかったぞ」と言われたのでした。叱られた・・・。

    その鼻水噴射のあとはおとなしく顔からいつものように拭かせてくれてのんびりした顔に戻りました。やれやれ。馬の体を拭くのは気持ちいい。暖かくてムチムチしていて。どうぶつだいすき

    左後ろ足で 休め のポーズが得意
    つるは高いヘイの上でお昼寝。おとなりの馬たちにもポーズをとってもらった
  • 乗馬 Day 44: アン 4/4

    乗馬 Day 44: アン 4/4

    2023年2月28日火曜日、アン乗馬クラブへ

    指導は安澤先生、パートナーは3回目となるダンツキャスト君。明らかに私を憶えている顔をしている。

    乗馬ポイント:乗り込んでからの初心者あれこれ

    馬場へ引き出し、乗り込む。
    つま先を前へ向けて乗り込むのもだいぶスムーズになってきた。
    が、馬はまだ先生が押さえてくれている状態で乗ります。
    まだ一人では乗り込めないのだ。それだけ危ないってことなんだろうね、乗り込み・降りる時は。

    今日も馬場全体を使います。
    常歩からスタート。
    踵で馬の歩調に合わせて交互にとん、とん、としながら進む。

    日の出乗馬クラブで習った「体の軸の真下」とか、「馬をお腹で挟まない」とか、相模原乗馬クラブで習った「常に踵を前へ向けておく」とか、いろいろなことが役に立っている。

    たまに視線が馬のたてがみ近辺に落ちているのに気づき、行き先へ向ける。
    俳優訓練と同じ。

    行き先へ視線を向けると自然とそちらへいく。これは日の出でも伊勢原でも習った。仕組みはよくわかる。眼球のわずかな重心の変化が背骨全体から坐骨に伝わり、馬の背骨が方向を変えるのだ。あるいは、人間の肩が微妙にそちらに捩れるのでそれが馬銜に伝わるのか。

    はたまた、柵があるから勝手に曲がるのか・・・(笑)。

    今日は両肩もよく落ちていて、自分でもリラックスできているのがわかる。

    常歩のペースを少し上げたいな、と思えて、踵のリズムを少しアップしてみる。なかなかうまくいかないが、しばらくするとキャスト君自身がその気になってきたのか、ペースが上がる。

    乗馬ポイント:軽速歩の出し方と進め方

    先生「速歩いきましょう」

    速歩は、手綱を(締めて)張ってから、両足いっぺんにトン。

    先生「そしてお尻で促す」


    それでも始まりは、先生の「ほいほい」がないとなかなか動き出さないキャスト君。大きく1周すると出入り口付近で止まりそうになるので、負けずに促す。一旦速歩をやり始めると、もう次の時にはすぐに速歩になってくれるのだが、それが癖だからであって、別に私の言うことを聞いているわけでもないような気もする。

    軽速歩で進みます。
    視線は進行方向。
    両腕たらん。
    両肩たらん。
    背骨アップ。
    坐骨ダウン。
    うなじ長く。
    俳優訓練と同じ。

    まだ「立つ」ことにがんばってしまっている。
    「立つ」ときに鎧を前方へ踏みしめてしまう=馬に止まれの合図を出してしまっているのではないか。放り上げられる感覚を楽しめるようになればいいのだろうとは思う。

    今日の成長は、お尻が鞍に落ちてきた時にちゃんと両脚で馬のお腹を挟めるようになったこと!
    これで馬に進み続ける合図を出していることになる。

    出入り口付近ではキャスト君は止まりたがるんだが、なんとかぐずぐずでも止めずに進ませることができるようにもなった。

    先生「じゃあ駈歩(かけあし)しようか」

    はぁ?無理すぎね?

    「か、駈歩ですかっ!やったことありません。大丈夫でしょうか。それに、正反動がうまくできるようになったら駈歩っておっしゃっていましたよね」

    先生「大丈夫でしょう」

    ま、まじか・・・


    先生「円は小さく使いますからな。常に左を向いた状態で。右が苦手なんで。」


    なるほど、馬の首が胴体に対して前方に向かっていると一気に駆け出してしまうのだな。車と同じだ。円を描くつもりになるとスピードは出せない。とりあえず、鞍ホルダーには掴まっておく。

    乗馬ポイント:駈歩の出し方

    先生「停止したところから始めます。停止。それから手綱をしっかり引いて、体重をずっと後ろへ倒す。馬が後退りしますから。一歩、二歩、三歩、四歩。そしたら両足でトン!そしてお尻で促す」

    は、走った〜!! これが駈歩! 

