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コロナにやられないために、私がしている、ちょっとしたこと

大スタアが亡くなったことを受け、疫病の怖さが一気に身近に感じられた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

今日は、わたしがしていることを、ご参考までに共有したいと思います。
みなさんがしていることも、ぜひ、教えてください。

国全体で取り組むべきことは、外出しないこと。

それに加えてわたしたちの自主防衛を考えてみましょう。

メディアも専門家も、外に出るな、と言います。

けれど、お買い物には行きますよね。

配達員やレジのかた、食品や生活必需品を作る方などは、仕事にいきますよね。

マスクができる人はラッキー。
でも暖かくなってきて手袋もしていられない。

ま、いっか。「気をつけてれば」

でもどのように?

コロナウィルスは、段ボールの上で24時間、プラスチックの上で3日間生きると聞きましたが、数日前のツイッターニュースでは、例のダイヤモンドプリンセス号では、ツルツルした表面で17日間もウィルスが生きていた報告を読みました。
(出典は各自で調べてくださいごめんね。ここで言いたいのはその情報の正確性ではなく・・・)


咳やくしゃみの直接の接触はなくても、
それが散った飛沫が
階段の手すりについていた場合、

それを触った人がそれを運びます。

その人がスーパーで食品を選び、
一旦手にとったものを
また棚に戻すとします。

そこで、手についたウィルスは
その食品またはパッケージに付着して、
その周りにあるほかの食品にも
ウィルスが散っていきます。

床にももちろん。
地面にも。

そう言えば武漢でも道路消毒にものすごく時間をかけていましたね。

怖い、怖い。

でも、朗報が一つ。

仲良しでも距離をとっておく鴨

コロナウィルスって、表面が油分なので、石鹸に弱いんですって。
(これも専門家のサイトで調べれば本当だとわかります。各自で調べてね)

ということは、いろいろ予防ができそうです。

私がしている予防法
(この実績と効果は、これが収束するまで誰にもわかりません。私だってもう罹っているかもしれない。でも、するの)


帰宅したら靴を玄関の外で表と裏を洗浄する。
(洗浄かスプレーか)

靴は玄関の外で脱ぐ。

服もコートなど、脱げるものは玄関の外で脱ぐ。
埃を振り払う要領で。

で、このとき、ウィルスが散るかもしれない。

なので、手洗いとうがいです。
体内の粘膜に取り込まれる前に、さっさと排出させましょう。

買ってきたものは、手を洗う時に、一緒に洗う。
できる限り。

買い物袋も、再利用するなら必ず洗う。

郵便や新聞、配達物も、直接受け取らず、
一旦置いていただき、距離をとっています。

あ、そのときには、必ず声がけを忘れずに。
「本当にお疲れ様、助かります。体調には気をつけてくださいね」

これがないと、配達員さんたちも、
「自分が毛嫌いされている・保菌者だと思われている」
と要らぬ被害妄想で疲れてしまいます。
かならず優しい声がけを。

そして、受け取った配達物は・・・

こればかりは、紙なので洗えない・・・

消毒スプレーが余っていればいいのですが、
さすがにちょっと無理?

なので、封を開けたり、読んだりしているときは、食べたり飲んだりしない。

読み終わったら改めて石鹸で手を洗って、それから食事や作業。

いま私がしているのはこんな感じです。

皆さんはどうしていますか?

【今週のライブインタラクション】
気がつく限り石鹸洗浄。
そして優しい言葉がけ。

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バイカル湖3:未来の量子力学学者の話

成田出発からイルクーツクのホテルに到着するまでの動画はこちら

前回は、成田空港での免税店でのライブインタラクションを使ってお買い物が楽しくなった話をしました。

今日は、シベリア航空の機内のライブインタラクションの話をします。

ご覧の通り、シベリア航空はまるでモリアオガエルのような緑。

成田を15:25に出て、2時間半でウラジオストックに到着します。

座席には、スチュワーデスを呼ぶボタンもなければ、もちろん映画などを見る座席画面などは一切なし。
寝るしかありません。

機内はかなり混んでいて、窓際になったわたしの隣は日本人の若い男性が2名。

すぐ隣の人は、ヒューエイのパッドを開いてしきりに忙しそうになにかを眺めている。
横目で見ると、シグマだのガンマだの難しい数式がずらずらと並んでいます。
ただの数式ではない、どうやら原子力の方程式のようです。

