ELICA's IKI

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  • 乗馬 Day 47: アン7回目(2度目の3/4)

    2023年3月24日水曜日
    相模原のアン乗馬クラブへ7回目のレッスン。
    指導は、安澤先生、パートナーはいつも通りのダンツキャスト。これまで私はキャストくんと呼んでいましたが、ここにいる皆さんはダンツくんと呼んでいます。ということが今日わかりました。

     到着すると既に洗蹄場(せんていじょう)にいたキャストくん、メンバーの方がキャストくんの左の唇の端が腫れていると言っていたので、私が先週、左のはみを引っ張りすぎたせいかもしれないと思い「ひえーそれは私のせいかもしれないです」と言いました。が、「いえいえ、これは歯が伸びてしまって、それで傷がつくんですよね」と言うようなことをおっしゃっていたので、ちょっと安心しました。

     いつもギリギリに到着するので、今日は10分早く着きましたが、安澤先生が「まだ時間にならないから待っててね」とおっしゃるので、馬場にいる人の人たちの練習を見物していました。すると、階段の上から「クラブの会員さんですか?」と声がしました。見上げると若い女性の会員がいて、話が弾みました。どこで、いつから始めたんですか、とか。いつか一緒にライセンスの試験を受けましょうと、誘ってくれました。ありがとうございます。

    乗り込み

    今日も乗り込みはオッケー。
    左のつま先を馬の鼻先の方へ向けて、鞍の真ん中に手を置いて、徐々にスムーズになっていきます。もちろんまだ馬を先生に抑えてもらっています。

    並歩(なみあし)スタートオッケー。

    軽速歩

    すぐに軽速歩(けいはやあし)へ。軽速歩のまま止まらずにコーナーを切って、特にいつもキャストくんが静止したい門の扉の前のコーナーを止まらせずにきちんと周らせて、それから小さく左へ旋回して、そこから右のコーナーへまっすぐ進んで反対回りをする。

    軽速歩で立つ時に、立ちすぎない。
    放りあげられるのを、鞍で受け止めるだけとの感覚を少しずつつかんできた気がします。

    駈歩と正反動

    最後は調馬索(ちょうばさく)をつけて、正反動(せいはんどう)と駈歩(かけあし)の練習。

    正反動もだいぶ放りあげられなくなってきました。まだ依然として鞍の前のフォルダーには捕まっているのですが、右手だけで捕まって左手を離しておくのが少し楽になってきました。鞍の動きに合わせて骨盤が動く感覚もほんの少しつかんだ瞬間がありました。

    相変わらずキャスト君は、手綱をプランとさせていても、勝手に一周歩き、勝手一周走ります。安澤先生は「手綱をプランとさせておけば、常歩で歩きますからね」とおっしゃるのですが、そんなことはありません。私が「先生、キャストは手綱プランでも、ある地点にきたら走るって決めてるみたいで勝手に発進いたします」と申し上げても、私のこの話を信じていらっしゃらなかったようですが、見ていていただくと「あーなるほどね」と。つまり、キャスト君は私のコントロールで走ったり止まったりしているわけではなく、自分で1周回ったら1周休むと決めているようです。いずれにせよ、放っておいても走ったり休んだりするキャストくんで、私もそれに合わせて軽速歩や正反動や駈歩の練習をする、と。キャストくんに練習させられているわけですな。

    駈歩はやっぱりとっても気持ちが良い、。まだ右手を離せませんが、左手は馬の首の動きに合わせてリズムを取ることができるようになっていると思います。
     また、駈歩を左周りで進むときに、私の右の脚でキャストくんの右のお腹をリズムに合わせてとんとんと合図を送っていくのですが、まだ思うようにいきません。バラバラです。脚で合図しようと思うと、ほかが止まるというか、腕を合わせようと思うと脚が止まるというか、そんな感じ。

    最後はゆっくり歩かせてクールダウンなのですが、キャストくんがまたも走り出さないように、首を撫でながら「どぅどぅ、キャストくん。It’s OK, Good Boy.」と声をかけ続けて、おお、ちゃんと落ち着かせることができました! もしかしたら今日一番の成果かもしれません。

    次の課題は、キャストくんにちゃんと私の指示を聞いてもらえるようにすること。調馬索をつけた状態で、正反動と駈歩のとき、ホルダーから両手を離せるようになること。

    お世話タイム

    乗り終わってからお世話をします。キャストくんは顔を拭かれる前に私を上から見下げるので、「お顔を拭きますよ。いいですか」と尋ねると頭を下げてくれます。かわいい。

    今日はにんじんやりんごがたくさんありまして、あげることができました。これらのにんじんやりんご、バナナは、会員の方が持ってきて、私に分けてくださったものです。ありがとうございます。

    バナナを食べる姿がかわいいと言うので、会員の方があげているところを動画に撮りました。

    最後に、そのかたが「それではテイユを塗って」とおっしゃる。「は?テイユとは?」と尋ねると、馬の蹄にオイルを塗るのだと教えてくれました。なるほど。ネイルケアですね。私よりもおしゃれです。

    もう暖かいので、馬着(ばちゃく)は着せずに馬房(ばぼう)へ帰ります。馬房に入る時は、人間が先!と先輩に声をかけられましたが、あっという間にダンツ君が1人でぐいぐい入りたがったので、私は押されてしまいました。危ない危ない。

    最後ににんじんを他のお馬さんにもあげておしまい。
    次回が4回集中レッスンの最後の回になります。それが終わったら正会員になるつもりです。

  • 乗馬 Day 46: アン6(2度目の2/4)

    乗馬 Day 46: アン6(2度目の2/4)

    2023年3月14日 火曜日、アン乗馬クラブで6回目のレッスン。今日はキャスト君が暴走モードに入りませぬように!

    乗馬ブーツ

    ところで、先々週にブーツの底がとれてしまったため、この2回は、別のブーツで乗っています。それは、1989年の12月にウィーンを初めて訪れた時に、BALLY で手に入れたロングブーツ。乗馬ブーツとして売っていたわけではなく、街歩き用のかっこいいブーツとして売っていたのですが、踵の高さやブーツの底の感じなど、これ乗馬ブーツで履けるな、とおもっていたので、使ってみました。前回はギシギシ言うし、ちょっとどうかな、と思いましたが、2度目の今日は私もブーツに慣れたのか、いい感じで乗れました。

    今日も指導は安澤先生。パートナーはダンツキャスト。

    馬に触れるとき、知らない人にいきなり顔を触られる人の気持ちになること

    しっかり拭いてあげたのを憶えているのか、キャスト君ものんびりしたお顔です。と、安澤先生が「他の乗馬クラブで指を噛み切られた人がいるから気をつけて」と言いました。ひえ〜。自分の馬に指を噛まれてしまったんですって。切断になるくらいだから、馬も躊躇せずに噛んだんですな。なにか嫌なことをされたんでしょう・・・。

    私は動物が大好きですが、無闇に触ることはしません。
    ただ、すぐに話しかけるので、指導員たちは私がすぐに手で触ろうとしていると勘違いするのかもしれません。

    私は話しかけながら、馬でも犬でも猫でも、相手が怖がっていないか、身構えていないか、触られたくないと思っていないか、案外繊細に観察しています。

    これ、もしかしたら、演出家として「相手の深層心理を読む」のが習性になっているかもしれません。馬の脚を拭く時も、常に後ろを通らず、逆脚の方へ身を乗り出さず、馬本人に、私は安全で、君が見ている通りのことをするよ、と伝えながら動くようにしています。

    乗り込みから常歩

    今日のレッスンでは、先週中途半端に終わってしまった駈歩に再挑戦。

    つま先を前に向けての乗り込み、さらに上手になりました。まだ、鞍全体に体重をかける感覚ではありませんが。もたつきは少し減りました。

    スタートはスムーズです。でもキャスト君が知っているから勝手に動いているのかもしれない。でも最初の頃は動かなかったのだから、やはり指示で「はーい」になってるのかもしれない。