    馬っぽい!! 

    てか、映画で見る馬乗り! 

    馬が走ってる! それに乗ってる!!! そして気持ちが良い!! 

    最初は先生の「ほい行け!」が必要でしたが、3回目くらいから、スタートできるようになりました。

    なんというか・・・軽速歩や正反動よりずっと簡単でスムーズで気持ちがいい。なんで? 

    たしかにまだ鞍ホルダーの右手は掴まっていますが、左手は手綱だけで、左向きの方向指示を出せている! 

    お尻が馬と一緒に前へ向かい、一瞬戻った時に右脚でトンする。

    これで馬の後ろ右脚を前へ送り続けるわけだな。
    左回りだから合図は右脚。

    そしてキャスト君、駈歩が大好きらしく、少し休むんだけど、すぐに「はいっ、いきまっせ」と言わんばかりにとっとと走り出す。手綱を締める間もなくグイグイ走り出すのです。風は強いけどお天気はいいし、走りたくなっちゃったのね。

    そろそろこの辺にしましょうか、となっても、すぐに走り出してしまうので、もう1周。

    あ〜楽しかった! 

    常歩でクールダウンしますか?と尋ねると、今日は走り出してしまいそうだからもう引き上げましょう、とのこと。ふむふむ、確かに。

    乗馬ポイント:お世話。体を拭く時、気をつけていること

    洗蹄場で濡れタオルでキャスト君を拭きあげます。
    暖かい濡れタオルを持っていくと、こちらへ顔をグーっと下げてきて、鼻梁を拭いて〜とやってくるのが可愛い。

    前回、耳を拭いたら、そのあとで首を持ち上げてしまってこっちを見下ろすので、嫌いなんだなと思い、今日は耳は無し。でも左の顎の下まで拭いたらまた頭を上げてしまった。なんで? 

    そのまま首から背中を拭いていきます。
    あたたかくてむっちりしていて気持ちがいい。

    濡れタオルを絞り直して、正面に戻るとやっと顔の右側を拭かせてくれたので、そのまま右側面を拭きます。

    濡れタオルを絞り直して、次は脚。

    私がこれをやるからね、とキャスト君に見えるように、いちいち顔の前まで行って、体に触りながら脚元へしゃがみます。

    慣れている人や、普段世話をしている人なら、いちいちしないことかもしれないけれど、馬の気持ちになると、突然ぐいぐい触られるのはびっくりするし、この人は次にこれをするんだな、というのがいちいちわかると落ち着いて任せてくれるのではないかと、想像して、そうしました。

    そして後ろ脚の時は決して後ろ脚の向こう側へ身を乗り出しません。
    面倒でも正面から反対側へ回ります。

    終わったら記念写真を撮るために車に戻る際、ブーツの左底が剥がれてしまったのに気がつきました。あちゃー。

    履き替えている間にキャスト君は馬房へ戻っています。

    この馬房には自動給水機があって、馬たちは好きなだけ新鮮な水を飲めるのだ。すごい!

    キャスト君が首を突っ込んでいるところに水飲み用のカップがある


    お水を飲み終えたキャスト君はすぐにカメラに寄ってきます。iPhone大好き。写真に撮られるのが大好き。横白目が面白すぎます。

    ちゃんとフレームに入ってる、俺? 
    白目〜

    これで4回のレッスンが終わりました。これを続けられるのか安澤先生に尋ねると、2セットまで大丈夫とのこと。それからあとは会員になるかどうか、となります。なので3月ももう1セット、4回コースをやらせていただくことにしました。

    「会員になるとどう違うんですか?」

    先生「練習時間が45分になるね」

    「ひえ〜、30分でもクタクタなのに!」

    あと、ブーツの修理が間に合わないので、次はゴム長靴でもいいですか、と尋ねると、快く「いいですよ〜」。ありがたや。

    初回から2回目と狂ったように吠えまくっていたビーグリー。

    3回目にはちょっと遠慮がちな吠え方になり、今日は一度も吠えなかった! 
    しかも私が近くでしゃがむと背中を見せて座ったのだ!! 
    が、撫でようとしたら振り返って、ちょっと怯えて向こうの干し草の山の上に登ってしまってもう降りてこなかった。

    首輪に「つる」と書いてある。つるだったのか!