原子力の研究者なんだな、学会でもあるのかな、ロシアの原子力研究所に勤めているのかな。
しかも手元に分厚いピンチョンの本まである。

そのうちに高度が安定し、食事タイムに。

食事タイムとは言っても、このウラジオストック便では、距離が短いので軽食のチーズサンドだけ。

ドリンクは、トマト、オレンジ、紅茶、珈琲、水、炭酸水。

機内アルコール摂取禁止。
ヴォートカの国だから、酔っ払いが出て大変なことになったのでしょうか。

トマトジュースは濃厚で美味しかった。サンドイッチは、機内ですぐに乾いてしまうが、食パン自体はもちもちしていて、なかなか美味しい。

それも食べ終わり、お茶の時間になったので、ふと横の人に話しかけました。

私:数学の学者さんですか? 

学生:いえ、学生です。

ポツリポツリと会話をしていくと、彼は、京都大学の大学院生。量子力学の研究とか。

私:量子力学とは、ニュートリノとか、あれですね、スーパーカミオカンデとか。

学生:うわあ!すぐそれが出てくるなんて、よくご存知ですね!

私:こんな感じの鏡のある部屋をそれが通り抜ける速さを見るんですよね、行きました。

学生:いいなあ、僕はまだ行ってないんです。

私:いま大学院生ということは、3.11の頃は中学生か小学生ですよね。どうして原子力を?

学生:高校までは哲学に行こうと思ってたんですが、研究しても研究分野が狭そうで。それなら、なにかもっといろいろな方面から研究できそうな量子力学に、と。

私:なのに、この厚さ5センチの本までお読みなのですね、ピンチョン。

学生:ご存知ですか。

私:残念ながら名前だけ。この分厚さの本を持っての旅行ってすごいですね。

学生:キルギスとカザフスタンに行くんですが、待ち時間が長いので、長い小説でも、と。

私:キルギスへの旅行? じゃあさっき読んでいた原子力方程式は、学会のためとかではないのですか?

学生:学会はそれこそコロナのせいで閉会になってて。あの方程式は初歩ですよ。好きでよく読みます、時間潰しに。

私:方程式を読むのが娯楽というわけですか?

学生:ええ、楽しいです。

私:友人の作曲家が、ある日、寝そべって分厚い本を読んでいたので、何読んでるの?と聞いたら、ベートーヴェンの第6番交響曲と言ったんですよ。そしたら、本当にオーケストラの楽譜を読んでいたんです。録音されたものを聞くよりも、自分で楽譜を読んで自分の脳内で音を再生するんですって。そのときも、楽譜を実際に目で読むことを娯楽にしている人がいることに驚きましたが、ここには原子力方程式を読むのが娯楽の人がいるわけですね。

学生:楽譜を目で読むんですか、すごいですね。

こんな具合に、わたしも、演劇の話や、象徴と具象の話や、言葉と心理の話などをした。

お互いに全然知らない分野の全然知らない話を、しました。

わたしは名刺を渡してきたけれど、彼は名前さえ最後まで告げなかった。

(入国管理用の紙に記載する時に名前は見えたのだけれど・・・ごめんなさいね、演出家なので、いろいろ即座に目に飛び込んできてしまうのよ)

こちらの質問には愛想よく答えるけれど、とくにこちらに質問をするでもなかった。
わたしのほうが質問をしていて、彼が答える、という感じ。

かなり社会性の限られた人なのかもしれない。学者肌にはよくあること。

いやそれよりも、その頭の中には、答えるべき答えの量が多すぎて、整理整頓して会話をするには短い時間じゃ足りないからあえて答えるのを控えている、という感じでもあった。

分厚い小説をアナログで読み、方程式を趣味にし、キルギス、カザフスタン、イラン、インドを旅して回る将来の科学者

未知の国へ一人旅する性質はあるのだから、人間が嫌いというわけではあるまい。

でも、その国の人とどれだけ交流するかはわからない。

わたしも一人旅をしたい時は、体験よりも「観察」に集中することだってある。

社交的でないからと言って人を判断してはいけない。
そのとき、社交的になりきれない何かわけがあるだけのことだ。

長くなったので、続きは次回。

【遊び心Today】
社交的になりたくない時は、どんなとき?

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やる気が出ない時は、せりふトレーニング

やる気が出ないときは;

① 加圧トレーニングする
②トランポリンする
③歌う

これで汗をかくので

④お風呂に入る
⑤よく噛んで食べる
⑥よく寝る

床に入った瞬間、世の中の不安が押し寄せてきて全然寝つけないときもあります。
アンテナが鋭い人ほどそうなります。

そうなったら奥の手、せりふトレーニング

せりふトレーニング

気に入った映画やドラマや芝居や詩から、
気に入ったフレーズを取り出して、
その気になって言ってみる。

誰もいないところでできるので、
本気になって言ってみる。

歌は選ばない。
なぜなら、歌の場合は言葉よりもメロディや音の高さや自分の声などに意識をとらわれがちなので。

ここでは音楽面ではなく、言葉の面に着目します。

だまされたと思ってやってみよう。

【今日のせりふ】
(そりゃもう)
現状維持か、現状打破か、問題はそこだ。
(ハムレット『ハムレット』シェイクスピア作)

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ネガティブな波に対処するには

大切なのは、ネガティブな意識に引っ張られないこと。

いまはみんなが感情的になっている時期です。

冷静に見える人ほど、実は感情的に他者をこき下ろしたりしています。

これは誰か個人に向けて言っていることではありません。

ツイッターをみても、びっしり、こき下ろし大合戦になっているので、それを憂いております。

本当に気をつけて。
その波に巻き込まれないように。

もちろん、言いたいことは言っていいのです。
お互いに。

双方に意見を言う権利はあるのですから。

でも、自分が発信するときは、
そこに感情的な言葉を入れ込んでいないか、
必ずチェックしましょう。

自分は感情的な言葉を入れていないつもりでも、
読み手が感情的になっている場合は、
変なところで揚げ足を取られる危険があります。

そんなときは、つい反論したくなってしまいますが、放っておきましょう。

わたしはさらに、
そのような反応を、その人個人の性格や気質のせいだとは思わないようにしています。

普段はとても穏やかな人が、
強い言葉遣いで誰かをこっそり攻撃しているなんて、
本当に狂った状態、つまり、パニックに襲われているとしか思えませんもの。

難しいのは、
「黙っているのは賛成と同じ」
という考え方がある点です。

これは、ナチスのユダヤ人虐殺だけではなく、日本での歴史にもよく見られます。

口を挟んでも反論がめんどくさいので黙っている、そのうちに政治がどんどん虐殺方向に走っていく、今度は口を挟むと自分が殺されるのではないかと怖くて黙っている、という流れですね。

とにかく、早く収束してくれるといいですね、疫病。

こんなときこそ遊び心!

【遊び心Today】
一度見た映画を見よう。新しい発見があるかもしれない。

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観客の立場で劇場閉鎖を見ると?

そして今アツいこの話題。

劇場閉鎖について、そうしてはいけない、という論評が、日本を代表する演出家野田秀樹から発せられました。

それについて、たくさんの意見が出ていますね。

シェイクスピアの時代、疫病流行によってまず劇場が閉鎖されました。
それを思うと、劇場閉鎖の動きにも、まあ、そんなものなんだろうね、と思ってしまいました。
これも淘汰のひとつ、とも。

わたしは自分の判断で2月末に行うはずだった少人数のワークショップを中止にしました。人の行き交う大きな駅を使わないとこられない場所だったからです。そして全額返金(手数料もこちらもち)をお知らせしました。
(あ、悲劇のヒロインを演じているわけではありません。
返金して差し上げられる規模だったから、できたことだけれど、そうでなければ、本当に大変なことです。
どうか、わたしの記事をエモーショナルに読まないでください)

ちなみに、シェイクスピアの使っていたグローブ座はじめ、当時の劇場はアリーナの真上には屋根のない、半野外。あ、ちょうど建設が完了したオリンピック用の競技場と似た形です。

当時のこれらの劇場、空気の通りは良さそうですが、実際は、物凄い人気で人が集まったため、アリーナもベンチ席も、トイレに立つこともできないくらいの混雑で、つまり、衛生状態はかなり悪かったのは本当のよう。

当時疫病といえば、原因不明の黒死病 Black Deathです。
(いまは酷使病?と言いたいところでしたが)
感染経路と治療法が(当時は不明だった)わからない点では似ていますね。

致死率が低いとはいえ、お年寄りと持病のあるかたがターゲットになる疫病と思うと、注意が必要です。

劇場上演停止・劇場閉鎖について、多くの「上演者」が発言していますが、
わたしが知りたいのは、
「鑑賞者」「観客」のみなさんの意見です。

観客の皆さん、どう思いますか?

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Real Theatre School

子:昨日はびっくりしたね、
 えり花さんが突然現れてさ。

親:それに突然消えてさ。

子:なにか言いたげだったけど。

三輪えり花:こんにちは、三輪えり花です。

親子:出た、本物。

三輪えり花:昨日はすみません。
 混線しちゃったみたいで。

子:何を言いかけていたんですか? 
 リアルで目の前に相手がいないと
 インタラクションの練習ができない、
 という話のあたりで消えましたよ。

親:練習ができるか、できないか、それが問題だ。

三輪えり花:そうなんです。
 そして、ついに決心しました。

親子:なにを?

三輪えり花:リアルのスクールを開きます。

親子:わお!

三輪えり花:東京で開きますし、
 わたしはリアルで一人しかいないので、
 開ける日程も時間も限られているので、
 誰にでもできるわけではなく、
 やりたいのにできない、
 という人が生まれてしまうのが
 残念なのですが。

子:それでも、やらないよりマシです!

親:そうそう、取扱説明書を参考に
 どんなに練習しても、
 それを実施に試せるところがないと。

三輪えり花:実施に試すだけではなく、
 リアルにインタラクションをする
 練習ができるところ、
 本当に演技力をつけることができる場所
 という意味で捉えてください。

子:うわあ、ワクワクする。

親:いつからですか?

三輪えり花:4月から。

親:詳しいことはもう決まっているんですか?

三輪えり花:いま詳細を詰めているところです。
 大体の形はここ(こめかみを指差す)に
 浮かんできています。

子:じゃあ、少しずつでも早く聞かせてください。

三輪えり花:では、明日、また参ります。どろん。

親子:き、消えた。

子:どろん・・・って言ったよね。

親:うん、言った。

親子:・・・。


ブログの英国日記では、タワーブリッジからトラベル・シェイクスピアをお送りしています。

ブログリンク
https://elicamiwa.com/blog/?p=4582

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オンラインで演劇?

子:昨日は、演劇だけはオンラインでは
 決してできない、という話を聞きました。

親:でも三輪えり花はオンラインの演劇塾をやっています。

子:矛盾していませんか?

親:そこで、オンラインの演劇塾がなんなのか、
 を検証してみました。

子:で?

親:まず、三輪えり花の演劇塾は、
 演技をする上で必要なことを、
 動画で話したり、彼女がやって見せながら教えている。

子:それじゃ
 生身の相手が今目の前にいて
 その人と台本を使って交流する
 って演劇とは違うんじゃない?

親:そこでわたしは考えました。
 三輪えり花の演劇塾は、
 理科の実験と似たようなものではないか、と。

子:ますますわからん。

親;ほとんどの授業はオンラインでできるけど、
 理科の実験は、実験道具も必要だし、
 何人かでチームを組まなくちゃいけないし、
 絶対にその場にみんなで集まらないと
 できない実験が多いでしょう?

子:うん。

親:だけど、化学式や、
 どの薬品にどんな役割がある、
 とか、事前にこれはこのように
 扱いましょう、とか、
 説明するときは、
 全員そこに集まっている必要はないよね。

子:ない。そうか、
 三輪えり花の演劇塾は、壮大な取説
 (取扱説明書)か! 
 発声や立ち居振る舞いの理想系は
 これですよ、みんな各自で練習してね、と。

親:そのとおり!

子:それで、練習した挙句、
 ほんとのリアル演劇は、
 リアルに集まって、
 リアルに稽古して、
 リアルに舞台に載せるんだ、
 理科の実験みたいに。

親:そうなの。
 三輪えり花の演劇塾のプログラムを
 見ると、俳優一人一人が、
 家で練習できるはずのことを、
 丁寧に教えてるのね。

子:劇団によって、怒鳴ったり、
 小声だったり、発声で喉を潰したり、
 感情だけだったり、
 深読みが浅かったりという
 大矛盾が起きたりするのは、
 いろいろな劇団の俳優訓練法が、
 偏っている場合が多いから、
 とはおもっていたけど、

親:三輪えり花は英国王立演劇アカデミーの、
 れっきとした俳優訓練法を、
 日本全国津々浦々の、
 演劇学校も劇団もないけど
 演劇をやってみたい、
 演技を学んでみたいという人に
 届けようとしているみたい。

親:そのようです。

子:そういえば『英国の演技術』
 『シェイクスピアの演技術』
 『クラシカル・アクティング』
 『インプロ』って、三輪えり花が
 書いたり訳したりしている本は、
 リアル演劇ではないもんね。

親:でも、演劇をする人にとって必要でしょ? 

