絵と対話する

今日は、とても大切なエクササイズです。
時間がかかります。
けれど、感性を高めるためにとても役に立ちます。

このエクササイズを繰り返すことで、感性がどんどん磨かれていきます。
やってみましょう。

【Action 目的】
絵を眺める

【How 方法】
美術館に行き、好みの絵を1枚だけ選び、眺めましょう。

【Live Interaction】
絵を眺める時間をたっぷりとります。

このエクササイズばかりは、ネットにあるものではなく、実物を観ることをお勧めします。
美術館に行けなければ、市役所のメインホールにかかっている絵でもいいのです。あれはなかなかの有名人や地元出身の名士が描くものですから。

とにかく、生の絵を眺めます。

どうやって眺めるのか、ですって?

眺めるとき、
ぼんやり眺める受身的な方法と、
これはなんの意味だろう、何を意味しようとしたのだろう、と積極的な方法とがあります。

どちらでもいいです。

ただ、そうですね・・・

最初のうちは、あまり前のめりにならず、ぼんやり眺めて、次第に想像力が働いてくるのを待ちましょう。

それからその後で、これは何を意味しようとしているのか、いろいろ考え始めるといいです。

美術館に行くと、いろいろ解説が書いてあります。
解説は知識を増やすことで、より楽しめるようになるものです。

が、知識を追うことで逆に、他人の評価を元に、他人の視線で眺めることにもなってしまいます。

そもそも美術館に置いてある時点で、既に「誰かによって良いものと判定されている」わけですが、

だったら尚更、まずは解説なしで、その絵と向き合う。

眺める。感じる。

そして自分で意味を見つけようとする。

それから解説を読んで、その目でまた見てみようとする。

最後に、自分ならどんなふうにその絵を紹介するかを考えながら、その絵の気に入ったところを自分の言葉にしてみましょう。

黒島(石垣島から船で行く孤島)で発見したシャコガイ。かっこいいです。美術館の絵とはなんの関係もありませんが。


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