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タグ: 薄茶

  • 茶道奮闘記 28 風炉の丸卓

    茶道奮闘記 28 風炉の丸卓

    麗扇会へお茶と着付けのお稽古へ。

    早く着付けをモノにして、書道に戻りたいから、がんばるのだ。

    着付けは、半幅帯の貝の口がスムーズに結えるようになりました!

    衣紋の抜き方もオシャレな感じです。

    しかし!

    まだ背中心がズレるので、これは練習です。わは姿勢が良いと思い込んでいたけれど、実は、左にずれているので、ただいま、姿勢ごと直し中!

    お茶は、薄茶の丸卓(まるじょく)。

    冬の炉のときに一度やっていたので、入り飾りや、とんぼ飾りなど、思い出しました。

    水入れの蓋の作法がややぐずぐず。

    帛紗の扱いは、M先生が厳しく教えてくださいます。く〜。

    このあと、夏はしばらく来られないので、また一からやり直しですわ、きっと。

  • 茶道奮闘記 24 お薄の杉棚

    茶道奮闘記 24 お薄の杉棚

    2024年4月12日、久しぶりのお茶のお稽古。

    着付けもやりました。

    長襦袢の衣紋(えもん)抜きが着こなしのカナメなのだな。

    左手で中心線を引くとどうも左に寄ってしまう。右手でやってもなかなかむずかしい。練習。

    お茶は、薄茶杉棚のお稽古。

    M先生のご指導で、帛紗の畳みかた、柄杓の持ち方、茶杓の持ち方など「美しさ」をかなり練習しました。以下、記憶メモ。間違っていることもあると思うので、決して信じたり真似したりしないでください。

    ・指は揃える。

    ・茶杓を膝にて持つときは、ジャンけんぐーで握った4本指の上を親指が蓋をするような感じで載せる。親指にちからを入れると茶杓が上を向いてしまうので、軽く。

    ・茶杓拝見のために茶碗から取ってくるりとひっくり返す必要があるときは、両脇からつまむとすんなりひっくり返せる。

    ・柄杓は、お湯を汲むときは、人差し指と中指ではさむ、親指を下から潜らせる。そうすれば手首が勝手に回転してその流れで湯を汲める。お水を汲むときは、上から手をかぶせて取り上げ、体の正面に持ってきてから、左手を添えて柄杓を返し、指をそろえたVですべらせてはさむ。これらはもちろん、最初からずっと習っているが、今回は文字で書く以上に細かく「美しさ」を教わった。

    ・蓋置を茶碗から炉の角へ置く際、柄杓の手前で一旦、正面を確かめる。

    今日の新しいこと

    ・蓋置が陶器でした。よって、最後に飾る際、横から持って、右手の小指が先に台に触れるようにすることで、カツンと当たるのを避ける。

    ・お茶室では、どこにお客様がいるのかが大事。最初のご挨拶「お薄を差し上げます」から、お客様から遠い方にお茶碗セットを置く。回転するときも、お客様に遠い方向へ足をかける。

    ・炉の内隅狙いで正客方面斜めに座すのだが、その際、遠すぎると、水の壺の蓋に手が届かないからね。

    ・で、お道具の正面や、茶杓などの角度は、自分に対して直角並行。なんて言ったらいいの?自分が底辺で、その底辺から前方直角に線を引く、その線上が正面な感じ。

    杉棚の特徴

    杉棚には、左に引っ掛け棒があり、お片づけで飾る際、柄杓はそこにかける。(もちろん、天板に飾る方法もある)

    では、中の板があるので、水を継ぎ足せない。

    柄杓を飾り、蓋置も飾ってから、みずさしを運び込む(だよね?)のだが、それを運んだら、蓋置を一旦、畳へ出し、それから杉の棚板を親指で向こうへ押して、水指を勝たむ受ける空間を作る。水を差したら、棚板を元へ引き戻す。蓋置も戻す。棗を飾っておしまい。のはず。

