演劇の台本のことを戯曲と言います。
英語圏の戯曲は日本人にも馴染みやすく、たくさん良い作品があります。
が、それを翻訳する人が少ないのが難点です。
私は、し理事をやっている国際演劇協会で、英連邦部会というものに参加しており、そこで戯曲翻訳・通訳養成講座を開いています。
大量生産はせず、丁寧に育てています。
すでに2名の、いますぐにでも活動できる翻訳者を輩出しましたが、また一人、新たに誕生しました。
戯曲翻訳の心得は、
Good morning を、「良い朝」とは訳さないよね?
です。
話し言葉に馴染む言い回しを追求していくので、英文ガチガチの辞書訳語ではありません。
そこに個性が出、キャラクターが生まれます。
また、英文戯曲が少しでも翻訳者の観点から読めるようになると、演技のヒントにもなりますので、俳優さんにもとても役に立ちます。
この講座は、また晩秋から初冬にかけて、開講しますので、興味のある方は私のメールをチェックしていてくださいね。
本日の『ヴェニスの商人』からは
“Now make your choice.”
「さ、お選びください」
【今日のライブインタラクション】
何を選びますか?
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