気持ちと心と感性

【Action 目的】

「気持ちと心日記」をつける。

【How 方法】

感性日記と同じノートでも良い。
が、感性と心とを分けるつもりで。

【Live Interaction】

感性と心は、違います。

感性は、
何かを見たり聞いたりして
「いいなあ」「すごいなあ」「物悲しい」「諸行無常」
などと感じること。
対象は自然や芸術と言えるでしょう。

英語で言うと、sense (察知する)
なので、あくまでも
「何か刺激を受け取っている・感じる」
ことにフォーカスされます。

詳しく言葉にしなくてもいい。
むしろ言葉という理性に置き換えられないものです。
(それを日記につけろと言うのですから、私も厳しいことを言いますね)

一方、「気持ちと心」は、
あなたが今、どんな気持ちでいるか、
です。

どんな心持でいるか。

たとえば、私が自分の『感性日記』に

「今日の青空は清々しかった。抜けるようだった。もくもくした雲の白さが際立って、しっかりした実態があるようだった。あの上なら、乗れそうだ」

と書くとしたら、

私の『気持ちと心日記』には、

「今日は朝起きるのが辛かった。おかげでなんだか1日だるい感じだ。道ですれ違う人たちの視線が重苦しく感じられて、仕事場の照明もいつもより暗い感じがした。コーヒーは苦かった」

などと書きます。

わかります?

どちらも演技表現にめちゃくちゃ使えるんですよ。
でも、異なるんです。

最初のうちは違いがつけられずに、両方の日記に同じことを書いてしまうかもしれません。一緒になってしまうなら、それでもいい。そんなことで悩まないでね。そのうちに、わかってきます。


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