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  • 茶道奮闘記49, 50, 51

    茶道奮闘記49, 50, 51

    2025年棒月某日

    茶道奮闘記49, 50, 51,

    まとめての記憶メモです。うろ覚えなので、信じたり真似をしたり吹聴したりしないようにお願いします。

    49回目

    風炉で旅箪笥。この棚は、唯一、野外に持ち出してお茶を点てるためにあるそうです。もちろん室内でも。あ〜このお稽古、メモを残していないので、かなり物事を忘れてしまいました。柄杓は中にしまうこと、蓋を取り外すフックの扱い、蓋を閉めるときは下からはめる、などをぼんやり思い出している感じ。む〜。

    50回目

    荒磯棚を習いました。波の紋様で透かし彫りが入っているのです。初夏らしいお棚。4本脚なので(?)水指は全部出す。水指の蓋は二手で左。

    51回目

    円意棚(えんい だな)を習いました。だいぶスムーズに順序だててできるようになりました。嬉しい!

    今日は半幅帯を持って行って、お稽古場でお稽古着に結ってみました。

    円意棚とは、円になることをめざしたい意識で、と、淡々斎(裏千家14代宗室)好みの棚だそうです。東京大空襲の際、山梨もかなり火事になったとき、蔵の中で燻されて煤けてしまった、まさのその棚でお稽古させていただきました。ひえ〜〜〜。四角い板に板状の足が左右に2枚、その足板は、互い違いの半月状になっています。このように足としての板が深く抉れている場合は、3本脚とみなし、水指は縁ぎりぎりまで出し、蓋は三手であしらって右手で正面たてかけ。

    柄杓を飾る際、棚板の形と柄杓の合(ごう。水が入るところ)を陰陽で組み合わせる。棚板が四角(陰)なら、合はは口を開けた方(陽)を上にして。荒磯棚では入り飾り。円意棚は左四分の一のところにまっすぐ置き、蓋置は水指左角に。

    イラストも描きたいんだが、時間が捻り出せない。

    名古屋帯修了

    名古屋帯もやっと修了しました!

    お太鼓を作る際、垂れのペラを作るときは帯の上に仮紐。お太鼓の大きさを決めるときは、帯の内側に仮紐てろんと垂らし、それを手繰り上げて、垂れとのラインを決める。

    衣紋抜きは、着物のうなじは、ジュバンのうなじより5ミリほど出るように(ジュバン襟を隠す)して、首元にかけて次第にジュバンの白襟が見えてくるようにする。

    あとは練習あるのみ!
    着付けのお稽古がない日は、浴衣を持って行って半幅帯でお茶をやりましょう。
    家では襦袢・着物・名古屋帯を練習したい。く〜〜

  • 俺は領主なのか?いや、夢なのか?

    俺は領主なのか?いや、夢なのか?

    — Sly, The Taming Of The Shrew: Induction 2 

    こんにちは、シアトリスト三輪えり花です。

    今日の一言シェイクスピアは、『じゃじゃ馬ならし』前置きの場の2から。

    【発見】

    シェイクスピアには夢に言及するセリフが多いですね。『夏の夜の夢』では全員が「まるで夢を見ているみたい」と言いますし、『ロミオゥとジュリエット』ではロミオゥが良い夢を、マキューシオゥが悪夢を語り、『ハムレット』ではハムレット「死んた後に夢を見るかも、それがいやだ」と言い、『リチャード三世』と『ジュリアス・シーザー』では、殺した相手が夢に出てきます。シェイクスピア自身、寝ている間の夢をかなり見る人だったのではないかしら。で、これが夢かどうかを確かめるために、五感を総動員するのが興味深いですね。

    私がこれを演じるなら、二通りあるかと思います。

    一つは、観客に向けた短い独白にする。

    もう一つは、そこにいる召使一人一人に、話しかける。召使たちは、長い間の病からついに殿がお目覚めだという顔で感極まってうなづく、など、反応も演技のしどころになります。

    色々考えると楽しいね。

    原文は

    Am I a lord?  Or do I dream?  Or have I dreamed till now?I do not sleep:  I see, I hear, I speak.  I smell sweet savours and I feel soft things.

