心理的大掃除をして身を清めると
冬至は太陽が地上にいる時間が最も短くなる日。
太陽と地球の関係なので、年によって微妙にずれるのです。
2019年の冬至は12月22日の日曜日。
冬至とクリスマスの深い関係
冬至とクリスマスも深い関係があるんですよ。
実はイエスが生まれたのが12月25日であるという記述は、聖書のどこにも書かれていません。
イエスの誕生日が12月25日とされたのは、ずっと後のことなのです。
では、なぜ12月25日に設定されたのでしょう?
イエス・キリストの本質を考えてみるとわかります。
イエスは、一度死んで再び蘇ることで、神と同体であることを証明した宗教家です。
一度死んで再び蘇る。
キリスト教が布教されていったヨーロッパ大陸方面では昔、冬至の頃に、太陽が一度死んで再び蘇ることを祝う一番大事なお祭りをしていました。
日本と同様、原始アニミズム的な太陽信仰です。
そこへキリスト教を持ち込もうとしたローマ教会は、一度死んで再び蘇る太陽をイエス・キリストに擬え、冬至の頃にイエス・キリストの誕生日を設定したのでした。ちゃんちゃん。
思考の展開でわかること
ひとつ自慢させていただくと、たしかカナダに留学していた頃に大々的にクリスマスを祝うローマ・カトリックの家庭でクリスマスを過ごした私は、クリスマスと冬至の関係についてふと、古代ヨーロッパの太陽信仰を改宗させるためではないかと考えました。
そのあとでいろいろ調べていくと、
じゃーん!
わたしの推察通りと学者さんたちの間で考えられていることがわかりました。
ものごとを結びつけて考える。
人間は物事に対してどんな行動を取るものなのかという基本的な本質(ヒューマン・ネイチャー)を使う。
想像力を働かせていく。
それが、「研究」つまり思考を展開させていくことなのだな、と納得して、それが今でもわたしの演出や演技、作品作りに繋がっています。
はい、自慢終わり。
冬至の太陽は再生の証
というわけで、冬至で登った太陽は、太陽の最後の働き。
冬至で沈む太陽は、太陽の御臨終。
(夕陽を絶対に見ておきたいですね!)
その晩は太陽の死を悲しみ、これまでの働きと恵に深く感謝し、これまでの活動をしのぶのです。
大事なのは、真夜中を超えたら、これまでの反省よりも、これからのことに意識を集中することです。
新しい太陽にどんな思いを向けるか、です。
そして夜明けという、太陽の新しい誕生を待つのです。
こんなふうに冬至を過ごしましょう。
冬至のパワーの恩恵を受けるには
ですから、当日あたふたしないように、12月21日までにきちんと心身整理をしておくのが大事です。
まずは物理的整理。
いわゆる大掃除です。
寒い時期ですし、晴れている日には外回りも含め、この5年間使わなかったものを手放しましょう。
同時に進行して欲しいのが、心理的整理です。
心にわだかまっている思いの中から、自分を苦しめるものを手放しましょう。
とくに、あなたの成長を妨げるような言動をとる人たちを手放します。
成長とは、現状を飛び出していくこと。
次の太陽の誕生と共に、ここでぐいっと成長していきましょう!
【今日の遊び心】
心理の大掃除を楽しもう
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