ELICA's IKI

カテゴリー: 文化と教養

文化芸術に関する知識と教養

  • シェイクスピア時代の照明?

    シェイクスピア時代の照明?

    舞台に照明はつきもの。

    照明が変化することで、場面の雰囲気がわかり、観客の気分も変化します。

    けれど、シェイクスピアの時代、電気の照明はなかったので、

    劇場は明るいまま。

    どうやって、場面の雰囲気や様子を作り出したのでしょう?

    『ヴェニスの商人』の悪役シャイロックの娘

    ユダヤ人のジェシカは、

    運河沿いの窓辺に恋人がやってきたとき、

    “I’m glad ’tis night, you do not look on me,”

    「夜で良かった、あなたに見られなくて済むもの」

    と言います。

    そう、彼女が「夜」と言ったことで、お客は「あ、夜なのね」と納得して場面を受け入れました。

    言葉には、相手の想像力を動かす力があるのです。

    【今日のライブインタラクション】

    相手の想像力を動かす言葉を使おうとしてみよう

    広島の夜
  • 夏至がやってきた!

    2018年6月21日。夏至です。北半球では正確には19:07。

    Midsummer です。

    私は天体の動きが好きです。
    天体の動きと一緒に活動していると、自分がとても自然に変化できる気がする。

    1年でも大事にしている天体の動きは、2月の節分、春分、夏至、秋分、冬至。

    夏至は、英語でMidsummer.
    1年で最も夜が短いこの晩は、妖精達が踊り回り、人間の命の営みを応援してくれます。

    パートナーがいるかたは、蝋燭を灯して心温まる夜を過ごしてくださいね。
    パートナーがいないかたは、ご家族のことを思い、そしてこれからの人生で大事になるであろう、まだ見ぬ人たちのことに、ワクワクする思いを馳せましょう。

    冬至に向かう6ヶ月間をどのように過ごしたいか、どんな夢を叶えたいか、ゴールデンサイクルカードを作ってみることをお勧めします。

    ゴールデンサイクルカードの作り方動画はこちら

    動画は全部で14本あります。
    どれも短いので、少しずつ見て、作ってみてくださいね。

    ちなみに、この動画はこの夏至の時期だけの特別公開です。
    夏至のあとは、トップページ以外は、1週間以内に非公開に戻しますので注意してくださいね。

    一緒に夢を叶えていきましょう!

    【今日のライブインタラクション】
    自分の夢を応援しよう
  • Secret History of Shakespeare シェイクスピアは世界史の真っ只中にいた!

    シェイクスピア遊び語り第13弾『空騒ぎ』の、6月に公演が終わりましたが、そのリハーサルの際に出演者とスタッフに送ったメールを特別にシェアしちゃいます。

    Hi, guys and dolls, this is ELICA MIWA.
    I want to share you my discovery on Shakespeare’s Much Ado About Nothing.

    空騒ぎの皆さん、

    ただいまスライド作成中。

    The setting of Much Ado is Messina, Italy.
    And one of the main characters is from Aragon (basically Spain).
    I was wondering why Spanish general and other Italian army gathered there, as “coming back from war”.

    改めて、戯曲の舞台となっているメッシーナについて調べていたところ、スペインとメッシーナの密接な関係を発見。

    And I found a real history on the matter!
    History is wonderful.
    I love history.

    歴史おもしろすぎて、遊び語り歴史編を作りたくてたまらない、歴史大好き三輪えり花です。とりあえずここでシェア。

    Have you heard of Battle of Lepanto, the battle between Ottoman Empire (basically Turkey) and Christian world?
    It happened on 7th October, 1571.

    大学受験で世界史専攻した人なら聞いたことがある、オスマントルコ帝国との戦、レパントの海戦。

    これが1571年10月7日です。

    The Pope called for Christian nations to form the Holy League against Ottoman Empire, and finally Spain joined.

    対オスマントルコ戦をローマ教皇が呼びかけて、スペインも重い腰を上げて賛同し、カトリック諸国連合軍「神聖同盟」ができました。

    And, where Holy League first gathered was Messina!
    The gathering was in September 1571.

    この神聖同盟が連合艦隊を集結させた最初の集合場所が、なんとメッシーナだったのです!!!

    この神聖同盟大集結が1571年9月のこと。

    Spanish leader was the younger brother of Philip II, named Don Juan!

    Yes, Much Ado’s Spanish leader’s name is Don Pedro (quite close to Philip do you think? well…), and his younger brother’s name is Don John (now, that’s similar).

    スペインの指揮は、フェリペ2世の弟、ドン・ファン(!)

    (お芝居『空騒ぎ』は、スペインの王子ドン・ペドロが、他のイタリア貴族達とメッシーナに到着するところから始まる)

    For Ottoman side was not eager to fight, besides Al Pasha the leader died at the beginning, the battle lasted only 90 minutes.
    The Holy League won and lost little lives, as is said in Much Ado.

    LEONATO:  How many gentlemen have you lost in this acton?
    MESSENGER:  But few of any sort, and none of name.”

    オスマン側はそもそも士気が低く、司令官のアル・パシャが早々と死亡したこともあり、戦闘はわずか1時間半だったそうで、カトリック同盟側の損害は軽微だったとか。

    (シェイクスピアの『空騒ぎ』の台詞の中に、「我が連合軍はほとんど打撃を受けず」という報告がなされる箇所があります)

    After this very battle, the power of Christian nations got very strong in the Mediterranean, which means it was victorious and changed the tide of the history.

    この時以来、地中海のキリスト教勢力が一気に高まったという、ヨーロッパ人にとっては、ものすごい勝利だったようです。

     

    In this battle, Miguel de Cervantes, the writer of Man of La Mancha also joined.

    ちなみに『ドン・キホーテ』の作者ミゲル・デ・セルバンテスも参戦してたよー。

     

    Shakesperare was born in 1564, which makes him hear the news of victory of Lepanto when he was seven years old.
    That made him write Much Ado.

    シェイクスピアの生年は1564年。

    7歳の時に聞いたこのニュースが彼に『空騒ぎ』を書かせたんですね。

    History is so interesting, when you see the dots and connections.

    うーむ、面白い!

    またおもしろ情報、発見したら、シェアしまーす。

    Laugh, Love, Live!
    That’s Live Interaction.
    三輪えり花