9月17日からの池袋演劇祭、コロナ禍におけるドイツで生まれた新作を演じます。
今日は、立ち稽古のときのお写真を、記録動画から切り出してお届けします。
床面や照明など、いろいろ本番とは違うのですが、なんとなく、雰囲気は伝わりますか?
タイトルは『さあ、未知の劇場の姿とともに』。
劇場などの大勢が集まる娯楽施設が世界中で閉まりましたよね。
劇場という英語はギリシャ語の「テアトロ」から来ていまして、英語発音で「シアター」です。演劇の劇場も「シアター」映画館も「ムービーシアター」コンファレンスセンターにあるような、舞台のある演説室なども「シアタールーム」と呼ばれるように、
「シアター」とは大勢の人が集まって、何かを見る場所。
ですから、このドイツの作品のいう「劇場」とは、ただお芝居が演じられる場所をいうのではなく、大勢が集まってそこで何かが行われる全ての場所を指すのです。
コロナ禍で、いろいろなことが変わってしまいました。もう人間は、これまでのように身体的に触れ合うことができないのでしょうか?
オリンピックの閉会式では、次のオリンピック開催場所であるパリからの映像が届き、大勢がマスクなしでぎっしり、エッフェル塔前広場に集まっている様子が見えました。
・・・なんだ、普通に戻れるんじゃない、ね?
と思いましたが、あれは、「ワクチンを接種済みで、今日は陰性が証明された人」のみの入場です。
・・・ということは、ワクチンを打てない人はどうなるの?電車の中で隣になった見知らぬ人は?
そして次々出てくる変異株は?
そう思うと、たとえワクチン接種がかなりひろまっっとしても、やはり私たちの生活様式や、コミュニケーションに対する考え方はかなり変わらざるを得ないのですよね。すくなくとも、今は。
で、このドイツの作品です
『さあ、未知の劇場の姿とともに』
感染症対策はしっかりしてありますので、よかったら、ぜひ劇場にいらしてください。もちろん、配信でも!
劇場観劇をしてくださる方は下記のリンクで
https://www.quartet-online.net/ticket/plays4covid?m=0rifbbd
配信ご希望の方は下記のリンクで
https://www.stage-channel.com/iti-ticket
明日は、稽古場秘話をお届けしようかな。お楽しみに!
何か聞きたいことがあれば、お気軽に返信メールをくださいね。
コメントを残す