    常歩で2周。左右の脚を交互に当てる。これもイギリス時代に習いました。2021年秋から通い始めたほかの乗馬クラブではそれは教えておらず、アンに来て初めてそれを言われました。もっとも、思うに、私がそこに至る技術も慣れもなかったので、左右の脚を順番に使うなんて教えるどころではなかったのでしょう。となると、アンに通い始めたころにやっと、なんとなく乗れてきた、のかと思います。40回目(日本では40鞍目、という)くらいになっていましたから、私の運動神経がいかに鈍いか、よくわかると思います。

    右斜手前でターンして直線。このあたりは常歩のままならかなり綺麗にできていると思う。次の段階は、これを柵ぎりぎりを通れるか、とか、になるのでしょうな。

    軽速歩

    次に軽速歩。なかなかうまく伝えられず、安澤先生の「ほれいけ」の連呼でなんとかスタート。それでも2〜3回、急ブレーキ気味に止まったかな。キャスト君も先週の、この人の指示はわかりにくい、を憶えているのかもしれません。

    あと、この馬場に別の馬と乗り手が入ってきたのも気が散るのかもしれない。その乗り手の後について行きがちでした。その方が安心するんでしょうね。

    その乗り手さんは気を遣ってくれて、わざと反対方向に回ったりしてくれるのですが、向かい側から彼らがやってくると、私も初めてなので怖いし、キャストがどんな動きをするか読めないので、つい及び腰になってしまい、それがキャストにも伝わるのか、彼も止まってしまうのです。

    しばらくその攻防が続いて、慣れてきてから軽速歩の練習もできるようになりました。

    立つ時に足を向こうへ踏ん張らずに、下で踵を降ろすように務めること、立つときよりも座る時に抱え込むだけに意識を向けること。先日、YouTube で私がよく見ている外国の乗馬レッスンを見ていると、Posting Trot (軽速歩)の際、ほとんど立っているように見えないんですよね。それくらい、ただ上に放り上げられているのに任せているだけ、なんだなあ。(とは理解できる。それと、できるのとは別問題)

    調馬索で駈歩

    それから調馬索で駈歩。前回のように全くコントロールが効かないのは練習にならないからね。私も安心。軽早足からだとなかなか駆け足にならない。やはり一度止まってからのスタートか、常歩からのスタートか。なぜかしらね。キャスト君の駈歩、かわいいんだよ。気持ちいいし。ぱからん、ぱからん!って感じ。お尻が浮かないように、鞍と密着、馬と一緒に。左回りでの練習。

    「右の手綱がきつすぎる」

    なるほど、だから左を引いても右も引かれるから、もうただ苦しいだけになっちゃうんだな。キャスト、ごめんね〜(涙涙)

    「左の手綱は引っ張り続けない。馬の首のリズムに合わせて、一緒に前後する。張り具合は同じで」

    なるほど。駆け足は首が前後する。なのにずっとぎっちり引っ張り続けたら左唇、削れちゃうよ。キャスト、ごめんね〜、先週はほんと、「もうやめて〜」と腹が立ってきて当然だったね。なのに、走り止めるよりも、「走ってやりゃいいんでしょ」と、走り続けようとしてくれて、本当にありがとう。

    できた!と言うわけではないけれども、練習になった。次週もまだまだ軽速歩も正反動もたくさん練習したい。

  • 乗馬 Day 45: アン5(2度目の1/4)

    乗馬 Day 45: アン5(2度目の1/4)

    2023年3月7日 火曜日、アン乗馬クラブへ。2度目の4回レッスンコースの1度目です。

    指導は安澤先生、パートナーはおなじみダンツキャスト君。

    前回、駈歩(かけあし)まで挑戦したので、今日も。

    カメラ大好きキャストくん。舌が出ちゃったよ。

    つま先を前に向けてまたがる。OK。

    常歩

    常歩スタート、OK。
    ・・・もっともこれはキャストくんが勝手にスタートしたのかも知れぬ・・・。いずれにせよ、最初の頃の何をしても動かないという状態からは変わった。ともかくGood。
    常歩のペースを少しずつ速めるようにやってみた。やっぱりこれもキャスト君にただエンジンがかかっただけのような気もする。

