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  • 乗馬 Day 26: 日の出 Lesson 7

    乗馬 Day 26: 日の出 Lesson 7

    2022年6月28日、日の出乗馬クラブに7回目のレッスン。わ〜 あと3回!

    今日の相棒はおなじみセサミ。小高先生の指導です。
    馬装の時からそばにいて、セサミに話しかける。馬装を手伝えるように小高先生のなさることを観察。

    わ「クラブの会員さんが私のために馬装してくださったりしますが、クラブ会員になるとそうしたことも学ぶようになるのですか?それはどんなタイミングで?」
    お「特に、してください、とお願いしたり義務づけたりすることはありません。会員になると頻繁に通うようになるかたが多く、乗る時間よりも早く来てそうしたことを学ぶこともできます。クラブによっては、指導員以外に馬の世話をさせないところもありますが・・・」

    乗馬ポイント:馬装の順番

    1 馬房から馬を引き出し、馬装する場所へ連れてくる。
    2 体全体をブラッシングしてあげる。マッサージにもなるので運動前に血行をよくする意味合いもあるのかな。
    3 蹄鉄チェック。乗り終わってからも、蹄鉄にはまり込んだ土をかき出しておくのだが、寝たり食べたりする間にも干草がはまり込んだりもするのだろう。蹄鉄の中に藁や土が詰まっていると、歩いたり走ったりの体重でそれらがさらに奥へはまり込み、蹄鉄自体を押し出してしまうこともあるのかと思われる。人間も爪の間に泥が入っていたら嫌だものね。
    4 脚のプロテクターをつける。本当はこれはいつやってもいいのだが、早めにやっておくほうが忘れないらしい。
    5 毛布を背中に載せる。鞍が皮膚を痛めないように。とても大事。
    6 鞍置きのクッションをさらに重ねる。
    7 鞍を置く。
    8 腹帯を締める。馬場に出て、乗り込んでからさらに締め直す。
    9 頭絡をつける。

    そしてやっと馬場へ連れ出す。

    今日のセサミは、初めて頭を撫でさせてくれました!
    鼻面の平っぽい骨の感触が気持ちいい〜

    サンヨーガーデンは、わが馬に触るのを結構、嫌がっていた。
    おそらく、わが初心者すぎて馬の気持ちを知らずに勝手に手を出して怪我をされるかもしれないと危惧していたのだろう。危ないもんね。

    乗馬ポイント:酷暑対策

    真昼間13時からのレッスンです。
    秋川の奥の山の中とはいえ、木陰になっているのは馬場の4分の1くらい。
    熱中症にならないようにこんなことに気をつけました。

    ・始まる前に塩分を摂取。実はマックのポテトフライをケチャップ付きで食べておいた。
    ・海水浴用の長袖ジャケットを、ユニクロタンクトップの上から羽織った。水泳用なので乾きが早いのだ。
    ・長いタオルを水に浸して首に巻いた。これは最近テレビでも取り上げていましたね。商売っけのある業者は早速「専用首巻き」なるもので稼いでいるようですが、首に巻ける長さのタオルで十分です。
    ・できるだけ薄めの色の服にする。黒は暑いと思います。

    で、間に合わなかったのが、夏用のヘルメット。

    わが持っているのは、遥か昔にロンドンで調達した本格的なドレサージュ用の、黒ビロウドでできたヘルメット。
    選手なら夏もこれかもしれませんが、練習用には暑すぎる。

    というわけで、このレッスンの直前に、夏用のヘルメットを注文しました。
    次の日に届いたので、次回、乗る時にご紹介しますね。

    ・手袋も夏用が望ましい。と思いつつ、はるか昔にロンドンで調達した本革の手袋をそのまま使っています。

    さて、頭絡をつけ終えたセサミは、やる気満々でゴンゴンと馬場へ自ら向かいます。

    乗り込む時、馬の背中にできる限り負担をかけないようにしなければならないのですが、動画で観てイメージトレーニングもしているのですが、なかなかに難しい。

    乗り込み、鎧の長さチェック。
    腹帯は「馬場鞍は腹帯が低いところについているので騎乗状態で締めるのが難しいんですよ」と小高先生が締めてくださる。

    セサミは、騎乗するや否や動き出すタイプなので、しっかり手綱を締めて、動き出そうとするのを抑える。うまくできた!

