池辺晋一郎とシェイクスピア

この度文化功労者となられた作曲家の池辺晋一郎先生にご指名を受け、石川県立音楽堂交流ホールにての先生のクラシック講座にゲストスピーカーとして出演してまいりました。

女声三重唱とピアノで、池辺先生がこれまで作曲になったシェイクスピア作品からの抜粋と、シェイクスピア時代の曲とを聞いて頂きながら、シェイクスピアのすごさや 楽しさについてお話をする会です。
何かスライドはないか、とのことで、シェイクスピア遊び語りでよく使っているシェイクスピア紹介の映像や、池辺先生に曲を作っていただいたシェイクスピア作品『十二夜』『くたばれハムレット』などのお写真をKeynote にしてお持ちしました。

お客様は静かでしたが、熱心に微笑みながらお聞きくださっているのがよくわかり、和気藹々とした良い会でした。池辺節(ダジャレともいう)満載で。

「三輪えり花さんとはね、尼崎でご一緒したのが最初なんです。ここはね、プロは二の次のところでね、アマが先。」

などが爆裂しておりました。

一方で、とても深いことをおっしゃっていました。

「物語作品への作曲はね、これは僕の作品です、なんていうつもりではなく、物語と演出家の意図をどう汲み取って提供していくか、なんです。それなのに、「自分はこういうつもりで作曲した」とか「音楽的にはこういう意味がある」なんて論理を振りかざしたりするのは、論外で、そういう人は物語作品の作曲には向かないんだな」

これも、500本もの舞台・映画・テレビに作曲をしてこられた池辺先生だからこそのご発言かと思います。とくにそろそろ自信がついてきた作曲家には、「音楽的にはこういう深い意味がある、だからそれを表現してもらいたい」と言いたい時期が見受けられ、劇的効果や演者の技量よりも自分の音楽を聴け、と言わんばかりの人がいるなあ、と感じていたので、先生のこの言葉に内心、快哉を上げました。

池辺先生と最初にご一緒したのが、ポール・ラドニック作『くたばれハムレット』。これは照明家協会賞と、舞台美術賞をとったんじゃないかしら。

池辺先生とは次にオール男性キャストで『十二夜』(やはり兵庫ピッコロ)を。この最後の曲「あめかぜふいた、やれへいほう」は名曲中の名曲。先生も事あるごとに紹介してくださり、上演してくださっています。今回もこれが最後に演奏されました。

このとき女性を演じてくれた3名、際立ってうまかった。いや、思うに全員、実に良かった。今も活躍中です。ピッコロが本当に良い劇団。

ピッコロの『十二夜』では兵庫のオーケストラが生演奏で参加してくださり、生のオケが舞台上に常に存在する、とても不思議で魅力的な空間になり、生オケと芝居の、難しいけれど最高な点を池辺先生も力説してらっしゃいました。

さらに、マクベスの「明日、また明日、また明日が」を池辺さんが小田島役を朗唱、私が英語を朗唱した場面もありました。


今回のおまけは、終演後。

ピアニストが、目をキラキラさせて、金沢にはすぐそこに、365日、24時間つかえる稽古場があるんですよ、誰でも申し込めるんです、と話してくれて、これkらオペラの稽古ピアノで行くところだと言うのです。そういえば、来るとき、劇場のポスターに『リゴレット』があって、メインキャストは私が東京芸大オペラと新国立劇場オペラ研修所で演技を教えた人々がさんかしているなあ、と思っていたところでした。その合唱稽古をやっていて、しかも副指揮が、この春にちょうどミュージカル『シンデレラ』で大難題をクリアして参加してくださった辻博之くん(くん、というのは失礼ですが、東京芸大の教え子なので・・・)!じゃあ、ということで稽古場にお邪魔してきました。
合唱稽古もたくさんできたようで、舞台装置も私が理想とするもので(新国立劇場でバレエ『人魚姫』を創ったときの舞台装置の大型版)、演出家三浦安浩さんの演出も見事で・・・

稽古後の後片付け

いやー。金沢まで来て、オペラの稽古を見るとは思いませんでしたが、見せていただいて、本当に良かった!!

のどぐろ、白えび、がすえび

というわけで、とってもとっても有意義な1日となりました。

追記
池辺先生は、つい先日、文化功労者に選ばれましたが、それについては
「僕はね、文化高齢者に指名されてね、でも本人は後期功労者。で、どっちなんだ、とね」
とも。

What, No More? え、それだけ?

今週末の金沢での、
池辺晋一郎先生との
シェイクスピア対談を控え、

ご紹介するシェイクスピア
関連のスライド作りも、
昨日やってしまいました。

楽しみです。

というわけで、久しぶりに
『ヴェニスの商人』の、

日常でも使える名科白を
ご紹介しましょう。

  What, no more?

「え、それだけ?」

愛しのバッサニオの
親友アントニオが
借金のかたに
殺されそうだ

というので、ポーシャは
どれほどの借金だったのか
を尋ねます。

するとバッサニオは
「三千ダカット」
と答えます。

日本円にして3億円くらい。

それを聞いたポーシャの
答が、それ。

ポーシャがどれほど
お金持ちか、わかります。

この言い回し、いろいろなところで使えますよ。

お給料が安い時も。

やろうと思っていた作業が
すぐに終わった時も。

相手から褒め言葉が
すくなかった時も(これは冗談でね)。

相手からいろいろ言われた後でも。

さて、この後、ポーシャは、

「三千ダカットの三倍、
さらにその三倍、
用意して差し上げます」

と断言し、

お金を持たせて
バッサニオをヴェニスへ
送り返します。

彼をヴェニスへ送り返す際、実は結構キリスト教徒としてはいろいろある。

それについては、知っておくととっても役に立つので、次回。

【今日のライブインタラクション】
「What, no more?」あなたはいつどんな場面で使いますか?

早くも次の舞台へ

『私は太田、広島の川』が終演したのがわずか1日前のことだなんて!

早くも次の舞台に向けての準備が始まります。

とはいえ、それは今週末、金沢で。
大好きな池辺晋一郎先生(作曲家)とのシェイクスピア対談です。

http://elicamiwa.com/blog/2018/11/02/ikebe-shakespeare-kanazawa/

ワクワクして準備を進めています。

皆さんはワクワクすることを持っていますか?

【今日のライブインタラクション】
1日ひとつ、無理にでもワクワクする。

台本読解と演技の大切さ『私は太田、広島の川』千穐楽!

おかげさまで『私は太田、広島の川』千穐楽を迎えることができました。

問題意識の高い多くのお客様にお越しいただき、たくさんの感動と共感を共有することができ、太田川を演じた意味を感じます。

私は演劇学校に行ったこともなく、従って、私の演技術はRADAの通訳を務めながら培ったものです。

基本は演出家ですから、日本という「多芸は無芸」「八方美人」「二兎を追う者は一兎をも得ず」の文化の中では私は演じてはいけない、と自らに言い聞かせてきました。

一方で、『シェイクスピア遊び語り』というスタイルを確立し、原文朗読と解説ができて、低予算内でやるには自分でやるのが一番よかろうと、そこではのびのびと、女性ではまず不可能なシェイクスピアの主役たちの名台詞を表現してきました。

同時に、国際演劇協会や演出者協会に身を置き、世界の演出家のワークショップが次々に紹介されるものの、来日時だけで終わってしまうことに危機感を感じ、様々な演技術に触れられるポータルサイトを作りたいと、国際ライブインタラクション研究所を立ち上げました。(ライブインタラクションとは、その場において生身で対応する・交流する、という意味で、まさに演技術そのものの真髄を指します)

国際ライブインタラクション研究所を立ち上げたからには、自分でももっと多くの演技術を体感・体験せねば、と劇団昴時代から憧れていた岡田正子先生のベラ・レーヌ・システムのワークショップに参加し始めたのが、2年ほど前のことです。

それを経て、今年の4月に、岡田先生から、今回のお話をいただきました。

初演は大成功、広島へ再演も行き、文化庁芸術祭に参加する公演として再再演の今回です。

初演時の女優さんの代わりが務まるだろうかという恐怖や心配を、日本人ならするべきなのでしょうが、私は、ただただ岡田先生の演出を受けることができるのが嬉しくて、一も二もなく、お引き受けしました。

これが、私の、第三者に演出をしていただき、照明も音響も音楽も舞台監督も制作もいる本格的な舞台に、演者として出演する、初舞台となります。

もう、とってもとってもとっても楽しかった!

8月6日の太田川のことを知ろう、広島のことを体感しよう、太田川の源流から河口への旅をしよう、と平和記念式典の広島へ出かけ、数々のすばらしい栄養をいただき。。。

八月から九月にかけては、岡田先生と一対一の演技レッスンがあり・・・

このとき、私は自分が演出家として、シェイクスピア実践者として、通訳者として、台本読解ができるようになっていて良かった、と思いました。

ひとつひとつの言葉や文章は現代詩のようで、要するに現代音楽や抽象絵画のように、名詞がただ並んでいるだけのような言葉に見えますが、

私はそこに、何か必ず思考回路の繋がりがあり、象徴的な意味をお客様に発見していただく縁があると信じて台本を読みます。

この台本の読み方は、RADAでチェーホフの『桜の園』を勉強しているときに教わりました。

今回はそれが非常に役に立ちました。

岡田先生も「あなたとの稽古で、いろいろ発見があったわ」とおっしゃいましたが、丁寧に一つずつゆっくり進めると、そして、演者が自分で自分を演出して意味を見出すように演じていくと、演出家にはひらめきがどんどん生まれるものなのです。

RADAで教わってきた、呼吸、発声、滑舌、読解、身体表現(骨や関節の使い方)と、

ベラ・レーヌの、感受性を駆使し、その瞬間を引き伸ばせるほどに体感することと、

その両方があって初めて太田川の私の演技が生まれたと思っています。

テクニカルなスキルと感性・感受性、創造力と想像力。

それらを総動員して、そのうえで、お客様とライブインタラクションすることを目指しました。

お客様の感想はこちら

きっといつかお仕事ご一緒できそうな、ミスターO.
今年はいっぱいご一緒したメゾソプラノ渡邊智美ちゃんとその先輩さん。

 

たくさんのご来場、ありがとうございました!

私に直接ではなくお申し込みしてくださった方々、直接お礼申し上げられずすみません。本当にありがとうございます!

『私は太田、広島の川』3日目の公演

『私は太田、広島の川』

残すはあと1回のみ。

実は、初日と二日目の昼は、演出の岡田先生は大満足で、なのに二日目の夜に、「あれは違うわ」と注意が来たのです。

面白いですね。

私は、役がやっと自分のものになってきた感じがして、それをさらに深め、広げようと、生き生きし出したのですが、それがいけないらしい。

これは面白い現象です。

私も演出家として、公演が開いてしばらく経つと、俳優たちが演出の求めているのと異なる方向へいくのを目にしたことがしばしばあります。

役柄が自分のものになってきた、と思って自由にすると、案外、演出とは異なる方向へ行くものなのかもしれません。

今回、私は音楽劇『ヴェニスの商人』からわずか8日で劇場入りをするという荒技で参加しました。

8月、9月に特訓を受けてはいるものの、稽古場に舞台装置の「場見り」がある場所でほかの出演者と一緒に稽古するのはまた違うもの。しかも、他の出演者のほとんどが再演としての参加です。初演と2回目の再演が成功しているなか、入っていくのは勇気の要ることでした。

でも皆さんがとても暖かく迎えてくださり、自由な気持ちで常に新鮮な発見をするつもりで稽古に臨むことができました。

さて、さて、二日目の夜の「それは違う」について、三日目の朝、地下鉄のエレベーターを降りたところで解決策が閃きました!

劇場について真っ先に岡田先生にそれを伝えると、「やってみたらいいんじゃない」とおっしゃるので、周りの出演者と舞台監督、音響・照明のオペレーターたちに、今日はラストシーンの演技を変えるから、と伝えました。

とはいえ、それは上を仰ぎ見るタイミングを一言ずらすだけなのですが、そういう細かいところで、太田川の気分はものすごく変化するのです。

結果は?

昼公演・夜公演ともに先生大満足。

ちなみに、二日目の夜も悪かったわけではなく、かすかに方向性が変化したのみで、それはそれで別な太田川の側面が出たのをお客様は目撃したわけで、やはり暖かい拍手と感動はいただけたのは、昨日のブログのお写真からもわかっていただけると思います。

さて三日目のお写真。全員と撮れたわけではありませんが・・・

8月5日に私に太田川源流を見せてくださり、6日は平和記念式典のあとたくさんのお話をしてくださったお二人。後藤順子さんと山口純子さん。このお二人無くしては今回の私の演技はありませんでした。
大事な弟子の一人、後藤祥子ちゃん。とっても素敵な俳優でもあります。
大事な大事な仲間のひとり。オペラ歌手の土橋創ちゃん。ライブインタラクション・コーチでもあります。
某市役所に勤める俳優、大村国博さん。ハムレットワークショップからのお付き合いです。
ライブインタラクション・コーチでもある浅川ふみちゃんと、遊び語りでも大人気の鈴木美紗ちゃん。お二人にもとっても応援していただきました。
ベラ・レーヌを勉強しているという俳優、野澤弘至さん。ライブインタラクションへのお問い合わせをいただき、劇場で声をかけていただきました。
大好きな大事な湊恵美子さん。インド舞踊の専門家でもある女優さんです。

 

明日で最後!
太田川の精霊を演じ切ります。

太田川、お客様からの感想

『私は太田、広島の川』

お客様からの感想をいくつか掲載させてください。

今日は素晴らしい公演をありがとうございました!
太田川がどう流れるのかと楽しみにしていました!想像以上で金縛りにあったくらい、動けなくなるほどに美しいでした
交差する場面もスムーズで、分かりやすくシンプル!でも知っていたようで、事実の再現に鳥肌が立ち、静かな叫び声がたくさん聞こえてきました。

川は静かに力強く語り続けて、
また美しい輝きを、時間を流れていく!
その流れの中に、私は何を表現して行くのかなぁと、ボーッと考えながらも
パワーをいただきました。
世界平和を叫ばず、
今日の様に静かに力強く
そんな表現を私もできたらと願います!
ありがとうございました!
(日南由紀子さん。フランツ・リストを弾かせれば世界一(ほんとに)のピアニストです)

・しばしば、西洋は自然を支配し東洋は自然と協調したと言われます。しかしこの作品では、河川に人格を認めている。擬人法ではないのです。川はそれ自身が生命を持って、動物や昆虫、魚、人間やその生活の営みと同一水面上に位置していました。[人間が絶対的な存在=近代西欧の思考]は先入観に過ぎないことを改めて知りました。これがフランスの劇作家の手による作品という点も、鮮烈な印象でした。
・三輪さんの「シェイクスピア遊び語り」もそうですが、指先の末端まで神経の行き届いた演技がこの作品ではことさらに有効だったと思いました。
・核兵器開発を進められる人々と躊躇う人々。その相克が静かなやり取りと上手下手の俳優さん同士のすれ違いで効果的に演出されていたのだなぁと、帰りの電車の中で気づきました。
(STさん)

 

精霊がずっと見てきた広島。精霊からの最後のメッセージ。決して暗い部分だけじゃない人間とは?を考える感動的な劇でした‼️フランスで賞も取ってる芝居だとか。 素晴らしい劇でした。

(立派な立花を下さった石井知泰さん)

 

ちょっぴりキュートな?!川〜!?
太田川が話してくれた
すべてのものたちが焼き尽くされ破壊された怖ろしくつらい話、
ルーズベルトが言った、殺し続けることか、
私は
衝撃で言葉がない、
最後に太田川が言った、
「この火を消し続けなければ、伝え続けなければ」
いつか、広島ヘ行こうと思う!
広島の太田川に会いに行こう、そしてもっと話を聞こう!
辛くても悲しくても
そして、瀬戸内海ヘ流れゆく、恋するような太田川にも、そんな話しを聞きたい。
太田川の中にいるような、優しい太田川に包まれて、太田川と一緒に、言葉を失う衝撃を受けました。
前に観た、「冒した者」で、彼の言った言葉が甦った、あの原爆のボタンを押したその人は、その人の指は腕はまだ身体についているのだろうか?
(SHさん、遠方から有難うございます) 

 昨日は池袋のシアターグリーンで、フランス現代劇の「私は太田、広島の川~朝は夜の闇に包まれた」を見てきました。出演している伊沢弘さんからのご紹介で、見ることができました。
 原作はジャン・ポール アレーグル、翻訳・演出は岡田正子です。広島の原爆を、市内を流れる太田川を主人公にして、グローバルな視点で描いて見せた異色の作品です。話は、原発の開発から使用までに至る、アメリカ首脳部の議論から始まります。全く新しい強力な破壊兵器は、使ってもよいものなのか、相手が日本人ならいいのか、戦争に勝つためには止むを得ないのか。
 一方、太田川は冠山から発する一級河川の清流です。きれいなままで瀬戸内海に注ぐのが使命です。それが、その終点の近くで広島を通るとき、空前の悲劇の場となってしまうのです。川の嘆きは尽きません。
 原爆の直下では、川水までが沸騰して蒸気にされました。川は無数の死体を運ぶ運河にされました。それでも川は川です。川は水です。炎は、水によって静めるしかないのです。
 それらの経過が、舞台に立つ何組かの役者の対話を通して語られます。そこから立ち上がってくるのは、原爆の凶暴さと、それを静めようとする水のやさしさです。私たちは、爆弾のない世の中でも生きられますが、水を失ったら生きて行くことはできないのです。
 帰りぎわに、原作者のアレーグルさんが出入り口で見送りに立っていました。敬意を表する気持で一礼したら、手を差し出して力強く握手して下さいました。 
(KSさん。公開ブログから引用させていただきました)

 

えり花さんが演じた役は広島の太田川。人ではない存在を見事に演じておりました!とても勉強になりました。特に身体表現!えり花さんが演じた太田川の滑らかで優雅な動き、伊沢 弘さんの演じたルーズベルト大統領の歩き方などなど、素晴らしいものを観ることができました。
(THさん。俳優です)

 

三輪えり花が演じたのは、広島の大自然の象徴、人々の心のよりどころである太田川。
イギリスのロンドン大学や王立演劇学校・RADAで学んだだけあって、さながらロンドンの劇場にいる様な錯覚を覚える。
その台詞運びや身体の動き等、流石の一言に尽きる。
他にも、何度か共演させてもらっている坂本岳大君の台詞のトーンが耳に心地良い。
低音の俳優は数少なくなっているので、是非これからも活躍して欲しい。
実は、三年前にも同じ作品で同役を演じているのを観ているけれども、今回更なる円熟味を感じた。
更に、光栄にも同じ学校で教えさせて頂いている伊沢弘(フランクリン・ルーズヴェルト役)さんの演技に、深い感銘を受けた。
また、高名は予々存じ上げていた作曲家の北爪道夫先生にもお会い出来た。
原作者のジャン・ポール・アレーグル御夫妻には、声を褒めて頂いた(笑)。
会場のシアターグリーン・BIG TREE THEATERは、前回観たシアターX(カイ)よりも、音響的にかなりデッドである。
残響が一切ない分舞台上の俳優は不安になるだろうけれども、客席には却って言葉が明瞭に届く。
また、客席の傾斜がかなりあるので、ストレスなくステージを観る事が出来る。
舞台には、奥に川を象徴すると思しき大きな垂れ幕がある他は、セット的なものは特になく、白いボックスがいくつか置いてあるだけ。
それが岩になったり、執務室の机になったり、色々な役目を持っていた。
無駄を排した効果的な構成舞台ではあったけれども、欲を言えば大統領執務室での場面にもう一工夫欲しい気がした。
(Lutherヒロシ市村。オペラ歌手でシェイクスピア俳優です)

 

前半は、投下に至るところまでを細かくそして丁寧に
描いています。正直、前半は少し難しく感じることもあるかなぁと思いました。そして、色々な人の思惑が込められてむかえた8月6日。
いつものようにゆったりと流れる太田川の上空で、世界初の
核兵器が投下されます。ここからは、太田川が見た原爆投下直後の広島。
投下したアメリカ軍側の考察、運よく生き延びた方の証言
などを元に進んでいきます。ここの場面で、太田川が原爆が投下される前から
みてきていたことと、原爆投下後、そして未来へ。気が付くと、涙があふれていました。
(ヒロさん。公開noteからの抜粋です)

 

本日、初日…フランス現代劇🇫🇷
「私は太田、広島の川」
朝は、夜の闇に包まれた…
“Moi,Ota,rivie’re d’Hiroshima”
(Le matin ou’la nuit est tombe’e)
観劇ダン…(。-_-。)💕
美術:皿田圭作
音響:富田健治
音楽:北爪道夫
衣装:井上よしみ
舞台写真:中川忠満
舞台監督:川前英典
照明:朝日一真
日本でジャンポール・アレーグル作品をやる際…岡田正子先生はもちろんのこと…この方々が一人としてかけたら
出来ないホントに凄い方ばかり…が
まずバックで支えてくださっている…(。-_-。)それだけでワクワクする…「行き交い」初演&再演、そして…
フライトナンバー2037の時も沢山お世話になった懐かしい先生方だ…今回は、それだけではない❣️
(๑˃̵ᴗ˂̵)なんと、太田川役が三輪えり花さん❣️私がン十年前に受講したRADA(英国王立演劇学校WS)の時通訳をしてくださってた❣️(๑˃̵ᴗ˂̵)キャ💕ブッシュ大統領補佐官役の鷲巣さんティペッツ空軍大佐の岳ちゃんトールーマン大統領役の信ちゃん先日のラ・フォンテーヌ森の動物たちで共演した景子さん(あけみ役)声で出演した涼くんそして、ルーズベルト役の伊沢さん(笑っていいとものヒロシ&キー坊のヒロシさんと言えば思い出す人も多いハズ!)ネタバレは言いたくない!!とにかく観て!!お時間のある方…あと演劇人、クリエイトに関わる人は見るべき…フランス人のジャンポールさんだからこそ書けた作品…そして、戦争を経験してきた岡田先生だから、出来た作品…2012年にジャンさんが来日された時、原爆資料館をおとづれ、何かを強く感じ取ってくれだからこそ出来た作品…世界に先駆けて日本で上演してくださりたいと、熱い思いを持ってくださったからこそ観れた作品…この本が岡田先生のトコに送られてきた2014年岡田先生からお電話で、ジャンからすごい作品が送られて来たと聞かされたあの日を思い出し…色々な思いを巡らしながら拝見しました。戦争はダメ🙅‍♀️絶対!!深い慟哭と、感動と、涙が出て止まらなかった…演劇はこうでなくっちゃ…んね。
(KAさん。俳優です)

 

シアターグリーン BIG TREE THEATERでフランス演劇クレアシオン「私は太田、広島の川 ~朝は、夜の闇に包まれた~」(作=ジャンポールアレーグル、翻訳・演出=岡田正子) 
「ヒロシマ」をモチーフにした作品だということはタイトルで分かるが、舞台に関してはまったく予備知識なしで拝見。 
 舞台の中央に川をイメージした曲面。そこに現れた一人の白い衣装の女性(三輪えり花)。彼女は広島の原爆爆心地点を流れる太田川の化身。 彼女の語る川の上流の風景、川の命。彼女の意識は徐々に川下に下っていく。やがて海と合流し、山の豊かな養分を海に分け与えることになっている。
 もうひとつの物語は姉と弟の再会への物語。広島で暮らす姉(鍵本景子)のもとに仕事を見つけ、弟(榎太誠)が帰郷する。はやる心を抑えながら、弟は姉の元に駆けていく。弟が姉と再会するのは8月6日早朝。 
 そしてもう一つの物語が海を遠く隔てたアメリカの国防省で進んでいた。原爆開発のマンハッタン計画。 ブッシュ大統領補佐官(鷲巣照織)とマンハッタン計画を推進したルーズベルト大統領(伊沢弘)の対話、そして急死したルーズベルトの後を受けて大統領に就任したトルーマン(高橋信康)の苦悩。 原爆の完成により、その使用が決定され、目標が日本となる。8月6日の広島投下に向けてティベッツ空軍大佐(坂本岳大)が動き始める。原爆=リトルボーイを搭載したエノラゲイ号の発進。
 川の精、姉弟の運命、そして投下するアメリカの動き…。この三者が交差していく32景から成る舞台。 運命の日、広島上空に出現した火球によって太田川は沸騰する。
 静謐さの中にダイナミズムをはらんだ舞台。怒りと祈り、太田川の化身を通して我々に訴えかけてくる人間の尊厳と平和の尊さ。そして自然の美しさ。
 大統領補佐官役の鷲巣照織が出ずっぱりで専門用語も澱みない。その真摯な演技。ルーズベルト大統領役の伊沢も重厚・泰然とした役どころを「熟演」。トルーマンの高橋も原爆投下命令書にサインしなければならない大統領の苦悩を見事に表現していた。いかにもアメリカの軍人らしい陽気と直截さを背負う空軍大佐の坂本は大森カンパニーの「更地」で印象的だったが、今回も好演。
 ほかに、福地涼、楚南勇真、舘林敦士、瀬藤洋子、井上多美子。
 演出の岡田正子は1929年、東京生まれ。文化学院(大学部文科卒。52年に渡仏、ニコラ・バタイユと交流。ベラ・レーヌ・システム(演技の基礎訓練)を学び、宝塚歌劇団等での演劇講師や、フランス戯曲の翻訳・演出を手がけた。 89歳とは思えぬ瑞々しくダイナミックな演出。 シアターグリーンの急こう配の階段も手を添えようとする人に「大丈夫だから」と上り下り。こんな89歳になりたいものだ。
 フランス人劇作家の作品らしく、太田川の精はジロドゥの「オンディーヌ」を思わせる。 最後に舞台に燃え続ける炎は広島の平和の灯の象徴。「核兵器が地球上から姿を消す日まで燃やし続けよう」という灯はいつ消えるのだろうか。
(KYさん。劇評家です。公開ブログから引用させていただきました)

 

今までには無い感動 箱が五つだけの舞台 演者さんの台詞表現だけでただただ号泣 何かが降りてきた……… お芝居ってお芝居って………凄すぎる
(Yさん。twitterで発見しました) 

泣きました…。日本人ならば…やっぱり胸が締め付けられます…。11/4までやってるので、是非観て、感じで、考えて欲しいお芝居でした。
(Aさん。twitterで発見しました) 

2015年 シアターχで観た時より
身近な舞台のせいか
穏やかながら力強く訴えかけられ
ストレートに胸を打たれました
私は、長崎出身
感慨深いものがあります
核のない世界になるまで
伝え続けていただきたい
そしてたくさんの方に
このお芝居を観て感じていただきたいです
(Cさん。twitterで発見しました) 
フランスの作家ジャンポールアレーグル氏が描いた「あの日」に繋がる川の記憶。
広島を流れる太田川を擬人化して語られる日本の風景。
最初は美しいポエムのような言葉がつむがれ、上品な動きから始まる。
日本人だけど、佇まいが欧米人ぽい、というか美しい[川]・・・
・・・芝居では狂気に満ちた新型爆弾の製造と使用に悩みながらも決断を下す二人の大統領の姿が描かれていた。・・・

・・・

私は劇中で語られている宮島の自然の美しさを知っている。
それと同時に「あの日」以降どんな悲惨な情況が続いていたのかも当事者から話を聞いている。
私の中には被爆者の記憶が残っているのだ。
芝居を見終わった後、しばらくは頭の中が混乱していた。
でも、一歩外に出るとそこはいつもの東京。
覆い被さっていた重たい雲がスッキリ晴れた気がした。
しかしこの東京にも大空襲があり多くの人々が亡くなった事も事実。
終演後瀬藤さんも言っていたが「日本で終戦と言うと第二次世界大戦だが、アメリカでは終戦と言っても[どの戦争の?]」となるらしい。
それだけ日本は長い間戦争をしていない[奇跡の国]なのだから、取り巻く情勢の変化で戸惑い、焦りを感じたとしても二度とあの惨劇を繰り返す事のないよう、[戦争をしない国]であり続けて欲しいと思いました。
(Tさん。FBの公開投稿から引用させていただきました)

 

すっごく素適な場面でした。最初から引き込まれて、まさに水の流れに身を任せるが如くとはこのことと感じ入っちゃいました。えり花先生やっぱりやっぱり凄いです!良きお芝居を有難う御座います。
(SGさん。俳優です)

 

美しく、想いがこちらにはっきりと伝わる川の精でした。
とても怖くて(こんな風に狂気が冷静に、情熱的に、密室で決まって行ったのかと)
腹立たしくて、、、
…であるからこそ、
川の精の想いと平和の炎の美しさが切なかったです。
言葉も美しかったと思います。
とても良い舞台でした。
観て良かったです❤❤
(YYさん。俳優です)

 

6月の「オセロースタディープログラム」にてお世話になりました
尊敬する三輪えり花先生主演の演劇公演
「私は太田、広島の川」を拝観してきました。
 ELIKA MIWA,sBLOG 『私は太田、広島の川』3日目の公演
 出演者皆様、スタッフの皆様、素晴らしい作品を届けて下さって有難う御座います。
心から、観れてほんとに良かったですとお伝えしたいです。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
  演劇とはかくあらん、と 全く正統派で故に万人に受け入れられる作品でした。
 タイトルの「広島」や戦争そして核爆弾による大量虐殺に至るまでの経緯を主軸にした物語は、そのテーマの重要さから日本人には色んな意味で敬遠されがちではありますが、そんな印象を全く感じさせない位の瑞々しさ豊かな潤いを感じさせてくれる物語でした。 
 核廃絶!戦争反対!過去にこれだけ酷いことが有ったんだ!と押し付けられるでもなく、キャラクター同士のごく小さなコミュニティーの間で語り合われる分、歴史のリアルな細密な情景がまざまざと流れゆく感じでした。 
 何よりその全体の空気を担われている三輪えり花先生の「太田川」の演技が、何より良い、と本気で言えます。
理由は単純。至極ナチュラル。故に大河の如く舞台上に流れを無理なく作られて、途切れることが全く無かった。よく人外のキャラを演じる人間はえてして奇妙な動作を大降りに演じがちですが、「太田川」は人と生活に寄り添った川。なんとも大らかで優しく、人間味の溢れたキュートさも垣間見える女性として写りました。恐らく観客の誰もが最初の10分間ほどで彼女の味方になったと思います。
なぜかというと、彼女は心からの本心、見て来た事実を語っていると信じれらたからです。そう見えた、とういうか、そう思わされたのですねえり花先生に。これは引け目に云っても本当です。
俳優として台詞を発する際の理想形だと思います。後に記憶として残っているのは「大田川」と「ブッシュ補佐官」「トゥルーマン大統領」が一番です。やってます!なりきってます!私の台詞を聞け!ていう演技よりずっと人の心に持続して長く印象を残すものだな、と勉強させていただきました。
 演出も シンプルさの中で一点、核爆弾リトルボーイ投下の瞬間を大きく照明を使って効果的に見せられたのが凄い!構成バランスでした。よくこういうシーンで大絶叫大爆音出すところもありますが、まったく違う。 
リアルな爆発の衝撃による影響が
その瞬間瞬間人にどのような被害を与えたか
太田川の倒れ縮む姿に当時の被害者の情景をみた瞬間です。 
叫び声を上げる間もなく、何もわからずに散っていった人がどれだけいたか・・・
混沌とは、ゆっくり、音も無く、聞こえる間もなくやってくるものなのだな・・・ 
 うちひしがれる太田川の背後で、トゥルーマン大統領とブッシュ補佐官が投下後の「実験結果」について膨大な数字を会話しているのを聞いた、その時初めて恐ろしさに襲われました。この人達はあの状況を数字で語っているんだと。そしてその数字に恐れおののき、狂喜してもいるんだ、と。
このシーンはベテランの俳優の方々に脱帽です。科学的な内容や複雑な状況解説も担ってらっしゃるブッシュ役鷲巣照織さんの台詞の妙がさえてらして、さらに自分の放つ「結果」に自身でまた一躍一驚されてる姿。大統領役高橋信康さんも共に高揚感を政治家としてのキャラ性と相まってリアルでした。お見事!とワタクシ如きですがお伝えしたい。 
 遡り、このストーリーの中で、行われようとしてる「マンハッタン計画」に対して、総じて登場人物全体のスタンスの差が大きく開かれてることにも注目したい。
計画を実行しようとしてるパイロットや空軍大佐は内容を知らされぬまま作戦をすすめようとしてるし、広島で再会を果たそうとする姉弟は全くそのことを知らない。ホワイトハウスではど真ん中の政治家三人がひっそり重々しく事を運ぼうとしている。歴史を知る太田川は・・・その瞬間までカウントダウンしている・・・
これはとても大きな事実であると思います。知る人と、若干しか知らない、全く知らない人が巻き込まれる物語の終結。強烈な理不尽さを孕んで、観る人に焦燥感を与える普遍的で強烈な効果だと今は思います。 
総じて純粋な台詞劇としても、歴史を知るための材料としても、とても良質な作品をみれた、良い意味で後に残る舞台でした。 
若手の俳優さんには良き勉強場所であったのでしょう。羨ましい限りです。
  そして何より、この作品を生み出された作者ジャン・ポール アレーグル氏、訳・演出の岡田正子様へ、深い愛と怒りを込めて現代に至ってこの作品を上演し、現代を生きる人々へ届けて下さった事、深くお礼申し上げたいです。
真に心に迫ってくる演劇をはこのことなのですね。
体感させていただきました。
 そして日本人の皆様にこれは知ってほしい、
 この演劇を、フランス人の方がお書きになられたことを。
これはとてつもないことですよ。
 他の部分は・・・・観てる最中アンケートに殴り書きして読めなくなっちゃった(;´Д`)ので、かつあいさせていただきます。
他にも色々思うところは在りましたが、それは会った時にゴトショの口から直接聞いて欲しいぞ。
此方での文体が誰目先だって思われる方もいるかもですが、ゴトショの純粋なレビューです。御愛嬌と思って許して下せえ。
 ここで書かなかったことは、辛口だぞ。
 ええー、長くなりましたが、ゴトショの感想でした。
(後藤祥子さん。公開ブログから引用させていただきました)

