乗馬 Day 32: 相模原 Lesson 3

2022年9月13日 火曜日10時。相模原乗馬クラブへ、4回チケットの3回目のレッスン。
今日のパートナーもおっくん。指導はD先生。

D先生は穏やかです。時間より少し早めに始めてくださり、たっぷり乗らせていただきました。

乗馬ポイント 踵を下げる

今日もテーマは「踵を下げる」。
むしろ前方へ突っ張るくらいのつもりで踵を下げる。なかなかうまくいかず、膝から下を突っ張ってしまう。思うに本来は脚はぷらんとぶら下げつつ、膝と脹脛の上の方で馬体と一体化させて、踵はちゃんと中心線の真下にありつつ、車のブレーキに乗せているような感覚で踵を下げている、ということなのだろう。家で丸椅子に腰掛けて試行錯誤しなくては。

とくに速歩のときは、軽速歩でも正反動でも、踵を下げようと思うと膝から突っ張ってしまって、鎧が足の裏に滑り落ちてしまい、鎧を深く履いている状態になる。おそらく、膝と脹脛上部で馬体と一体化させることができていないから、膝がブラブラしてしまうのだな。ブラブラさせないけどリラックス、というのが難しい。

乗馬ポイント 腹筋と背筋

軽速歩でも正反動でも、私の場合は、もっと腹筋と背筋で支えなくてはならないそうです。
「リラックスして良い姿勢」は日常でも舞台上でも三輪えり花の特徴の一つのはずなのだが、馬の上下運動が入ると、よれよれになるらしい。確かに! それで腹筋と背筋をキープしようとすると、できることはできるのだが、同時に腕と肩に力が入ってしまう。バランスボールとかだと練習できるかな。バランスボール買おう。

乗馬ポイント 軽速歩と正反動

軽速歩は、そんなわけで、鎧と踵と体幹がよれよれでしたが、おっくんが良い子なのでひたすら走ってくれて、その間、立つ座るの軽速歩はだいぶタイミングが取れるようになってきました。タイミングがとれるようになったからこその、鎧と踵と体幹の練習に入ったのだと思います。
さらに今日は、なんと正反動の練習へ!
おもしろいことに正反動を練習すると逆に軽速歩のための立つ座るをわざわざやろうとしなくてもそのリズムが感じられるときがあります。スムーズにいくときと、鞍の上でお尻がボンボンはね上げられるときと、バラバラですが・・・。最終的には、鞍の跳ね上げのリズムでもお尻が鞍から離れないようにならなくてはいけません。そのためにも軽速歩の立つ座るがもっと馬体に吸い付くように自然にできなくてはなりませんね。そのためにも体幹と膝と脹脛上部のホールドが大事。

ちなみに今日は最初から鞭をもたされました。つまり、もしかしたらまだまだ鞭なしでは軽速歩に持って行けない可能性があります。

乗馬ポイント 方向転換

今日は、方向転換に挑戦!
長方形の馬場にて、左回りから斜めに横切って右回りへ。1回目のレッスンでもやってみましたが、そのときはまるで言うことを聞いてくれなかったおっくんが、今日は常歩でスムーズに方向転換。嬉しい! さらに、軽速歩をしながら方向転換も練習。これも何度かできました! 嬉しい。手綱を大きく動かさず、できるだけ手のひらの中で指示できることを心がけます。
手綱を大きく動かすのは、ウェスタンの映画などでよく見かけて、見た目はかっこいいんですけどね。イングリッシュでは出来るだけ目に見えないようにするのです。

乗馬ポイント 輪乗り

輪乗り(わのり)にも挑戦!

これは真円を描く乗り方です。円がブレブレになったり楕円になったり潰れたりしてはいけません。フィギュアスケートでも、コンパルソリーに入っていますね。どの大きさの円を描くつもりでいるのかを初めから意識して、どのタイミングでどんな速さでどんなカーブ度で描き始めるかを考えます。

女王陛下のお葬式一連で騎馬隊もたくさん出てきますが、横並び一列のまま方向を変えたりする時に外周の方がたくさん動くじゃないですか。あれをどの位置にいても完璧にできなくてはならないわけです。それもこの輪乗りがベースになっているのでしょう。

馬は背中に揺られてのんびり散歩、あわよくば走ってみたい、と思ってきましたが、動きをコントロールするのも楽しいものだと思い始めました。

乗馬ポイント ブレーキ

鎧と踵の関係が大事。踵が下がっていないと、上半身が前にツンのめってしまいます。
常に何かが起きても踵を下げてブレーキ!
馬が立ち上がっても、急停止しても、踵で支える。

たっぷり乗せていただき、ありがとうございました。

おっくんのお世話

おっくんに水をあげます。ここでは、水におから(?)を混ぜてお粥のようにしてあげます。おっくん、吸うんだけど、ものの数秒でバケツ1杯分が無くなる!すごい吸引力です。

馬房に行ったおっくんと写真を撮ろうとしていると、D先生が、おやつを手に持たせてくださいました。こうするとおっくんがこっちを向くので、良い写真が撮れるのです。


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