    軽速歩

    軽速歩で何周かする。
    立つ時、まだ足を前へ突っ張ってしまう。

    相模原乗馬クラブで習った、「踵を落としておくこと」をやろうとするとつい、突っ張ってしまう。

    足を前に突っ張るので鎧がどんどん土踏まずまで落ちてきてしまって、結果としてコントロールのできない鎧状態になる。これ、改善すべき点。ちゃんと足を下にプランとしたまま踵を落とすべし。

    軽速歩で座る時に馬のお腹を抱え込むようにするのは、だいぶつかめてきたよ。でもまだまだいろんなことがバラバラしている。

    1箇所に気をつけると、他のところがめためたになっているのではなかろうか。ただ、先生は今日は軽早足はよく乗れていると褒めてくださった。

    馬場を広く使っているので、最初の1、2周は、出入り口付近でいつものようにキャストは「はいここまで」と止まってしまうのだが、3周目くらいから軽速足のままカーブをとって回ることもできるようになった。
    そして、軽速歩をしながら、途中で「右手前斜め」で直線を進み(直線が結構うまくできた気がする)、そこから逆回りで軽速歩、もスピードにばらつきはあるものの、キャスト君を宥めすかしながらなんとか走ってもらうことができた。

    また、できるだけ手綱にしがみつかず、両肩をリラックスさせ、両手は鞍の前に置いている感じをめざした。少しずつ進歩はしているようだ。

    正反動

    正反動は馬場の半分だけでゆっくり回ってもらうようにする。
    キャスト君に左回りで正円を回ってもらうのだ。

    体を起こして鞍に吸い付くように座っていようと思うと脚は、ただぶらんとしてしまう。
    脚を使わないとキャスト君は止まってしまう。
    脚を使おうと思うといろんなことがバラバラになってしまう。

    まだうまくいかないな。たまに鞍にお尻がすいつくように乗れる瞬間もあるのだが、そのときは脚が使えていない。必死に手綱にしがみついている感じもある。

    駈歩

    そんなこんなで15分ほど経って、キャスト君も乗ってきたところで、今日も駈歩にも挑戦。

    一旦、ストップさせて一二歩手綱を引き締めて後退りさせてから、両脚トンでスタート。

    キャスト君、きちんと駈歩になってくれます。

    が、わりとスピードが出たので、先生がもっと手綱を左へ引いて円を小さく、と指示。すると今度はキャストはもうこれ以上小さな円は描けないでしょうというくらい小さな円で輪乗り状態。

    「右手を緩めて。右手が強すぎて左へ引く力とバランスがとれない」

    が、右手を緩めるとまたガンガン走り出してしまう。
    一旦ストップしようとしてもなかなか止まってくれない。
    この間、駈歩と速歩と常歩をむやみにいったりきたり。

    停止して常歩にしてもらおうと思っても、すぐ走り出す感じ。

    このクラブでは、ストップの後、馬を常歩にするのに手綱を緩めておくのだが(他のクラブでは速歩のときに手綱を緩めると言うところもあった。でも斯様な指示の違いは私の進歩具合にも依るのではないかと考えている)、キャスト君は、乗ってくると、緩めた手綱を持ち直そうものなら指示も待たずに「よっしゃ〜」と速歩になる君なので、気をつけてはいたのだ。

    今日はそれが駈歩につながってしまって、手綱を持ってもいない(一応持ってはいるがだらんと垂れたままでコントロールを効かしようがない)状態で駈歩が始まってしまったりして結構おろおろした。

    ハンサム君です

    馬のイラつきを感じたら無理しない

    ストップもできない、スタートも勝手に走り出してしまってこちらの指示ではない。これはもう私のコントロールできる状態じゃないな、と感じた。

    恐怖ではないけれど、これ以上乗っても今日はキャスト君はちょっとむしろどうしたらいいのかわからなくてイラついてしまっているのではないかしら、と。

    そこで先生に「今日はもう無理みたいです」と言った。
    まだ時間はわりと残っていたので、先生は申し訳なさそうに、そうですか?と、手綱を取ろうとなさるのだが、先生が手綱を取ろうとするのもキャスト君は嫌がって反抗した。それくらい気が立っていたキャスト君。ごめんな〜。私の指示がめちゃくちゃだから、混乱するわいな。はみもきつかったろうしね。