    これから本業演劇イベントが続くので、しばらくまたお休みかなあ。

  • 茶道奮闘記 15: 麗扇会茶会

    茶道奮闘記 15: 麗扇会茶会

    今日は麗扇会の弟子として、初めてのお茶会です。
    市ヶ谷の書斎に前の晩から泊まり込み、6時15分起床、イタグレ子犬 Athena の世話をし、髪の毛とメイクを済ませて0740に出発し、麗扇会教室で着付けをしていただきます。着付けの先生はH先生。
    和服は、麗扇先生のものをお借りします。ありがたや〜。
    白地に墨紋様の着物と黒地の帯。持参した草履はピンク。

    数名でタクシーにて高田馬場の茶道会館へ向かう。一方通行の幅しかないのに対面になっている恐ろしい一角を抜けると、嘘のような茶室集落が!

    麗扇会の方々は本当に親切で、何もわからない私と一緒に茶室を回ってくださった。

    立礼

    「リュウレイ」から伺います。
    これは「立礼」。椅子とテーブルでお茶を楽しむ、西洋人にも可能なお茶。そのため、面白くイベントで飾ることができるみたい。

    今日はハロウィン仕様で、建水がハロウィンカボチャだし、煙草盆にはハロウィンキャンドルが。水差しはアメリカ製の陶器とのことだけど、茶色の巨大なキノコ紋様で、面白かった。

    「楽しんでますか?」と先生にも聞かれ「緊張しています」と答えるが、そもそも緊張とは無縁なのだが、enjoy というよりも interesting という西洋人感覚です。「お先に」のタイミングとかお茶碗を向きを変えてお返しするとか、混乱したりどっち?となる。

    濃茶

    次は濃茶。初めての体験。掛け軸と生花と香入れを拝見。生花は木通(あけび)が巨大なニョキっとした形のものに活けてある。掛け軸は金閣寺の掛け軸の完全コピーを100枚(?)だけ作ったものを分けてもらったものだそうで。こうした内輪の会にしか出さないんですって。貴重!

    そして風炉などのセッティングも拝見。
    茶器は、萩焼きで、韓国の人間国宝が作ったんですって。銘は「鹿背 カセイ」といって、なんかピンクのポツポツが浮き出ているのを鹿の背中のポツポツに見立てたようだ。お茶碗が3種類、主客・次客・三客のものが「清められて」からこちらにまで回されてきた。「お先に」と左の人に言って拝見する。お茶碗にお辞儀して拝見して、最後にお茶碗にお辞儀する、まるで「これお別れ」と言うかのように。一期一会。

    薄茶

    最後が「薄茶」。一昨日とその前の週と、二回やってみた「吉野棚」。一昨日はすだれだったのに、今日は障子になっていた。

    お点前を拝見したいと思っていたのだが、その間、「主人」が来て、御道具の説明を始める。

    水差しは「ムビョウ」。これは「六つの瓢箪」がデザインされている(本体、両耳、そして持ち手に三つ)、それを「ムビョウ」と呼び、「無病息災」とかけて、コロナ禍の今、これがいいね、と選んだとか。
    棗は黒地に酢漿(かたばみ)の葉(?)が金と赤で華やかに塗られている豪華なもの。
    茶杓も塗りで珍しい。
    すごかったのは、「黒柿(くろがき)」と呼んでいた「結界(本当は釜の向こうは神様の場所なのだ、でもそちら側に人間を入れるために、結界を張るのだろう。そのための、高さ20センチくらいまでの、横棒・横板を屏風のように立てる)。ツヤツヤで、まるでデザインして描いた波のうねりのような地が黒く浮き出ている。素晴らしかった。

    ここの生花は、掛け軸の前に中空の目の高さ辺りに吊るしてあった。こんな方法もあるのか。掛け軸は「大宗匠」(教室にお写真が飾ってあるダンディな老齢の男性。もう97歳なのに矍鑠としていらっしゃるそうな)の手なるもので、「門開き なんとかかんとか」で落ち葉が一面にあった様子が「文字からも見えてくる」ようなのだとか(とか、というのは、解説がそう言うからで、こちらとしては、拝見の心得として、なるほど、と思うしかない。こういうのを積み重ねて、自分で表現できるようになるものなのだ。演技も同じ)