子:ははあ、なるほど。
 本の内容をさらにわかりやすく、
 文字だけでは伝えきれなかった
 発声や読み方のニュアンス、
 語尾の調子なんかは、
 たしかに動画レッスンになると
 良くわかるよね。
 つまり、立体書籍・
 動画になった書籍、
 という位置付けなのか。

三輪えり花:どうもありがとう、その通りです。

親子:ぎょぎょ、出た、ほんもの!

三輪えり花:わかってくださってありがとう。
 個々人がどんな劇団のどんな演出にも、
 オペラにもミュージカルにもバレエにも
 ジャズダンスにも映画にもテレビにも
 通用する演技力を密かに自習して、
 現場に持っていける実力をつけてもらうために、
 やっています。
 もちろん、できないことは
 たくさんあります。
 あなたがたがおっしゃっていたように、
 リアルで目の前に相手がいないと
 インタラクションは練習できません。
 でも、そればかりは日本全国で
 同時展開は現状、難しい。
 けれど、やはり、それは必要だと
 感じています。そこで・・・亜s;いdgjぱオイルv@ぽ英sdlz;cx、;:b。P P P …

親子:消えた・・・。

子:電波障害ですかね。


さて、ブログのほうでは、ちょっと珍しいものをお見せしています。
ロンドンの始まりのころを教えてくれる遺跡、ロンドンウォールです。

そして!

動画でご紹介するせりふは、
ジュリアス・シーザーの、あの!!せりふです。

シェイクスピアが、あの!せりふをどんな意図で書いたのか、シェイクスピアに代わってご紹介します。

ぜひブログでご覧ください。
https://elicamiwa.com/blog/?p=4575

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Why Theatre?

親:イギリスの学校でも、日本経由の乗り物できた学生たちを2週間隔離するという動きが出てきました。

子:ダイアモンド・プリンセスで発熱した厚生省のかたは、乗船が2月11日、発熱が2月14日。
 潜伏期間は2週間から3週間とのことだから、
 このかたはクルーズ船で感染したのではなく、
 2月1日前後に、霞ヶ関へ出勤する生活のどこかで
 罹患した状態で
 そうと知らずにクルーズ船に検査乗船したってことだよね。

親:皆さん本当に気をつけてくださいね。

子:そういえば、コロナウィルスで外に出られないから、中国ではオンライン授業を活用し始めたみたいだね。

親:いいことだ。そもそも、授業の大半は、
 オンラインでいい。
 自宅でも海外でも、どこにいても、受講できるし。

子:リアルタイムで受講するのか、
 後から録画受講ででもいいのか、
 とか、問題はいろいろあるんじゃない?

親:そんなのは些細なこと。
 あとでいくらでも話し合える。
 ほとんどの授業はオンラインで、できる
 というのは、納得する?

子:する。
 家で誰もいないところで教科書とだけ
 向き合って自習するわけじゃなくて、
 目の前のテレビに先生がいて、
 一緒に読んでみましょう、
 と国語をやったり、発音を教えたり、
 数学も、社会も。
 知識系はまずオンライン授業に
 問題はないよね。
 でも、質問とかあるときは?

親:いまはネットも発達しているから、
 質問はTwitterでいますぐ、
 とかも出来るじゃない。
 で、課題や試験はしっかりやる。

子:たしかに。学校に行かなくていいのなら、
 嫌いな人や苦手な人と会わなくて済むね。

親:先生たちの負担も減る。
 家庭を持っていてもできる。
 赤ちゃんを抱えながらでもオンライン授業をできる。

子:生徒も、どこにいても受講できるなら、
 僻地でも都会でも、海外にいても、
 良い授業を選んで受けられるね。

親:良いことづくし。

子:でもちょっと待って!
 学校の良いところは、みんなで一緒に勉強できる、
 社会性も学べる、ってことだよね。

親:でもでもちょっと待って!!
 まさにその「みんなで一緒に」が
 日本の負の画一性を生み出して、
 結果として経済を停滞させてしまってきたのでは?

 まさにその「みんなで一緒に」のために、
 いじめが発生して、
 社会性を学ぶどころか、
 社会不適合者の烙印を子供たちに
 押し捲る場所になっているのでは?

子:たしかにそうかもしれないけど・・・。
 じゃあ、筆記でできる授業はオンラインで学ぶとして、
 社会性はどこで学べばいいのでしょう?