    なんとか手綱を取っていただいて、降りると、「じゃあ、僕が乗っておきますから、洗い場で連れて行かなくて良いです」と。

    なるほど、私の拙い指示で馬が混乱しているのを、調教師が乗ってもとに戻すのだな。

    安澤先生がお乗りになっても、先生が「おいおい、どうどう」と言わなくてはならないくらい反抗的で飛び上がりそうになる瞬間が何度もあった。

    キャスト君が白目で私を見ているのに気がついて、私が馬場内にいるのが気に食わないのかも知れない、と思い、馬場の柵から出ると、少し落ち着いたようだ。よほど私にイラついていたらしい。とほほ。

    キャスト君に叱られる

    洗い場に戻ったキャスト君を拭いてあげようとした時、キャスト君は正面から首を高く上げて私を睥睨し、それから大きく鼻息を私に向かって「ふんが〜っ」とかけた。

    おいおい、鼻水!! 

    キャスト君に「おめー、もっとちゃんとしろよー、わっけわかんなかったぞ」と言われたのでした。叱られた・・・。

    その鼻水噴射のあとはおとなしく顔からいつものように拭かせてくれてのんびりした顔に戻りました。やれやれ。馬の体を拭くのは気持ちいい。暖かくてムチムチしていて。どうぶつだいすき

    左後ろ足で 休め のポーズが得意
    つるは高いヘイの上でお昼寝。おとなりの馬たちにもポーズをとってもらった
  • 乗馬 Day 44: アン 4/4

    乗馬 Day 44: アン 4/4

    2023年2月28日火曜日、アン乗馬クラブへ

    指導は安澤先生、パートナーは3回目となるダンツキャスト君。明らかに私を憶えている顔をしている。

    乗馬ポイント:乗り込んでからの初心者あれこれ

    馬場へ引き出し、乗り込む。
    つま先を前へ向けて乗り込むのもだいぶスムーズになってきた。
    が、馬はまだ先生が押さえてくれている状態で乗ります。
    まだ一人では乗り込めないのだ。それだけ危ないってことなんだろうね、乗り込み・降りる時は。

    今日も馬場全体を使います。
    常歩からスタート。
    踵で馬の歩調に合わせて交互にとん、とん、としながら進む。

    日の出乗馬クラブで習った「体の軸の真下」とか、「馬をお腹で挟まない」とか、相模原乗馬クラブで習った「常に踵を前へ向けておく」とか、いろいろなことが役に立っている。

    たまに視線が馬のたてがみ近辺に落ちているのに気づき、行き先へ向ける。
    俳優訓練と同じ。

    行き先へ視線を向けると自然とそちらへいく。これは日の出でも伊勢原でも習った。仕組みはよくわかる。眼球のわずかな重心の変化が背骨全体から坐骨に伝わり、馬の背骨が方向を変えるのだ。あるいは、人間の肩が微妙にそちらに捩れるのでそれが馬銜に伝わるのか。

    はたまた、柵があるから勝手に曲がるのか・・・(笑)。

    今日は両肩もよく落ちていて、自分でもリラックスできているのがわかる。

    常歩のペースを少し上げたいな、と思えて、踵のリズムを少しアップしてみる。なかなかうまくいかないが、しばらくするとキャスト君自身がその気になってきたのか、ペースが上がる。

    乗馬ポイント:軽速歩の出し方と進め方

    先生「速歩いきましょう」

    速歩は、手綱を(締めて)張ってから、両足いっぺんにトン。

    先生「そしてお尻で促す」


    それでも始まりは、先生の「ほいほい」がないとなかなか動き出さないキャスト君。大きく1周すると出入り口付近で止まりそうになるので、負けずに促す。一旦速歩をやり始めると、もう次の時にはすぐに速歩になってくれるのだが、それが癖だからであって、別に私の言うことを聞いているわけでもないような気もする。

