リクリエーションの時代

親:わたしが子供の頃は、レクリエーションという言葉が流行ったのよね。

子:そうなの?ついこの間、誰かインフルエンサーが、リクリエーション、カッコ再生カッコ閉じるが大事になる、みたいなこと言ってるって聞いたけど、それのこと?

親:天才マーケッターと呼ばれている神田昌典がおっしゃってるんでしょ。そうなのよ、リクリエーションは昭和の頃は発音は無視されて、レクリエーションとされたんだけど、その原語は recreation.  

子:おぅ、Re-Create つまり、再び創造する、という意味ですね。

親:神田さんはなんて書いてる?

子:ちょっと待って、ネット見るから。^_^あ、あった。「時間管理で最も重要とされるのは、第二象限(緊急ではないけれど、重要な項目)です。その中には「リクリエーション(再生)」が入ります。」だって。

親:これをたくさんの人がわかってくれたら、日本は変わるんだけどなぁ。

子:その後こうおっしゃってるよ。「仕事とは、まったく関係ない時間で身体を動かしたり、芸術に親しんだりするならば、今年は、何をする?」

【今週のライブインタラクション】
芸術に親しむなら今年は何をしよう?
アクトでしょう、もちろん!

注:神田昌典の名前に「さん」をつけていませんが、有名人の場合は敬称略が、むしろいいのです。ルイ・ヴィトンさんとか言わないでしょ、つまりもうすでに名前がブランドとなっていることを示すのね。

神田さんのことばの出典は、→
「シゴトのヒント365」神田昌典1月5日号

Recreation についてもう少し述べますと、

もともとは、
re(再)+creation(創造)で、
再生という意味です

が、日常から少し離れて、
休養を兼ねて心身を
新たに蘇らせるつもりで行う
娯楽のこと

とも言いましょうか。

一般のかたにとっては、
スポーツをするのは
リクリエーションになりますが、

スポーツ選手にとっては
それが仕事なので
そのスポーツをすることを
リクリエーションとは言いません。

わたしにとっては演劇は仕事ですが、
観客の皆さんにとっては
リクリエーションです。

少し軽い、気楽な、気軽な、
深く考えずにゲラゲラ笑いながら
みんなで楽しむ、という印象を
わたしは持ってしまうのですが、

仕事のからまない、
心身を切り替えて
「よし明日からまた生き抜こう」
と思える状態にもっていくためのものが
リクリエーションだと、
神田昌典は捉えているようですね。

その意味では、
哲学することもリクリエーション。

あと、通常は、
レクリエーションとカタカナ語が
当てられるけれど、
神田さんは英語の発音通りに
リクリエーションと
おっしゃっていることにもご注目。

ちなみに、渋沢秀雄も
「リクリエーション」派です。


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