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タグ: 表現力

  • オルフェウスの竪琴の線は詩人の脚の腱でできている [Shakespeare For You]

    オルフェウスの竪琴の線は詩人の脚の腱でできている [Shakespeare For You]

    こんにちは、三輪えり花です。

    今日の運勢に合わせた、シェイクスピアの一言。『ヴェロゥナの二紳士』からプロテウスのセリフ。

    🎭 For Orpheus’ lute was strung with poets’ sinews,
    Whose golden touch could soften steel and stones,
    Make tigers tame, and huge leviathans
    Forsake unsounded deeps to dance on sands. 

    「というのはですよ、オルフェウスの竪琴の線は詩人の脚の腱でできていますからね、その黄金の音色は鋼や石さえも柔らかくできた、虎を従順にさせ、深海に住む巨大な怪獣でさえ音もしない水底を捨て、浜へ踊りに出て来させるとか」

    【演じ方】

    プロテウスは、ある女性を口説けないでいる男性に、音楽を使えば頑なな女性の心も解けるでしょう、と提案しています。が、これには裏があるのです。なので、「これ使ってみると効き目がありますよ〜」と表向きはものすごく相手のためを思って言っているように演じてみましょう。優秀なセールスマンのようにね。心の裏を隠して。

    #シェイクスピア #名台詞 #英語 #演技 #俳優 #女優 #基礎訓練 #演技術 #演じ方

    #プロテウス #ヴェロゥナの二紳士

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    三輪えり花の演技レッスンは『英国の演技術』『シェイクスピアの演技術』(玉川大学出版部)、や『インプロ:自由な行動表現』『クラシカル・アクティング』(而立書房)などで学ぶことができます。

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    #英国の演技術

  • 音楽を奏でて [Shakespeare For You]

    音楽を奏でて [Shakespeare For You]

    こんにちは、三輪えり花です。

    今日の運勢に合わせた、シェイクスピアの一言をお届けします。

    🎭 Give me some music, music, moody Food of us that trade in love. 

    — Cleopatra, Antony and Cleopatra

    #shakespeare #shakespearequotes #cleopatra #antonyandcleopatra

    『アントニーとクレオパトラ』から、クレオパトラの台詞。

    「音楽を奏でて。音楽、音楽は気分が変わりやすい、
    恋の駆け引きをしている私たちにはうってつけ。」

    クレオパトラはきっと、アントニーに恋するまでは、気分が変わりやすい人ではなかったと思います。声に落ちて気分が変わりやすくなってしまって、その新鮮で不思議な感覚に自分も手を焼いている感じかな。

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  • ラボ春日井ワークショップ

    2023年10月7日 愛知県春日井にある、春日井少年自然の家 にて、ラボの中部支部中高大生合宿があり、そこで2時間のワークショップを行いました。

    テーマは『ロミオとジュリエット』。

    ラボはラボ教育センターがおこなう、物語表現を通じて英語とコミュニケーションを学ぶという意義で1966年に始まったもの。わたしもその会員でした。会員のことは「ラボっ子」と呼びます。

    ラボの『ロミオとジュリエット』はシェイクスピアの原文ではなく、現代の子が使いやすい英語で再話してあります。この日は、その第一話(町の喧嘩からパーティーでの二人の出会いまでがなんと15分に!)を用いて、言葉を「丸暗記で棒読み」状態にならないよう、表現して行くためのあれこれをワークショップでみんなに発見してもらうよう、努めました。

    ちょうど先週、仙台でも同じテーマで行いましたが、仙台は役30名、今回は100名です。大きな講堂で、声も響いてしまい、うまく伝わるか、きちんとリードできるか心配でしたが、大学生ラボっ子たちのリーダーシップもあり、みんなしっかり着いてきてくれました。

    やったこと

    ・空間を掴む。エネルギーを前向きに使う
     歩きながら、走りながら、英国王立演劇学校 (RADA) のムーブメントのクラスでやっているのと同じことをやります。

    ・背骨と首とやる気のエネルギー
     背骨の状態は骨盤に左右され、それがやる気にものすごく影響を与えることを体感してもらいます。キャラクターは猫背かもしれないけれど、演者は自分の背骨についてよく知っておくことが大事です。これも RADA のクラスで学ぶこと。

    ・名前に込められた意味と、それが与えるキャラクター性を知る、それを使えるようになる
     モンタギューとキャピュレットそれぞれの家の名前に特徴があり、それがキャラクターの行動や態度に影響を与えています。それを使って演じてみます。

    ・言葉は、思いついたから言う
     書かれているから言うのではなく、言葉を発見して言えるようになりましょう。

    ・独白は、観客に
     シェイクスピアの独白の特徴である、観客に話しかける、ということを知り、できるようになりましょう。

    ・英語から表現を読み取る
     日本語の訳には出てこなくても、英語の中に表現の鍵が隠されていることがあります。セリフは中学生で習う簡単な単語の組み合わせでできていますから、みんなで読み解いてみましょう。

    2時間はあっという間。最後はちょっと英語のお勉強のようになったので、みんなが疲れなかったか心配しましたが、むしろ興味津々で聞き入った感じだったようで、ほっとしました。

