bamboo ladle on iron pot

茶道奮闘記 24 お薄の杉棚

2024年4月12日、久しぶりのお茶のお稽古。

着付けもやりました。

長襦袢の衣紋(えもん)抜きが着こなしのカナメなのだな。

左手で中心線を引くとどうも左に寄ってしまう。右手でやってもなかなかむずかしい。練習。

お茶は、薄茶杉棚のお稽古。

M先生のご指導で、帛紗の畳みかた、柄杓の持ち方、茶杓の持ち方など「美しさ」をかなり練習しました。以下、記憶メモ。間違っていることもあると思うので、決して信じたり真似したりしないでください。

・指は揃える。

・茶杓を膝にて持つときは、ジャンけんぐーで握った4本指の上を親指が蓋をするような感じで載せる。親指にちからを入れると茶杓が上を向いてしまうので、軽く。

・茶杓拝見のために茶碗から取ってくるりとひっくり返す必要があるときは、両脇からつまむとすんなりひっくり返せる。

・柄杓は、お湯を汲むときは、人差し指と中指ではさむ、親指を下から潜らせる。そうすれば手首が勝手に回転してその流れで湯を汲める。お水を汲むときは、上から手をかぶせて取り上げ、体の正面に持ってきてから、左手を添えて柄杓を返し、指をそろえたVですべらせてはさむ。これらはもちろん、最初からずっと習っているが、今回は文字で書く以上に細かく「美しさ」を教わった。

・蓋置を茶碗から炉の角へ置く際、柄杓の手前で一旦、正面を確かめる。

今日の新しいこと

・蓋置が陶器でした。よって、最後に飾る際、横から持って、右手の小指が先に台に触れるようにすることで、カツンと当たるのを避ける。

・お茶室では、どこにお客様がいるのかが大事。最初のご挨拶「お薄を差し上げます」から、お客様から遠い方にお茶碗セットを置く。回転するときも、お客様に遠い方向へ足をかける。

・炉の内隅狙いで正客方面斜めに座すのだが、その際、遠すぎると、水の壺の蓋に手が届かないからね。

・で、お道具の正面や、茶杓などの角度は、自分に対して直角並行。なんて言ったらいいの?自分が底辺で、その底辺から前方直角に線を引く、その線上が正面な感じ。

杉棚の特徴

杉棚には、左に引っ掛け棒があり、お片づけで飾る際、柄杓はそこにかける。(もちろん、天板に飾る方法もある)

では、中の板があるので、水を継ぎ足せない。

柄杓を飾り、蓋置も飾ってから、みずさしを運び込む(だよね?)のだが、それを運んだら、蓋置を一旦、畳へ出し、それから杉の棚板を親指で向こうへ押して、水指を勝たむ受ける空間を作る。水を差したら、棚板を元へ引き戻す。蓋置も戻す。棗を飾っておしまい。のはず。

これから本業演劇イベントが続くので、しばらくまたお休みかなあ。


Comments

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA