ELICA's IKI

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  • 乗馬 Day 42: アン 2/4

    2023年2月15日水曜日、アン乗馬クラブで2回めのレッスン。

    指導は安澤先生、パートナーはダンツキャストくん。黒い立派な馬です。かっこいい!

     そしてなんと、生まれて初めて、拍車なるものを装着しました!

    拍車にもいろいろありますが、今回使ったのは、2センチほどの長さの丸棒がついているものです。


    先生「動かないんでね」

    うーむ。私が脚だけで動かせればいいのでしょうけれども・・・。拍車をつけても、まだ脚自体をどう使うかもまるで自分でコントロールできていないんですから。

     今日も、左足先前向きで、鞍の向こう側の前側を掴んで、またがることができました。うむ。これはできるようになってきた感じです。

    乗馬ポイント:拍車の使い方

    「拍車でね、ちょいちょいっとすると動きますから」

    なるほど。キックほどではなく、お腹をくすぐる感じのようです。しかし、拍車が馬に触るくらいという加減がよくわからない。安澤先生は、私の脚を私が思うよりやや後ろ寄りに持っていき、ここでちょいちょい、っとする、とおっしゃいます。なるほど。

    乗馬ポイント:常歩をリズムよくするには

    最初の常歩。の・・・のろい。キャストくん、全くやる気なし。

    「下手なやつ乗せたな〜あ〜しんど〜」
    というキャストくんの心の声が大声で聞こえます。

    「常歩ももう少し早くしましょう」

    はい。ですよね。それができないんですよ。

    「脚を左、右、左、右、と交互に当てて、お尻で前へ押してやる感じで」

    はい。ですよね。理屈はわかるんですよ。

    そうこうするうちに、キャストくんも少しやる気を出してくれて、多少早めてくれた。

    乗馬ポイント:速歩の出し方

    「速歩いきましょうか」

    はい。ですよね。それができないんですよ。

    「拍車を両方いっぺんに使って、繰り返してね。それでお尻で前へ押してやる感じで」

    はい。ですよね。理屈はわかるんですよ。

    しかし・・・

    惨敗。

    安澤先生がそばへやってきて「ほいほいほい!」と声を出すから、キャストくんは「はい、わかりましたよ、やりますよ」と速歩になってくれたに過ぎない。

    まだまだだなあ。

    しかも軽速歩で立つ時になぜか前につんのめってしまう。足が後ろへ取られる。拍車をつけたせいで足裏のバランスが崩れたのかもしれない。

    しばらくやるうちにだんだん調子が出てきた。しかし、キャストくんは、3周もするとピタッと止まる。そういえば前回のエンジェルちゃんも、3周でピタッと止まった。「きみはこれくらいで」と馬に言われています。安澤先生は「止めるな止めるな、進めて進めて!」と優しい声でおっしゃるのですが、私の拍車にはびくともしません。

    なのでやはり調馬索をつけていただきました。

    乗馬ポイント:正反動

    そして正反動の練習。前回よりも様子がわかってきました。後ろに寄りかかってお尻が鞍に吸い付き続けるようにする。鞍の前についているホルダーをまだ両手で持っていますが、前回のように必死で握りしめるほどではない(と思ったのはただの勘違いで、帰宅した次の日、見事に両腕二の腕筋肉痛)。この、握りしめなくてもお尻が浮かなくなれば、ホルダーから手綱へ切り替えられるのでしょうなぁ(遠い目)。

    それでも、鎧に体重を逃す、と安澤先生がおっしゃることを試してみる余裕が生まれてきた。

    「そうそう、その調子」

    乗馬ポイント:手綱の絞り度

    それにしても、キャストくんは調馬策をつけてなお3周でぴたっ。そして、手綱をぐいっとひっぱります。その手綱に引っ張られて私の体も馬の首の方へ。

    どうやらキャストくんにとっては「3周走る。休む。休むときはハミを感じたくない」ようです。

    「手綱をぽとんと落として緩めてあげて」と安澤先生も。

    手綱を緩めたら好き勝手に走り始めちゃうんじゃないのかしら、と怖いのですが・・・。

    それにしても、乗馬クラブによって、馬の首をどうしておくか(手綱をどの程度絞っておくか)の考え方はいろいろあるのだなあ。最終的な到達点は同じものだろうと想像するが、初心者のうちにどう教えるか、がかなり違う。

    おもしろいことに、キャストくんは、その垂れた手綱を私がもう少し集めようとすると、「は〜い!」と速歩を始めてしまう。めっちゃやる気あるやんか。まだ手綱をしっかり持たないうちにがんがん速歩を始めるので、焦ります。

    乗馬ポイント:軽速歩のときの脚

    立つとき、鎧をふんばってはいけない。座るとき、馬体を両脚で抱え込むようにする。そうすると、スピードの維持、速歩の維持ができる。

    らしい・・・。

    そしてなんと私も少しずつ感覚がわかってきました。座る時に抱え込む、という感じ!


    30分のレッスンでしたが、今日もたっぷり「馬に乗ったなあ」の充実感でした。

    乗馬ポイント:お世話:脚を拭く

    終わってから、なにかお手伝いすることはありますか、と尋ね、ハミの鉄部分を濡タオルで拭くのと、洗い流した脚を拭く、の2種類を手伝いました。

    キャストくん、口からたくさん涎が出ています。たくさん走ってくれてありがとうね。

    人懐っこいというのとも違うのですが、度胸が座っているというか、私に撫でられても嫌がりません。お鼻がぷにぷにしています。鼻面が長くてツヤツヤです。

    脚を触るのは生まれて初めて!ハミを拭いた濡れタオルは洗ったので、それで拭いていたら、隣でおそらくご自分の馬を手入れしていた女性が「濡れたままだとおできになるから。乾いたタオルで」と。なるほど。それで新たに乾いたタオルで拭きます。脚が・・・暖かい!!!気持ちいいね〜。後ろ脚のとき、手前を拭いてから、そのまま奥の脚を拭いたけど、おそらく、この体制は非常に危険だ。奥の脚を拭いている時手前の脚を蹴り上げられたら一巻の終わりだろう。次は、ちゃんと場所を変えておこなおう。

    面白いことに、話しかけながら、少しだけどお世話をしてあげたら、キャストくんも私に少し心を許したようで、GoProセルフィーするとき、顔を寄せてくれたり、ふがふがしたりしてくれました。あ〜楽しかった!やっぱり動物はいいなあ。

  • 乗馬 Day 12:サンヨーガーデンLesson 5

    乗馬 Day 12:サンヨーガーデンLesson 5

    2022年2月2日水曜日、サンヨーガーデンにて5回目のレッスン。

    本日もI川先生とライリー。
    「はーい、ライリー、憶えてる?」
    ライリーは馬房(馬房)の出口付近の木をカジカジする。
    それで、それを止めさせようと「ライリー、NO!」と手綱を下へグイっとすると、素直にやめた。
    ちょっとだけステイタスを上げることができたぞ。

    初心者組は二人でのレッスンで、もう1人(お名前を訊きそびれてしまった)。
    今日も私が先に立ち、今日は左回りで。
    円馬場(まるばば)の馬の通るべき凹んだ溝のことをなんと言うのかな、
    「センターからそこまで動かすのがまず大変なんですよ」
    と I 川先生はハミをとってその溝まで誘導してくれる。

    が!またしても!!

    ガンとして動かぬ馬に跨りてなすすべもなく首を垂れる〜

    後ろのかたが動けないでしょ、私が動かないと!

    そして先生が、サーカスで使うみたいな長い柔らかい鞭をヒャら〜と動かすと、3歩くらい歩く。

    3歩ですよ、3歩。

    散歩さえできぬ3歩かな。

    そんなことの繰り返し。

    ライリーの脳内
    「お天気いいな。のんびり。薄暗い馬房から晴れた冬のポカポカは気持ちいいな。日向ぼっこしよ。ララライリー♪ 終わり」

    私としては、乗り込みの方向よし、鎧調整よし、膝から下ぶらん、腿の内裏に体重預け、両脚は馬体を包む感じ、踵の位置よし、で言うことないはずなんだけど。

    あ、でも乗り込む際、先週言われた
    「できるだけ鎧に体重をかけず、背中全体にボデイを預ける感じで」
    をやってみようとしたけれど、無様に張り付くばかりで全然できなかった。
    へむ。

    先週言われた、
    「踵だけで押さずに、ぷらんとしている膝から下全体を使って」
    もがんばってみたが、うんともすんとも言わないのよ、これが。

    踵トントンも入れてみるが、それでもだめ。

    もうね、ぐったりして馬上で肩を落としましたよ。

    たまに歩いても、同じところで止まるし。

    「同じところで2回止まっちゃうともうこっちのコントロール外のところにいっちゃってますねー」

    はい、そのようです。

    乗馬ポイント:同じところで止まらせない

    さっきのところで止まりそうだな、と思ったら、絶対に止まらせないと言う気持ちで指示を出して。

    ええ、そうでしょうとも。
    しかしその指示が全く聞いてもらえんのです。

    そこで、踵トントンを2回から3回にし、5回にしたあたりで、ようやく少し動くようになってきた。

    それで、歩いている最中も、膝プランを利用して、歩調に合わせてお腹をリズミカルにたたく感じに入れてみたら、続けて歩くようになってきた。

    なんとなく、ペースが出てきたような。

    乗馬ポイント:どうすれば指示に従ってもらえるか試行錯誤する

    締めるだけで進む時もあれば、踵とんしなくちゃいけない時もあるし、鞭を使わなくちゃいけない時もある。
    踵トントンも1回でいい時もあれば、5回くらいあげるほうがわかってもらえる時もある。
    必ずこれをすれば大丈夫、と言えるものはないのです。

    だそうです。

    この、ちょっとペースの上がった並足の時、なんとなくだけど鞍の動きに沿って腰椎から骨盤、仙骨が緩やかに動くのが感じられた。もしかしたら速報や駆足になった時に立つ座るをしないのがこれなのかも、と想像する。

    少しペースが出てきたところで、速歩(はやあし)へ移る。
    私は最初はセンターで待機。

    待機している間に、軽速歩のための立つ座るを自主練する。
    幸いにもライリーは黙って立っていてくれる。
    膝から下の角度を変えずに、つまり膝を伸ばしてしまわない状態で立つ座るをする筋肉の感じができてきた。
    先週指摘された、
    「お臍が前を滑って下がったり上がったりする感じ」かつ「出っ尻気味に」
    も練習する。

    同伴者さんがI川先生の指導を受けているのを見学していて分かったこと

    乗馬ポイント:軽速歩の立つ座るは、実際、かなり前のめり感。

    センターで待機中に立つ座るの自主練をしていた時にも疑問に思った
    「おへそを前の方で滑らせてお尻は出し気味で、膝から下に寄りかかりすぎないで、鎧を踏みすぎないって全部やると、めちゃくちゃ前のめりになるんだけど、え〜?」
    が、解けた。

    同伴者さんも
    「先生、すごく前のめりな感じになっちゃうんですけど〜」
    と訴えていらして、それを先生が
    「うんうん、自分ではそう感じるかもしれないけれど、側(はた)から見ると全然前のめりには見えないんですよ、ちゃんと立ってるみたいに見えます」
    と答えていらした。

    で見てみると、本当にその通り!

    なるほど、こんなに前のめり感があって良いのか!なるほどなるほど。

    I川先生の顔がライリーになってしまった件。

    さて、私の番。
    いざライリーが速歩になると、やっぱり鎧を踏んづけて立ってしまう。
    膝から下プランをやろうとすると、跨っている膝の部分で馬の背中を締め付けちゃう。
    だからライリー止まる。

    先生「立とうとしない。馬の背中の揺れに押し上げてもらうだけ」
    私(やってみて)「ただただドスンドスン弾んでるだけみたいな感じです。立つ座る立つ座るじゃなくて」
    先生「押し上げられたらもう0.2秒キープするつもりで」
    私(心の中で)「0.2秒。まじか」

    そしてやはり、立っていようと思うと鎧を踏むか、鞍を挟むかしてしまう。

    私「膝から下プランで鎧を踏まない用にと思うと膝で鞍を挟んでしまって、それで止まっちゃいます」
    先生「そうですね、膝というより、股関節側を使って」
    私(心の中で)「理屈はわかるんだけどね〜」

    とにかくI川先生は
    「やろうとしない、任せる任せる」
    と言い続ける。私も復唱しながら
    「やろうとしない、任せる任せる」

    「三輪さん、お尻が前すぎます。暗のもっと後ろの方に」

    あ〜なるほど、確かに蔵の前の方にばかりいる気がする。

    乗馬ポイント;鞍の前の方に滑り落ちない

    手綱にしがみついたり、鎧にしがみついたりするその恐怖心と緊張で前に前に来てしまう。
    後ろに重く体重をかけすぎるのとは違う意味で、ちゃんと暗の真ん中にいるべし。

    そうか、と思ってお尻を動かしたら、確かにゆとりのある跨り方に感じられた。

    そうするうちに、さっきの同伴者さんの前のめり感と、先生のおっしゃる
    「運んでもらう。動きに乗る」
    が私の脳内で繋がって、
    「馬と一緒に前に進む気持ちをもっと持ったらいいんじゃないか。馬が進んでいるのに私が後ろへ置き去りにされて落ちているような感じになってるんじゃない? ジェットコースターも、落ちるのが怖いと思うと体重が後ろへ行って、ますます怖くなるけど、ジェットコースターと一緒に落ちてやる、と思って前のめりに飛び込むと全く怖くなくて自分が運転してるって気持ちになるよね」
    と気がついた。
    随分長い文章で気がついたようだが、実際は一瞬です。
    「ジェットコースターと同じかも」です。

    そこで、馬にはね上げられたときに「ほい前へ」という気持ちに切り替えたら、途端にリズムができたかも。

    先生「力抜いて!力を抜くのが一番難しいの」
    私(声に出して復唱)「はい、力抜く。任せて。力抜いて。やろうとしない。安定して。一緒に進む」

    できました!

    めちゃくちゃできました!

    少なくとも半周、いえ4分の3周はできたかも。しかも調子良く。
    なんか乗れてない?俺?という感じ。
    しがみつきもなく、リズム良く。いえい。

    乗馬ポイント;馬と一緒に進む気持ち任せて一緒に、だよ。

    これまでは馬が先へ進んじゃうのを、私のすること全てが阻止する方向で動いていたのだ。

    これまでのレッスンで学んだ積み重ねが実を結んで、軽速歩の感覚を掴むことができました。
    先週の「もう全くダメだ」の落ち込みよりも随分良かった。

    もちろん、一人で馬を動かすことがまだできないので、まだまだそこんとこ、なんだけど、それでも今日は先週まであんなにできなかった立つ座る軽速歩の感覚が掴めたから本当に嬉しい。

    また来週、どの馬でそれが再現できるかわからないけれど、成功体験を一つ積んだことは確か。

    ライリーと記念写真を撮ってブログに載せます、と言ったら、I川先生が
    「そういえば初心者さんでブログに書いている人がいるよって人伝に聞いた」

    はい、それは私です。

    帰り際、駐車場で同伴者さんが話しかけてきてくれた。

    「最後の軽速歩、素敵でした。とっても綺麗で、スムーズな感じで」
    「本当ですか、嬉しい!」
    「どうしたらできたんですか?」
    「ジェットコースターと同じ感じかと思って、一緒に進もうと思ったら」
    「???」

    ですよね。

    「私、鎧が抜けちゃうんですけど、三輪さんの鎧、なんか爪先にカバーが付いてましたよね」
    「先週と今週はついてましたね。ない時もありました」
    「なんで鎧が抜けて来ちゃうんでしょう?」
    「爪先が下を向いていると、腕輪が抜け落ちちゃうみたいに抜けちゃうんだと思います」
    「え〜どうすれば」
    「私がここで教わったのは、踵で地面を踏む、でした」
    (H田先生に教わった、足の裏全体で地面を踏む感じ、をごく短く言いました)

    初心者なのにすいません。知っていることだけ答えました。
    知っているのとできるのとは別です。

    でも彼女が話しかけてきてくれたのは、実際、軽速歩をやり始めた時は彼女より全然できないくらいだったのに、やりながら質問を先生に投げかけつつ、
    「なるほどやってみます。あ、わかった、掴めそうです、行きます」
    と繰り返すうちにあれよあれよとできるようになってしまった、という流れが見えたのだろうと思う。

    このような瞬間は、誰にでも来る。たまたま、今日は発見と納得にボディが追いついてくれた。
    来週も楽しみです。

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    情報を脳内で繋ぎ合わせると思いがけない発見が生まれる

    らいりー、よだれ!よだれ!!
  • 乗馬 Day 9: サンヨーガーデンLesson 2

    乗馬 Day 9: サンヨーガーデンLesson 2

    2022年1月12日水曜日1330から、サンヨーガーデンでの乗馬レッスン2回目。

    指導は毎度のH先生。

    今日の初心者クラスはもう一人、Uさんというかたがいらして、私にとっては初のグループレッスンです。

    今日のお馬は、Grasshopper。
    真っ白の美しい、「キリギリス」くんです。

    目を隠して知らんぷりです

    Hopperというからには、もしかしたら跳ね飛ぶのが大好きくんかも知れません。私のアルシェは、Uさんが乗りました。

    「グラスホッパー、よろしくね!」

    彼((騸 せん。去勢馬)は穏やかな目で私を見物するが、ぷいっと横を向いてしまった oz!

    「なんだこんな奴を乗せるのか」的な。(そして、その態度は今日はずっと続く。)

    「体に触られるのが好きではないので気をつけてくださいね」

    (はい〜。私がすぐに馬に顔を近づけたり話しかけたりするので注意喚起)


    H先生が頭絡(とうらく head strap)に手綱をつけてくださり、私はそれをイラストのように持って、キリギリスの横を歩く。

    私の言うことなどさらさら聴きたくない彼は、I先生の舌打ちでやっと「しかたねーなー」とノロノロする。美しい馬なのにね、こいつめ。

    ↑ 頭絡の耳の後ろ側にも本当は紐があるはず?

    円馬場(まるばば)につきました。

    (ちなみにアラビア語で「まるはば」は、ようこそこんにちは。あ、関係ないさ。)

    手綱を左右にさばいてキリギリスの頭に、縄跳びの後ろ跳びのようにフワッと掛けました。
    手綱を左手で2本とも持ち、鞍に近いところのたてがみといっしょに掴みました。
    鞍に交差して乗せてある鎧(あぶみ)を右は右へ左は左へ、馬のお腹にぶつからないようにふわっと下ろしました。

    乗馬ポイント:お尻に向かって跨ぐ

    踏み台に乗って、左足を鎧にかけます。が、ここで注意入る!

    「体の向きは馬のお尻の方。お尻の方を向いて左足のつま先を入れる」

    ↑ 馬のお腹に自分のお臍を向けるのではなく、馬のお尻方向に自分のお臍を向けること

    そうすることでうっかりお腹をつつかないで済みます。

    鎧のねじれを気にしていたけれど、なるほど、この向きで乗るように鎧の紐は垂れている。
    右手で鞍のお尻側を掴んで、左足を踏み込んで、えいやっと跨ぎました。

    乗馬ポイント:鎧の長さ調整

    「今日は、鎧の長さを馬上で調整しましょう」

    ウィンブルドンでもやったことがあるが、すっかり忘れています。

    ↑ 本当は、4番7番は鞍の下にあります。だからそれを上に引き出すのです。

    昨日が大雨だったので、午後の馬場もかなり水溜り。こういう地面は馬も足が泥に埋まるので、引き抜きながら歩くので上下横揺れが強くなる。馬も、走る時足を取られてつまづくから嫌なんですって。

    乗馬ポイント:褒めポイントを知る

    それに今日はとことんなめられている感じの私。
    動かそうとしたのに止まって糞をした時、「あ〜、糞したかったのに動かそうとしてごめんね、よしよし」とポンポンしたら

    「命令を聞かなかったのに褒められたら、言うことを聞かなくていいんだ、好きな時に止まって糞をしていいんだ、と思われます」

    むむむ〜。己はもしかして人間に対しても同じことをしているかも知れない。

    相手の気持ちを尊重する のは、相手を甘やかす のと 同じではない!

