浮かれのひょう六機織唄(うかれの ひょうろく はたおり うた)

2023年9月7日 た、楽しかったぁ(((o(*゚▽゚*)o)))♡

俳優座劇場にて、オペラシアターこんにゃく座の舞台を観劇。

楽しかったポイント

・ひとりひとりが、1人残らず魅力的!主役たちはもちろん、女性コーラスも男性カルテットも!

・歌と台詞の境目が曖昧で、メロディと日本語が限りなくスムーズに同化している。例えば「へそくり〜」が笑えてかつ美しい絶妙なメロディになるって、どうなってんの?と大笑い。

・指揮者がいないのに横一列のコーラスラインとかすごすぎる!

・台本も、それに乗る演者たちもギャグとユーモアを楽しんでいる。

・お客を巻き込むための姑息な手段を使っていない、なのにちゃんとお客を巻き込んでいる。これ、実はものすごく難しいことなんだ。

・心が動いている演者たち。これもまたバランスがすごく難しいものなんだ。ほら、心がこんなに動いてるんですよ、と目一杯やりたくなってしまうことが多いのに。

これが、50年間も全国を回ってあらゆる客層を対象にしてきた劇団のつよさか、と本当に感激しました。

ありがとうございます。

音楽、林光。45年前に大ヒットした作品だが70年代以降はお蔵入りになっていたのだとか。これならそのまんまこの座組でヨーロッパ公演しても絶対に受け入れられそう。それくらい素敵だったよ。

九月十日まで、俳優座劇場。

この素晴らしい歴史と物語の息づく劇場も閉じてしまうので、ぜひ堪能してきてください。


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