    歩き出し、ややゆっくりだけれど、前回のブラウンシュガーよりは進んでくれる。セサミの得意な右旋回。

    馬場に入って左側に木陰があるのだが、セサミくん、なぜか木陰を避けて日向を歩く(まじ汗)。

    全体として、今日もひたすら並足、並足、並足。

    チェックすべき点は、
    1 ラチに沿ってできるだけ大回りで歩けるか。
     これはまだまだです。セサミがラチに沿って歩きたい場所と、内回りでショートカットしたい場所が、馬場の中で決まっている。それをなかなかコントロールできない。

    2 尾骶骨の1点だけでバランスを取ってやじろべえのように乗っていられるか。
     これは進歩しています。「できるようになった」とは言えないのは、完成系がわからないので、なにが「できている」のかがわからない。でも、前回よりも確実に、太ももや膝が鞍を締め付けるのをやめていられます。

    乗馬ポイント:鍵は蹲踞(そんきょ)

    「うちに剣道をなさっているかたが見えるのですが、そのかたは、馬の鞍の座り方が完璧です。いわゆる、「蹲踞(そんきょ)」という状態が、乗馬の騎乗姿勢とそっくりなんです」

    なるほど。

    「頭は高く吊り下げられるように上方に向かい、腰から下が下へ下へ落ちていく感じです」

    わお、それは英国の演技術のムーブメントの考え方と同じです。
    アレクサンダーテクニックも同じです。
    初めてアレクサンダーテクニックを習った時、まるでヨガか日本の武術の体の使い方ではないか、とびっくりしたのを思い出す。わは、自慢もしたくないし「知っている」と答えるのも好きではないので、自分のやっている演劇のテクニックも同じなのだとは告げずにただ「なるほど」とうなづきながら自らを調整す。

    それにしても「蹲踞」と言われて、腰の置き所がさらによく捉えられた。
    すごいぞ、日本語感覚。

    女性も男性も、鞍にあたる部分は、「痛い」ところじゃないですか。
    でも、蹲踞状態だと「痛い」ところには当たりません。
    だから、お尻保護パッド付きパンツとかは、要らないはずのです。
    もし乗馬を始めたかたで、お尻保護パッド付きパンツが必要だと思うなら、座りどころがまだ掴めていない証拠だと思います。

    蹲踞と聞いてなおバランスが取れるようになってきたので、次は、バランスをとりつつ、蹲踞で乗りつつ、頭を吊り下げつつ、なおかつリラックス・・・という摩訶不思議な状態を目指します。

    これはね、お箸の使い方と同じ。
    習いたての頃はもうどうしていいかわからず、身体中んあらゆるところに力が入って力んでしまうと思いますが、慣れれば、おしゃべりしながらひきわり納豆を摘み上げたりできます。
    何事も練習。

    (問題は、正しいのを知らないまま練習してそれに慣れてしまった場合が一番厄介。歌や演技にも当てはまりますね)

    少し良い感じになってきた頃に、先週習った、脚を当てて踵を使う(じんわり当てて、パッと離す)をやってみたら・・・わおおおおお!スピード出た!

    えらいぞ、セサミ!! Good Boy!

    乗馬ポイント:できたら褒める

    「指示に従った時、いちいち褒めるのは良いですね。犬のしつけは、いちいちおやつをあげる、というものですが、馬の場合は、馬場内ではおやつはあげません。その代わりそうして声をかけてあげると、馬にも伝わると思いますよ」

    うむ。今日はセサミの顔を見た時から、なんかいい感じだったし、鼻面を撫でさせてくれたし、お顔同士をつけて挨拶できたし、かなり良いコミュニケーションが取れていると思う。

    しかし!

    安心してはいられない。

    セサミの不得手な左旋回になると、もう内側へ入ってきちゃったり、で大変。

    それをにラチ方向に戻そうとして、知らないうちに、「斜め横歩き」という、ドレサージュ競技では点数の高い技(わざ)をやってしまいました。

    「意図してそれができたらすごいです!」

    はい、全く意図しておりません!しょぼん。

    四苦八苦しながらも、3周目あたりから、左旋回もラチに沿った大回りができるようになりました。

    セサミ、今日もありがとう!

    乗馬ポイント:できた!わけではない

    今日できたからと言って、「できるようになった」わけではないのです。

    同じ馬でも、次回は指示をきかないかもしれない。
    とくに自分の持ち馬ではない場合は。去年の東京オリンピックの近代五種でも全く馬を動かせない騎手さえいました。オリンピックに出るほどの騎手ですよ。

    だから、「できるようになった」と安心してはいけない。

    今日、ちょっと乗れた感覚になれたな、と嬉しかったので、次回への自戒。

    【Live Interaction】
    もうできる!とは相手が生き物なら思い込まないこと

    三輪えり花の汗が、なかなか見応えがあります。