親:ちゃかちゃーん!
 演劇です。
 筆記以外のあらゆることを演劇では、学べます。
 はっきり言って、筆記系の授業でさえ、
 演劇で学べるのですが、
 ここでは、社会教育という論点に絞って考えましょう。

 質問。社会性とはなんですか?

子:人を思いやる心かな。共感。

親:そう!思いやりと共感こそ、
 コミュニケーションの第一歩。
 思いやりの心、それが、社会性の本質。

子:そうだね、お互いがそれを守って
 いるところに平和が生まれる。

親:でね、思いやりと共感と
 コミュニケーションを学ぶには、
 演劇こそ、最適なのです。えへん。

子:それは、実際に自分たちでお芝居を上演するっていうこと?

親:そうとは限らないの。いろんなやり方があってね。
 でも、シェイクスピアやグリム童話でもいいんだけど、
 実際に台本があって、せりふがあって、相手役がいて、
 悪いやつといいやつがいて、選択によって運命がわかれそうだ、というRPGみたいなことを、身をもって演じるのが、大事。

子:なるほど。RPGゲームそのものがすでにバーチャルだけど、バーチャルをリアルにやるわけか。

親:そう。それはオンラインでは
 絶対にできない。
 自分がそこにいて、
 目の前に生身の肉体の相手がいて、
 という状態が絶対に必要。
 つまり演劇だけは、絶対に
 オンラインではできないことである、
 とわたしは信じています。

子:えっ!!
 三輪えり花さんて人は、
 オンラインの演劇塾、
 やってますよね。

親:だね。

子:三輪えり花はなんでオンラインの演劇塾なんてやってるの?それって演劇なの?そもそもオンラインで可能なの?

親:それについては深い負理由があるらしいのだ。

子:じゃ、次回、聞いてみましょう。


おまけ:ブログでロンドン塔のことを書きました。

Youtubeの動画では、塔の成り立ちをお話しし、シェイクスピアのせりふを紹介します。

ブログでは、その動画と合わせて、シェイクスピアの時代に塔がどのように使われていたかを書いているので、ぜひブログでご覧ください。

ブログリンク
https://elicamiwa.com/blog/?p=4570

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London 2019-14: As You Like It

ロンドン日記第14弾は、ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーで観た As You Like It 『お気に召すまま』について。

ロイヤル・シェイクスピア劇場は、エイヴォン川のほとりに立つ素晴らしい劇場です。動画でも紹介しているので、ぜひご覧ください。

わたしが在外研修で住んでいたころの劇場は、まだ古い建物で、どっしりした木造の感じが歴史を感じさせて、とても好きだったの。

そのころは、小劇場 Other Place の改装が終わったばかりで、その柿落とし公演の練習をしていたっけ。

で、メインハウスは2010年の改装ですっかり近代的になり、仕掛けがすごくてきんきらしている印象です。

現在は、メインハウスに 
ロイヤル・シェイクスピア・シアター
The Royal Shakespeare Theatre、

スワン・シアター
The Swan

の、大小二つの劇場があり、少し足を伸ばしたところに

アザープレイス
The Other Place

という小劇場があります。

子供向けのイベントも豊富!

劇場ごとに出し物の特性があります。

大劇場 The RST では、王道のシェイクスピア。

中劇場 The Swan では、シェイクスピアと同時代の作品や、ときにはチェーホフやミュージカルも。

小劇場 The Other Place では、客席200という素晴らしい空間で、実験的な、本当にロイヤル・シェイクスピア・カンパニーがやりたいのはこっちなんじゃないか、と思える作品を。

今回は、姉が初めてのリアル・シェイクスピアということもあり、わたしも『シェイクスピアの演技術』出版記念のプロモーションだったため、王道の大劇場で『お気に召すまま』を。

『お気に召すまま』

シェイクスピアは、自分のいた劇団のメンバーで当て書きしていました。当時は、女性は舞台に上がってはいけなかったので、演じるのは全員男性だけ。女性のキャラクターは、声変わりする前の少年が演じていたのです。

それが人気のもとでもあったのか、シェイクスピアの若い女性キャラは、本当に面白い!

本当に面白いくせに、人数が少ない。

シェイクスピアの作品は大人数が出演するのですが、実際は、15人いれば、持ち回りで物語を進めることができました。そのうち、女性は、若いのが二人、老婆が一人。だけ。

なので、性別をリアル性別のまま上演しようとするとどうしても偏ってしまうんですね。

現代は、性別の境目というのは本来曖昧なのだ、ということがだんだん表に現れるようになってきました。

シェイクスピアだって、それをわかっていたから、女性っぽい男性キャラや男っぽい女性キャラを描いたのかもしれません。

しかもおもしろいことに、男と女の枠組みハマってしまっているキャラクターはがんじがらめになっていて、不幸なんですよ。性別を超えたようなキャラクターは実に生き生きしているんですね。

どうやら今回、ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーはそこに目をつけたようで、男として描かれたキャラクターを女性が女性として演じることにしたり、目が見えない人や口がきけない人(イギリスには、その人たちが活躍できる専門の劇団もあるのです)が出演したりしていました。

ストーリーまで話すと長くなるので、ぜひ映画を見るなり、台本を読んでみてね、なのですが、

例えば、貴族の一人ジェイキスという男を、女性が、女性として演じたり。

また別の例では、片思いで泣きぬれている羊飼いの少年シルヴィアスを、女性が、シルヴィアという名前に変えて女性として演じたり。
で、原作ではシルヴィアスは女の子フィービーに片想いしているわけで、となるとこのシルヴィアちゃんは、女の子フィービーに恋をしているのね。
で、原作では、最後はこの二人もハッピーエンド、つまり結婚するのです。そう、今回は、女性同士の結婚が成立することに。

さらに別の例では、山羊飼いのオードリーって女の子がいるのだけれど、そのキャラクターは口の聞けない俳優が演じていました。
原作ではオードリーに惚れ込んでずーっと跡をついて回っている男の子がいるのね、それでその男の子がオードリーの手話通訳をするの。
誰かがオードリーに話しかける、男の子がオードリーに手話で伝える、オードリーが手話で答える、男の子がシェイクスピアがオードリーのせりふとして書いたせりふを英語で言う、相手は理解する。
・・・という流れで芝居が進むわけで、この間に通訳を挟むことがそもそもコメディの場面として成立してしまうのが、おおさすがよく読み込んでいる!と感激でした。

シェイクスピアが現代に生きていて、ジェンダーフリーやハンディキャップの人たちにも、生きる権利と全てに参加する権利があるはず、という考え方に触れれば、きっとこのような設定を考えたに違いない、とロイヤル・シェイクスピア劇団の制作チームは考えたに違いない。

そのために、なんと、人称代名詞が変っちゃうわけですよ!!!!

『お気に召すまま』の名台詞の中に、

All the world is a stage, 
And all men and women merely players, 
They have their exits and entrances,
And one man in his time plays many parts.

というのがあるのだがこの4行目の
one man in his time
を、なんとなんと
One person in its time  
と言い換えてしまった!!!!

こりゃすごいことなんですよ。

清少納言の「春はあけぼの」を、
「春もあけぼの」とか
「春は夜明け」と言い換えるのと同じくらい変。

やっちゃいけないことのひとつ。

なのに、やってしまった。

そういえば、シェイクスピアの悲劇『マクベス』のせりふに
やってしまって、それでことが済むものなら、早くやってしまったほうがいい(福田恒存訳)
というのがありますが、

まさに、やっちまったよ、RSC。です。

よろしいですか、天下のRSCが、
シェイクスピアの原文を、
ジェンダーフリーにするために、
変えてしまったのです。

きっとものすごい抵抗があったと思います。

でも、必要だと思ったから、変えた。

好きか嫌いかはともかくとして、その勇気と決意と信念こそが、とてもシェイクスピアらしいと思いました。

実際、これだけジェンダーフリーになってくると、性別のある言語の古典文学はどうなるんだってことになりますね。

わたしは、肉体的性別上で人称代名詞も分ける、というだけでいいと思っているのですが、肉体と心がかけ離れている苦しみをしりもしないで、ときっと叱られるでしょう。

でも、古典文学の人称代名詞や、フランス語のように物自体に性別がついてしまっている言語では、もっと軽い気持ちで言語を使うことでいいじゃん、などと考えを巡らせました。

これは、日本の放送禁止用語にも関わってきて、たとえば英語の blind を「目の不自由な人」と訳すとどうにもキャラクターがそれを言う気持ちも表せないし、ゴロもよくないしで、どうして元々の blind に当てることのできる日本語を、使っちゃいけないことにするのか、さっぱりわかりません。そこに差別意識があるのは、単語にではなく、それを使う人の気持ちにあるのであって、単語には罪はない。

など、いろいろ考えさせられた『お気に召すまま』でした。

うしろの人形もちょっとわけがわからない。わたしは突拍子もないものは好きなんだけど、なぜか納得できないのだ。

ちなみに、大劇場での演出・上演・演技は、わたしにはアメリカ人観光客向けのものに感じられました。

イアン・マッケラン、ジュディ・デンチ、ケネス・ブラナーのいた黄金期の演技力が、ストラトフォードの俳優には足りない。

ロンドンのナショナルシアターで観た『トップガールズ」、ピンター劇場で観た『背信』ともに演技力は素晴らしかった。
あと、日記としてはまだ後で書くけれども、今回の旅の最後に観たグローブ座の俳優たちの力量もものすごかった。

だから、イギリスの俳優の演技力が落ちたわけではない。

だから、ほんとうに正直に言って、RSCの『お気に召すまま』と、それから2016年に観た『ハムレット』では、え?この演技力でいいの?とかなりかなり深くがっかりしています。Stratford Upon Avonに引っ込んだRSCには良い俳優が集まりにくくなっているのではないか。

もしかしたら、中劇場や小劇場で、観光客向けではない作品に出演している俳優と演出の方がレベルが高いかもしれない。つぎはそれを調べに観にこなくてはね。

というわけで、演出の方向性と信念は素晴らしいと思ったけれど、それを表現する演出と演技力がついてこなかったな、いわゆるアイディア倒れという、残念なことになってしまいました。

ほんと、辛口でごめんなさい。
だって、もっといいはずだと知っているから。

RST, Swan Theatre
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英語は案外、役に立つ

子:ドラマ翻訳が英語の役に立つよ、という話が続いてきたけど、親ちゃんは去年の5月にロンドンに行っていたんでしょ?

親:『シェイクスピアの演技術』という本を出したのでね。
 そのプロモーションのために、映像を撮ったり、出版記念公演でお客様にプレゼントするギフトを探したり、それから改めてシェイクスピアさんにお礼詣りに。

子:その話、聞きたい。

親:そうね。いやじつは、去年の今頃、ちょうどエジプトに行っていて、そのエジプト記をまずは書き終えてしまわねば、と。

子:入エジプト紀、というシリーズね。

親:読んでみたい方は、こちら→

【入エジプト記 目次】

子:1年近くかかってやっと終わったわけね。

親:言い訳させてもらうと、エジプトから帰ったら、すぐに『シェイクスピアの演技術』の最後の校正が何回か来て、
 そのうちに4月になって、
 英国行きが5月で、
 6月には出版記念公演の準備で、お客様にお声がけしたり、演目の稽古したり、苦手な歌に涙したり、で、
 7月に出版記念公演を無事に終えたら、
 8月は『シェイクスピアの演技術』出版記念講座、
 その名も「シェイクスピアの演技術」という講座をサブスクリプション型で始めたり、
ライブインタラクションコーチの養成講座もスタートしたり、
 9月になったら、もう12月1日のはじめてのうたかい のために、必死必死の涙歌訓練。
 その合間にエジプトブログはとにかくアップしよう、と頑張りました。

子:そりゃそりゃお疲れ様でしたね。手を広げすぎなんだよ、だいたい。

親:人生短いからできることはしよう、と。大きく華々しく成功、というよりも、身近な人に喜んでもらいたい。まず周りの人に、その人が知りたいと思うことを伝えたい。そんな感じ。

子:ま、じゃあ、そろそろイギリス記をお願いしますよ。

親:明日あたりから、どさっと書くぞ。

子:期待してまっす。イギリスで楽しく暮らせるのも、英語ができるからだよね。いいなあ。

親:そうそう。わたしの英語力はドラマ、つまり演劇を使う方法で培いましたからね。

子:だから、ただ喋れるだけじゃなくて、相手と分け隔てなくコミュニケーションが取れるんだよね。

親:ドラマ翻訳のコツをいよいよ1月21日から無料で公開しますよ。

子:(観客へ振り返り)観てみたい方は、こちらで視聴登録をしてくださいね!

子:じつはこっそり観たけど、すっごく面白かった。

【遊び心Today】
イギリス、と聞いて思い浮かんだ言葉を三つ、上げてみて、それについて調べてみよう。

*ドラマ翻訳の無料オンラインレッスンご視聴登録は今すぐ!(視聴期間が限られています)