 

今回は本当に素晴らしい舞台を観劇させて頂きありがとうございました。
本当に流れるような身体の動き、台詞、沈黙の川の後の感情。ぐっと引き込まれる物語と登場人物。沢山考えさせられる、そして勉強になる、あっという間の1時間45分でした。
(NKさん。俳優です)

 

心を揺さぶられる素晴らしい舞台
(Tさん。俳優です)

 

えり花さんの演技力と美しいお姿に見惚れて最後は涙が出ちゃいました
素晴らしかったです
(Kさん。俳優です)

 

ブログを拝見し、太田川をめぐる旅、興味深かったです。
実際にその川に近づき触れて、感じられたことが、演技に生かされていたことと思います。
とても真摯な太田川だったと思います。初めて会って、感動しました。
お顔が、普段や遊び語りなどの時と全く違うのでビックリしました。
翻訳とは思えない、フランス語で書かれていたことを感じさせない、美しい日本語でした。
(Aさん。翻訳家です)

 

えり花さんの太田川は、本当に素晴らしかったです!
台本を拝見していたので、太田川の演技には凄く興味がありました。納得でした
日本全国で沢山の方々に見ていただきたい作品です!
是非、再演、再々演を!
(Kさん。教育者です)

 

えり花さんの太田川がとても素晴らしく
太田川の源流を訪ねて行かれたブログも読ませて頂いていたので
太田川が生まれて成長していく様子は本当の川を見ているようでした…
川の精霊になっておられました…
一方でアメリカのマンハッタン計画が、
ルーズベルト、トルーマンと躊躇しながらも、世界の他の国々との駆け引き、自国の犠牲者を出さずにいかに綿密に進められたかが、ブッシュ大統領補佐官との会話… ティベッツ空軍大佐の言葉から私たちに突き刺さります。
台本を拝見した時に、この箇所が衝撃でした。
アメリカの方では書けない作品
日本でも…どうだろう…
フランスの方だからこの作品が生まれたのだと思いました。
17年1月には広島での第2回目の公演があったそうです。
日本全国での公演を是非望みます!
戦争について、広島や長崎の原爆被害について、若い方々にも語り継ぐ大事な作品だと思います。
(KAさん。教育者です)

 

この舞台は圧倒的に役者三輪えり花によって成り立っている、シナリオは、敢えて日本政府/軍部を絡ませないことで「戦争」を後景に退かせ、人類が人類に加えた非道を浮き彫りにしようとしている、ということでした。
えり花さん、あなたの身体の美しさ、しなやかさ、清純さ、それとあなたのdictionの確かさが、舞台を引き立てていました。殊にあなたの身体のプロポーションは、古代ギリシアの彫像を思わせ、川の精もさることながら同時に大地母神でもありました。
「三輪えり花という身体」に惚れました
シナリオについては、日本よりも欧米でmise en scene (アクサン付きの文字が出せません)されることで生きて来るような構成になっていると感じました。逆に言うと、ぼくたち日本人はヒロシマを太平洋戦争の文脈で受けとめ、政府の優柔不断や軍部の狂気を抜いては考えられなくなっているので、この構成には少々物足りない印象があります。
しかし、だからこそ、原爆投下国でも被爆国でもないフランスという国の劇作家が捉えたヒロシマを知る意味があるのでしょうがーー。
(Kさん。教育者です)

 

他にも観劇後のアンケートでもたくさんの共感と感動を共有していただき、演じた甲斐がありました。
太田川も、広島の霊たちも、喜んでいると思います。

 

鎮魂。

太田川二日目

『私は太田、広島の川』

演出の岡田正子先生と。

二日目の公演。

劇場に到着してする、私は劇場でウォーミングアップをし、台詞と場面を全部シミュレーションし直して「当たり」(「当たる」とは、ある部分に集中して稽古すること。演劇用語)、ラストの方でしなくてはならない、きつい発声のためにボディと喉のコンディションを整え、それから昼公演にのぞみました。

昨日の初日が成功したのは、その日のうちにドレスリハーサルを行って、声も脳も身体もコンディションを整えていたせいだと直感したからです。

これまで、演出家としてやってきて、当日はできるだけ俳優たちを休ませてあげたいと思って来ましたが、自分で実際に舞台をやってみると、本番の前に必ず本番通りのシミュレーションをリアルサイズでやっておくのが良いと確信しました。

(これから三輪えり花演出に出会う人、公演中は必ず自分の場面を各自、リアルサイズで当たることが契約書の上でも義務付けられます。ほほほ)

おかげさまで昼公演、大変うまくいきました。

巨大な立て花を送ってくださった石井知泰社長。

ご覧の通り、ダンディで暖かく。しかもご本人、芝居が大変うまい!
アレーグル夫妻ともお写真撮りました。

山梨からは佐野由紀さん。美しい花束をありがとうございます。

我らが草野菜奈ちゃん、ありがとう!

遊び語りにいつも来てくださるかたも!ありがとうございます!!

リストを弾かせれば世界一の日南由紀子さんも!グラチェ!

俳優座の山下裕子さんも。きゃいきゃい!

劇団昴の寺内よりえさんも。(サザエさんのフネさんです)すてき。

英連邦部会の面々、石井宏子さん、青柳敦子さん、一谷真由美さん。ありがとう!

何年も前のRADAイン東京WSにでてらした大西加代子さんも。嬉しい。

私の最も信頼する人のひとり、笠井麻里子さんとそのお母様は、甲府から! ありがとうございます。

さらに甲府から、早川節子さん。ありがとう!

『英国の演技術』玉川大学出版の相馬さやかさんも! 愛らしいブーケをありがとうございます。

私の英語表現ラボの関西のラボテューター、谷村洋子さん、母娘でお越しです。なんと関西から!!ありがとうございます!!

我らがたっくんこと、井上卓也くんも! 会えて嬉しいよー!

広島原爆の話ですから、ウキウキと面白かったー!と言えないのですが、何か心に残るものをみた、良いものを観た、というお気持ちでみなさんおかえりいただけたようで、ホッとしております。

明日、明後日と、3回、太田川の悠々たる楽観主義と生きる力で作品をまとめ上げていきます。

感動と希望を感じてください。

『私は太田、広島の川』

 

池辺晋一郎とシェイクスピア

三輪えり花、次の出演はこちら。

金沢で、大好きな池辺晋一郎先生と大好きなシェイクスピアと大好きな音楽を聴く語るショー。

シェイクスピアの音楽的な原文も朗読で紹介したいと思っています。

とても光栄なことです。

美しいスライドで映像も合わせながらの楽しいショーになりますよ。

金沢近辺のかた、ぜひお出かけください!

『私は太田、広島の川』初日ありがとうございます

『私は太田、広島の川』

無事に初日を開けることができました。ご来場の皆様、ありがとうございます。

まずは、フランスから駆けつけてくださった劇作家のジャン・ポール・アレーグルさんとその妻さん。

夢見た通りの太田だった、と絶賛してくださいました。

では今日を振り返ってみましょう。
まずは、劇場入り。
前日にテクニカルリハーサルの前半があり、今日は初日の前に、テクニカルリハーサルの残り、午後からドレスリハーサル、そして夜に本番、とパワフルに動きました。

メイクをして・・・

髪型を整え。
太田は、源流から河口へ向かう旅で大人になっていくので、
これは大人用のアップです。

びーずが編み込んであります。

反対側のデザインも。
なぜ写真を撮るのかというと、その後の舞台のメイクやスタイルの時に忘れないようにするためです。記録。

完了! 実はこれはテクニカルリハの時のもの。初日はもう少し目尻を跳ね上げたので、明日はまたこれくらいに戻そうかな・・・

初日後のお客さま。芸大の学部生です。ありがとうございます。

お能と仕舞の先生、遠田修さん。
また練習を再開したい・・・

広島市の関係者の方々もきてくださいました。

我らがルーサーさん。

背後の素晴らしい立花は、明治大学ビジネススクールでの私の学生、石井知泰さんから。
二段構えですごい迫力です。ありがとうございます。

われらがトッシーくんも駆けつけてくれました!ありがとう!

そして、今回のアーティストチーム。
左から音響の冨田健治さん、私、作曲の北爪道夫さん、照明の朝日一真さん。

演出の岡田正子先生は、他の方々に捕まっていらして、今日はお写真を一緒に撮れませんでした。また明日にでも!

今日の成功は岡田正子先生の素晴らしい牽引力のおかげです。

「私たちの二人三脚よ」とおっしゃってくださいましたが、
いえいえいえ、他の出演者、舞台監督、演出助手、全員の力の結集です。

明日から楽日まで、集中して太田川の培った広島の美しさを伝えていこうと思います。

ぜひお越しください。

太田川源流をめぐる旅路 全6話はこちらから

『私は太田、広島の川』
いよいよ今週木曜日から始まります。

川の精霊を演じるために、太田川の源流を、まさに8月5日〜6日に旅してきました。

その旅日記、綺麗なお写真付きです。

2日目です、第6話(最終回)をアップしました。
↓ こちらのリンクから

http://elicamiwa.com/blog/2018/11/01/moi-ota-8/

1日目の第5話
↓こちらのリンクから。
http://elicamiwa.com/blog/2018/10/31/moi-ota-7/

1日目の第4話
↓こちらのリンクから。
http://elicamiwa.com/blog/2018/10/30/moi-ota-6/

1日目の第3話
↓こちらのリンクから。
http://elicamiwa.com/blog/2018/10/29/moi-ota-5/

1日目の第2話は
↓ こちらのリンクから。
http://elicamiwa.com/blog/2018/10/28/moi-ota-4/

まずは第1日目第1話は
↓ こちらのリンクから
http://elicamiwa.com/blog/2018/10/27/moi-ota-3/