    軽速歩で進みます。
    視線は進行方向。
    両腕たらん。
    両肩たらん。
    背骨アップ。
    坐骨ダウン。
    うなじ長く。
    俳優訓練と同じ。

    まだ「立つ」ことにがんばってしまっている。
    「立つ」ときに鎧を前方へ踏みしめてしまう=馬に止まれの合図を出してしまっているのではないか。放り上げられる感覚を楽しめるようになればいいのだろうとは思う。

    今日の成長は、お尻が鞍に落ちてきた時にちゃんと両脚で馬のお腹を挟めるようになったこと!
    これで馬に進み続ける合図を出していることになる。

    出入り口付近ではキャスト君は止まりたがるんだが、なんとかぐずぐずでも止めずに進ませることができるようにもなった。

    先生「じゃあ駈歩(かけあし)しようか」

    はぁ?無理すぎね?

    「か、駈歩ですかっ!やったことありません。大丈夫でしょうか。それに、正反動がうまくできるようになったら駈歩っておっしゃっていましたよね」

    先生「大丈夫でしょう」

    ま、まじか・・・


    先生「円は小さく使いますからな。常に左を向いた状態で。右が苦手なんで。」


    なるほど、馬の首が胴体に対して前方に向かっていると一気に駆け出してしまうのだな。車と同じだ。円を描くつもりになるとスピードは出せない。とりあえず、鞍ホルダーには掴まっておく。

    乗馬ポイント:駈歩の出し方

    先生「停止したところから始めます。停止。それから手綱をしっかり引いて、体重をずっと後ろへ倒す。馬が後退りしますから。一歩、二歩、三歩、四歩。そしたら両足でトン!そしてお尻で促す」

    は、走った〜!! これが駈歩! 

    馬っぽい!! 

    てか、映画で見る馬乗り! 

    馬が走ってる! それに乗ってる!!! そして気持ちが良い!! 

    最初は先生の「ほい行け!」が必要でしたが、3回目くらいから、スタートできるようになりました。

    なんというか・・・軽速歩や正反動よりずっと簡単でスムーズで気持ちがいい。なんで? 

    たしかにまだ鞍ホルダーの右手は掴まっていますが、左手は手綱だけで、左向きの方向指示を出せている! 

    お尻が馬と一緒に前へ向かい、一瞬戻った時に右脚でトンする。

    これで馬の後ろ右脚を前へ送り続けるわけだな。
    左回りだから合図は右脚。

    そしてキャスト君、駈歩が大好きらしく、少し休むんだけど、すぐに「はいっ、いきまっせ」と言わんばかりにとっとと走り出す。手綱を締める間もなくグイグイ走り出すのです。風は強いけどお天気はいいし、走りたくなっちゃったのね。

    そろそろこの辺にしましょうか、となっても、すぐに走り出してしまうので、もう1周。

    あ〜楽しかった! 

    常歩でクールダウンしますか?と尋ねると、今日は走り出してしまいそうだからもう引き上げましょう、とのこと。ふむふむ、確かに。

    乗馬ポイント:お世話。体を拭く時、気をつけていること

    洗蹄場で濡れタオルでキャスト君を拭きあげます。
    暖かい濡れタオルを持っていくと、こちらへ顔をグーっと下げてきて、鼻梁を拭いて〜とやってくるのが可愛い。

    前回、耳を拭いたら、そのあとで首を持ち上げてしまってこっちを見下ろすので、嫌いなんだなと思い、今日は耳は無し。でも左の顎の下まで拭いたらまた頭を上げてしまった。なんで? 