    終わってから、皆がグループシェアをしているのを少し、歩き回って耳をそば立てましたが、わかってもらいたかったことをそれぞれ自分たちの視点で掴んでくれたようです。

    ラボの大きな目的は、国際社会で活躍できる国際人を育てることです。きっとみんなそうなる。楽しみです。

  • 東北学院大学で講演

    東北学院大学で講演

    古くからの友人で、東北シェイクスピアと言えばこの人!と言われる下館和巳(しもだてかずみ)先生の授業に呼ばれて、三輪えり花が三輪えり花になる失敗過程物語をお話してきました。

    仙台、東北学院大学にて。

    250名もの履修者で熱気に満ちた、良いクラスでした。
    この授業は選択の教養科目のひとつで、東北学院の徹子の部屋、と言った感じで、下館先生が、各界の著名人を招待してそのお話をインタビュー形式でうかがうものです。

    前期15回の中には、新聞社やテレビ局、あるいは作家など様々なかたがいらっしゃったとか。でも仙台の人間でないのは私が初めてだそうです。しかも、今日は15回目、そう、最後の授業を担当することになりました。

    下館和巳氏との出会い

    下館和己さんと出会ったのは、1995年の英国演出家組合 British Directors Guild の2週間の演出家ワークショップでのことでした。

    私は、文化庁の心身芸術家海外派遣研修員制度の演劇部門としては初の2年派遣に選ばれ、英国王立演劇学校 Royal Academy of Dramatic Art へ向かうところ。British Council から連絡があり、せっかく英語ができるんだから行ってはどうかと勧められたのです。おもしろそうなので行くことにしました。この演出家ワークショップは私の人生の転機になったものなのです。これについては、いつか詳しくご紹介しますね。

    それ以来、下館さんとはずっと連絡を取り合い、彼が東北弁シェイクスピアを上演したり、早稲田で講演がある、など上京なさるときにはお目にかかり、彼もまた、私のシェイクスピア遊び語りシリーズを見にきてくださったりしました。

    この講演でお話ししたこと

    下館さんの担当するこの授業の目的は、学生たちにこれからの未来や人生を進んでいくにあたり、迷いや困難を乗り越えて今がある大人たちの話を聞かせ、人生は怖くないと思ってもらうことにあります。三輪えり花のこれまでの人生は、ピッタリですね。
    他者とのコミュニケーションが取れなかった小学・中学時代、全部不合格だった高校受験、ミュージシャンになりたくて大学なんて行くもんかと思っていたところからの大学浪人、浪人時代の大いなる転換、大学合格と留学、そして演劇との出会い、のお話をしました。

    実は私、この話はいろいろなところでお話しています。この記事をお読みの方も、私のこの話を聞いたことがあるかたが多いのではないかしら。ちなみにYouTube でもお話しています。

    三輪えり花の勇気が出る人生YouTube

    小学生の三輪えり花

    中学生の三輪えり花1

    中学生の三輪えり花2

    高校は全部落ちました

    高校生の頃

    大失敗の大学受験

    偏差値48から78へ

    最低点からのカナダ留学

    カナダ留学で学部を選んだおバカな理由

    運命を変えたシアター・イン・エデュケーション

    ここで私が演劇にやっと進んだわけです。演劇を目指す人って、子供の頃から舞台に出るのが好きで・・・というパターンが多いと思うのですが、私はまるで違っていたのね。

    などのお話をしまして、たくさん質問をいただき、嬉しい感想文を山のようにいただき、講演は無事に終了。もちろん、現在の私の演出家・俳優としての活動の写真をお見せする時間もありました。

    私の話が、一人でも多くの学生の心に響き、人生って何が悪かわからないから素晴らしい、いま決めなくても自ずと道はひらけてくる、それを信じよう、そんな気持ちになってくれることを願っています。

    授業の前後にも二人で、その時のことを思い出したり、人生が奇跡と出会の連続であることを語り合い、たいへん楽しい時間を過ごしました。

    下館さん、ありがとうございます。また近いうちにお目にかかれますように🛍️

  • 演劇と教育は相性がいい

    演劇と教育は相性がいい

    台風一過!
    みなさま、ご無事でしょうか?
    三輪えり花の周りでもコロナ陽性が多発しております。
    お気をつけてお過ごしくださいね。


    先週はこんなことがありました。

    8月24日が初日の舞台『トロイ戦争は起こらない』のリハーサルが怒涛の勢いで続いております。
    その合間に、こんなこともしておりました。

    8月8日。
    上智大学にて、大学院の日本語教授法の集中講義にて、インプロを使うドラマ手法を授業に取り込む方法を教えてきました。
    学生からの受講アンケートが来ているとは聞いているので、後日、掲載しますね。

    8月10日。
    日の出乗馬倶楽部で、10回レッスンの最終回がありました。
    楽しい乗馬日記はこちら

    乗馬 Day 29

    8月12日。
    鎌倉芸術大ホールにて、「バレエにおける演劇教育」についてお話に行きました。
    ヘアメイク、衣装スタイリストさんがついて念入りに三輪えり花を仕上げてくださいました。
    お写真たくさんでご紹介します。

    バレエにおける演劇教育

    『トロイ戦争は起こらない』のリハーサルもすごく面白いので、これから、もっとご紹介しますね!