    たいへん勉強になった。

    その後も、己のリードじゃないのに歩き始めたり(前をいくアルシェを追って)、己の命令じゃないのに勝手に止まったりした時、「よしよし」してしまったぞ。

    乗馬ポイント:前へ進ませたい時の踵

    「大きなボールを前に進ませる時、後ろから前方向へ押しますよね。それと同じなので、踵を後ろ方向へ押してもダメです。大きなボールを股に挟んで踵は前に向かって押す」

    乗っている時は全く訳がわからなかったが、いま、こうして日記にしたためながら椅子の上でやってみると、なんだか少しわかる気がする。

    大きく跨って、バレエでいうところの、開いた6番から2番にするために踵を内側へ持ってくる感じ。たぶん。

    押しながら三つ数えて、歩き出さなかったら、踵でトンする。踵でトンしてもいうことを聞かなかったら、鞭でペシする。
    ということで、初めて鞭を持ちました

    乗馬ポイント:初めて持つ鞭

    鞭は左手に持ち、先が馬のお腹に当たり続けぬよう、やや手首を高めにしておかねばなりません。

    ちょうど自分の膝の辺りに鞭が来るように。

    下げすぎるといつも鞭が馬のお腹をくすぐることになるので、走れ命令が混乱して危険極まりない。

    乗馬ポイント:立てますか?

    H先生「三輪さん、座り込んじゃってますよ、立ってみましょう」

    あれあれ立てないぞ。体重が後ろへ行ってしまって、ひっくり返りそう。

    踵を踏んで、腰から前方へ行くつもりで。

    しばらく立っていられるポイントを見つけたら、そのバランスのまま腰を鞍に戻します。

    それで初めて馬とコンタクトが取れます。

    しかも、膝を伸ばしてはいけません。膝も踵もパンタグラフ状態のまま腰を前へスライドアップ!

    なるほど〜。

    しばらく並足のまま、立っている練習を続ける。
    少しできるようになったら、鞭を使って、もう少し馬を動かす練習。

    ここで、己はまさか速足に入るとは予想しておらず、キリギリスが並足からポクポク速足を始めたのでびっくりして馬を止めてしまった。

    「せっかく速足の命令が出たのに、すぐに止められると、馬も、どっちのいうことを聞けばいいのかわからなくなってしまいます」

    はいはい、その通りです。
    でも己は並足のペースが早くなるだけだと思っておったのだ。

    心はいつも速足に行ける準備をしておく必要があるな。

    己のおっかなびっくりがすごくキリギリスに伝わっていたと思うのね。

    アルシェは「怖いのね、おっけー」という感じだったが、キリギリスは「怖いのね、だっせ」という感じ。

    次に速歩になった時は、軽速歩でアップダウンが少し続けられた。OK。

    乗馬ポイント;速歩から止まる、への流れ

    「速足も馬が勝手に止まるのはダメです。軽速歩からアップダウンをやめて、鞍の上でお尻トントンの状態を挟んで、それから並足、そして止める、というふうに」

    軽速歩ではなく速歩にして鞍の上でお尻トントンは、む===。

    思うに、軽速歩で、馬の上下リズムに合わせて脚の筋肉を使う練習をして、その見た目の上下運動を極力小さくしていくのが速歩なのだろう。だって、全然関係なかったら、アップダウンの練習は要らないでしょ?

    演技の練習で、最高に大袈裟なことをしておいて、本番に向けて「心の中の大嵐はあり、で、それを極力外へ出さないことでドラマをもりあげる」目標へ向かうのと同じなのでは。

    今日は、ほとんど「乗れた」感がなかったけれど、人間に対して「尊重と甘やかし」のはざまについて考えさせられたり、軽速歩の乗り方を速歩に転じていくことを考えたり、と

    日記をつけることで学びが実に多かったことがわかった。
    イラストも描くことで復習になったし。
    良きかな。
    2週間あくと身に付くどころじゃない。早いうちに基本を押さえてしまおう、と1週間おきにあと2回、予約を入れて、帰宅。

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    尊重するつもりで甘やかしていませんか?

  • 乗馬 Day 8:サンヨーガーデンクラスレッスン初日

    2021年12月27日、サンヨーガーデン ライディング クラブの12回券を買いました!

