ELICA's IKI

タグ: 翻訳

  • 字幕で英語力をつける方法

    字幕で英語力をつける方法

    翻訳の話が続きます。

    疫病対策で引きこもっているあいだに、英語の勉強ができますからね。

    これが収束してまた海外に出られる頃には英語できまーすといえる人になっていましょう。

    台詞は日常語を、きちんと文法通りに喋ろうとする人ではない人が喋る場面がほとんどです。

    よって、スラングがたくさん出てきます。

    イングリッシュとアメリカンの違いもありますし、いわゆるスラング辞典が紙媒体で発行されるときにはすでに遅い場合もありますし、時代によって意味が異なることもあります。

    たとえば「話がピーマン」ってご存知ですか?

    わたしが高校生くらいの頃、流行ったスラングで、話に身がなくて、スカスカなことを言いました。

    今は全然使いませんよね。

    同じようなことが英語でも起きているのです。

    本当は毎年、スラング辞典ができるといいですよね。

    ファッション誌のVOGUEだったか、new words というコーナーをたまにやっていて、へえ、こんな使い方をするの、の参考になったりもします。

    あと、紙の辞書。
    出版された年によって、その時代独特の意味が書いてあるので、古書店で古い辞書を買う人もいるのです。

    翻訳は本当に面白いですね。
    疫病対策でこもっている間に、翻訳を使って英語力をつけられます。

    お勧めは、好きな映画を三回見ること。

    もうストーリーは知っているので、字幕にして、英語を聴きながら観ましょう。
    三回も見ればだいぶ音が入ってきますよ。

    【遊び心Today】
    なんの映画を見ますか?


    ドラマ翻訳は英語力アップにぴったり!
    やってみたいかたはこちら

  • 乱暴な言葉を使いこなす翻訳

    乱暴な言葉を使いこなす翻訳

    バイカル日記8:幹線道路のトイレ事情はこちら

    6月に、シェイクスピア遊び語り第16弾を控え、ただいま鋭意翻訳中。

    シェイクスピアは、喋り言葉をそのまま書いたようで、文法がめちゃくちゃなんです。

    わたしたちも、喋り言葉をそのまま書き出すと、結構、文法を無視して、脳内に浮かんだ言葉をそのまま出してきていることが多々あります。

    文化人のインタビューや座談会などでも、録音書き起こし文を見ると、案外やっているのがわかります。

    なので、シェイクスピアの翻訳は言葉が出てきた順番にそのものをイメージするとわかりやすい。

    でも、翻訳として文章にするからには、日本語として文を整える必要ももちろんあります。

    たとえば、シンプルな単語に、or というのがあります。

    「あるいは」「さもなければ」という意味なのですが、

    これを乱暴なキャラクターが口語にすることを考えてみてください。

    「ここで剣を抜くか、さもなければ逃げだすか、どちらかだ」

    これだと、せりふがカッコ良すぎます。
    乱暴なあくどさが出にくい。

    「抜けよ、さあ。お、逃げるか?え?」

    なら、どうでしょう?
    乱暴さとリズムは出ますが、
    文字だけで追うと、いったい何を抜くのかわかりません。

    なのでカッコ書きで
    (剣を抜くよう、乱暴に促し)
    などの説明を入れる必要があります。

    え、でも、シェイクスピアはそうは書いてないんでしょ、という問題が出てきます。

    おもしろいですねー、翻訳。

    ちなみに、わたしは、読み物としてのシェイクスピアではなく、生の言葉として、耳で聞きながら目で見るシェイクスピアを目指しているので、「抜けよ、さあ」のほうで訳しています。出版には向きませんが・・・

    【遊び心Today】
    日常の言葉を、そのまま書き留めてみよう。

    電話のお喋りを録音して書き出してみてもいい。

    Turkoise Flower
    翡翠カズラ、陽を浴びるとこんなドキドキする色に。