岸田國士を読むワークショップ

7月は、8日、14日、18日と、オンラインで演技ワークショップを行いました。

参加者の声

7月8日のワークショップに参加させていただきました。充実した時間をありがとうございました。オンラインでの開催の場合、地方に住んでいても移動にかかる時間を考慮せず、ワークショップの間の時間さえ都合が合えば参加できるので、参加が身近なものになり嬉しいです。
今回のワークショップはひとつの物語を通して考えることができたのが魅力的でした。また、何度もセリフを読む機会があったので、セリフを読みながら表現の工夫に挑戦したり、解釈を深めたりということを実践できる、とても充実したワークでした。本当にありがとうございました。
(MHさん 学生)

えり花さん
そしてWSご一緒できた皆様ありがとうございました。
本当~に楽しかった
とても難しい台本だと思っていましたが、時代背景やそれぞれの立場を加味するだけでこんなにも言葉の発し方に違いが出て『登場人物の印象』=『物語の印象』も変わるのか…と思いました。
又、小さな画像を介したお相手にどうすれば
①自分の気持ちが伝わるか
②お相手が次の台詞を言い易くなるか
を考えて台詞を発して普段はあまり使わない想像力を使えた時間でした。
えり花さんの分かりやすい解説・アドバイスとご一緒した方のお陰です。
相手の立場になって考える…昨今とても大事な課題だと思いますので役者さんだけでなく色々なジャンルの方に受講をお薦めしたいです。
私も今回のWSで学んだ事を今後の生活・仕事に役立てます。
(HSさん 鍼灸師 東京)

今月のテーマは
岸田國士の短編を演読する

少人数限定で、台本を声に出して表現をする「演読」を行います。

2時間ちょっとで、皆さん、とっても上手くなりました!!

短編とはいえ、岸田國士は初めて読むと、
「なにこれつまらん」

が、読み方と心理がわかれば、
「なにこれ、おもしろい!」

に一気に変わる、不思議な作品ばかり。

一旦、謎解きの方法がわかると、他の作品も一気に読みやすくなる、つまり、演じやすくなるのです。

参加者の声

今日も沢山の気づきをいただきました。ありがとうございました。自分1人で読んでいる時にはイメージも曖昧、こんな事で聞いている人に伝わるかなぁ…と、⁇だらけでした。えり花さんのアドバイスで、ひとこと一言、ことばの意味が鮮明になっていきました。また、相手をしてくださる方がいてセリフのやり取りが出来るのは、こちらも気持ちが入りやすく、楽しく学べました。皆さんその気にさせてくださってありがとう!
朗読へのチャレンジ、色々試してみたいと思います!普段使わないお上品なことばに顔が引きつりそうでしたが、お相手をしてくださるお二人に助けられました。色々な学びが子供たちとも沢山シェアできそうですよね 
1人で黙々と読んでいるより、今日のように皆さんと声を出し合うと、色々学びがあり、えり花さんの適切なアドバイスにも助けられ、物語がとてもクリアになりました。とても楽しい時間でした。
ありがとうございました 
(KAさん 英語コミュニケーション指導者 奈良)

三輪えり花さんのワークショップ、ずっと気になっていたんですが、やっぱり受けて良かったです!
初めて台本を読んだ時と、あることをアドバイスしていただいた後のセリフの表現の仕方では、格段に登場人物の気持ちを考えられるようになりました。
自分だけで黙々と読んでいたら、よくわからなかった意味が、お相手の方とセリフを言い合うことで、情景が鮮明になってきて、楽しく表現できていく感じを味わえました。
今回、演技することとは別に、朗読の奥深さを体験させていただきました。あらためて、ことば(単語)の意味をなぞればOKではなく、そのことばの背後から何を読みとるか、いろいろ考えるおもしろさを子どもたちと体験できたらなぁと思い、これからの活動に生かしていきたいです! 的確なアドバイスでとても勉強になりました。
子どもたちに「気持ちをこめて!」と言う前に、物語のことばからどんな絵を思い浮かべているのか、想像してみようと思います。
(JYさん 英語コミュニケーション指導者 広島)

いわゆる 朗読 なら、棒読みになってもいいのですが、演読 とは、耳で聞くラジオドラマを想像してみてください。
声優のアフレコとも似ています。

棒読みではダメで、耳で聞くだけで誰かがそこで喋っている、そこにリアルにドラマが生まれている ことを伝えなくてはなりません。

こう書くと難しそうですが、ポイントは、遊び心です。

私の生きるテーマが遊び心ですからね。

ちなみに 演じる の英語は play で、俳優 のことは player とも言います。
(Actor は職業のことで、player は実際にその場にいて演じている人のこと、と思えばいいです)

参加者の声

えり花さん、楽しくかつ大人だからこそ楽しめるワークショップありがとうございました!!
いやはや本当に大真面目かつ必死に役を演じてましたが、コメディと聞いてかなり笑いました。
岸田國士さんのこの作品について調べたりしてみましたが、改めて面白い作品だなあとじわじわ実感しています。それにしても皆さんの表現力が素晴らしく、またまた刺激をいただくことができました。
(YEさん 英語コミュニケーション指導者 仙台)

三輪えり花様
7/18 WSご参加の皆様
豊かな時間をいただきました。
ありがとうございます。
「豊かさ」の秘密は、
「遊び」があったこと。これは間違いないでしょう。楽しい時間でした。
そして、男と女の複雑なやり取りの妙味を皆様から教わったからだと思います。思いを言葉に乗せて運ぶ-難しいですね。現実の生活でなかなか味わえませんよ、このようなやり取りは。
ボクはそもそも僕の演じた登場人物に同情的ですが、WSを終えてなおさら同情しています。
またの機会を切望いたします。
(STさん 英語教授 東京)

みなさん、まさにplayer で、そして驚くほど言葉が自然で、うむ、このまま芝居の稽古に入って公演ができるかも!と思いましたよ。

これをきっかけに、どんどん せりふを喋る楽しさ を知り、人生をプチハピネスでいっぱいにしていってください。

オンラインだと遠方から参加できるので、リアルでは会えない方々がいらっしゃいます。
たとえリアルが戻っても、オンライン演技ワークショップは続ける意義を感じています。

8月も企画しているので、楽しみに発表をお待ちくださいね。


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