契約を神聖な口付けで結ぶ [Shakespeare For You]

別れ際に永遠の愛を誓う二人。『ヴェロゥナの二紳士』からジュリアとプロテウスの会話。

🎭 

Julia:  Keep this remembrance for thy Julia’s sake. 

Proteus:  Why then, we’ll make exchange:  here, take you this.  

Julia:  And seal the bargain with a holy kiss. 

ジュリア: これを思い出に持っていて、あなたのジュリアのために。

プロテウス: わお、そうか、じゃあ交換しよう: ほら、これを取って。

ジュリア: そしてこの契約を神聖な口付けで結びましょう。

【演じ方】

プロテウスもジュリアを好きでたまらないのは、これまでのところ本当なのですが、いざミラノに旅立つことが決まったら、もう心はかなりそちらに傾いているように思われます。原文の英語が、彼のせりふがカジュアルなんですよね、ジュリアのに比べて。

プロテウスは、決して彼女を軽んじず、でも旅行にウキウキする気持ちを持って演じてみましょう。

ジュリアは物事を神聖に、重くしようとしています。(男性が逃げたくなるタイプかも)

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