    シェイクスピアは面白いね!

    よかったらチャンネル登録、フォローをよろしくね。

    See you, Ciao!

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    【一言シェイクスピア】

    三輪えり花がお送りする、シェイクスピアの戯曲から一言を取り出して、いろんな演出で演じてみる動画。

    発見したことをお伝えする「発見コーナー」もお楽しみください。

    ⭐️カテゴリー「読み取りシリーズ」では、もう少し長めにそれぞれの戯曲の解説をしています。そちらもお楽しみください。

    英語版もチャンネル内にあるので、よかったら探してみてね。

    #シェイクスピア #じゃじゃ馬慣らし #英語 #翻訳 #演技 #演出 

  • 茶道奮闘記48

    茶道奮闘記48

    2025年棒月某日

    着付け名古屋帯と丸卓薄茶

    先週はお稽古場がお休みだったのに、予定を確認せずにあるものと思ってぐいぐい到着し、お教室がしまっているのを見て「あ、お休みの日だ」とUターン帰りのお馬鹿さんでした。

    着付け:名古屋帯

    昨日は着付け(名古屋帯)の練習をしてから今日に臨む。毎日、主婦業がめちゃめちゃ大変で、自分のことがどんどん後回しになるゆえ、書道も茶道も着付けも練習する時間がまるでないの。でも昨日は着付けを練習できた。もう九州が梅雨入りで湿気が出てきたから練習着物は一重にしたのだけれど、やはり暑いので着たらすぐに脱ぐ!

    そして、名古屋帯のどこがわからないのか、を確認して、今日のお稽古に臨みました。

    衣紋抜きや背中心は、体の使い方(足の重心、上半身のねじれ)を直してきたため、うまくいっておる。嬉しい!

    名古屋帯は、質問ポイントが明確だったので、だいぶ整理されてきた。

    丸帯にいきましょう、と提案されたが、今日はなお先生にだいぶ教えていただいたので、一人でできるように次回も名古屋帯を練習します。

    薄茶:丸卓

    お茶は、5月の風炉に入った日に、平点前をやったので、今日はお棚。丸卓(まるじょく)です。

    平点前では、畳に入ってからすぐ右へ寄って進みます。

    が、お棚の時は、ずっと中心を進む。

    だいぶ流れに慣れてきましたが、まだ、「抹茶を茶碗に入れてから水差しの蓋」を思いつかない。ばか。

    柄杓の動きもだいぶ慣れてきました。

    許状申請

    今日は、実はお免状の申請をしたのです。

    入門、小習、茶箱点、茶通箱、唐物、台天目、盆点、和巾点の8項目。

    これまで、「多少できればいいから」だけで、まさか許状を取る気持ちになろうとは!自分の変化に驚いております。

  • 100倍シェイクスピア『じゃじゃ馬ならし』プロローグ2

    100倍シェイクスピア『じゃじゃ馬ならし』プロローグ2

    シェイクスピアの書いた一番最初の作品群の一つ『じゃじゃ馬ならし』。

    この戯曲には、本編が始まる前に、「プロローグ」とも言える場面が二つも付いています。一つめはもう別の動画で解説しています。ここでは、プロローグその2 を、演出家の視点、観客の視点、俳優の視点から、そして歴史的、当時の状況などを知りながら、楽しんでみたいと思います。一緒に遊ぼう、シェイクスピア。Let’s Play Shakespeare!

    プロローグ2の冒頭を見てみましょう。

    酔っ払いのスライが千鳥足で入ってくる、その後ろに、お付きの者たちが、朝のお支度のための小道具、洗面器とか水差しとかお召し物などを掲げ持って入ってくる。領主様も召使の格好をしている。

    ↑ 領主様が召使の格好をしている、というのを、観客にどうやってわかってもらいましょうね? 少し遅れて、領主ジャケットを脱ぎながら、本物の召使に召使ジャケットを着せてもらいながら、追いかけるように登場したりとか?