    そのまま首から背中を拭いていきます。
    あたたかくてむっちりしていて気持ちがいい。

    濡れタオルを絞り直して、正面に戻るとやっと顔の右側を拭かせてくれたので、そのまま右側面を拭きます。

    濡れタオルを絞り直して、次は脚。

    私がこれをやるからね、とキャスト君に見えるように、いちいち顔の前まで行って、体に触りながら脚元へしゃがみます。

    慣れている人や、普段世話をしている人なら、いちいちしないことかもしれないけれど、馬の気持ちになると、突然ぐいぐい触られるのはびっくりするし、この人は次にこれをするんだな、というのがいちいちわかると落ち着いて任せてくれるのではないかと、想像して、そうしました。

    そして後ろ脚の時は決して後ろ脚の向こう側へ身を乗り出しません。
    面倒でも正面から反対側へ回ります。

    終わったら記念写真を撮るために車に戻る際、ブーツの左底が剥がれてしまったのに気がつきました。あちゃー。

    履き替えている間にキャスト君は馬房へ戻っています。

    この馬房には自動給水機があって、馬たちは好きなだけ新鮮な水を飲めるのだ。すごい!

    キャスト君が首を突っ込んでいるところに水飲み用のカップがある


    お水を飲み終えたキャスト君はすぐにカメラに寄ってきます。iPhone大好き。写真に撮られるのが大好き。横白目が面白すぎます。

    ちゃんとフレームに入ってる、俺? 
    白目〜

    これで4回のレッスンが終わりました。これを続けられるのか安澤先生に尋ねると、2セットまで大丈夫とのこと。それからあとは会員になるかどうか、となります。なので3月ももう1セット、4回コースをやらせていただくことにしました。

    「会員になるとどう違うんですか?」

    先生「練習時間が45分になるね」

    「ひえ〜、30分でもクタクタなのに!」

    あと、ブーツの修理が間に合わないので、次はゴム長靴でもいいですか、と尋ねると、快く「いいですよ〜」。ありがたや。

    初回から2回目と狂ったように吠えまくっていたビーグリー。

    3回目にはちょっと遠慮がちな吠え方になり、今日は一度も吠えなかった! 
    しかも私が近くでしゃがむと背中を見せて座ったのだ!! 
    が、撫でようとしたら振り返って、ちょっと怯えて向こうの干し草の山の上に登ってしまってもう降りてこなかった。

    首輪に「つる」と書いてある。つるだったのか!

  • 乗馬 Day 43: アン 3/4

    2023年2月21日の火曜日、アン乗馬クラブへ。

    指導は安澤先生。パートナーは前回乗らせてもらったダンツキャスト君。私を憶えているかな? 今日も呑気で気立てが良さそうな感じの顔をしています。

    ハミ近くの手綱を取って馬場へ。

    A先生「前を歩いてね、踏まれないように」


    なるほど。


    今日の馬場は誰もいなくて、広く全面を使うようです。
    これまでは、半分の大きさでした。

    まずは常歩で2周します。キャストくんはのんびりで、全然スピードをあげてくれません。もうちょい速くなってほしいなあ、とお尻で送ったりしますが、全く効きません。


    2周すると、先生が拍車をつけてくださり、拍車で速歩を出す練習です。

    全然ダメです。


    先生がキャストくんのお尻をペチペチ叩いて「ほらいけ、そらいけ」と掛け声をかけてもダメです。


    ごめんなさいね〜。私のおっかなびっくりの心が伝わってしまっているんだと思う。


    安澤先生は、鞭を持ってきました。

    「ちょちょいっとね」


    それでなんとかやっと速歩になってくれまして、軽速歩の練習。今日は割とスムーズにできました。過去2回、調馬索に頼っていたので、ほんの少し恐怖心が生まれましたが、前を向き、しゃがんだ時に馬を抱え込む、ことができるだけのゆとりが生まれていました! びっくり。少しずつだけど進歩を感じる。

    今回の進歩は、まずこれ! 
    しゃがんだ時に馬体を抱え込む。
    これが「まったくわからない」から「こんな感じかな」へ進歩しました。

    左回りはなんとか。でも右回りはまだまだです。


    そしてキャストくん、入り口近くで「はい、ここまで」と自らストップをかけてくる。いや〜、まだまだ私が指示を出しているというよりも、「ここは速歩ですよね。この辺まででオーライ」とキャストくんの気持ちで「乗せていただいている」感満載です。

    10分ほど軽速歩をした後は、正反動へ。調馬索なしの正反動です! 

    鞍前についているホルダーに捕まります。

    が、方向を指示するために、左手は離し、手綱で指示します。

    左手に鞭を持っているので、それがひらひらするためか、キャストくん、ぐいぐい飛ばしてきます。

    わお!これまでの速歩の中で、最速かもしれぬ。

    恐怖心を感じるたびに、「落ち着け。怖くない。大丈夫」とこころにつぶやき、お尻が鞍と密着するように「人馬一体。馬のお尻の動きと一体化する」と感じてみた。すると、なんとなくうまく行く。上手くいく。馬く行く。笑。


    今回の進歩は、

    ・左手をホルダーから離すことができた

    ・その手で方向を指示することができた

    ・速歩のまま、カーブすることができた。

    ・馬が止まりたいところで、進ませることができた。

    ・踵で弾みを抜く、ということがどういうことなのか、少し試してみるゆとりができた。(もちろん、しかし、まだ全くわからぬ)

    です。


    最後に、常歩のまま、ゆっくり2周。キャストくんは手綱を張ると走るように調教されているらしく、ゆっくりの時は、手綱ぷらん、です。そういえば、映画なんかでも、ゆっくりの時は手綱ぷらん、ですよね。手綱が緩いといくらでも走れるから絞っておくほうがいい、という考え方と、手綱ぷらん、のほうがのんびり歩く説と、両方あるようですね。馬場馬術では馬の首を立てておくと点数が高いのです。つまり、馬の首を立てておきながらなおかつ速さをコントロールするのは難しいから、なのでしょうね。

    ところで今日の最高の学びはこの最後の常歩にありました。

    鞍に吸い付くように骨盤が前傾と後傾を繰り返す。

    これはこれまでの先生方の乗り方や、君管で観てきて、「きっとそうなんだろうな」と思いつつ、自分では全くできなかったところです。

    それが、今日、最後の常歩のときに、わお、骨盤が馬と一緒に動いている!というのがはっきり感じられました!!!

    めちゃくちゃ嬉しいです。

    30分は短いようだけれど、ひたすら速歩をれんしゅうすると、私には十分な長さです。


    終わってから、馬体を拭きあげて、馬着を着せて、糞を集める、という、これまた3種類、初めてのことをやりました。


    馬体を拭くのに、まず頭から始めました。

    キャストくんは、「お願いしまーす」という感じで頭を低くしてこちらへ寄せてきて、可愛かった。

    なのに、左耳を拭いたら「ちょっと、あなた、耳を拭きましたね!」と憤慨して首を上げてこちらをみるのです。

    そして右耳は決して拭かせてくれませんでした。

    「耳を拭かれた!」の顔が面白すぎる。可愛い。

    それから、鞍が乗っていた部分から全体、それから脚。今回は、ちゃんと蹴られない方向へ移動しながら拭きました。

    それからGoPro で記念撮影ですが、どうやら、目の前に置いてある人参がご所望のようで、でも安澤先生はいないし、勝手に人参をあげてはダメだろうと思うし・・・。キャストくんは、明らかに「にんじんをね、くださいよ」と私の袖を噛もうとします。


    と、そこへ安澤先生が、敷き藁を運び込むトラクターを運転してやってきました。人参をあげてもいいか尋ねようとした矢先、

    「そのばしゃくをおねがい」

    は?バシャク?柄杓ひしゃく? 

    「そこにかけてある、それ」

    え?なにバシャクってなに?

     どうやら、馬にかける着衣のことのようです。

    「初めてなので、何がどうなっているのかわかりません」
    「右手に今持っている部分を首にかけて、そうそう」

    あ、なるほど、ロゴが横に来るようにね。

    これが「馬着ばちゃく」。ばしゃく ではなかった。

    で、これを着せている間にキャストくんはリラックスしたのか糞をしまして、これは先週、先輩ライダーが片付けているのを見ていたので、その通りにしました。そしてめでたく人参も上げて、今日はおしまい。

    ありがとうございました。

    どれも二重顎なのが気になる三輪えり花です。