亀戸天神の藤棚でシェイクスピア:紳士はこうあるべし [Shakespeare For You]

ジェントルマンはこうあるべし。『ヴェロゥナの二紳士』からヴァレンタイン。

🎭 His years but young, but his experience old;  
His head and unmellowed, but his judgement ripe; 
And in a word, for far behind his worth 
Comes all the praises that I now bestow, 
He is complete in feature and in mind, 
With all good grace to grace a gentleman.

プロテウスは、年は若いけれど、経験は豊富。
髪はまだ白くなっていないけれど、判断力は熟してる。
ま、ひとことで言えば、僕の言葉ではその価値を
褒め称えるには足りなすぎるけれど、
あいつは姿形も心も完璧、
紳士としてのあらゆる見事さを備えているんです。

【演じ方】

親友プロテウスがミラノに到着したというので、ヴァレンタインは彼のことを、ミラノの姫シルヴィアに、褒めちぎっています。彼の興奮ぶりが、この芝居の次の展開を引き出すのです(つまり、シルヴィアはプロテウスに恋しちゃうんですね)。

亀戸天神の藤棚が最高の見頃です。楽しんで!


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