    スライ:ばかやろう、ビールだ、ビール!

    この第一声のあと、三人の召使が早速、彼の状況を作り上げます。

    召使1:御領主さま、スペインから直輸入の白ワインがございますが、いかがでしょう?
    召使2:閣下殿下、この甘〜いフルーツの蜜漬けはいかがでしょう?
    召使3:閣下におかれましては、本日はどのお召し物がご気分でございますか?
    スライ:俺は、クリストファーrrrrスライだ。閣下殿下だのご領主さまだの呼ぶない。

    このスライの反応は、召使たちの想像通りだったかしら?それとも想像とは逆?

    それを先に召使同士で決めておくことで、「しめしめ、早速驚いているぞ」と反応するか、「え、この状況に乗ってこないぞ、どうしよう」と反応するか、できますね。

    もちろん、スライも、「人違いですけど・・・」とドギマギして言ってもいいし、自分を誰かと間違えている召使たちを「お前らバカか?」という態度で言ってもいい。

    スライのセリフの後に公爵がしゃべります。なぜ?

    理由1 公爵も入り込まないと遊びに乗り遅れそうだから

    理由2 スライの剣幕に召使たちがタジタジとなったところを助け舟を出した。

    どちらの理由でもいいんです。演者は、「なぜ今ここで喋るのか」理由を考えておこうね。

    ところで、この、状況を与えるゲーム、インプロのゲームでもかならず使います。相手に一言で何か言い、相手はその条件を受け入れて使っていくゲーム。「先生!」と話しかけられれば、相手は「あ、俺は先生か」と、先生役を受け取って演じます。行き詰まると演出家や外野が助け舟を出すのです。

    そのうちスライもあれ、おかしいな、と思うようになります。

    スライ「俺はクリストファー・スライじゃねーのか? バトン・ヒースのスライ爺さんの息子だよ。生まれは行商人として生まれ、育ちは羊の毛鋤櫛作り、最初の仕事は熊の見張り、で今は金物直しの仕事をやってる、そうじゃねーのか? ウィンコットの居酒屋のおかみ、マリア・ハケットに聞いてみな。

    当時の街の職人たちの仕事が羅列されていますね。『夏の夜の夢』にも街の手工業者たちが出てきます。どんな仕事なのか、調べておかないと、です。これだけきちんと生まれ育ちが述べられているキャラクターは滅多にいません! どんな人格、どんな性格、どんな体格、どんな体の使い方、それらがこの人生の歴史から見て取れるように演じられると最高です。

    ちなみに、居酒屋のおかみがいるというウィンコットは、架空の地名ですが、シェイクスピア研究者の間では、シェイクスピアの生まれたストラットフォード・アポン・エイヴォンから5km(歩いて1時間ちょい)あたりにある、ウィルムコートという村のことだと考えられています。そこは、シェイクスピアのお母さん、メアリ・アーデンの家があり、シェイクスピア時代のくらしを子供たちが体験できる観光スポットになっているんですよ。わたしもまだ行ったことがないので、次は訪ねてみたい場所です。

    さて、スライをもっと信じさせるために、公爵ががんばります。

    公爵:音楽でもお聞きになる?ほら!アポロが奏でる音楽が!

    そして音楽が聞こえてくるわけですが、控えている楽師たちは、この瞬間までどうしていたい?

    自分たちが音楽を弾ける瞬間をいまかいまかと待っていても良いし、

    公爵と召使がスライを騙していく過程を呆気に取られてみていて、公爵が目配せや手を振って合図を送って、やっと慌てて、「おっと、音楽音楽!」と演奏を始めても良い。

    どっちもおもしろい。

    公爵は続けます。

    それともお眠りになる?
    お散歩したいならそうおっしゃって。
    それとも乗馬になさる?
    鷹狩りはお好きでしょう?
    それとも、犬で狩に参りましょうか?

    この質問の感じは・・・そう!『夏の夜の夢』の妖精女王タイテイニアが、ロバになったボトムのご機嫌をとるところにそっくりですね!

    この箇所は、公爵の提案に合わせて召使たちが次々にその状況を作り出していくと面白くできそうです。

    お眠りになる?と言われたら枕を差し出したり、乗馬になさる?と聞くと乗馬ブーツや鞭をさしだしたり。次々にペース良く慌てていきたい。

    そしてついにスライも

    俺は領主なのか?
    いや、夢なのか?
    いや、これまでが夢だったのか?
    俺は今眠っていない。見える、聞こえる、喋れる。良い匂いもかげるし、物に触る感覚もある。

    と、五感を試します。ここも、ボトムが夢から覚めて、まだ夢を見ているのかどうなのか確認するところに似ています。

    そこへ! 若い妻に化けたお小姓がやってきます。少年が、妻役です。

    スライ:この人をなんと呼べば良いのじゃ?
    領主:マダム、と。
    スライ:アリス・マダム? ジョアン・マダム?
    領主:ただのマダム、でございます。

    大胆になったスライは、「ではマダム、服を脱いでベッドへまいれ」と命じます。

    お小姓は頭の良い子で「お医者さまから、目覚めてすぐのそれは大変危険とのことでございます」と答える。でもスライは諦めません。

    さあどうする?

    もしもスライが言い張れば、妻はフェイクでお小姓が演じていることがバレてしまい、ゲームオーバーです。

    ちょうどそこへ、大変運良く、メッセンジャーがやってきました。

    「閣下、お抱えの役者たちが、閣下のお目覚めをことほぎ、コメディを上演したいとのことでございます。お医者さまもそれは大変にふさわしいとのこと」

    その続きのセリフがいいんですよ〜

    「悲しいことをあまりにも見すぎると、血の巡りが悪くなります、
    そして、憂鬱は逆上を引き起こすもの。
    ですから芝居を一つご覧になるのが良し、
    気持ちを陽気に笑い転げれば
    幾千万の災厄を封じ、命は長らえるのでございます。」

    それが演劇の良さですよ、みなさん。

    スライは答えます。

    「そんなら見よう。ささマダム、俺の横へ座れ、そして世間の憂いを忘れよう。若返ることはできねえんだから」

    芝居を見るのに女性を横に座らせるのは、ハムレットがオフィーリアを座らせるのとそっくりですね。でもこの場面はもっと明るく、人生謳歌の気分に溢れています。

    世間の憂いを忘れよう、と訳しましたが、原文は 

    Let the world slip.

    かっこいい言葉ですね。

    現実逃避ですが、現実がうっかりスルッとどっかへ行ってしまう、それを放っておこう、「いいや、いいや、もう」という感じです。

    「どうせ若返ることはできねえんだから」は We shall ne’er be younger.

    現実を笑って楽しく過ごそう。

    なんか江戸時代の町人みたいですね。

    シェイクスピアは面白いね!

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    See you, Ciao!

  • 茶道奮闘記47

    茶道奮闘記47

    2025年棒月某日

    風炉薄茶平点前

    自分のお稽古が始まる前、かなり上級の、先生になれる方の濃茶の複雑な棚のお点前を拝見した。その後、その方が、薄茶平点前のお稽古を始めるのに気付き、これほど上級の方でも、私が練習しているものを練習なさるのか!と本当にびっくりしました。つまり今私が練習しているこのお点前は、本当に大事なことなのだ。

    私のお稽古の前半は、みん先生、後半はその上級者の先生にご指導いただいた。上級者の先生は柄杓の扱いについて、指の形を詳しく指導してくださった。なるほど、内裏雛が木簡を持つような感じ。

    その先生の帛紗の扱いが見事で、そのようになりたいと思って、ふわりとやってみたのだが、すぐにぐちゃぐちゃと崩れてしまう。まだまだです。

    今日のお菓子は柏餅。柏の葉が透き通るように薄く柔らかい。羽に包まれているこのようなお菓子は、葉を両脇へバナナの皮のように向いて手に持ったままかぶりつきます。