乗馬 Day 7 日の出乗馬倶楽部

2021年12月21日 日の出乗馬倶楽部 の体験レッスンに行ってきました。東京サマーランドのすぐそばです。

朝一番の9時半に到着すると広い馬場があり、騎乗姿をチェックできる大きな鏡もピカピカに磨かれて設置されています。

でも、どこが入口かわからな〜い。

馬場の向こうの厩舎に人がいてこっちを見てはいるものの、一向に意に介さない風でしたので、私はしばらくウロウロして、あっちこっちへ行き、やっとクラブハウスの入り口を見つけました。

ちょうどそこへ小高さん(経営者でインストラクター)がいらして、「寒さのため馬場が凍っているので、馬が出せない。小一時間ほど様子を見るのに待っていてもらってもいいか」とのこと。幸い私は自家用車で移動しているので、じゃあ車にいます、と告げて赤いCOPENの中で寝て待つ。

10時半も回った頃、小高さんがやってきて、馬場は大丈夫そうです、とのことなので、クラブハウスへ戻り、着替えるも、

そこでどうしていいかわからない!

スタッフの数が少なすぎて、ただ放っておかれるのみ。
仕方がないので、今日乗るのはおそらくこの馬であろうと思われるお馬の首をなでたりする。
馬場では小高さんがお一人、レッスン中。

11時ごろになって小高さんがまたやってきて、わたしが乗るであろうお馬に鞍をかけ始める。
これを馬装というんです。
鞍を留めるために、ブラジャーのように、お腹の前で留める帯を締めます。
これを腹帯という。

で、このお馬さん、ゴン(いや、なにかめちゃくちゃかっこいい名前がついていた。アルテシアだったっけな)は、腹帯を閉められるのがめちゃくちゃ嫌いで、この、超ベテランの小高先生にも噛み付くわ引っ張るわ、で大変そうであった。

小高先生「ゴンは腹帯を閉められる時が嫌いで。締めてしまえばなんともないのですが」

そして馬場まで私が引き綱を引いていく。なるほど、本来はこの時点で「君に乗るのは私だよ」と宣言していることになるのだろう。

で、思うにこれは、どっちが支配者かを示すためではなく、一緒にやろうというパートナーシップを組むことを示すためなのであろう。

というのは、いざ私が騎乗すると小高先生は、鞭も踵も反対派。
ふくらはぎを締めていくことで進めの合図を出し、
「待っていれtばそのうちに動き出します」
です。

馬の気持ちを尊重して、馬に乗せていただくという謙虚な気持ちで。

・・・このあたりは私の他者との接し方と同じ考え方ですから、むしろ、「そうだよね、馬も人間と同じ!」と納得です。

馬鹿にされてもいけないし、でも、無理やり力づくでもいけない。パートナーシップを結ぶことを考える。なんだ、おお、馬乗りもまた、ライブインタラクション!

凍った馬場がお昼近くになって弛み始めた頃、ゴンがつまづき、私は放り出されそうになりました! 本能的に立髪と首に体重を預ける形で馬と一体化し、セーフ。硬い馬場の中で緩んだところに足を突っ込んだ感じでした。そのあと、ちゃんとふつうに歩けているなら、本人(お馬さん)も怖がっていないので、大丈夫です、とのこと。

でも、柔道の受け身を習っておいた方がいいかな。

今日は、ひたすら並足で、乗ることに慣れようとした1日でした。

終わって「お代金はクラブハウスで、で良いですか?」とこっちが聞かなくてはならない。

で、クラブハウスにも人がおらず、
もうどうしていいかわからない。

クラブハウスにはよく吠えるボーダーコリーがいて、わんわん言う。ちなみに私はクラブハウスには入れず、外のテーブルに案内されている。

もうどうしていいかわからない。

ものすごくしばらくして、さっき私の前の方を教えていた年配の女性がクラブハウスに戻ってきたので、ノックして恐る恐る入る。

めちゃくちゃ口の悪い方で、馬場にいる様子でも馬を罵倒して動かす方で「ひえ〜〜〜」と思っていたのだが、今もクラブハウスでボーダーコリーを罵倒している。

でもボーダーコリーはヘイチャラでキャンキャン遊んでいる。

あ〜なるほど、言葉を文字にすると罵倒な感じだが、動物たちには愛情として伝わっているんだな、と。

なるほど。つまり、これ、外国人が聞いたら罵倒とは受け取らないわけだ、愛情のあるカジュアルな会話と受け取る系。
うーむ、とても勉強になるぞ。(演出家・俳優として)

と言うわけで、そのかたにお代金をなんとか払わせていただいて、今日はその場を後にしたのでした。気持ち的には、ここで続けたいな、と思っているのです。

サンヨーガーデンでチケットで続ける間はここに来ないで集中した方がいいですか?と尋ねると、サンヨーさんに行っている間もきていいですよ、とのことで。ありがとうございました。お写真をとっていただきました。昔はカメラ系だった社長です。私が自撮りしたのはこんな感じ。

で、小高さんが撮ってくださると流石のこんな感じ。

乗馬大好き。


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