乗馬 Day25 :日の出乗馬クラブLesson 6

日の出乗馬クラブと天気の相性がなかなかに噛み合わない。
先週はひたすら雨っぽかったから行かないことにしたら、全く降らなかったり。
その前の週は、行く時は晴れていたのに、着いたら本降りだったり。
今日は、行くときは晴れていて、途中で雨雲をチェックしても大丈夫だったのに、あと15分で着くよ、というあたりで急激に雨雲変化してやんややんやと降り出した。

しかしなんとか何とか小雨の中、小高先生の指導で、Brown Sugarに乗りました。

Brown Sugar は英語で綴るとダークサイドに引っかかりそうです。The Rolling Stones に同名のヒット曲がありますね。


今まで乗ったサラブレッドの中でも1番小柄です。
鞍をつけていないと結構痩せていて、腰骨などクッキリで、大丈夫?って印象です。
瞳やお顔が優しくて穏やかな牝馬ね。
ここの馬さん達は本当に穏やかです。
小高先生によると、Brown Sugarも連れてこられた時はかなり尖ってキーキーしていたのですって。
ここにいる間にとても穏やかになりました。

今日使った鞍は、総合鞍。これまでの馬場鞍とはずいぶん感じが違いました。

乗馬ポイント:鞍には種類がある

馬場鞍:馬場馬術(ドレサージュ)用。西洋貴族の乗馬用正装で優雅に乗るためのもの。

障害鞍:障害競技(ジャンプ)用。騎手が身体を前傾させるのにも適している。

総合鞍:総合馬術用。クロスカントリーも含めた、さまざまな乗り方にバランスよく適している。

競馬鞍:早く走ることを目的とした競馬用。騎手がお尻をつけることがほとんどなく、腰を浮かせて体重をかけないようにすることが目的。

などがあります。

それぞれの目的に沿って、まず馬に合わせて、馬の背中に当たる部分を第一に作り、次に乗り手に合わせてお尻が乗る部分を作っていくようですよ。
サンヨーに通っていた頃、鞍の違いは所有者の癖の違いかと思っていました。

今日は、「総合鞍ですよ、馬場鞍とかなり違いますでしょ」と言われて、なるほど、膝当てが割と前のほうにあって、鐙の長さをかなり短くしないと膝が当たりません。

日本の梅雨に入り、2週間続けて出来なかったので、3週間ぶりのレッスンです。2月にサンヨーの冬休みとコロナ休みとで2週間乗れなかった時以来、きちんと毎週乗ってきました。2回乗れなかったと言うことは、3週目に当たるわけで、実際には3週間乗っていないことになります。不安しかない。
初心者用のYouTubeレッスンを思い出し、典子先生に言われた、尾てい骨のある1点だけで乗ることを思い出し、並足をひたすら練習。

乗馬ポイント:馬場での練習では

英語では、馬場での練習を、Riding in the arena (アリーナでの練習)と言います。

できるだけ円周のラッチに沿って歩くこと。

止める、進める、で様子をみる。
ブラウンシュガーは、止まる指示、進める指示はすごく素直に聞いてくれました。

乗馬ポイント:馬に乗る時には

ブラウンシュガーは、この16時のレッスンが、今日初めて馬場に出たことになります。

「今日はどれくらい動いたのか、どれくらい人を乗せたのか、その前に乗った人はどんな人だったのか、今日の気分は、などなどで、同じ馬でもずいぶん違います。だから、まずは並足と、スタート、ストップを試してみながら、今日の調子を確認するのです」

乗馬ポイント:動きを速くするには

雨の夕方、これが初仕事のブラウンシュガーは、スタートのいうことを聞くも、のら〜りくら〜り。
田園調のぽっかぽっか歩きです。

そのペースをアップするために・・・

ふくらはぎで触る。
→ ダメなら踵で脹脛を当てたまま、踵で触る。
  踵は、外側からお腹の内側方向へ。

→ そこでじんわり当てたら、次にそれを、さっと離す。

この、「サッと離す」タイミングで、馬は、「!」となるらしい。

なるほど、たしかにこれで多少ぺースが上がる。

「でも、何度も同じことを続けていると慣れてしまいますからね」

ですよね・・・

乗馬ポイント:速歩にするには

並足は四拍子。
それを二拍子に感じていくと、速足になるそうなのだ。

が、考えているだけでは全然だめだ。
小高先生のおっしゃるには、Brown Sugarは充分常歩の1番早いペースまで上がってきている。
なのにどうしてもその後速歩になってくれない。

ついに7歩だけ速歩になったが、もうその後は一切ダメだった。

速歩になったときに私の体重が前に行ってしまったのかな?
そのせいで彼女の背中に不必要なプレッシャーがかかって、速くするのをやめてしまったのかもしれない。

乗馬ポイント:手綱とハミの関係

本当は、(そして、ここが日の出の教え方の良いところなのだが)鞭も拍車も脚さえも要らない。騎手の頭のバランスが馬の背中のどこに行くか、だけ。

・・・私も早くそこまでになりたいな。

で、手綱は、その上で、馬をどう動かしたいかを微妙に伝えるため。
手綱を緩すぎてもダメ、きつすぎてもダメ。

ただし、短めに持ちつつも「ハミを送ってあげる」。

うむ、その「感じ」はちょっと掴めたような気がする。

馬は歩くとき、前に進むのに、いちいち首がリズムに乗って前に行く、その時に馬が首を前に送りやすいにしてあげるといいのでは、と。

4時からレッスンの予定で、4時5分には雨が上がると雨雲レーダーは言っていたのだが、実際4時になってみると、雨雲レーダーは今度は一切上がらず、ただひたすら雨のマーク。でも小高先生がBrown Sugarを用意してくれて、おかげで乗ることができたし、ひたすら常歩だったけど、かなりたっぷり乗せて頂きました。ありがとうございます。

【Live Interaction】
馬も人も、その日の調子ってものがある。「いつもの」を思い込みすぎないこと。


Comments

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA