2023年8月11日 平点前のお稽古with 麗扇先生。
習ったことのメモ書きです。あやふや曖昧思い違いがあるので、これをお読みになっても決して真似しないでください。まちがいは後から先生に直していただきますので、違いますコメントもなさらずにお願いいたします。
水場でのセッティング:
左から、建水・茶碗(茶巾・茶筅・茶杓)・水差し
1 先生にご挨拶。
茶道口へ入り、敷居手前に扇子を置いて、真のお辞儀「失礼致します」
扇子を進めてにじり入る、1回。2回目は先生の方へ扇子を斜めに進め、にじり寄り「本日は平点前のお稽古をよろしくお願いいたします」
にじり下がり、扇子を引き、にじり下がり、扇子を引き、3度目くらいには外に出ているので、茶道口敷居外から草のお辞儀をしてから辞す。
2 水差しをセット
水場に扇子を置き、
水差しを両手で持って、茶道口手前へ。入る動作の時は、右膝を立てて右足で跨ぐよ。
水差しは左へ置き、真のお辞儀で「失礼致します」
お客様がいらっしゃる場合は、すぐにそれとわかりますから、目を合わせて「お薄を差し上げます」
姿勢戻して、水差しを改めて持ち(このとき、水差しの取っ手がきちんと正面にくるような持ち方をする。体は正面、水差しは左にあるのを、両手で水差しを持った際に水差しが正面をみるように持たねばならない。つまり、腰の捻りと手首の捻りがかなり必要)
水差しをもち、畳の1枚目は中央を進み、畳の2枚目は右を目指す。なぜなら、水差しを畳縦半分の中央に置きたいから。そこをめざす。ちなみに、畳縦半分の左側の中央には、風炉が置いてあります。
3 茶碗と棗をセット
水場に戻り(戻る時は左膝立ててから、右回転するために左足を引く)、棗と茶碗を持つ。
棗は、右手の1と3の指で上からつまむつもり。2、4、5の指は揃えて添えるだけ。しかも2の指は曲げない。
茶碗は左からしっかり持って、茶筅や茶杓を落とさないようにね。
茶道口で座らずに、2と同様の進み方で、水指の前に三角形を作るように置く。底辺は狭目で。
4 建水をセット
建水には柄杓が乗っている。その柄杓の右側の手前で建水を持つ。親指が柄杓にあたるくらい近いところを、手のひらが正面を向く感じで、腕は脇につけてぶら下げて持つ。
茶道口で座らずにそのまま中央を進み、中央に座す。建水をちょうど腕ブランとしたあたりのお尻脇に体につけるくらい近くに置く。
5 柄杓と一体化
柄杓の節を親指と人差し指でつまみ、合(ごう)の重みのまま、柄のお尻(名称不明)を持ち上げていく。柄のendが手のひらの手首よりの膨らみにあたるように。おそらく、この、手のひらに柄尻がついているのを梃子にして合を持ち上げ、もちあげしなに体の正面に節を持ってくる、つまり柄杓が正面にくる。
ここから先は、柄杓は自分の身と鏡のように一体。節が鳩尾前に来たら、そこから上下左右せずにボディと一体化した状態で動くよ。パントマイムみたいだ。
さて正面に来た柄杓の動きだが、合が下を向いているところの背骨(節)を上からつまんで持ち上げて、その左手を体のまえに素直に持ってくるので、合はいま、右を向いている。そこへ柄尻を右手で持ち、くるりとして合が己をほうを向くようにする。
それから、右手は下へずらして揃えた指で支える。これで、柄杓が己と一体化した鏡状態完成。
6 柄杓をセット
左手で柄杓を持ったまま、左膝を少し引くとボディが左を向くから、その動きを使って、右手を建水の中の竹筒(蓋置 ふたおき)に伸ばす。ものの行き来は、基本的には己の側から。神様(北)側に手をつき出さないようにするの。蓋置も、そりゃ向こう側へ置くだけなんだけど、一旦、己の側を通ってから、遠慮がちに斜め左の風炉の西南の角に置く。
それから柄杓の柄尻を右手に持ち替え(左手は太もも股関節寄りに伏せて置く)合が床と平行になるように蓋置の上に置き(音を立てるつもりにはならずに。音はおのずと出るので)、すっと柄を指先が流れるように置く。
*北は神様の住まい。京都御所もそうですが、輝ける御方は北におわします。なので茶室は北へ向かって対面に座るようにできている。なるほど〜。そしてそのためセレブは北に住みたがる。わほ〜。
7 お清め開始で居住いを正す
6番までで、人様にお見せする事前セットが完了。ここからはお清めの儀式に入ります。だから、居住いを正す。膝は開いて座るよ。武士座り。男座り。
8 お清めのためのセット
居住いをただしたら、建水を、より前方へ置き直す。
それから茶碗を、右手で自然に取り上げ、左手で西を、ついで右手で東を持ち(左手は離す)、膝の前に置く。このとき、茶碗と膝の間に棗を置くことになるので、その分の空間を開けたところに茶碗を置く。
そして棗を上記3で習った基本の持ち方で、茶碗と膝の間に置く。
お清めセット完了
9 お清め開始;棗・茶杓
帛紗を、清めのための形に折る(さばく)。
棗を清める。清めたら、水差し西南に置く。
帛紗を捌き直す。このとき、どの向きで左手に置くのかな?
茶杓を清める。清めたら、棗の上に伏せ置く。帛紗は左手よ。
茶碗から茶筅を取り上げ、棗の横に置く。
10 お清め第二段階:お湯を茶碗に入れる
茶筅と茶碗を清めるには水を使う。なので、風炉の窯の蓋を開けて、柄杓でお湯を汲み、茶碗の中に入れねばなりません。(ここが盆略と異なる。盆略はお急須からお湯)
帛紗を右手に持ち、左手1の指と2の指の間で挟み持ち直す。
空いた右手で柄杓をとりにいく。
それを左手に持ち直し、左手にあった帛紗は右手に持って(いつどうやって交換するのだ?)
釜の蓋に帛紗を置き(たしか、これの向きもあったのだ。なんだっけ)、蓋を蓋置に置く。
そして初めて帛紗を建水の手前に置く。なんで今まで持ってるんだろう?
茶碗の中の茶巾の北折をつまみ、並行移動で蓋の上に置く。茶巾はこちらを向いている感じで。
これでやっとお湯を汲みにいけます。柄杓を正面に構え直し、右手で柄の下から1寸半くらいのところを持ち、そこを梃子にして柄杓を横状態にクルッと回す。合が左に、右掌のふくらみに柄尻が当たる。そしたら、お箸を持つ形になるように、親指と人差し指のあいだに柄を差し入れるつもりで指を柄杓節まで滑らせる。そうして柄杓を持ったら、釜の中、下の方までぐいっと入れる。
泡が立たないように斜めに入れるんよ。お湯をたっぷりとって、茶碗に入れましょう。
このとき、合は茶碗に入らないように。
柄杓を置き柄杓で釜の上に戻す。え〜どうするんだっけな〜む〜
11 お清め第三段階:茶筅・茶碗
茶筅は、柄杓の柄より低い位置までしか上げないよ。
3、4、5の指の揃え方、すこし北側に寝かせるように。手前すぎるとせせこましいよ。
最後、「の」を描いたら、茶筅軸が南にくるように。そのときまで、左手は親指をかけて茶碗を支えていたが、「の」の最後に引き上げる際に、親指を外して「添え手」となるように。指を美しく揃えよう。
茶筅を戻し、建水の湯を捨てる。
茶巾に手を伸ばし(左膝を引いてね)茶碗に入れ、手前の膨らみを持って、北西の縁に親指向こう側で引っ掛ける。はい、ふきますよ〜。3回の10時6時、4回目は10時3時で止める。
茶巾を親指と人差し指で東の位置からつまみ上げる。このとき、綺麗に二つ折りの合わせ目が重なるように調整して。
親指向こう側で茶碗に入れて、「い」「り」
茶碗を置く。
茶巾を蓋置に戻す。え〜と、「り」が終わってから蓋まで戻す動作が不明瞭だ。
ここまででお清め完了! いよいよお茶を点てるよ。
疑問気づきあれこれ
・茶巾の北側は北内へ折り曲げてある。南のふくらみのことをなんと言うんだっけ?
・帛紗はがばっと持つ。つまむとはらはら落ちてしまうよ。
・帛紗も、なにを清めるかで持ち方が違う。棗の時は、一文字のあとさらに左をついて二つ折り。
・棗の蓋は、北・南のあとに上から清める時、指を丸めない。指は美しく揃えてちょっと北へ押し出し、戻し、指先北西から横一文字に小さく静かに撫でる感じ。
・茶杓を持った時点で、「お菓子をどうぞ」するんだっけ?
・茶杓の3回の往復、どこで手を返すのか、練習あるのみ
12 茶杓を持ち、「お菓子をどうぞ」
13 抹茶を茶碗に入れる・お湯を入れる・点てる
茶杓を握り込んで棗を持ち、蓋を南東に置き、北山からすくう。お茶の山を崩さないようにね。
茶碗には抹茶を「置く」ように入れるのです。
お湯を柄杓から釜に戻す時はお湯の音を立てて大丈夫。というか、立てる?
切り柄杓などもろもろ、以前の奮闘記に。
14 お客様に正面が向くように茶碗を回して畳が三面が出会う角に置く。
ここで何か言うのだっけ?
お客様から「美味しい」などの言葉をいただくので「おそれいります」と受ける。
15 おしまいにさせていただきます
む?なんかいろいろここまでにあるようだけれど、すべてすっとびました〜
とりあえず、13番までの順序整理がついた。
がんばりま〜す。
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