乗馬 Day 53: ファーストキス

2023年5月30日 晴れ。昨日までのかなりの雨で馬場はかなりぬかるんでいるだろうと、ゴム長靴で乗馬。体調不良と雨とで2週間お休みしたので、3週間ぶり。洗蹄場のダンツ君は私を憶えているようで嬉しい。

お昼を食べた後の晴れの午後はいつもお眠なダンツ君。馬場に出てもあまり歩きたくない様子。それでもなんとなく私のスタートに付き合ってくれて、てくてくとぬかるみを避けて右回り。それから右手前で方向を変えて左回り。方向指示は坐骨で。私自身、右回りの指示は出しやすいけれど、左回りの坐骨指示が不器用だと感じた。

ついで軽速歩。今日はなんだかとってもうまくできた気がする。ゴム長靴だったせいか、安澤先生が拍車をつけてくださった。投げ上げられて降りてくる時にお腹を抱え込む、そのとき拍車(踵)がちゃんとお腹に触ることで、まだ進むよ、と指示代わりになるように。ダンツ君は、1周すると門の前で止まってしまうので、まずそこを止まらずに先へ進められるように、何周も練習。それでも、乗っているときはとってもいい感じでリズムを掴めてきたように思います。ちなみに、もう一頭、自馬会員さんが入ってこられて速歩をなさっていたのですが、それを見たダンツ君も「あ、俺も速歩やろう」と勝手に速歩を始めてくれました。気ままだな〜。

ついで正反動。今日はぬかるんでいるので駈歩はどうかな。軽速歩のときもかなりつまづき気味。つまづくというより、ぬかるみに足が深く入って前屈みになってしまうのね。だから4歩がたとえば四分音符のまま進むわけではなく、八分音符やシャッフルが入ったりするのですが、まだまだそれに着いていくには伸び代がある。正反動は、はじめのうち、お、結構できるようになったかも!と思ったのですが、やればやるほどうまくいかなくなる。なぜかというと、ダンツ君の調子が上がってきて、スピードが速くなったから。速いスピードの投げ上げにうまく股関節と骨盤がついていかない。硬いわけじゃないらしいのですが、単純に筋肉や運動神経の鈍さゆえ、ついていけない感じです。なので、まだまだ右手で鞍ホルダーを持り、後傾をがんばる。後傾をがんばると、右脚で馬のお腹に拍車を当てることが全くできない。拍車を当てようとおもうと前屈みになる。また、後継しようと思っても投げ上げられ度が高いので、つい怖くて手綱を引き絞ってしまう。ダンツ君、ごめんなー。

でも駈歩に入るよりも、正反動をたっぷり練習したかったので、今日はこれで満足です。ゆっくりクールダウンで1周。

洗蹄場で、お水にポカリスェットを混ぜてあげて、濡れタオルで汗を拭く。ダンツ君、ようやく私に慣れてきたようで、ちょっと嬉しそうなのがわかって私も嬉しい。そして恒例のセルフィータイム。ダンツ君はやっと顔をたっぷり触らせてくれるようになり(いやだと首を高くあげてこちらを見下ろすのだ)、なんとキスまでさせてくれました!最高の進歩。


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