ELICA's IKI

世間の憂いを忘れよう

sign slippery wet caution

— Sly, The Taming Of The Shrew: Induction 2 

🎭悲しいことをあまりにも見すぎると、血の巡りが悪くなります、そして、憂鬱は逆上を引き起こすもの。ですから芝居を一つご覧になるのが良し、気持ちを陽気に笑い転げれば幾千万の災厄は封じられ、命は長らえるのでございます

— Attendant, The Taming Of The Shrew: Induction 2, 

こんにちは、シアトリスト三輪えり花です。

今日の一言シェイクスピアは、『じゃじゃ馬ならし』前置きの場の2から。

【発見コーナー】

何も言うことはありません。このセリフには、演劇の良さと価値が見事に表されています。

ちなみに原文では芝居を「ご覧になる」ではなく「お聴きになる」と言っています。芝居は古代ギリシャ時代から、シェイクスピアの時代まで、ずっと「聴くもの」だったんですね。じゃあ、見て楽しむケンカとか殺し合いとかすごい舞台装置とか、大きなアクションとかはなかったのか、と言いますと、もちろんありました。ありましたどころか、血はドバドバ流れるし、殺人ものも生半可ではありませんし、アクロバットから炎まで、見て楽しむ要素満載でした。ですが、観客は、そこに登場するキャラクターの心、内面を知りたかったのです。それを表すのが言葉、象徴や比喩で、誰もが己のことのように感じられる言葉たちだったのです。まさにそれが理由で、三輪えり花、古典劇が大好きなのであります。

色々考えると楽しいの。

原文は

Seeing too much sadness hath congealed your blood,

And melancholy is the nurse of frenzy.

Therefore they thought it good you hear a play

And frame your mind to mirth and merriment,

Which bars a thousand harms and lengthens life.

シェイクスピアは面白いね!

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See you, Ciao!

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【一言シェイクスピア】

三輪えり花がお送りする、シェイクスピアの戯曲から一言を取り出して、いろんな演出で演じてみる動画。

発見したことをお伝えする「発見コーナー」もお楽しみください。

⭐️カテゴリー「読み取りシリーズ」では、もう少し長めにそれぞれの戯曲の解説をしています。そちらもお楽しみください。

英語版もチャンネル内にあるので、よかったら探してみてね。

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