    ところで、薄茶の前に、しばらくお庭で女性陣で語らったりしていた。ワは語らうというより、聞いていた。が、Mさんを今朝撮って差し上げたものが、目を閉じていたとかで、また取り直して差し上げたら、Sさんという方が、一緒に撮りましょうと言ってくれた。こうしてなんとなく馴染んでいく。まだまだ名前を覚えられないが。

    山里のお弁当は最強

    その後、お昼ご飯。お昼を供する、入り口近くの庵に行き、並んで食べる。
    「山里」のお弁当、最初に煮物のインゲンからいただいたのだが、そこからしておいしくて仰天した。

    最近の和食は砂糖を使いすぎてどれも甘くて閉口するのだが、ここは違う。本物だ。これこれ、こうでなくっちゃ。本物の和食だ。お隣の二人が早々に食べ終わり、午後の御点前の準備に入ると、大柄な男性がやってきた。Nさんという、書道の方のよう。お昼を食べ終わってから、その隣で展示されている書道部屋へ。さっきのNさんの作品が、冗談みたいなのがたくさんあり、子供の作品も多くあり、特別上手い人の作品もたくさんある。そんな中にワの色紙が飾られていた。細い字で、確かに全く上手くない。目を引かない。一枚で見ていたときはなかなか上手くなったものだ、と思ったが、ちっとも良くない。これからの伸び代に期待する。

    セカンド・ラウンド

    午後は、またお茶席を回って良いそうなのだが、午前をご一緒した方々は、今度はお茶を点てる側に回るため、ワは一人に。ポツポツお天気雨もあったりして、どうしようかとブラブラしていたが、薄茶席が始まりそうになったので、そこへ入る。

    お菓子は午前と同じなので辞退する。

    2回座ってみると徐々に落ち着いてわかってくる。

    それからその団体と一緒に立礼へ。これも2回目で流石に抹茶は濃すぎるので、残させていただいた。

    生まれて初めての香席

    その頃、香席(コウセキ)を「N先生」がおやりになるというので、そこへ行く。
    本格的な「躙口(にじりぐち)」から入れる茶室だが、障子側から皆、入る。

    麗扇先生がいつも気を遣ってくださって、「えりちゃんははい、こっちで、この辺に座って」と指示してくださる。

    お香合わせは、お香を当てるゲームなんだって。
    今日は、晴天と江南の二種を嗅ぎ、最後に「本香」はどちらであるかと当てる。(10種類くらいから選んだり、順序を当てたりする高度なものもある。)

    慣れているらしい男性二人に先に入ってもらい、私は3番目に座る。

    お香は、小さな壺に入った灰の上に、金属の板を、金属製のピンセットでつまみ、置き、その上に小さな木片を置く。それらは、塗りの小さな円形の箱に入っている。

    さきほどの書家のNさんがそこにいて、その場でその会の歌を書き、我らの目の前に置かれる。その書は、今日は、白居易のもので、江南の冬は小春日和 を詠んだもの。

    最初のお香「晴天」はスパイシーで炊き始めから強く香る。
    次のお香「江南」は、柔らかくてそこはかとない感じ。
    本香は、炊き始めからスパイシーなのが香ってくるので、あ本香は晴天、とすぐにわかる。

    その座にいるメンバーには紙と筆が回されて、自分がどっちと判断したかを書く。1番目の人は江南、2番目の人は晴天。ワも晴天、後の3名は江南とのこと。結果は、

    ・・・

    晴天です。それをNさんが名前一覧の下に、あたりの人は「小春」ハズレの人は「木枯」と書く。あたり、ハズレ、と書く代わりに。(受験合格で「サクラサク」と書くのもこの流れか)。当たった正客さんに近い位置の人が、その結果表を商品として受け取ることができる。ワの隣にいた2番目の背の高い男性Tさんは、初めてのわにその紙をくれた。ありがとうございます。

    帰りは麗扇先生の黒塗りに同乗させていただき、教室に戻り、お着替えをして帰宅しました。大変興味深い経験となりました。