「いつ」を知る

新型コロナウィルスとの共存コ・コロナ時代のコミュニケーション。
距離を取らなくてはいけない、
相手と触れ合ってはいけない、
などの制約をものともせずに、
しっかりインタラクションをとっていくために、
5W1Hを使う方法を
演出家として提案します。

【WHAT 目的】
「いつ」を知るとどんな良いことがあるのか知りたい

【OBSTACLE 障害】
「いつ」は、いつを指すのかわからない。

ど、どうすればいいのだ?

【HOW 方法】
あらゆる「いつ」をチェックし、
それがその人の常識や考え方に及ぼす
影響を想像する

【Live Interaction】
その人がいるのは、いつの時代ですか?

時代によって立ち居振る舞いも考え方も、常識も、道徳も、結婚観も、恋愛事情も、経済も、稼ぎ方も、連絡のとりかたも、移動手段も違います。

その人がいるのは、どの季節ですか? 何月ですか?

春の気分、夏の気分、秋の気分、冬の気分、全部違います。クリスマスのシーズンなのか、1月なのか2月なのか、3月なのか4月なのか、5月なのか6月なのか、全部気分が違いますね。

その人がいるのは、何日ですか?何曜日ですか?

支払いのある日や、古くは市の立つ日で気分が違います。月曜日と日曜日、もちろん気分が違いますね。

その人がいるのは、何時ですか?

朝早いのか、夜遅いのか、朝飯前なのか、昼飯すぎなのか、お茶の時間なのか、夕食前なのか、後なのか。とくに食事と眠気において、気分が違いますね。

ロシアの劇作家チェーホフのキャラクターの中には、必ずつねに腹を空かせている人がいます。女性たちは男たちが寝静まった後にこっそり1杯やります。

「いつ」なのかを知るのは、このように、
俳優の演技に、気分の上でも、振る舞いの上でも、非常に大きく影響します。

演技は、感情だと思われがちですが、
感情よりも「気分」にフォーカスすると、
普通の場面が面白くなり、
キャラクター像も深まります。

わたしたちの日常生活でも、
物事がうまく行かない時や、
相手を理解しにくい時、
「いつ」をかんがえてみると、
「なーんだ」と想像できることが
たくさんあると思いますよ。


日常に活かせる演技術。
演技をしたことがない人でも、
ちょっとセリフを喋ってみると
とても楽しいことがわかると思います。

お芝居をする楽しさ、
演じるワクワクを体験できる
オンラインワークショップを
今月は、あと二回だけ、開催します。

題して、【はじめての演技】

6月17日(水)または6月20日(土)
もちろん、両方の参加もできます。
いずれも午前11時から13時。

詳しくは

https://club.elicamiwa.com/ws/85/


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