はじめての完璧な通し稽古

8月24日に、目白(東京)にあるシアター風姿花伝にて、フランスの劇作家ジャン・ジロドゥが1935年に書いたコメディ『トロイ戦争は起こらない』が上演され、三輪えり花、エキュブ(通称ヘカベ)として出演します。

主催である人間劇場は、できるだけ人間のボディ(身体も声も含め)でさまざまな表現を追求しているところらしく、三輪えり花も珍しく身体表現にてアンサンブル行動もあり、エキュブとアンサンブルとで、フル稼働、2時間40分、ほぼずっと舞台上にいる(出演者ほぼ全員)演出です。

ジロドゥの言葉の洪水というよりも、人間のボディが、言葉にどう反応していくかを追求する作品とも言えるかと思います。その意味では、なかなか興味深い企画ですので、ちょっと変わった舞台を観てみたいかたに特におすすめです。

昨今の事情も鑑み、5月から始めたワークショップ的リハーサルを経て、8月19日(金)、初めて全員無事に揃っての通し稽古を、しかも衣装付きで行うことができました。衣装もヘアメイクも完成形ではありませんが、こんな感じです。みんなとても素敵なの。

演劇フュージョンとも、人間効果音つきとも言えるこの舞台、楽しい場面もたくさん生まれてきて、笑いの中で悲劇に向かうジロドゥらしさも出てきました。ご期待ください。

ご予約の際は、関係者「三輪えり花」でお願いいたします。

【トロイ戦争ってなに?】
トロイ戦争、名前は聞いたことがあるかもしれませんが、トロイってどこにあるの?
を解説しています。
三輪えり花が実際にトロイに行ったときのお写真も掲載しました。
地理から見えるなるほど視点で、面白い記事になってます。

https://lit.iki-world.com/trojan-war/


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