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  • 2025夏のロンドン旅行記

    2025夏のロンドン旅行記

    7月8日から13日の旅行を動画にしました。

    いろいろな発見をしてくれるといいな。

    日本語翻訳をきっとyoutubeで掲載できると思うので、あとでやってみます。

    OCCASION

    第47回世界比較演劇学会がロンドンで開催され、そのスピーカー(発表者)の一人として選ばれて、渡英しました。

    学会はLondon Academy of Music and Dramatic Art 通称LAMDA にて。

    日程は7月9日から11日です。

    SCHEDULE

    三輪えり花の日程は、
    7月8日(火) 昼 羽田出発(朝6時に自宅出発)
    7月8日(火) 夜遅め ヒースロー着、ロンドン市内の宿泊先へ
    7月9日(水) 9時〜4時45分 学会1日目。夜は観劇 『仮面の巨人』
    7月10日(木) 同上 学会2日目。午前中はイングランド銀行。夜は観劇 『夏の夜の夢』
    7月11日(金) 同上 学会3日目。午後には我らの発表。夜は観劇『ウォレン夫人のご職業』
    7月12日(土) 昼 ヒースロー出発(朝9時に宿泊先出発)
    7月13日(日) 朝 羽田着(自宅到着14時)

    つまり、中三日だけ活動したわけですが、そこを、演劇学会の様子や、観劇の記録、劇場の様子やイングランド銀行博物館と芝居の小道具について、などを動画にいたしました。

    背景音楽も三輪えり花です。

    ENJOY!

    HAKKEN 発見

    今回の旅行の私の発見は、
    ・タワーブリッジ界隈の開発ぶり
    ・The Bridge という新しい劇場
    ・相変わらずのイギリスの演劇レベルの高さ・俳優の表現力も、演出の表現力も。
    ・LAMDAが映像用の「物語芸術」に力を入れていること
    ・LAMDAの大学院生たちが受付などの業務もプロ並みに丁寧にこなすよう教育を受けていること
    ・イングランド銀行博物館がめちゃくちゃ面白かったこと
    ・お札は、二代前のものはもう流通させることができず、必ず新規のお札と取り替えなくてはならないこと(そのためにイングランド銀行に行く必要がありました。日本銀行に普通の人が行ったことがないのと同様、とても珍しい機会となりました)

    ご覧になったあなたは、どんな発見をしましたか?

  • この俺は、俺にとって・・・[Shakespeare For You]

    この俺は、俺にとって・・・[Shakespeare For You]

    結果として一番大事なのは?『ヴェロゥナの二紳士』からプロテウス:

    🎭I to myself am dearer than a friend.

    🎭この俺は、俺にとって、友達よりも大事だ。

    【演じ方】

    究極的に、誰が大事か、ですよね。辛いけど。自分自身ですよ、そりゃ。

    動画で私は「で、何か問題でも?」と演じましたが、罪悪感いっぱいに演じてもいいのです。

    シェイクスピアのことば、弾けてますね。
    キャラクターを借りるといろいろな意見を言うことができます。

  • 以前の恋の思い出は [Shakespeare For You]

    以前の恋の思い出は [Shakespeare For You]

    それまでの気持ちが傍へ押しやられていくとき。『ヴェロゥナの二紳士』からプロテウス。

    🎭Even as one heat another heat expels, 
    Or as one nail by strength drives out another, 
    So the remembrance of my former love 
    Is by a newer object quite forgotten. 
    Is it mine eye, or Valentine’s praise, 
    Her true perfection, or my false transgression 
    That makes me reasonless to reason thus?

    「熱は別の熱によって取って変わられる、
    釘は、その力で、先にあった釘を押し除ける、
    そんな感じで、俺の以前の恋の思い出は
    新しい物体のおかげで、すっかり忘れられてしまった。
    俺の目のせいか、ヴァレンタインの褒め言葉のせいか、
    あの人の完璧さが本物のせいか、俺の気の迷いのせいか、
    こうも理由をつけなくちゃならないくらい俺は理性を失ってしまった」

    【演じ方】

    ヴァレンタインがウキウキと去り、ひとりになったプロテウスは、それまでのジュリアへの想いが、新しい物体によって押し除けられてしまったことを感じています。人間シルヴィアを物体に喩えなくてはならない気持ちって、どんなものでしょう? ただの女性蔑視ではない視点を持ちましょう。

    まず、今の自分の状況をなんとか分析しようとして演じてみる。

    次に、これきっと親友を裏切ることになると未来を予想して苦悶の中で演じてみる。

  • 四月の輝く晴れた日のようで [Shakespeare For You]

    四月の輝く晴れた日のようで [Shakespeare For You]

    今の今まで幸せだったのに、と言いたいとき。『ヴェロゥナの二紳士』からプロテウス。

    🎭🎭O, how this spring of love resembleth
    The uncertain glory of an April day,
    Which now shows all the beauty of the sun,
    And by and by a cloud takes all away.

    「ああ、春のようにウキウキしたこの恋は、4月の輝く晴れた日のようで先がどうなるか全くわからない、つまり、今、太陽の美しさを全て見せてくれたかと思うと、あっという間にひとひらの雲が全てを取り去ってしまう」

    【演じ方】

    大袈裟になってはいけないが、大いに嘆くべし。空を見上げ、4月の美しい日の光を感じ、空に雲を見つけよう。

  • おいらのツノはご主人様のツノ [Shakespeare For You]

    おいらのツノはご主人様のツノ [Shakespeare For You]

    こんにちは、三輪えり花です。

    今日の運勢に合わせた、シェイクスピアの一言。

    『ヴェロゥナの二紳士』からスピードのセリフ。

    🎭 Why then, my horns are his horns, whether I wake or sleep.

    「へっ、そんじゃあ、おいらの角(つの)は、ご主人様の角ってわけで、寝ても覚めても。」

    【演じ方】

    スピードは、ヴァレンタインの召使。「主人と召使」の構図は、シェイクスピアのいた当時のイタリア喜劇(コメディア・デッラルテ)の典型的なもの。シェイクスピアがいかにそれに影響を受けていたかがわかります。スピードを演じるなら、機転のきく早口の、動きも早い、だけどおっちょこちょいという召使を楽しんで。(これを学びたければ『インプロ』(而立書房)を参考に!)

    「角(ツノ)」の冗談は、日本ではシェイクスピア研究家以外にはほとんど知られていないと思いますが、作品中にとにかくたくさん出てくるので、この際、知ってしまいましょう! 男の人の頭にツノが生える=妻に浮気された、という意味なのです。「寝取られ男」と表現されます。妻を性的に満足させられることのできない、性的に甲斐性のない男の証明となりまして、男の人にはたいへん不名誉なことなのです。『ウィンザーの陽気な女房』では、騎士フォルスタッフが雄鹿に変装します。雄鹿自体は、強い性欲の象徴ですが、実際に騎士がツノをつけてしまうと、実は使い物になりません、と自ら言っているようで、そこに面白さがあります。

    そう! もうほんとにシェイクスピアの戯曲のあらゆるところに「ツノをつける・つけられる」が出てきます。これで、なるほど、と憶えちゃいましたね。

    「寝ても覚めても」と訳した部分は、原文では、聖書からの厳かな引用です。聖書と卑猥な話を共存させてしゃべることができるのが、召使なのです。

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    三輪えり花の演技レッスンは『英国の演技術』『シェイクスピアの演技術』(玉川大学出版部)、や『インプロ:自由な行動表現』『クラシカル・アクティング』(而立書房)などで学ぶことができます。

    大人気のオンラインレッスンを受けたい人はお問い合わせくださいね。

    #英国の演技術