春の嵐に悩まされる今年。
事故や災害に皆様が遭遇なさっていないことを祈るばかりです。
さて、三輪えり花の使命のひとつに、シェイクスピアの魅力をわかりやすく伝える、というのがあります。
今年もやります。
シェイクスピア遊び語り。
第14弾は、シェイクスピア四大悲劇のひとつ、
『オセロー』
遊びたい語りは、せりふや登場人物の由来や行動の意味などを間に入れていく、まさに立体教養イベント。
そのため、私は原作の原文と睨めっこしながら、どんな解説を入れようかなぁと考えるわけですが・・・
これがね、いやはや、四大悲劇と言われるわりにはなかなか上演されないわけがわかりました。
登場人物全員が極めてセクシーでオーラがある必要がある!
のです。
しかし、オーラって、出そうと思って出せるものなんでしょうか?
答は、イエス&ノー
最近、オーラのある人といえば、第一がフィギュアスケーターの羽生結弦さんだと思います。
あれは、世界一だぞという実績が心理として現れたものです。
あれができるようになるには、その心理、精神状態になる必要があります。
ということは、それができない限り、筋肉をそのように動かしても、表現とは無縁の、機械の体操のようになってしまうでしょう。
ですから、ノー。
一方で、かれの腕の使い方や首の使い方、あれができると、相当、オーラがあるように感じられると思います。
となると、オーラがあるように見せるのは、筋肉や息の使い方次第と言えます。
なので、オーラを出すことはできる、イエス。
オーラは、自分の存在そのもののエネルギーです。
自分は注目を浴びて良い存在である、とセルフイメージしてください。
オーラはセルフイメージで決まる、といっても過言ではありません。
自分がここにいることをお客様と喜びを持ってシェアしたい、
そんな気持ちが羽生選手からも感じられます。
私たち実演表現者は、あらゆる人になれなくてはいけません。
オセロー組も、存在感と色気のあるオーラを目指してがんばります。
【今日のライブインタラクション】
羽生結弦選手の平昌五輪閉会式の登場を動画で観てみよう
コメントを残す