    12回券を買った理由

    理由は5点。

    1. うちから車で30分
    2. 冬でも車走行が可能な広い道路沿い
    3. 初級クラスは2名までのグループ
    4. 入会金・年会費なしでチケットだけで練習できる
    5. 馬に指示を出すのが手綱や踵優先ではなく、脹脛や坐骨のバランスが基本

    2021年の10月から東京西南近郊のクラブ6校を体験してきました。どこのクラブも「質問すればちゃんとプロフェッショナル・レベルで答えてくれる」でしたので、そこは全校素晴らしいです。

    5番の条件も、きっと最終的には、どのクラブも目標はそうなのだと思います。が、初心者はまず踵で合図、ということを最初に持ってくるクラブもいくつかありました。5番を初心者用に採用しているのは、モーヴァン、サンヨー、日の出、町田でした。もちろん、指導者によっても異なると思います。で、町田はドレサージュの一流向けなので私にはちょっとまだ、です。

    日の出は通うつもりなのですが、冬場に凍ることが今回わかり、この冬はサンヨーと時間をずらして二股で行こうかと思っています。が、サンヨーのチケットは6ヶ月で12回なので、実は毎月2回は乗るペース。となると、サンヨーだけで手一杯かもしれません。私、練習すべき事柄が多いので・・・

    初回レッスン馬はアルシェ

    と言うわけで、サンヨーガーデンでの継続レッスン開始!

    指導者は前回の体験レッスンと同じ H先生。ニコリともせず、しかし熱くレッスンしてくださる、かっこいい先生です。
    引き馬から開始。前回と同じアルシェくん。


    私 「アルシェ〜、憶ええてる〜?」
    H先生(冷静に)「憶えてないと思いますよ」

    初回レッスンでの発見

    前回習った通り、はみの後方で間に人差し指を挟んで手綱を持ち、口よりも手綱が前に来ないようにして歩きます。

    しかし、横を見ると、H先生がアルシェの口輪を持っている。だから、アルシェは歩いているのだ。私についてきているわけではなく。しょぼん。

    初心者用の丸馬場に入り(丸馬場;円形の馬場。柵が円形になっているので、馬が勝手に回ってくれる)まずは乗る前に、引いてきた馬に乗り込むまでの手順を習います。

    乗馬ポイント:乗る直前にすること

    乗る直前の準備引いてきた手綱は、左右に分けて、縄跳びの後ろ飛びのようにひょいっと首にかける。馬は平気。鞍の上に鎧が、交差して乗っているので(つまり、鞍を載せるようになったらそうしろということだね)、馬を驚かさないように、一つずつ、鞍の両脇にぺいっと下ろす。このとき、勢いがついて馬のお腹に当たっちゃったら、飛び上がりますよね、きっと。それから、台の上に乗って、手綱とたてがみを掴んで、左足先を鎧(あぶみ)にかけるんですが、これがね・・・私は膝を胸元まで上げるのは平気なんだが、ブーツが硬いせいか、全然足が上がらなくて、手で鎧を押さえて、ちょいとつま先を入れるのがやっと。

    乗馬ポイント:乗る時の跨ぎ方

    騎乗するときたてがみはできるだけ鞍に近いところで掴む。なるほど。で、右手で鞍の後方を掴んで、馬のお尻を蹴飛ばさないように、えいやっと跨ぎます。このとき馬のお尻を蹴飛ばしたり、鎧に載せたつま先で馬のお腹に触ったりすると、馬は走り出します、きっと。
    と言うわけで、まずは乗る時にお馬さんのお腹を刺激しないようにするのが大事。

    それからひたすら周ります。左回りオンリー。乗っている状態に「慣れる・慣れる・慣れる」という感じ。ずいぶんしばらく歩いて、その間、教わったこと。

    乗馬ポイント:馬の背中の仕組

    背中を自由に馬のみならず人間もそうだが、四つん這いで歩こうとすると、背中が凹むと首が上がり、進むのが辛い。だから、馬の背が自由に丸くなり、首が下に垂れるようにしてあげる。ドレサージュでは、馬の首は後ろに向かって丸まって、チェスの駒みたいになっているが、あれは馬が進みたい状態をうまく控えているから、あのような首になり、それで横歩きしたり足踏みしたりするわけなのです。
    (「そういえば、三輪さんは、前回、オリンピックでドレサージュ見て感激したとおっしゃってましたね」と憶えていてくださったH先生)

    乗馬ポイント:体重分散

    体重分散だから、馬の背骨ができるだけ楽になるように、馬と接している全体に体重を分散させる気持ちで。鎧に乗せている足の裏全体も含めて。

    乗馬ポイント:方向を示すときの注意

    方向を指示する片方へ方向を変えていく時、向かいたい方を開きます。そのとき、脇を締める。脇が甘いと後ろへ引いてしまう、すると馬は後ろを見る感じになる。すると反対側が妙に捻れて倒れ込んでしまうのです。

    乗馬ポイント:方向を示す手綱への力の掛け方

    方向を指示する反対の手向かいたい方向へ指示する際、がんばると反対方向の手にも力がかかることがある。すると馬はどっちを向いていいかわからなくなる。
    人間だって、右へ行けって言われながら左に引っ張られると腹が立つよね。なるほど。しかも馬の馬銜(はみ)はとても敏感で、ほんの少しの変化でも舌や口に感じるらしいのだ。どんな気持ちだろう・・・口に鉄の棒を加えていなくちゃいけないって。いやだよね〜。最終的にはドレサージュの騎手のように、親指と小指に入れる力加減とお尻の体重移動だけで指示するのを目指すんだ。

    乗馬ポイント:止まれの指示

    止まれの指示止まりたい時は、馬が前へ行こうとして首を前に出した時に、「あれ、もう行かないな。止まろ」と思えるようにしてあげる。だから、後ろへ引くのではなく、脇を締めて腕を安定させるだけで良いのだ。

    ある地点にきたら止まる、というのを練習したとき、最初からできてしまったので、先生に「今、指示をだしましたか?」と聞かれ、「はあ、まあ」と言いつつ、私も、アルシェが気分で「とーまろ」と思ったのかよくわからなかった。でもその後も、ちゃんと思う通りの位置で止まってくれるから、一応できていたようだ。次回もちゃんとこの日記を読んで思い出してから行こう。

    軽速歩の練習

    最後の15分くらいでいよいよ軽速歩。
    7日目の日の出乗馬クラブでは軽速歩は全くやらなかったので、1ヶ月ぶりの挑戦だが、思ったよりできた。慣れてくるものだな。

    でも、鎧(あぶみ)から足先が抜けてしまいそうになるので、ブーツの中で足の指を丸めて鎧を握りしめようと言う無駄な労力に必死だった。隔靴掻痒と言う熟語があるが、まさにそれ。靴の中で足の指でどんなに鎧の細い鉄板を握りしめようとしても全くの徒労。H先生も笑って、「そんなかんじでしたねー。靴の裏全体で床を踏むと思ってやりましょう」

    乗馬ポイント:軽速歩は鎧を足全体で踏むリズム

    軽速歩では床を踏み込む。はい。できました。靴の裏全体で床、と意識すると難無く踵(かかと)もちゃんと落ちるし、踵が落ちるおかげでつま先が上がり気味になるので、結果的に鎧から抜けそうになるはずもない。なるほど!

    「軽速歩というと、「立って、座って、立って、座って」と習いますが、実は、立つわけじゃないんです。座りに行くのです」と、H先生。他に言葉がないのでついそう教えてしまうのですが、と。

    乗馬ポイント:軽速歩は、椅子から立つアレクサンダーテクニークと同じ

    軽速歩は座りに行くお馬さんがとんとことんとこ軽やかに進む、その軽やかな歩みによって、鞍の上の人間は、撥ね上げられる。で、撥ね上げられたから座ります、という運動をイメージする。

    「三輪さんは勢いよくシャープに立ち過ぎです。もっと足首も膝もたらんと。え、こんなでいいのと言うくらい緩く」

    椅子から立ちあがる時は上半身を持ち上げようとする代わりに、床を踏み込もうとする。そのように私は、人間の美しく効率的な身体の使い方を教えている。

    ちょっとちょっと、その通りじゃんかよ。鎧から床へ踏み込むつもりになれば自然と腰が浮く、それが馬の「とんとことんとこ」の撥ね上げに合えば良いのだ。

    乗馬ポイント:軽速歩は同じ位置に座りにいくつもりで

    軽速歩は、同じ位置に座るつもりで、次なるポイントは、ただ座りに行くだけではなく、鞍の上の同じ位置に着地するようにするのです。たぶんこれが上達ポイントになりそうです。

    でも気持ちよくとんとことんとこ何周もできて、なんだか今日は「馬に乗った〜」と言えるような時間となりました。めでたしめでたし。

    今年は乗馬を始められて良かったな。

    お写真と動画を撮りました。アルシェは今日は餌のおねだりで首がブンブンするので、全くカメラにはいってくれません(笑)。