表現者に読んでおいてもらいたい本3『戦争と平和』

おすすめ読書第3弾は、
『戦争と平和』byトルストイ。

オードリー・ヘップバーン主演の映画にもなりました。国を超える愛、命をめぐる愛、上流階級のくらしと戦場での生活、などなど、ロシアらしい細かい心理描写に、その場のひとたちと一緒にいる感覚が味わえます。

ロシアの文豪たち、トルストイ、ドストエフスキイ、ツルゲーネフ、この3人はなんとしても読んでおきたいところ。

何しろ心理描写が群を抜いて優れています。

戯曲のキャラクターを立体化する俳優・声優・オペラ歌手・バレエダンサーたちには、大変参考になるはずです。

3回にわたって、表現者が読んでおきたい長編小説を3本上げました。
現代物も読むべきですが、人物描写・心理描写をとことん描いた19世紀から20世紀初頭もののこれら3作品は、とにかく読んでください。

そしてぜひ感想を聞かせてくださいね。

【遊び心で表現力アップ】
少しずつ読み進めよう!

表現者に読んでおいてもらいたい本2『大地』

前回のプルーストの記事でも、お便りをいただきました、ありがとうございます!

少しでもお役に立てていると思うととても励みになります。

さて、お勧め長編読書、第2弾は、

『大地』

byパール・バック

20世期初頭の中国に赴任したアメリカの宣教師の娘が書いた珍しい女性の長編小説。

異国情緒と、人種差別と、でも限りない大地への愛とが描かれる感動の物語です。

私はこれを受験生の頃に往復の電車で読んで夢中になりました。

あ、私は記憶は書いて憶えるタイプなので、電車の中では何も勉強ができないのです。
だからもっぱら長編小説の読書時間に当てていました。

『大地』のおかげで、政治とは関係なしに、中国という文化と土地と歴史が大好きになりました。

そういえば、私の書いた『英国の演技術』は中国語に翻訳されて出版されているのですが、わたしは未だ中国語を知らず。

某大学の学生に中国人がいて、少し言い回しを教えてもらったりしましたが、まだまるで身についていません。

いつかできるようになりたい言語の一つです。

『大地』は本当にかっこいい小説です。
ぜひ読んで感想を聞かせてくださいね。